このページがドラマ「スーツ」のレビューラストページになります。
2012年からスタートした「Suits」がエピソード10話で完結です。
#9 命運を賭けた対決 Thunder Away あらすじ
ハーヴィは母親の葬儀で、母への思いをこめて弔辞の言葉を贈る。
一方ドナは事務所からフェイを追い出すために、マイクに協力を頼む。
まとめ
母親の葬儀
ハーヴィは母への思いを弔辞に託して伝えた。
ドナ、ルイス、アレックス、サマンサ、そしてそこにはマイクの姿も。
ハーヴィはマイクが来てくれたことに感謝する。
ハーヴィは、弟マーカスから手紙を渡された。それは投函されるハズだった、母からハーヴィ宛の手紙だった。
中には、母親がドナに贈るつもりだった代々伝わる指輪が・・・。
葬儀し参列できなかったカトリーナやグレッチェンも、ハーヴィらが留守の間、彼らの仕事を手伝い、事務所を守る。
フェイを事務所から追い出すために
ドナの作戦
葬儀の席でドナは、フェイを事務所から追い出すために、人肌脱いでくれないかとマイクに持ちかける。
サマンサとマイクは、フェイを不当解雇で訴えると言うが、「本当の目的は事務所から追い出すことね?だけど、サマンサ、あなたが不正を犯したのよ」とフェイ。
マイクは証拠はないと言い、サマンサも、「あなたは判事のように裁きを下そうとするけど、裁かれるのはあなたよ」と言う。
フェイの行動
訴訟を起こされたフェイは、「私の代理人になって」とハーヴィとルイスに言い出す。
当然ふたりは、NOを突きつけるがフェイは、取引を言い出す。
ふたりがフェイの弁護をし、勝てば、ふたりを認めて事務所を出て行く。
しかしマイクとの共謀はなし、そしてこの取引についても口外しないこと。
守れない場合は、法曹協会に報告し事務所を潰す。
ハーヴィは断るが、「それならサマンサのねつ造を他の弁護士に証明させる」とフェイ。
ハーヴィもルイスも、引き受けるしかなくなる。
フェイ棄却を申し立てた。
それぞれの作戦
ドナはアレックスにだけは事実を話し、フェイの弱みを調べて欲しいと頼む。
後日アレックスは、フェイが過去にも事務所を潰したことがあると言い、「フェイはこんなこともしてた」とある資料を渡す。
それはマイクとサマンサが勝てそうなネタだった。
ドナとフェイ
グレッチェンを捜すフェイにドナは、誰もあなたには協力しないと言い、「母を亡くして傷心のハーヴィによくも弁護を頼んだものね」と言うが、「あなたがサマンサを焚き付けたんでしょ?」と言い換えされる。
ドナは、「あなたはハーヴィを悪の元凶のように言うけど、困った時はカレを頼るワケ?何も言わずに出て行って!」と言う。
予備審問
フェイの代理人としてやって来たのは、ハーヴィとルイスだった。
驚くサマンサとマイク。
互いに開廷するべきか否かで主張した結果、判事はマイクの訴えが認め、開廷が決定する。
マイクの反応
「フェイの代理人ってどういうこと?説明してよ!」
マイクは説明を求めるが、「事情が変わったんだ。フェイはサマンサの不正を証明すると言い出したんだ。訴えを取り下げてくれ」とハーヴィは言い、ルイスは書類を手渡す。
それは和解書だった。
「受け入れられないわ!フェイを追い出すためにはじめたことなのに、これじゃフェイが居座り、私は何も得られない」とサマンサ。
(ハーヴィは何か隠してる)と気づいたマイクは、「事情を教えて」と言うが、ハーヴィは話さない。
マイクは、「検討する」とその場を離れる。
サマンサは和解なんてあり得ないと怒り、闘う気満々の姿勢を見せるが、「あのふたりがフェイの弁護をするなんて、絶対に何かあったんだ。今回は、和解条件を吊り上げて、探りを入れよう」と提案するマイク。
サマンサはマイクの切れ味のある弁護に感心する。
その後マイクはカトリーナに探りを入れるが、カトリーナは、「何も聞かされていない協力したいけど、私は不正も裏取引もしないと決めている」と言われてしまう。
ハーヴィとルイスの作戦
戦略は任せると言っていたハズのフェイだったが、「和解するなんて許可してない!和解は私の印象が悪くなる。勝つことを考えて!」凄い剣幕で迫る。
