ベター・コール・ソウル 2 #5 レベッカ(相関図あり)

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#5 レベッカ Rebecca あらすじ

キムを今の不当な状況から救おうとするが、キムはそれを拒否し、自分の力で抜け出そうとする。
一方ジミーは、2年めのアソシエイトから、ジミーの行動や考え方を批判されることに。
マイクは思わぬ人物から交渉を受ける

 

相関図

まとめ

過去:アルバカーキに引っ越して来たジミー

人生をやり直すためアルバカーキに引っ越してきたジミーは、チャックの口添えでHHMで郵便係として働きはじめ、1週間が過ぎた。
その頃、バイオリニストのレベッカと結婚していたチャックは、自宅にジミーを招くことに。
チャックはジミーと初めて会うレベッカを気遣い、「根はいいヤツなんだ。でもイヤなときは耳たぶを触って合図してくれ。ジミーに帰ってもらう」と決め事をする。

食事の席でジミーは、結婚式に出席できなかったことを詫び、今回招待されたお礼とレベッカの料理を褒め、得意の話術でレベッカを笑わせ、楽しませる。
しかしジミーの話術がウザいチャックは、耳を触ってレベッカに合図を送るが、レベッカはジミーとの会話を楽しみ、まったくそれに気づかない。

その夜チャックは、「ジミーは楽しくて良い人だった」と言うレベッカを笑わせようと、突然ジョークを繰り出すが、当然、シラけたムードになってしまう。

レベッカは何か仕事上に問題を抱えている様子

 

ジミー

アソシエイト:エリン

書類仕事に回される人事を受けて以降、ジミーからの電話に出ようとしないキム。
ジミーはキムを救う方法を考え出す。
そこへエリンがやって来て、「あなたがクリフに提出した異議申し立て書にいくつか注意点があります。ウチの事務所では書式にルールがあるんです」と言い出す。

ジミーは、「4年目のアソシエイトのオレが、2年目のキミから何を教わるって言うんだ?」と言うが、エリンは、「ウチの事務所の書式ルールです。たくさん訂正点があります」と言い、ジミーが作成した書類の問題点を挙げ始める。ジミーは、「もう帰るところだから明日訂正する」と逃げようとするが、エリンは、「今、やってしまいましょう」と引かない。そこでジミーは、「あとでキミの部屋に行く」と約束し、それをすっぽかして帰ってしまう。

キム

地下のアソシエイトの部屋で0時を越えても書類仕事を続けるキムは、ジミーの電話をムシし続けている。

そこへジミーがやって来た。
「この茶番劇を終わらせる方法を思いついたんだ」とジミー。
それはキムがHHMを訴える書類だった。
「私に訴えろって言うの?」と言うキムにジミーは、「それを提出するだけだ。能力をムシした不当な扱いだ。雇用法の詳しい弁護士を雇おう。チャックはキミを取引の道具にした。明らかな脅しだ」と言うは、キムは、「チャックのせいではなくあなたのせいよ。私はそのツケを払ってる。私も甘かった。裁判をしてたとえ私が勝っても、どこも私を雇わない。キャリアが終わる」とキム。

「それならオレがディヴス&メインを辞めてキミを苦境から救う。キミが何を言おうがこれはチャックの仕業だ。望むが叶えばキミを許す」とジミー。
その言葉にキムは、「自分を犠牲にして私を救うみたいな言い方、やめて。私のためだと誤魔化さないで。1日でいい、規則を破らず、上司を怒らさずに働けると証明してみせてよ。助けは要らない。自分でやる。もう帰って」と言いきる。

ジミーのやり方とエリン

キムの言葉を受けジミーは翌朝エリンに謝罪し、書類訂正すると、エリンと司法手続きに行くが、受付の女性はいつもどおり、無愛想に希望の日はすべて、「無理」と言う。

そこでジミーは小さなぬぐるみをみせるが、エリンはぬいぐるみを奪い取ると、「賄賂です。間違ってる!」と猛抗議。結局、予約は1ヶ月先になってしまった。

検事のビルとの再会

トイレで検事のビルと再会したジミー。
ビルはジミーが、ディヴィス&メインへ入ったことを知っており、「ツイてるじゃないか。クルマに自分の部屋か?専属のアシスタントまでいるんだろ?ムカつく」と言う言葉を残して去ってしまう。

ビルはジミーがプロボノ案件中心で活動していたとき、何度も闘った検事だ

 

キム

もがく

キムは友人や仕事仲間などこれまでのコネクションを使い、新しい顧客を得るため、片っ端から連絡するが、やはりそれは簡単ではない。必死でもがくキム。

そんなある日、友人のペイジから銀行「メサ・ヴェルテ」のCEOケヴィン・ワクテルからの顧問契約の話しが持ち上がる。
キムはシニア・パートナーのハワードとペイジとワクテルを出迎えると、話をまとめあげた。

