母レベッカの治療を巡ってケヴィンとランダルが対立する。
#16 3つのニューヨーク New York, New York, New York あらすじ
ケヴィンにプレミアム試写会に出席するためニューヨークへ飛ぶレベッカ。
ランダルはケヴィンとケイトに、母に治験を受けさせたいと提案するが・・・。
相関図
まとめ
母の治療をめぐって
ケヴィンは、「NYのプレミアに行きたい」と言う母の願いを叶えるため、母レベッカをニューヨークに招待することに。
そこへはランダルも出席することに。
フィラデルフィア在住のランダル
しかしランダルは、プレミアで会う前に話したいことがあるとオンラインを繋げる。
「リサーチして母さんに合う臨床試験を見つけた。来月から参加させたい。だから皆で意見を一致させ、母さんを説得しよう」と言い出すランダル。
しかしその治験は、セントルイスの研究病院で行われ、9ヶ月間だと聞き、ケヴィンは、「ひとりでセントルイスなんて行かせたくない。母さんはこっちで楽しくやってる」と反対するが、「決めるのは母さんよ」とケイト。
ランダルは、「これが最善策だ。オレを信じてくれ」とケヴィンとケイトを説得、プレミアムで会う時に母親に話しをしようと約束する。
ニューヨークで
飛行機はファーストクラス、宿泊ホテルはプラザ、その上プレミアムに出席するためのドレスまで用意し、「特別な週末にしよう」とレベッカをよろこばせるケヴィン。
楽しそうな母親を見て、「今日、話しをするのを止めよう」と言い出すケヴィン。
もちろんランダルは、「話す約束だ。募集枠はすぐに埋まる」と反対するが、「明日の朝、話そう。今日は1日幸せな気持ちのままでいて欲しいんだ」と言うケヴィンを尊重することに。
レベッカは夢だったレッドカーペットをケヴィンと歩き、幸せな時間を過ごすが、パーティーの席でケヴィンの仕事仲間から宿泊ホテルを聞かれ、答えられなくなってしまう。
ランダルのアシストで切り抜けたもののレベッカはショックを受け、「調子が良くて安心していると、1番間の悪いときに言葉を忘れてしまう」と自分に苛つき落ち込む。
そんな母に思わず治験について話しをしてしまうランダル。
それに気づいたケヴィンは、「今夜は話さないと約束したろ」とランダルを責めるが、レベッカは諍いを止めると、頭を冷やして来るとひとりで会場を後にする。
「宿泊ホテルの名前が分からず動揺した母さんに希望を与えたかったんだ」とランダルは説明するが、「オレはひと晩ぐらい病気のことを忘れて欲しかった。母さんのために何が1番良いのか分かってるのはオレかも知れない」とケヴィン。
その言葉にカチンと来たランダル。
「ほんの数週間母さんといて、1度病院に付き添ったぐらいでそのセリフか?オレはこの20年間、母さんの面倒をずっとひとりでみてきた」と言うが、「お前がオレたちに手伝わせなかっただけだろ?」とケヴィン。
しかしランダルから、「撮影でモロッコへ行ったり、トレーラーに住んだり安定感のないお前に何ができる?」と言われ、「俳優の仕事をバカにするが、母さんに最高の医療を受けさせることができるのはオレだ。市議の給料でそれができるか?」と言ってしまうケヴィン。
その言葉でランダルは、「くたばれ!」と。
母がいた場所
ふたりはレベッカを捜しに行くが、姿が見えない。
レベッカからのメールに気づいたケヴィンはランダルと「メトロポリタン美術館」へ向かう。
レベッカは、「マダムXの肖像」の前にいた。
レベッカは子どもの頃、この絵をよく見に来たと思い出話しをすると、「私にどれだけ残り時間があるのか分からないけど、私は家族と過ごしたい。治験には参加しない。誰の意見も聞かない。私が決めたの」とレベッカ。
「オレたちはそれに従う」とケヴィン。黙ったままのランダル。
決定打
ケヴィンはレベッカをタクシーに乗せ、ホテルに帰ることに。
駅まで送ると言うケヴィンにランダルは、「母さんはわかってないんだ。怖がってるだけだ。僕はこの20年、毎日、父さんを救えてたらってずっと考えてた。そして今日は、母さんを救えるチャンスをお前に潰された」とランダル。
「そう思うのか?父さんは救えなかったさ、どのみち」と言うケヴィン。
しかしランダルは、父親が犬(ルイ)を助けに行かなければ、父さんは死なずに済み、皆の人生も違ったと言うのだった。
感想
母親を思う気持ちは一緒なのに、ベクトルが真逆なケヴィンとランダルは、完全に亀裂が入りましたね。
9話のラストシーンはビッグスリーの40才の誕生日でしたけど、そこにランダルはおらず、連絡を取ってないとケヴィンが言ってた話しとここで繋がるのかなと思います。
今回もそんなに重要と思えなかったので、過去のエピソードはレビューしませんでした。
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