シーズン2も残り3話。
あぁ~、見終わるのがもったいない
#6 命懸けの信頼 Leap of Faith あらすじ
コンスタンティノープルへの道中、いくつかの恋が芽生える。しかし目の前には大滝が!ハーラルは大きな決断を下す。
フレイディスはハレカの包囲網から逃げたものの、息子を取り戻すために戦う。
暗殺者を見つけることに必死のエマ王妃。
相関図
まとめ
オラフ
ルーシ、ノヴゴロドに到着したオラフは叔父のヤロスラフ賢公からハーラルが、氷が溶けていないにも関わらず、既にコンスタンティノープルへ向けて出発したと聞き、「にわかに信じられない」と驚く。
南の交易路が遮断されバルト海はますます重要になってる。ヨムスヴァイキングを抑え込みたいと言うヤロスラフに、「ヨムスヴァイキングを一掃する」と約束するオラフ。
コンスタンティノープルへの道
危険な滝越え
ドニエプル川を移動中のハーラルたち。
奴隷商人を始末し、自由を得たブリクトア、カドリン、ドーンに笑顔が戻った。
ケイサンとカドリンは良い関係に。
しかし川の先には大滝が待ち受けており、その先にはペチェネグ族の野営が。
ハーラルは、「滝の突破はかなり危険だが越えるしかない。近くにペチェネグもいる。見つかれば襲撃される。すぐに出発するべきだ」と言うが、ケイサンとカドリンは命が惜しいと同行を拒否。ブリクトアとドーンも、「この地に残る」と言い、バトゥとエレーナまでも、「危険過ぎる」と言い出す。
ハーラルは、「ひとりでも行く」と言うが、「漕ぎ手は6人必要だ。それに滝を越えるなら、50スキップポンド軽くしなければならない。毛皮を置いていくしかない」とレイフ。
しかしハーラルは、「毛皮を手放したら行く理由がなくなる」と拒否する。
マリアムとレイフ
病状が良くなく、痛みに苦しむマリアムは、「覚悟はできてる。心配は要らない」と言うマリアムをたまらず抱き寄せキスする。マリアムもそれに応え、ふたりはひとつになる。
レイフは、「死にたくない」と言うマリアムを抱きしめる
マリアムから、船の重量を50スキップポンド減らすべきと言った科学的根拠について聞かれたレイフは、「心の科学だ」と説明する。レイフは、ハーラルが皆に犠牲を求めていることに気づいていない。全員がリスクを負うべきで、ハーラルは毛皮を捨てるべきなんだと言う。
ハーラルとエレーナ
悩むハーラルを見つけたエレーナ。
ハーラルは、「キミはオレの気持ちをわかってくれると思ったよ、父親の遺志を継ぐためにも反対するとは思わなかった」と言うが、エレーナは、「反対はしてない。他の人たちの気持ちを理解できると言ったの。彼らは襲撃される怖さを知らない」と言う。エレーナはハーレルにコインペンダントを見せると、この旅が、和平の代償を払うためのものだと告白する。
ハーラルは、「キミはとても強い女性だ。お父さんの遺志を果たせる」と敬意を伝える。
覚悟
ハーラルは皆に、「命の保証はできない。滝の突破は未知の挑戦だ。だが最善の努力はする」と言うと、毛皮を船から捨て始める。それを見て、皆は覚悟を決める。
すべての毛皮を捨て、マストも外した船でハーラルたちは滝越えに向かう・・・
ヨムスボルグ
逃げたフレイディス
ハレカの包囲網から逃げたフレイディスは森の奥、先祖の墓で倒れているところを狩りをしていたフレフナに発見される。
その頃ハレカの部隊は難民たちがフレイディスを匿っているのでは考え、家を壊し、フレイディス探しに躍起だった。そこへ、「フレイディスの居場所を知ってる」とフレフナ。
ハレカはフレフナの案内で先祖の墓周辺でフレイディスの衣服と、オオカミの跡を見つける。
助けた難民
フレイディスを自宅に運んだフレフナ。フレフナの母バルゲルダは熱にうなされ、「息子を取り戻さないと」と言うフレイディスに手当をする。フレイディスは産褥熱で危険な状態だったのだ。
意識が戻ったフレイディスにバルゲルダは、「身体に残っていた胎盤を取り出す処置をした。回復する。だけどもう出産はできない」と言う。
裁判
広場では磔にされ晒し者にされたヨルンドルの裁判が始まった。
ハレカはヨルンドルをフレイディス殺しの犯人に仕立て上げ、「悪人は追放すべきだ」と民に言う。
グドリッドは判決を下す長老に駆け寄り慈悲を頼むが、判決は有罪。手とネックレスで償わせ、追放と決まる。
