シーズン3のレビューです。
この作品は2019年配信のNetflixドラマです。
現在シーズン4まで配信済み。ファイナルシーズンは2024年公開のシーズン5の予定。
#2 モール・ラッツ The Mall Rats あらすじ
ナンシーはジョナサンを誘い、情報提供した夫人を訪ねる。
発明したマシン”セレブロ”でロシア語をキャッチしたダスティンは、スティーブに解読を手伝って欲しいと言う。そして郊外の廃屋工場で恐怖体験をしたビリーを変な現象に悩まされ、思わぬことを犯してしまう。
相関図
まとめ
工場跡地で
ビリーが体験したこと
何かの力で地下室へと引きずり込まれたビリーは自力で脱出、クルマで逃げると途中の公衆電話から”911”に電話するが、突然世界が一変、裏の世界へと入ってしまう。
近づいてくる何かに怯えながら、「何なんだ?何が目的なんだ」とビリー。だが目の前に現れたのは自分自身だった。自分とソックリなビリーは、「実行しろ。見たものをお前がやるんだ」と言い消えてしまう。
ビリーの異変
今日もホットなビリーをプールサイドで待つマダムたち。
一方カレンは、昨夜モーテルに行かなかったことを謝り、「わかって欲しい」と言い訳するが、ビリーは、「オレに近づくな」と言うだけ。
ビリーは監視台に座るが体調が良くない。太陽は異様に眩しく、左腕は監視台に座っていただけで火傷のような状態に。
ヨロヨロろ監視台から下りたビリーはシャワー室へと戻るが、腕の火傷はツル状に広がり、酷い頭痛が襲う。心配した同僚がビリーに声をかけるが、ビリーの脳裏には影のモンスターの姿と、司令が聞こえ・・・・
ホッパー
マイクのウソ
どれだけ待っても訪ねてこないマイクにエルは、「もう9時半よ」と催促の電話をするが、「今日は会えないんだ。おばあちゃんが病気だからお見舞いに行く」とマイク。エルは不満気だ。
だがホッパーはその様子を見てほくそ笑む。
作戦成功
もちろんこれは昨夜、ホッパーがマイクを脅して約束させたことだった。毎日べったりのマイクとエルを離すことに成功したホッパーは上機嫌でジョイスの店を訪ねると、「境界線は引かれ、我が家の秩序を取り戻した。この半年でこんな気分の良い日はない。すべてキミのおかげだ」とジョイスに報告と礼を伝え、「友だちとして”エンゾ”で夕食を食べよう」と強引に約束を取り付ける。
ダスティン
スティーブとの友情
スティーブは店に訪ねてきたダスティンと久々の再会をする。ふたりには特別な友情が芽生えているらしい。
ダスティンはスティーブに、科学キャンプでスージーと言う彼女ができたこと、そして自作無線機でロシア語の秘密通信を傍受したことを話し、「アメリカの英雄になれる。翻訳を手伝って」と言う。
するとロビンが、「4か国語を話せるし耳がいいの、手伝える」と言い出す。
解読
ロビンの協力でロシア語を解読はしたが、”長い1週間”や、”銀のネコがエサを与える”などと意味不明の言葉の羅列にダスティンは、「暗号かも」と言い出し、「ソ連の機密通信かも」とロビン。
するとスティーブは、モールにある電動木馬を動かしはじめる。スティーブは木馬から聞こえる音楽と、テープから聞こえる音楽が同じだと気づいたのだ。
そしてスティーブは、「この遊具はアメリカ製だ。そのテープはここで録音されたんだ」と推測する。
探偵ナンシー
昨夜、ホーキンス・ポストにかかって来た電話の内容が気になって仕方ないナンシーは、編集長トムにウソをつき午後休をもらうと、ジョナサンを誘い電話をくれたドリスコル夫人を訪ねる。
一人暮らしのドリスコル夫人はナンシーたちを地下室へと連れて行き、「購入したばかりの肥料をネズミに食べられた。肥料を食べるだけでも変なのに、まるで狂犬病ネズミよ、だから新聞社に電話したの。1匹捕らえた」と言い出す。
ナンシーは害獣駆除業者に問い合わせるが、狂犬病ネズミの話しなど聞いたことがないという。
そこでナンシーは、”ブラックバーン農機具”に電話をする。
狂犬病ネズミ
ジョナサンはネズミの写真を撮るが、ネズミは狂ったように落ち着きがない。だが、それまで狂ったように動き回っていたネズミが、突然仰向きになり、様子がおかしくなる。