「それなら全員を集めて模擬裁判をする。証言するのはあんただ。俺は準備なしで法廷には立たない。やるのか?やらないのか?どっちだ?」とハーヴィ。
フェイは模擬裁判は必要ないと言っていたが、ハーヴィに言われ、「いいわ」と了承する。
模擬裁判
事務所スタッフが集まる中、模擬裁判が始まった。
ハーヴィは、8年前にフェイが、サムソン事務所を潰し、その事務所の弁護士をひとりクビにしている
事実を突きつけ、和解の合意書を提出、「なぜクビにしたんですか?サマンサと同じ理由では?」と追及する。
フェイは驚き、「これは非公開の情報よ。一体どこで手に入れたの?反論して」とルイスに言うが、フェイの弁護役のルイスは、反論しない。
ハーヴィは、「あなたは事務所を嫌っている。ルイスを降格し、俺たちのことを野良犬の群れと呼んだ。この事務所の者は、みんなあんたを嫌ってる」と言う。
ガマンならなくなったフェイは、「こんな茶番、やってられないわ!」と模擬裁判を無理矢理終わらせた。
怒りの収まらないフェイは、「アレは何なの?皆の前で私を散々コケにしたわね!」とハーヴィを攻め、ルイスを侮辱する言葉を投げかける。
「それ以上パートナーの悪口を言うな。あんたがカレの約束を奪ったせいで、最高の弁護士を失いかけたんだぞ?俺の愛する人を攻撃したら、俺が許さない!」とハーヴィ。(その言葉にルイスは、グッとくる。)
「それなら明日の法廷でもそれでお願いね」とフェイ。
明日の法廷を前に
マイクとサマンサ
法廷を前に、証言の練習をするマイクとサマンサ。
サマンサはもう十分だと言うが、「キミは不正をしたんだ。場合によっては資格を失う。だからいろんな想定をしておく必要がある。ボクは裁かれたことがあるんだ。裁判では何があるかわからない。準備もしないで裁判には臨まない」とマイクは言う。
ハーヴィとルイス
ルイスは自分を庇ってフェイに噛みついたハーヴィに、うれしかったと素直に気持ちを伝え、「明日の法廷では、陪審員にサマンサを解雇したいと思わせることが大事だ。彼女を嫌わせないと。私ほど陰険に追い詰めるヤツはいないし、母親を亡くしてツラいキミにさせられない」とルイス。
ハーヴィはルイスの友情に感謝する。
第一回法廷
陪審員を前に、それぞれの代理人を弁護したハーヴィとマイク。
ハーヴィはサマンサを証人として召喚する。
ルイスは証言台に座ったサマンサを陪審員の前でこき下ろした。
ルイスとカトリーナ
あまりにも酷いルイスの尋問に、「あそこまでするなんて!」と怒るカトリーナ。
「仕方がなかった。サマンサの顔を見るのもツラかった。仕事って言うのはやりたくないこともあるんだ。本音を言うとサマンサに勝ってもらいたい」と言う。
その様子を見てカトリーナは、事情を話して欲しいと言うが、「話せない」とルイス。
カトリーナは怒って部屋を出て行ってしまう。
サマンサの怒りとマイク
友だちだと思っていたルイスが、執拗でひどい尋問をしたことに、「ルイスを殺してやりたい。あなたは全然、異議を唱えなかった!」とサマンサは怒り、苛立つ。
マイクは、「攻撃されるのは想定の上だろ」とサマンサを思いやり、「明日はこっちが勝つ」と作戦を練ろうと言う。
その時、マイクの家を訪ねる誰かが・・・・・。
第二回法廷
今度は証言台にフェイが座る。
サマンサは、フェイが8年前に不当解雇で訴えられた件を持ち出し、「私の解雇通知に、理由が書かれていないのは、証拠がないから。理由を書く裏付けがないから。書くとまた訴えられるからよ。要は私を追い出したかったから」と指摘した上で、「私は事務所に友人がいる。しかしあなたにはいない。だから代理人から2日前に言われたのよ、”あなたは陰険で、事務所の全員から嫌われている”って」と陪審員に伝えた。
フェイの怒り
非公開のはずの8年前の不当解雇で攻撃されたフェイは、凄い剣幕でハーヴィとルイスに対し、「あなたたちのせいで、私の面目は丸つぶれよ。模擬裁判の情報が流れたとしか考えられない。こうなった以上、サマンサのねつ造を証明して勝つしかない。明日の法廷でサマンサの不正を証明しなさい!」と命令する。
