1話毎に面白くなって来ている「ベター・コール・ソウル」。
この展開、やっぱり好きだわっ
#3 ナチョ Nacho あらすじ
ナチョからケトルマンのカネ強盗計画を聞かされたジミーは、知らぬ存ぜぬができなくなり・・・
相関図
まとめ
過去:チャックとジミー
チャールズ・マッギル(チャック)は、依頼人の弟ジミーと留置所で面会する。
今回ジミーは、器物破損、暴行罪、性犯罪で逮捕されたが、「ウソだ。何とかしてくれ。ただのシカゴサンルーフだったんだ」とジミー。
チャックは、今、関わっているすべてのことから手を引く約束で、ジミーを担当することに。
今は私もわかりません
悩み、迷うジミー
キムに警告を伝える
ジミーはナチョから、”ケトルマンから奪おうとした150万ドルを代わりに奪ってやる”と持ちかけられ、ケトルマン一家に危険が及ぶのでは?と心配で落ち着かないジミーは、夜中の2時にも関わらず、元同僚のキム・ウェクスラーに電話をしてしまう。
ジミーはキムから、ケトルマンについては何も答えないと言われてしまうが、ナチョの計画を知った以上、それを見過ごすことが出来ず、「ケトルマンが狙われてる。家族も危ない。カネの管理を気をつけるべきだ」と警告する。
突然の警告にキムは、「どう言う意味?何か知ってるの?」と問うが、ジミーは酔ってると誤魔化す。
ケトルマンに警告
やはり知らぬフリは出来なかった。
ジミーはネイルサロンにある材料で簡易変声機を作ると、公衆電話からケトルマン家に電話をする。
最初は陽気な留守番電話だったが、何度もかかってくる電話にクレイグ・ケトルマンが出た。
ジミーは簡易変声機を使い、「ケトルマン危険だぞ。連中がカネを狙ってる。家族も危険だ」と警告するが、既にナチョはケトルマン家の近くにクルマを停め、偵察をはじめていたー。
失踪
突然の失踪
仕事中のジミーにキムから電話がかかる。
その電話でジミーはケトルマン家へ向かうが、そこには大勢の警察官とキム、ハムリンの姿も。
ハムリンはジミーが来たことを訝しがりながらも、「玄関が開いており部屋は荒らされていた。一家は行方不明で捜索中だ」と言う。
キムはジミーに、「昨日の電話は何だったの?子どもたちもいなくなってるのよ、何か知ってるなら教えて」と言うが、ジミーは、「本当に何も知らない」と言う。
弁護士として
恐れていた展開にジミーは、自分に言い聞かすように、(大丈夫だ)を繰り返すが、やはりナチョの仕業では?と言う不安が拭いきれず、公衆電話からナチョのケータイに電話をする。
留守番電話だったが、ジミーは、「弁護士としてキミの力になろう」「断じて何も知らない。誰にも話してない。率直に話し合おう」など、何度も何度もナチョのケータイに伝言を残すが、ナチョから折り返しの電話がかかることはなかった。
ジミーが諦めかけたその時、公衆電話のベルが鳴った。しかし電話は無言で切れてしまう。
程なくして、怪しげな男二人がジミーに向かって歩いてきた・・・(ヤバい)と直感したジミーは平静を装って逃げようとするが、捕まってしまう。
男たちはナチョの仲間ではなく、刑事だった。
ナチョとの対面
刑事曰く、ナチョが弁護士のジミーを呼んだらしい。
刑事の情報で、ケトルマン家の失踪にナチョが関与していると思い込んだジミーは、「全面的に協力し、深い自責の念を見せれば、量刑を最小限にすることもできる」と諭すが、ナチョは、「あんたがオレをハメたんだろ?クソ野郎。オレは失踪とは関係ない。だいたいあんた以外にケトルマン襲撃の計画は話してない。だがオレは逮捕された。あの刑事がオレの取引を嗅ぎ回り、何かをつかんだらあんたはヤバいぜ。今日中にオレをここから出さないと、あんたは死ぬ」と脅迫する。
ナチョを釈放するために
取調室から出てきたジミーを待っていた刑事とキムは、失踪についての情報を求めるが、「ナチョは知らない。ケトルマン失踪と関係ない」とジミー。
