ベター・コール・ソウル 2 #8 フィフィ(相関図あり)

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海外ドラマベター・コール・ソウル

シーズン2も今回のエピソードを入れて残り3話。
IMDbの評価的は9,10話が9点台なので、期待です。ここが踏ん張り時!(笑)

#8 フィフィ Fifi あらすじ

キムは独立に向けて動き出す。
一方、ハワードは大口クライアントを引き止めるためにチャックの助けを得ようとする。
マイクは、ヘクター・サラマンカの尻尾を掴もうと、彼らを見張る。

 

相関図

まとめ

ジムーとキム

新しい出発

ジミーはキムのオファーを承諾、ふたりはホットドッグ店で独立を祝う。
「こんな店ですまない」と謝るジミーに、「節約よ。収入が安定したら一流レストランでお祝いよ」とキム。
ジミーはまだ退職届けを出していないキムに、退職届を出す前に顧客を説得するべきだなどとアドバイスするが、「各自の流儀で仕事する約束よ、私のやり方でやる」とキム。

このホットドッグ店は、ブレイキング・バッドでも何度か出てきたお店です

 

キム

キムとハワード

翌朝、キムはハワードに退職届を渡す。
ハワードはキムが、”シュワイカート&コークリー”へ移るものだと思っていたようだが、「個人事務所を開業する」と聞き、驚く。
ジミーと経費を折半するが、各々個人事務所を持つと聞き、「賢明だ」とハワード。
キムはすぐにでも学費ローンを返済すると言うが、「返済の必要はない。餞別だ」とハワード。
その寛大な対応に感謝するキムにハワードは、「新しく出発するキミが羨ましい」と、父からHHMを継ぐ選択肢をするしかなかった自分の人生を思い、「幸運を」と握手する。

キムはスムーズに退職できたことに安堵するが、ハワードが速攻でメサ・ヴェルデに電話するよう秘書に指示するのを聞き、全速力で部屋に戻ると、ペイジに電話し、月曜のランチ約束を確認、退職すると告げるのだった。

プレゼン

ケヴィンとペイジと会ったキムは、「安全な選択肢はHHMだが、正しい選択は私」と言い、テーラメイドスーツのようにきめ細やかに、事業拡大を狙うケヴィンのために全精力を注ぐとプレゼンする。

 

事務所の候補地

ジミーは元歯科医院の物件を見つけ、「ここに決めないか?」と言うが、気のない様子のキム。
心配するジミーにキムは突然キスをすると、メサ・ヴェルデとの商談を成立させたと言う。
正式な契約はまだだと言いながら、興奮が収まらないキムに、「キミのそう言う姿が好きだ」とジミー。
ふたりはこの物件に決めることに。

 

マイク

国境検問所

検問所で検問を受けた「Regalo Helado(アイスクリームのプレゼント)」の冷凍トラックは、問題なく入国するが、運転手の男は途中の砂漠で隠してある銃を手にする。

張り込み

サラマンカと関わり、八方塞がりのマイクは、この状況を打開するため、ヘクター・サラマンカ周辺を張り込むことに。
夜、ヘクターと取引したスイーツ店を張り込んでいたマイクは、メキシコナンバーの冷凍トラックが荷物を下ろし去った後、店にやって来たヘクター・サラマンカと部下を確認したマイクは、クルマのナンバーを控える。

工場跡地

マイクはヘクター・サラマンカのクルマを尾行し、工場跡地へとやって来た。
遅れてメキシコからの冷凍トラックもそこへ。
シャッターが降ろされ、何をやっているかはわからないものの、マイクは、元警官のカンが働く。

自宅へ帰ったマイクは、ホースと釘で、何やら道具を作る。

 

チャック

覚悟

メサ・ヴェルデを失う危機に、ハワードはチャックを頼る。
ハワードは、「ダメ元で午後からもう一度ケヴィンに会う。だが私はコンプランス関係は専門じゃない、要点を教えてくれ」と頼むが、キムとジミーの独立を聞いたチャックは、「事務所へ出る」と言い出す。
当然、ケヴィンにチャックの状態を知られたくないハワードは慌てるが、チャックは、「イカれた姿じゃなくプロらしく会う。電気は点けたまま、ケータイも集めなくていい。すべてそのままでいい。大丈夫だやり遂げてみせる」と言うと、スーツ裏地がサバイバルシートではない、勝負スーツを選ぶ。