ヨルンドルはハレカによって右手を斬り落とされ、ボートに乗せられた。
ヨルンドルを沖へと運んだコルルは、「なぜフレイディスを殺した?」と問うが、「オレは彼女を救おうとしたんだ。オレと彼女を恐れ、始末したがったのはハレカだ。権力を守るためなら誰でも殺す」と。
ヨルンドルは沖に捨てられた。
ハレカとの対決
フレイディスは息子ハーラルを取り戻すためにヨムスボルグに戻り、ハレカと戦う決意をする。
ハレカにウプサラの剣を奪われたフレイディスのためにフレフナは自分の剣を渡す。
ヨムスボルグの町に、「ハレカ!ハレカ!」と叫ぶ声が響いた。
「フレイディスの声では?」「死んだんじゃないのか?」とざわめく民たちにハレカは、「イタズラだ」と言うが、民たちは門を開けることに。
姿を現したフレイディスにハレカは、「生きていたのか、心配していた」と言うが、「白々しい。私の息子を返しなさい!」とフレイディス。
だがハレカは、「それはできない」と言う。
フレイディスは、「神々の元で真実を詳らかにしよう」と剣を構え、ハレカは受けて立つことに。
だが体力が回復していないフレイディスは何度も倒れ、それでも、「私は息子を諦めない」と立ち上がるが、とうとうハレカはフレイディスにとどめを刺そうとする
その時、「止めて」と言う声と投石が!
投げたのはグドリッドだった。
次の瞬間、民衆からは、「ハレカは邪悪だ。裏切り者だ」と声があがり、投石がはじまる。
そしてハレカにどめを刺したのはグドリッドだった。
フレイディスはウプサラの剣と息子を取り戻すと、剣を掲げる。
町に迫害、虐殺された難民たちが戻ってきたー。
ロンドン
サセックスで
騎士アグナルと護衛隊を連れ、”ベアー”と呼ばれる男を探しにサセックスに来たエマ王妃。
有力な情報がない中、酒場の女店主にたどり着く。
その女性は幼い頃のゴドウィンを知っており、父親が国王を裏切ったことで邸宅、爵位、財産すべてを失った。ベアーはゴドウィンの後見人で、ジョン・フレッチャーだと言うと、「カレのためなら何でもする男」と言う。
アグナルとエマはジョンの家を訪ねるが、ジョンは死んでおり、首にはゴドウィン家の形見の指輪が下げられていた。
帰還したクヌート王とエマ王妃
クヌート王が帰還した。心からよろこぶエマ。
ふたりの時間を過ごしたエマは、「ゴドウィンは我々に恩を売るために私の暗殺未遂を仕組んだ」と言うが、クヌートは、「ゴドウィンがそこまでやるとは思えないし、ベアーとの繋がりだけでは罪に問えない」と言う。
クヌート王の提案
翌朝クヌート王はゴドウィンに、暗殺者から王妃の命を救った礼を述べると、「婚約者を失い傷ついた心は愛が癒やすだろう。キミを我が一族に迎える。ギーザ王女と結婚しろ」と言い出す。
思わぬ展開に動揺するギーザをエマ王妃は心配するが、「このうえなく幸せです」とギーザ。
ギーザは、「エルフウィンの半分でも愛されれば私は幸運です。私ならエルフウィンが出来なかったことをしてあげられる。カレは王となる息子を望んでる。王家の私なら産んであげられる」と言う。
エマ王妃は、それこそがゴドウィンの望みだったと知り、愕然とする
感想
IMDb7.6?マジで?
絶対ウソやし~、めっちゃ面白い。私の中では、9.2はあるよ
ハーラルがレイフやエレーナの影響を受けて成長して行くところも素晴らしいし、あんなボロ船(失礼)で滝突破なんて・・・ワクワクしかない。
滝を突破するところで6話が終わったけど、先が気になる~。
フレイディスのエピソードは思ってる以上にすんなりと解決してしまった。
ヨルンドルを誰か見つけてやってぇ!
そしてゴドウィンほど怖い男はいないわ~。
まさしく、クヌート王が提案したデンマーク、イングランド王クヌートの娘ギーダを嫁にすることこそがゴドウィンの真の狙いだったんだよね、これ。
怖すぎる、マジで。
人、ひとりの命など、自分の地位を手に入れるためには、なんともないと言う。
まさしく戦わずして地位を手に入れる頭脳型。
今回の原題「Leap of faith」は、やみくもな信頼、盲信と言う意味があるようです。
まさしく的を得たエピソード題でした。
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