しかしハーヴィたちがサマンサのねつ造を証明することなどできるハズがなかった。
(やればサマンサの資格剥奪になりかねない)
「誰がマイクに情報を流したんだ?」と訝るハーヴィ。
そこへカトリーナがやって来て、「情報を流したのは私です。ルイスはサマンサに勝たせたいと言ってた。だからマイクが反証できる範囲の情報を渡した」と告白する。
怒りに火が点いたハーヴィーは、「フェイとの取引が台無しだ」と怒鳴るが、「事情を聞いていたら私もマイクを助けはしなかった。私はシニアパートナーのひとりです。話して欲しかった」とカトリーナ。
「俺はこれから大切な仲間と争うんだ。しかも母親を亡くしたばかりで、ほんとうなら側にいて話しを聞いてもらいたい相手に事情を打ち明けることもできないんだ。お前のことなど気にしてられないんだ!」と心にもないことを言ってしまう。
ハーヴィは限界だったー。
ルイスは、必要なら休暇を取るべきだ。私がいると励ます
解雇通告されたカトリーナ
「マイクの情報を流したのは私です。事情を知らなかったから」
カトリーナはフェイに真実を告げるが、「あなたは事務所を裏切ったのよ!」と怒りを向けるフェイ。
「間違いは犯してしまうものです。そして私の失敗のつツケをサマンサに払わせたくない。サマンサのキャリアを潰さないで!」と言うが、「あなたはクビよ」とフェイは言い放った。
ハーヴィの態度とマイクの覚悟
限界ギリギリのハーヴィを心配したドナは、「今夜だけは一時休戦して友だちとしてハーヴィといてあげて」とマイクに頼む。
マイクはハーヴィを呼び出し、ふたりでお酒を飲む。
ハーヴィはマイクの気持ちに感謝し、これまでの案件を思い出しながら、「またふたりで組んで闘いたい」と言う。
しかし突然ハーヴィは、「法廷でキミに証言させる。ほんとうにすまない」と召喚状を渡す。
マイクは驚き、「本気?友だちと会ったのに、コレを渡す機会を狙ってたの?計画が変わった理由を聞かせて」と言うが、ハーヴィは何も言わない(言えない)。
「楽しかったけどもう終わりだ。明日法廷で」と立ち去るマイク。
呆然と座るハーヴィの姿が・・・。
感想
今回のエピソードは面白かった。
わかりやすかったし。
そして良く考えたら、次回が最終話。
ん~、これで「スーツ」が終わってしまうなんて、やっぱり淋しいな。
最初はルイスのこと、あまり好きじゃなかったけど、今は、なんて可愛らしいひとなんだって愛着まで湧いてる。
マイクが出て来て、ドラマも締まりだした。やっぱりキャラってあるんだね。
ハーヴィじゃないけど、マイクと組んで訴訟を闘うのをもう一度見たかったな。
マイクには、何も言えないハーヴィの状況に気づいて分かって欲しいなって思う。
さて、来週がシーズン1~9までの最終話です。
#10 クローザーの条件 One Last Con あらすじ
フェイからハーヴィを証言台に立たせると言われ、完全に行き詰まったハーヴィはマイクに打ち明けるー。
マイクは、もう一度だけペテンにかけようと言い出す。
まとめ
フェイの要求
カトリーナから情報を流したと告白されたフェイは、ハーヴィに電話をかけ、「明日の裁判で、サマンサの解雇が正当だったと主張して私を勝たせなさい。そうすればサマンサのねつ造を証明しなくてもいい。出来なければあなたを証人台に座らせる」と言い出す。
ハーヴィは勝つしかなくなった。
裁判で
マイクは守秘義務を楯に証人を拒否するが、判事は認めず、証人台に座ることに。
ハーヴィは、容赦なくマイクを責め立て、フェイにはサマンサを解雇する理由があったと証言して見せた。
フェイの勝利がほぼ決まった。
アレックス → カトリーナ
「裁判に勝てそうだ。フェイが去れば、事務所に戻れる」とアレックスは伝えに行くが、「ハーヴィにボロクソに言われた。その上誰も解雇された私に連絡をよこさなかった。戻る気はない」とカトリーナの怒りは収まらない。
フェイの再びの要求
「約束は守った。早く事務所から出て行ってくれ」ハーヴィは言うがフェイは、「まだよ。私が頼んだことをやってない。明日証人になってサマンサを告発して。法廷で証言しろってことよ」とフェイ。