「早速ペイジと連絡を取り、戦略を考えます。アソシエイトの人選もします」と言うキムにハワードは、「フランシスに任せるよ、キミは書類仕事で大変だろう」と待遇は変わらないと示す。
キムは絶望するー。

 

チャック

ハワードの報告

ハワードはウィスキーのボトルを持ってチャック宅を訪れると、「大口の契約が取れた。”メサ・ヴェルテ”だ。顧問を取った」と報告、乾杯する。

「25万ドルの契約か。他州への事業拡大案件は難しい。よくやった」と言うチャックに、ハワードは、「キムが取った」と言う。
チャックは驚き、「名誉挽回かな?」と言うが、「どうかな?」とハワード。

チャックとキム

チャックは真夜中に出社し、朝9時まで働くパターンにトライすることに。
チャックはすべての電源が落とされたHHMに出社するが、突然明かりがつき、驚く。
キムだった。

「こんな時間に出社か?」と驚くチャックに、残業をしていたとキム。
チャックはキムにコーヒーを淹れてくれと頼む。

「2杯用意してくれ」と言われ、一緒にコーヒータイムを過ごすキム。
キムはチャックに、「私に未来はありますか?」と問う。

「キミと私は共通点がある。ジミーのとばっちりを受けたね。私も何度も同じ失敗をした。今度はハワードもキミに怒ってる。厄介だよ。父親の話を聞いたことはあるか?父は本当に善人だった。苦労した末、全財産を投じてシセロの街角で小さな雑貨屋を持ったんだ。町の人気者だった。私は大学に行き、ジミーは店を手伝った。だが父は商才がなく、カネの問題を抱えるようになったんだ。私は判事の助手をしていたが、店を立て直すために帳簿をチェックした。数年の間に、1万4千ドル(≒200万円)が消えてた。ジミーが少しずつくすねてたことがわかった。だが父は、ジミーはそんなことはしないと信じなかった。結局、店は売却、半年後に父は亡くなった。ジミーは誰よりも泣いた。弟は悪人じゃない。良心もある。ただ止められないんだ。周りはその尻拭いする」。
チャックはそう話すと、「ハワードと話し、キミの件を何とかしよう。メサ・ヴェルテのことは良くやった」と言うー。

 

マイク

義娘と孫娘

銃声が聞こえると神経質になっていたステイシーを、マイクは高級モーテルに避難させた。
ステイシーは、「安全で静かで犬も泊まれて本当にうれしい」と落ち着いた様子を見せる。

サラマンカからの取引

ダイナーで食事をしているマイクの前に現れたヘクター・サラマンカは、「甥っ子が酷いケガを負わせて悪かった。一族を代表して謝罪する。ムショ行きは良い薬になるが、8年は長すぎる。銃の不法所持は8~10年だ。加重暴行、銃の保持、あんたの財布も奪った。銃はあんたのものだと証言してくれ」と言い出す。

マイクは、「私が銃の不法所持になる」と言うが、ヘクターは、「手加減してもらえるさ、元警官だ」と言うと、「アイツに謝罪させるし暴行の刑期も務めさせる。それにお詫びとして5000ドル払う。考えてくれ」と言うのだった。

 

感想

書きたいことがいっぱいありますが、とりあえず、サラマンカじぃさんの登場だぁ
ブレイキング・バッドより過去の話しなので、ヘクター・サラマンカは現役バリバリのサラマンカ一家の頭らしい。このドラマが人気なのは、ブレイキング・バッドに出演していたキャラクターの過去をこうして掘り下げてくれるところにもあるんでしょうね。
しかし裏社会の仕事は高額だけど、こうやってギャングの世界と結びつき、離れられなくなる怖さがありますね。

原題は「レベッカ」。チャックの妻、または元妻。もしくは元カノの名前ですね。
2話でチャックは「シシリエンス」をピアノ演奏していたけれど、そのときの楽譜に”レベッカ・ボイス”の名前がありましたから、その女性ですね。
エピソード題にした割に、レベッカの登場は冒頭だけ。
レベッカは今のチャックに何かしらの影響を与えたような気がするけれど、それは今後明らかになると言うことかな。
チャックがキムに話したジミーの話しは、チャックから見たジミーの話し。それがすべてではないだろうけれど、兄としてジミーを愛しているのだろうし、心配し、助けて来たのでしょう。そして、何度もチャック的に裏切られ、今、兄弟は微妙な関係になっていることが垣間見れました。
だけど、根底には、ジミーを羨ましく思う気持ちがあるんだと思う。
どんなときも人を笑わせ、楽しませる魅力を持ってるジミーをチャックは羨ましいと思ってるハズ。

ハワードがキムに制裁を続けるのは、やっぱりチャックの手前なのかな?
そんなにチャックのことを気にしなくていいじゃんと思うけど、そう言うものじゃないのかな。
ハワードなりにキムを助けるために、チャックの家を訪ね、報告しているのかもしれませんね。

 

コメント

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