THIS IS US 36歳、これから シーズン1 #1 誕生

THIS IS US
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まずは、同じ誕生日の36歳の男女が織りなすハートウォーミングドラマと言う予備知識だけで観てほしい。
アメリカでセンセーションを起こした話題のドラマです

毎週日曜日23時~ NHK総合で放送中 ※ただし、吹き替えです~

 

# 1 誕生  あらすじ

ジャックは今日が誕生日。昔からの家族の習慣で、誕生日の日は夫婦で愛し合わないと・・と言うが、妻レベッカは出産直前。しかも三つ子らしい。そうこうしている間に、レベッカは破水してしまい病院へ。
36歳の誕生日を迎えたイケメン俳優ケヴィンは、浮かない顔。コメディードラマで道化役を演じることに疑問を感じていた。
肥満に悩みダイエット中の女性ケイトは、バースデーケーキを見つめる。彼女もまた今日が36歳の誕生日。
エリートビジネスマンのランダル。カレも誕生日。そんなランダルの元には、捜していた父親が見つかったという知らせが入る。

 

感想

1話を最後まで見てこそ、このドラマの本当の面白さがわかると言うもの!

登場人物も、相関図もシチュエーションもわからないまま、とにかく見るのが1番良いです。
すると、ラスト10分ほどで、バラバラだったパーツが見事に1本の線で繋がりだします。
きっと、その瞬間(おぉ~)と言ってしまうかも?(笑)

最初は群像劇なのかな?と思いましたが、実はもっと濃い関係の話ー。
もしくが時空さえも良い感じでいじっている作品でした。

 

⚠これ以降は、ネタバレしています⚠

人間関係をまとめておこうと思います。

ケヴィンとケイトは双子の兄妹。
ケヴィンは36才になるのに売れない俳優。コメディードラマ「シッターマン」でプチブレイクしかけているけれど、そのドラマは自分が演じたい作品でなく、とうとうガマンできなくなり、怒りをぶちまけて仕事を辞めてしまう。
ケイトは巨漢の女性。同じく36才。本気でダイエットしなければならなくて、ダイエット・サポートグループに参加。そこで、トビーと出会い、デートすることに。

ランダルは、エリートビジネスマン。美しい妻ベスと、ふたりの娘アニー&テスの良きパパ。


36才の誕生日に1通のメールが届く「ご依頼のお父様を見つけました」と。
ランダルは出生後すぐ消防署の前で捨てられていた捨て子で、以前から遺伝子上の父親を探していたらしい。
迷った挙げ句、ランダルは思い切って父親に会いに行く。

ウィリアム・ヒル ランダルの遺伝子上の父。余命幾ばくもないらしい。

ジャックは36才の誕生日を迎えていた。妻のレベッカは三つ子を妊娠中。ほどなくして破水し、病院へ。
出産になるが、難産となり、男の子、女の子は助かったものの、3人目の男の子を亡くしてしまう。

ジャックが、窓越しに新生児室を見てると声をかけてくる男性が。
聞くと、消防署の前に赤ちゃんが置き去りにされていたと言う。その男の子は、ジャックの双子の隣に寝かされていた男の子だった。

そうなんですよね~。
ジャック&レベッカ・ピアソン夫婦の子どもたちが、今日36才を迎えたケヴィンとケイト。
そして、捨て子だった赤ちゃんに運命を感じ、3人目の赤ちゃんとして向かい入れた、それがランダルだったワケです。
つまりは、ケヴィン、ケイトそしてランダルは兄妹。

ケヴィン、ケイト、そしてランデルが36才になった時。
彼らの父ジャックは、36才で3児のパパになった過去のストーリーがリンクしているワケですが、それが違和感なく、とても意味を持つ存在感でリンクしていくところに非常に魅力を感じました。

三つ子の出産に立ち合うことになった老産科医、カタウスキー。
愛する息子の誕生と、失うことを同時に経験し、途方に暮れているジャックに語りかける自分の人生の話しも、良かったですね~。
心にぐぅーと来ました。
今後のエピソードも、素敵な人生や言葉と出会えるのだろうと、楽しみです。

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