弁護士チャック

ギリギリまでサバイバルシートを身体に巻きつけていたチャックだが、ケヴィンとペイジとの会談では、キムを選んで正解。彼女は若い有望株と悪口を言うどころか褒めた上で、州を渡る事業拡大の難しさ、それを専門にやってきた実績や専門知識を披露。それでも、「キムに全幅の信頼をおいている」と言うケヴィンには、「彼女は我々から学んだ。やれる」とした上で、ひとりでは手に余る状況も、HHMならチームで対処できると見事なプレゼンを披露。

チャックのいぶし銀の説得にケヴィンはHHMと正式契約した。
しかしチャックは、「実に素晴らしいプレゼンだった」と感嘆するハワードの眼の前で、崩れ落ちる。

 

形勢逆転

ジミーが顧客の要望に答え、軍の基地でB29との撮影をしていた時、エルネストから電話がかかる。
「昼間、事務所の会議に出たあと、具合が悪くなった」と言うエルネストにジミーは細かい指示を伝える。

契約のためにやって来たジミーは、店舗の前で呆然と座るキムを見つける。
キムは、「メサ・ヴェルデを失った。今朝、HHMでチャックに説得されたって。改めて聞くけど、これでもやるの?もう少し考えて進めるべきかも」と言うが、「こう言うときに助け合えるのがチームだ。契約しよう」と言い、キムも覚悟を決める。

 

ジミー

結局ジミーはチャックの様子を見に行く。
「まだ良くならない」と言うエルネストに代わり、ジミーがチャックを看病することに。
チャックはサバイバルシートに包まり、唸りながら眠っていた。

ジミーはチャックが眠っているのを確認すると、書斎に置いてある資料のチェックをはじめる。
そこには、HHMのクライアントの資料が入っていた。

ジミーは印を付けながら、メサ・ヴェルデの資料を抜き取ると、クルマでコピー店へ。
そこで持ち出した資料をコピーし、細工を施す。

ニセモノの資料を何枚も作り上げたジミーはチャックの家に戻ると、元の位置に戻し、いつものように椅子で眠りにつくー。

翌日の昼過ぎ、目覚めたチャックは少し体調がよくなっていた。
ジミーはチャックの身体を気遣うが、「長時間、外出して身体を痛めつけてるけど、仕方ないよな?キムがメサ・ヴェルデを引き抜くのが許せず、奪いに行ったんだろ」と指摘する。
チャックは、「奪ってはいない。元からHHMのクライアントだ。仕事が山積みなんだ。だからお前と話し合う気力ないよ。だがジミー、泊まってくれてありがとう。お互いにわだかまりはあるが、逆の立場なら私もお前に付き添うよ」と感謝する。
ジミーは、フクザツな気持ちになる。

 

感想

いつもはイッちゃってる感のあるチャックだけど、メサ・ヴェルデにプレゼンしたときのチャックは、さすがに大手弁護士事務所のシニアパートナーって感じでしたね。
今まで、ハワードがチャックを信頼し、立てる気持ちが理解できなかったけれど、あのプレゼンを見せられれば、ハワードの気持ちも納得です。
さぞかし現役バリバリのチャックはすごかったろうと思います。
でもね、結局、チャックは酷い自己愛のひとだと思います。ジミーが独立することや、ジミーと関係があるキムがメサ・ヴェルデを獲得することが許せず、後先考えずに行動した結果がアレですもんね。

そしてキムを思うあまり、メサ・ヴェルデの書類に細工をしてしまったジミー。
これは大きな問題になりそう。そしてキムとの終わりの予感。

今回、HHMの社名の理由もわかりましたね。
なんでハムリン、ハムリン、マッギルと2回ハムリンが続くのかと思っていたけど、ハワードの父親で創業者でもあるハムリンと、ハワード自身のハムリンの意味なんですね

今回のエピソード題は、「Fifi(フィフィ)」。
辞書には載っていないスラングで、女性を意味する言葉?とか色々検索しましたが、ドラマの中に答えがありました(笑)
現在飛行可能なB29が数台で、それぞれ愛称があるようです。
今回ドラマで出てきたB29が、「Fifi」でした~。な~んだ(笑)

 

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