ナンシーはジョナサンから、「ネズミの様子がおかしくなった」と聞くが、「糸口を見つけたから行こう」と、ドリスコル夫人宅を去る。
男子チーム vs 女子チーム
女同士の結託
マイクにウソをつかれ、どうしていいかわからないエルは、迷った末マックスに相談する。するとマックスは、「マイクはクソ野郎よ、カレに用事なんてない。今頃ルーカスと遊んでるに決まってる。エル、カレシはウソをつくのよ。無視するのよ。ゴミのように扱って謝らせるのよ。謝って来なかったら別れるのよ」と言うと、エルをスターコート・モールへと連れ出す。
人の多いところに出かけることを禁じられているエルは躊躇するが、「超能力があるのよ、大丈夫よ」とマックスに言われ、エルは生まれてはじめてのショッピングを楽しむ。
彼女と修復する方法
一方マイクは、「エルにウソだって完全にバレてる。だけど仕方がなかったんだ、署長に脅された。従わなきゃエルと一生会わさないって、ほんとイカれてる」とこの状況に困惑する。するとルーカスは、「この状況はかなりマズイ。だけど、オレはマックスに5回フラれたけど修復してる。その方法を教えてやる」とマイクを連れ出す。
ルーカスはマイクとウィルをスターコート・モールへと連れ出すと、「女の子がよろこぶプレゼントを買おう」と提案するが、どれもこれも高くて買えないマイク。
エルの宣言
女子だけで楽しい時間を過ごしたエルとマックスの前に、マイク、ルーカス、ウィルが。
マイクはエルを見るなり、「ここに来ちゃダメだろ?」と心配するが、エルは、「なんでウソをつくの?別れる」と宣言してしまう。
エルの乗ったバスをただ見送るしかできないマイク。
ジョイス
ジョイスは店のマグネットが突然、その磁力を失ったかのように引っ付かなくなっていることに気づく。
その理由を知りたくて、図書館から”電磁場”関連の本を借りてきたジョイスだが難しいため、クラーク先生を訪ねることに。
ホッパー
オシャレをし、レストランでジョイスが待っていたホッパー。だが結局ジョイスはやって来なかった。
スティーブの推測を裏付けるかのように高級レストランのバーには、ソ連の幹部兵士(主任科学者を首を締めて殺した男)がいた。
ジョイス
その頃ジョイスはクラーク先生と一緒に電磁場を作ると、磁場についてレクチャーを受けていた。
ジョイスから、自宅や店のマグネットが引っ付かずに落ちた理由を聞かれたクラークは、「巨大なAC変圧器のようなマシンがあれば磁場を不安定にすることができるかも知れない」と言う。
ビリーが犯した罪
夜、工場跡地にクルマでやって来たビリー。トランクにはロープやテープで拘束した職場の同僚が!
ビリーは女性を抱き上げると、工場の地下へ下りる。
意識を取り戻した女性は悲鳴をあげようとするが、口をテープで塞がれ大声が出せない。
そんな女性にビリーは、「怖がるな、すぐに終わる」と言う。そこには触手を伸ばしたモンスターが!!!
感想
余談ですが。
英語で”ネズミ”の複数形は、”s 、es”をつけるだけじゃなかった記憶があって、”Rats(ラッツ)”はネズミの複数形なのかと1話からモヤモヤしていた私。調べたら、
mouse(マウス)⇒ mice(マイス)だけど、rat(ラット)⇒ rats(ラッツ)でした。
マウスは可愛らしいイメージで使うネズミを表す単語で、ラットは害獣イメージのよう。
と言うことで、今回のラット、ラッツは、害獣ネズミですね。
さてビリーが大変なことになってますけど・・・
シーズン2のウィルのように、ビリーの中にモンスターが入り込んだと理解していいんじゃないかと思います。
今回はデモゴルゴンは登場しないのかな?破裂して死んだネズミがアメーバー状の生物に変わり、手足らしきものまで生えそうな映像を見て、ギヤー!な気分です。
でもやっぱりこのドラマ、見せる力があるわ~。
シーズン3は全8話。ゆっくりめのスタートだけど、今回の事件はシーズン3で解決するのか、シーズン4に持ち越すのかどっちなんかな?
まだエルにこの事件は関わりがないけれど、エルは関わることになるようなので、そこが気になります。
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