もちろん刑事もキムもそれを信じるワケがない。ジミーは、バンのDNAを調べれば、ケトルマンとは関係ないと判明すると言うが、結果が出るのは数週間先だと言うので、「何か見落としてるかもしれない。現場を見たい」とジミー。
ケトルマンの家の中は荒らされ、どうみても何者かに拉致されたように見えた。
しかしジミーは、クレイグの娘ジョジョの人形がないことに注目。「いつも抱いてる人形がない。ムリやり連れ出されたんじゃない。拉致を自作自演したんだ。100万ドル以上を横領して逃げ延びるために被害者を装ったんだ」と言い出す。
しかしキムは、「自作自演などあり得ない」と言い、刑事は、「クルマは置いたまま、タクシーを呼んだ形跡はない。彼らは何者かに拉致されたと考えるのが妥当だ」と言う。
そこでジミーはキムに、「内密な話だ。キミとの電話のあと、ケトルマンに匿名で”危険だ”と警告の電話をした。ナチョから強盗計画を聞いていたからだ。カレらはその電話でビビって逃げ出したんだ。キミが警察とFBIにこの事情を説明し、一緒に一家を探し出し、ナチョを釈放する」と提案するが、「ハムリンはクライアントのケトルマンが有罪になるようなことはしない。ムリよ」とキム。
ジミーはキムの協力を諦めるしかなかった。
マイクとジミー
ジミーはナチョともう一度話し合うために駐車場を出ようとするが、毎度のことながら駐車場係のマイクと駐車料金を巡ることで揉めることに。
しかし絶対に妥協しないマイク。
業を煮やしたジミーは、クルマから降りると、「クソオヤジが!」と手を出そうとするが・・・マイクに取り押さえられてしまう。
暴行容疑で警察署に連れて来られたジミーを見てケトルマン家失踪担当の刑事たちは、「ジミーの逮捕を利用しナチョの口を割らせたい。告訴してくれ」とマイクに頼む。
ジミーは、「マイクが暴行容疑であんたを告訴すると言ってる。だがあんたが我々に協力するなら告訴は取り下げる。協力しろ」と強要する刑事らに、「暴行なんかしてない。ナチョは失踪には関わってない。ケトルマンの自作自演だ」とジミー。
そのやりとりをずっと聞いていたマイクは、「告訴はしない」と言い出す。
慌てたのは刑事たち。「話しが違う」と言うが、マイクは立ち去ってしまう。
ジミーはマイクを追いかけ突然告訴を取り下げた理由を聞くと、マイクは元警官だと言い、「あんたの話は筋が通ってる。ケトルマン一家は近所に潜伏してる。昔、そんな事件を担当した」とアドバイスする。
ケトルマン一家を探して
マイクのアドバイスで、ジミーはケトルマン家の周辺を捜索、プールから続く裏山をターゲットに、小一時間歩き、とうとうキャンプをしているケトルマン一家を発見する。
ジミーはキムに電話すると、「オタクのバカなクライアントを見つけた。彼らを連れて帰る。そっちで会おう」と約束し、ケトルマンのテントを覗く。
突然現れたジミーにケトルマン一家は驚くが、ジミーから、「家に帰ろう。出廷すると約束しないと警察に逮捕される」と言われ、「話し合いたい」と言い出すベッツィ。
しかしジミーは、「潮時だ。もう諦めろ」と彼らを強制的に帰らせようとカバンを持つが、ベッツィはそれを奪われぬまいと必死に引っ張り・・最後はカバンが破け、中から150万ドル相当の札束が!
それを見て、「そう言うことか・・・」と呟くジミー。
感想
面白くなって来ましたね。
そして今更ながらに、ジミー・マッギル、のちのソウル・グッドマンが主役なので、弁護士のジミーが巻き込まれていく数奇な運命の話なんだなとわかって来ました。
今回、マイクのアドバイスでケトルマン一家を探して山を歩いたのも、依頼者ナチョのため。もちろん、ナチョから、「オレを今日中に釈放しなければ死ぬぞ」と脅されたからもあるけれど、
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