ハーヴィは話しが違うと言うが、フェイは、「私の名誉がかかってるの、万一のことがあったら困る。拒むなら喚問して私が尋問する。あなたはペテン師よ、私には通用しない。どうあがいても証言台で真実を語るしかない」と言う。
マイクに真実を話し・・・
追い詰められたハーヴィは、マイクに真実を話しに行く。
「明日俺は法廷で証言することになった。逃げ道はないかと必死で考えてみたが、残る手はひとつだけだ」とハーヴィ。
それは偽証することだった。
「ダメだ。資格を剥奪されたら意味がない」とマイクは止めるが、ハーヴィは、「フェイはいくら脅しても絶対に折れない。お前はよくやってくれた。十分だ。いつでもお前を信用してる」とハーヴィ。
マイクは、「審査会でもこっちの主張が通るとフェイに思わせればいい。ボクらは何年も世間を騙した。最後にもう一回やろう」と言う。
動き出した計画 1
マイク → サマンサ
マイクは、「フェイは、裁判に勝てば事務所を出て行くと約束したが、今はキミの資格剥奪まで狙ってる」とサマンサに事実を伝える。
それを聞き、「勝っても負けても私はおしまいじゃない」とサマンサは言うが、「泣くのはフェイさ、ボクたちも証人を呼ぼう」と言う。
アレックス → カトリーナ
アレックスはカトリーナに、フェイにハッタリをかましてくれと頼む。
しかしカトリーナは、「謝りもしないハーヴィを助けるの?偽証すれば私がゆすりの共犯になるのよ?ハーヴィが正直に話してくれなかったから私はクビになったの!」と怒りが収まらない。
アレックスは、「確かに偽証になるし、強請りの共犯になる。でもキミをクビにしたのはフェイだ。不当に扱われたその怒りをぶちまけて欲しい」と頼む。
ハーヴィ、ルイス、そしてドナ
「ダメだったら万事休すだ。事務所の運命がかかってる」とハーヴィ。
ルイスとドナも実行することに賛成する。
ルイスは、「どうなろうと共に闘えたことは私の誇りだ」と言う。
ルイス → グレッチェン
「フェイを追い出すのを手伝ってくれ。でもそれは、失業するだけじゃなく偽証罪も問われる可能性がある」ルイスはグレッチェンに事実を話すが、グレッチェンは、「なんであれ協力します。私もチームよ」と。
ハーヴィ → ドナ
「大勢が今回のことに人生を賭けてる。これが正しくないのなら、止めてくれ。キミはボクの羅針盤だ。ほんとうにこれで良いのか?」
ハーヴィは迷い、悩みドナに相談する。
ドナは、間違ってないと言う。
それを聞きハーヴィは、「切り札がある。キミが許可してくれたら、使う」と言う。
反撃開始
カトリーナ → フェイ
カトリーナはフェイを訪ね、「明日ハーヴィに証言させるなら、私もあなたに解雇された理由を証言する。マイクに召喚された。サマンサの件で命令され、拒んだらクビにされたと証言する」と言う。
フェイは驚き、「それはウソよ。そんな話し、誰も信用しない。所詮あなたも彼らと同類なのね」と言うが、カトリーナは、「あなたこそ何様のつもり?」と言い放った。
フェイ → ハーヴィ
カトリーナから不正をやったようにみせかけると脅されたフェイは、ハーヴィが差し向けたと怒りの矛先をハーヴィに向けるが、「一切関与していない」とハーヴィ。
「そこまで言うなら、カトリーナの証言を阻止しなさい。1日休廷を請求した。彼女を証人リストから外して!」と要求する。
ハーヴィは、「それならこちらも条件がある」と言い、今回の取引を書類にし、サインをもらうと要求した。
ひと芝居
翌朝、フェイがサインするために会議室へ行くと、そこにはパートナーが勢揃いしていた。
「皆が立ち合う。サインしたら荷物をまとめて出て行ってくれ!」とルイスは言うが、「評決が出るまでは出て行かないわ」とフェイ。
フェイがグレッチェンが渡した書類に目を通し、サインしようとした時、マイクとサマンサがやってきて、「証人の出廷を妨害したな?刑法の偽証ページをカトリーナに送りつけ脅しただろ」とハーヴィに迫る。
それを聞きフェイは、「私の代理人としてそんな汚い手を使ったの?」と怒るが、「あなたに頼まれたとおりに証言を阻止したんだ」とハーヴィ。
すかさずマイクは、「フェイが指示したのか?」と突っ込む。
