IMDb 9.9のエピソードです!
#7 計画と実行 Plan and Execution あらすじ
アルバカーキに戻ってきたラロはガス・フリングの監視をする。
昼食会を止めてまで決行にこだわったキムとジミーは、まずい状況を修正し、計画を実行に移す。
相関図
まとめ
ジミーとキム
修正と実行
ジミーはショッピングモールで働くレニーと、講義中のカメラマンを説得、強引に公園へと連れて行くと準備をはじめる。
そこへ到着したのはキム。
キムはレニーの左腕をギプス固定して即席カシミーロを作り上げると、公園でジミーと偽カシミーロを撮影する。
現像された写真のうち数枚を選んだジミーとキムは、その写真に何やら細工を施し、封筒に入れると、それを持って全速力で走るジミー。すると目の前に1台のクルマが。
運転手はハワードが雇った探偵!運転手はジミーにサムズアップすると走り去る。
ハワード
ジミーの動きを探る
調停開始前に、「情報がある」とやって来た探偵。
ハワードは写真を見るなり、「ジミーが封筒を渡している男を調べてくれ」と頼む。
ハワードの暴挙
調停を前に緊張する原告代表アイリーンにハワードは、「調停は平和的に行われるし、調停人は中立。心配いらない」と言い、歩けると言うアイリーンを車いすに乗せて会議室に入るが、体調の異変を感じていた。
双方の出席者が揃い、ジミーとキムもダイヤルインした(調停の状況が音声で聞けるらしい)。
そこへ調停人ランド・カシミーロが入ってきた。
しかしハワードはカシミーロを見た途端、表情を変え、「今日の調停は中止にしたい」と言い出す。
ハワードの発言に驚き、理解できない様子のカシミーロと相手側弁護士シュワイカート。
しかし探偵に見せられた写真を信じているハワードは、「あなたは不正義だ。今朝、公園でソウル・グッドマンから2万ドルの賄賂を受け取ったはずだ」と言い切る。
当然カシミーロは全否定するが、「証拠がある」とハワード。
ハワードは皆で写真を確認するが、カシミーロは映っていなかった。
すると今度は、「ジミーにハメられた。ヤツが事務所に忍び込んで写真をすり替えたんだ」と言い出すハワード。クリフはハワードを会議室から出し、「すぐに謝罪しろ」と言うが、ハワードの耳にはクリフの言葉は届かない。
当然調停中止となり、シュワイカートは、「元の提示額に戻す」と宣言して帰って行った。
ハワードは、「正気です。ドラッグもやってない。瞳孔が開いていたのはあの写真に何か薬品が塗られてたんだ。探偵もジミーとグルで、ずっと担がれてた。バカげているが信じて欲しい」と言うが、クリフは、「キミもジミーもどうでもいい。私が気にしているのは時間と費用と先行きと依頼人だ」と言い切る。
結局サンドパイパー訴訟は和解した。
ラロ
クリーニング工場
アルバカーキに戻ったラロは昼間は下水道管に潜んで側溝の隙間からガス・フリング所有のクリーニング工場を監視し、真夜中マンホールから出るとシャワーと数十分の睡眠を取り、また下水道管に戻る日々を過ごしている。
ラロの作戦
ラロはハンディカムを回し、「私は生きていてアルバカーキにいる。ここは下水道だ。ここからフリングのクリーニング工場を監視している。工場の地下にはドイツ人技術者が設計したラボがある。ヤツはそこにメス製造所を作る気だ。フリングは上手く言い繕い、ボルサは儲かるから支持するだろう。だから今夜侵入し、用心棒を皆殺しにして証明する」とドン・エラディオに動画メッセージを残すと、叔父ヘクター・サラマンカに電話する。が、通話中の雑音を聞き、(ガス・フリングが盗聴している)ことに気づく。
ラロは電話に出たヘクターに、「証拠は見つからなかった。当初の計画に戻る。今夜ヤツを驚かせる。ボスは怒るだろうがこれしかない」と言い、ベルを鳴らして反対するヘクターの電話を切ってしまう。
その直後、慌ただしく動き出すフリングの手下たち。
それを双眼鏡でチェックしたラロはマイクがいることを知る。
ガス・フリング
現れたラロ
慈善活動中のガスの元にやって来たマイクは、ラロとヘクターの通話録音を聞かせる。
とうとうラロが現れたことにナーバスになるガスにマイクは、「慈善活動を切り上げいつもどおりの行動を取るんだ。自宅に帰り、ひとりだと思わせろ。オレたちが守る。工場はタイラス班が守ってる。罠を仕掛けた。現れた時がヤツの最期だ」と説明する。
まさかの結末
作戦は見事成功、ジミーは多額の和解金を受け取ることに。
だが夜、予想したとおりハワードがジミーとキムを訪ねてきた。酔っているらしいハワードは、「裁判に勝つといつもチャックとマッカランで祝った。だからキミにこれを贈る」と酒を差し出す。
「ボクが何に勝ったって言うんだ?」ととぼけるジミーに、「シラを切るのか。目的はなんだ?イタズラじゃ済まないぞ。手間暇かけてまで私を叩きのめす理由を言え!」とハワード。
「ジミーは自制心がないのは知ってたが、将来有望だったキムがこんな人生を選ぶとは。カネのためじゃなく、楽しんでるのか」と益々エスカレートするハワードに、「もう帰って」とキムが言った次の瞬間、フリーズしたように驚くジミーとキム。
ハワードの後ろにラロ・サラマンカがいたのだ。
キムは、「ハワード、もう帰ってちょうだい」と言うが、状況を全く理解していないハワードは、的はずれなことを言うが、ラロが銃にサイレンサー装着するのを見ると、「お邪魔のようだから・・・」と・・・次の瞬間、ラロは躊躇なくハワードの頭を撃ち抜くと、恐怖に震え上がるジミーとキムに、「話をしよう」と言う。
感想
イヤ~、びっくりしたってぇ~
以後ネタバレあり
ハワードの最期がこんな形なんて、もう言葉ない。
どうするの?ジミーたちどうなるの?
時系列的にこのドラマの後にブレイキング・バッドが来るわけで、ここまで来ると1番気になるのは、こんなに良い関係を保ってるジミーとキムの別れについて。
だってブレイキング・バッドでのジミーは、過去に何かある感じを醸し出している独身だったもんね。
今回はIMDb 9.9のエピソード。
このあと、8~最終話13までずっと9点台のエピソードが続くので楽しみです。
コメント