シーズン4も残すところ4話になりました
#7 馬鹿な真似 Something Stupid あらすじ
キムは”シュワイカート&コークリー”のパートナー弁護士に。ジミーはプリペイド携帯を路上で売り、金儲けをするが、あるトラブルに巻き込まれる。マイクは地下ラボ建設のドイツ人たちに手を焼く。
ヘクター・サラマンカに回復の兆しが。
相関図
まとめ
ジミーとキム
すれ違い
キムは”シュワイカート&コークリー”のパートナー弁護士に。
ギプス固定も外れ、事務所のスタッフらの協力でメサ・ヴェルデの案件も順調(どんどん支店開業)。
やりたかったプロボノにも力を入れ、依頼人から感謝されることも。
一方ジミーは、モバイル店舗での全然売上が見込めないため、「ケータイを買うならソウル・グッドマンに」と言うキャッチコピーの黄色いカードを作り、ヒューエルと組んで街頭商売の副業をはじめる。
キムとの共同事務所をもう一度開業すると言う夢を捨てきれないジミーは、それで金儲けを考えているらしい。
しかし忙しいキムは事務所で夕食を済ませることも増え、ふたりはすれ違いに・・・。
シュワイカート&コークリー事務所で
そんなある日、事務所でのパーティーに同行することになったジミー。
行きのクルマの中でジミーは、事務所での立ち居振る舞いについて聞くが、「大丈夫、楽しんでくれたらいい」とキム。
最初は得意の話術で上手く立ち回っていたジミーだったが、キムのオフィスを見てフクザツな気持ちになる。
キムのオフィスはジミーが借りようとしている事務所より大きく、しかも順調にキャリアを積み重ねているキムの姿があったからだ。
ジミーはお酒も入ってしゃべり過ぎてしまい、シュワイカートをイヤな気持ちにさせてしまう。
帰りのクルマの中は、不穏な空気になるふたり。
ヘクターとガス
回復傾向
一時は命も危ないと言われたヘクターに回復の兆しが。
ヘクターはガスが雇った”ジョンズ・ホプキンス病院の医師:ブルックナー”の治療、リハビリを受ける毎日。
気づいたガス・フリング
ブルックナー医師はガス・フリングに病状を報告するが、「私が知りたいのは、今のヘクターが、以前のカレであるかと言うことだ」と言われ、最近のヘクターの様子をビデオで見せる。
それを見たガス・フリングは、あるシーン(ヘクターの指が触れてコップが落ちたシーン)を見た途端、表情を変える。
ブルックナーは筋肉の痙攣だと言うが、ガスは、ヘクターが意図的にコップを落としたと気づいたのだ。
ガスは素晴らしい成果だと言うと、今後も継続し治療すれば会話や歩行も可能だと言うブルックナーとの契約を切ることに。
マイク
極秘工事
クリーニング工場地下のラボ建設が始まった。
ドイツ人作業員たちは十分な環境を与えられてはいるが、作業現場への移動もすべてクルマ利用すると言う徹底ぶりで、彼らは居住区とラボを行き来するだけの毎日だ。
そんなある日、ひとりの作業員(キャスパー)が、不注意で鉄骨柱に工事車両をぶつけ、一部が崩壊してしまった。
怒ったカイは、「早く国に帰りたいのに何をしてんだよ」と食って掛かり、ケンカ寸前に。
マイクがドイツ語で皆を制したが、状況は決して良くない。
必要なこと
マイクは問題児のカイを国に返してはどうか?と提案するが、「困る。カレは一流の発破技師だ。口は過ぎるが仕事はできる。作業は8ヶ月だと思って来たが、まだ半分も終わってない。キミはオレたちに良くしてくれる。望みも叶えてくれるが、閉じ込められたままだ。新鮮な空気を吸って違う景色も見たい」とヴェルナー。
マイクは、彼らには休息が必要だと理解する。
トラブル
ジミーが裏稼業を営業していると、そこへ、”ソウル・グッドマンの黄色カード”を持って男がやって来た。
男は警官で、「あんたが売ってるケータイが犯罪に使われてる。なんとも思わないのか?場所を変えて売ってくれ」と言い出す。
ジミーは、「売ったあとのことは客の自由だし、合法的ビジネスだし、俺の客はここにいる」と言うが、警官は引き下がらず、言い合いになるふたり。
そこへヒューエルが戻ってきた。
ヒューエルはジミーが絡まれていると思い込み、買い物袋で男を殴ってしまう。
逮捕されたヒューエル
ヒューエルは警官暴行罪で逮捕されてしまった。
ジミーは、「誤解だろ。あんたが警官だってわからず俺を助けようとしたんだ。ここでケータイは売らない。頼むから面倒な手続きはやめよう」と交渉するが、警官はまったく譲らず、連行してしまう。
懲役2年6ヶ月が出たヒューエルは、「逃げる。服役するよりマシ」だと言い出すが、「逃げれば逮捕状が出て、警官暴行罪の上、逃亡罪までつけられてしまう。逃亡は絶対にダメだ。なぁ、俺を信じて任せてくれないか?」とジミー。
ヒューエルは、「服役しないで良いなら」とジミーに任せることに。
ヒューエルの弁護
自分で弁護できないジミーはキムを頼る。
キムは、(ジミーは何をやってるんだ?)と思いながらも、ヒューエルの弁護を引き受けることに。
キムは地方検事スザンヌに、「バビノーの18ヶ月の求刑は重すぎる。カレは警官をビニール袋で殴っただけ。ケガもさせてない」と交渉するが、スザンヌから、「譲歩はしない。前歴のあるスリよ。目撃者は資格停止中のゲスな弁護士で犯罪者にケータイを売ってる」と言われてしまう
結局、地方検事と取引できなかったキムは、「ヒューエルの服役は免れない。今から説明に行くから、私に賛同して絶対に逃亡させないで」とジミーに協力を頼むが、「合法にやれることがないならオレのやり方でやる」とジミーは行ってしまう。
キムはまたジミーがとんでもないことを仕出かすのでは・・・と不安になる。
そんな中、キムはある作戦を思いつき、スーパーで文具を買い漁ると、「ジミー、何をするにしても止めて。いい方法がある」と電話するのだったー。
感想
「ソウル・グッドマン」としてジミーが登場した2度目だと思いますが、本格的に、「ソウル・グッドマン」で仕事をした最初のポイントがこのエピソードで良いと思います。
ようやくソウル・グッドマンの誕生ですね、長かった~(笑)
キムとジミーがすれ違い生活になったのは仕方ないですね。
違う事務所になれば生活リズムも変わってしまいますしね。
ジミーはキムとの事務所を諦めていないようだけど・・・。
私もね、ジミーは優しい人だと思うし、どうにかして生きる術を知ってるひとだと思います。
例えば、見知らぬ国でワケもわからず監禁されたとしても、ジミーなら私を守って、解放させてくれるような気がするんですよね。
だけど、ほんとにいつも危なっかしいと言うか、(なんでそんなことする??)って人でもあるワケで・・。
検事に、「ゲスな弁護士」と言われてキムは悔しかったと思うけど、世間では所詮、そんなイメージなんだよね、ジミーって。
コメント