サマンサは、「ハーヴィを証言台に呼んだら、私が質問するわ。”フェイに証言妨害を命じられたのか?”ってね」と。
ハーヴィとマイクは皆の前で、わざとケンカを始める。
フェイはそれを止め、マイクとサマンサを帰らせたあと、「もうウンザリよ。早く終わらせて」と言いサインした。
しかしそのサインした書類は、揉め事の最中グレッチェンがすり替えたものだった。
フェイがサインしたのは、「証言の妨害を命じた書類」だったのだ。
「あなたはカトリーナとサマンサを解雇し、俺には妨害を命じた。ハーヴィが妨害を断ると、グレッチェンに刑法の偽証ページをカトリーナに送るよう命じた」
それがハーヴィら筋書きだった。
フェイは、「デタラメもいいところだわ!」と言うが、「デタラメでも証拠が揃えば陪審員は信じる。諦めろ、終わりだ」とハーヴィ。
「よってたかっていびり出すつもりなのね、私は引き下がらない。引き下がらない!ハーヴィは事務所を食い尽くす害虫よ!」と激高する
突然はハーヴィは、「フェイとふたりにしてくれ!」と皆を部屋から出した。
クローザーの役目
フェイとふたりになったハーヴィは、「あなたがここに来た日からずっと望んでいたものをやる。ただし、俺のやり方で」と言う。
皆が心配する中ハーヴィは、「フェイは出て行く。サマンサは雇い直し、事務所は安泰だ」と報告する。
「どうやって説得した?」と聞くルイスに、「NYイチのクローザーなんだぞ、楽勝さ」と詳しく語らないハーヴィ。
ドナは、「勝てたのは皆がお互いのために闘ったからよ」と。
ルイスとリプシッツ先生
皆が祝杯に出かけた時、ルイスの姿は、リプシッツ先生のところにあった。
ルイスは結婚式の司祭をやって欲しいと頼む。
リプシッツは、「それを引き受ければ、患者と医者の関係が壊れてしまう」と言うが、ルイスは、今回の事務所の運命がかかった案件でも、冷静に対処できた。セラピーは必要なくなっているし、今後必要なら他の医者を捜す、友人として参加して欲しい」と頼んだ。
リプシッツは、喜んで受けると言う。
結婚式で
司祭はスタンが務め、付添人はハーヴィとドナ。
皆の祝福を受けるルイスとシーラだったが、誓いの最中にシーラが破水してしまう。
そのままルイスとシーラは病院へ。
一時シーラは危険な状態となり帝王切開になるが、無事女の子を出産。
母子ともに健康だった。
プロポーズ
主役ふたりが消えた式場では招待客が戸惑っていた。
ハーヴィは突然ドナにひざまずき、プロポーズする。
「ボクはずっと母を許せず、キミへの気持ちも認めなかった。もう時間をムダにしたくない。結婚してくれないか」と。
そして母から送られた代々伝わる指輪をドナに贈る。
もちろんドナはOKする。
ハーヴィは急遽、結婚式を挙げる。
ルイスとの友情
ハーヴィが下した決断は、「スペクター・リット・ウィラー・ウィリアムズ」を去ることだった。
結婚式のあと、ハーヴィとドナは病院に駆けつけ、ルイスの娘ルーシーの誕生を喜び、事務所を辞めることを告げる。
フェイとの交渉はハーヴィが事務所を去ることだったのだ。
「マイクとレイチェルのシアトルの事務所へ移る。どこに居たってずっとファミリーだ」と。ルイスはそれを受け入れた。
サマンサは事務所に復帰した。
パートナー全員一致でカトリーナの昇進が決まり、事務所名は、「リット・ウィラー・ウィリアムズ・ベネット」へ。
感想
もう終わるか、もう終わるか・・・と思わせておいて、中々エンディングにならない最終話でした(笑)
エピソードの最後には、ハーヴィがマイクを最初に面接した1話のオマージュ(マイクがハーヴィを面接する逆パターン)があったり、懐かしい映像が・・・。
こんな風にされると、あぁ~終わったんだなって淋しくなってしまいました
ここまで見続けると、ルイスさえも愛しい存在です(笑)
皆がハッピィで終わってくれてほんとうに良かった。
でもやっぱり、もうハーヴィ・スペクターに会えないのは淋しいですね
ありがとうハーヴィ、そしてまたね
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