#2 トゥコ Mijo あらすじ
横領事件の関係者クレイグ・ケトルマンを顧客にしようとジミーは、当たり屋ラース&カルにある依頼をするが、その計画は思わぬ展開に。
ラースとカルは、ギャングのトゥコ・サラマンカに拉致されてしまい・・・・。
相関図
まとめ
トゥコ・サラマンカ
見事に成功するが、ベッツィはクルマから降りてくるどころか、痛がるカルをそのままにクルマで走り去ってしまう。ラース&カル兄弟はジミーに連絡し、クルマを追跡する・・。
老女の正体
ひき逃げをしたクルマは程なくしてある家の駐車場に停車したが、降りてきたのは”老女”だった。
その老女をベッツィと勘違いしたラース&カルは、「ひき逃げしただろ?治療費を払え」と迫るが、英語がわからない老女は兄弟に、家に入るようジェスチャーで促す。(ここまでが#1)
「助けておくれ。クルマでひいたって。どうしたらいいのかね」と困った様子の祖母。
トゥコは、「オレに任せて」と2階へ避難させるが、兄弟は、「クソババァにひき逃げされた。治療費を払え!」と要求する。
次の瞬間、トゥコは祖母の杖で2人を殴り倒してしまう。
トゥコとジミー
トゥコがラグについた血液を拭いていると、玄関ドアをノックする音が・・・。
ラース&カル兄弟のスケボを見つけたジミーがやって来たのだ。
銃を向けジミーを家の中へと引き込むと、「何者だ?アイツらの仲間か」とトゥコ。
ラグの血痕を見てしまったジミーは、「依頼人が交通事故にあったが、私が兄弟を引き取り立ち去る。二度とあんた方の前に姿を現さん」と交渉する。
トゥコはジミーを倉庫へ連れて行く。
そこには、手足を拘束されたラース&カルが。
トゥコからナイフを渡されたジミーは兄弟を解放しようとするが、「全部この男に言われてやったんだ。あんたを騙すように言われた。2000ドルぶんどるって言ったんだ」と言ってしまうラース。
「オレのバァちゃんをカモにしたのか?」とジミーに銃を向けるトゥコ。
結局、解放されるどころかジミーも手足を拘束されてしまう。
荒野で
手足を拘束され、ジミーとラース&カルは荒野に連れて来られた。
「お前は一体何者だ?」と迫るトゥコにジミーは、「私は弁護士だ。キミでもばあちゃんでもないベッツイ・ケルトマンを騙そうとしたんだ。彼女の夫が150万を横領したんだ。おいしい案件だから契約したかったんだ。強請る相手を間違えただけだ」とジミー。
しかしトゥコはジミーが警察官か、FBIかDAEだと疑わず、工具ハサミで小指を挟むと、「本当のことを言え」と迫る。
ジミーは何度も何度も”弁護士だ”と訴えるが、まったくそれを信じようとしないトゥコに、とうとう、「FBI特別捜査官ジェフリー・スティールだ。キング・ブレーカー作戦の潜入捜査だ」とその場凌ぎの嘘をついてしまう。
それを聞いた途端、「あの取引はうますぎると思ったんだ、やっぱりだ」とトゥコ。しかし仲間のナチョは、「本当のことだけ話せ」と迫る。
「弁護士だ。キミたちのことは知らないし、取引のことなど何も知らん。解放してくれ。頼む」とジミー。
その言葉にナチョは、「弁護士を殺すの得策じゃない。解放しよう」と言うが、トゥコは、「バアちゃんをクソババァと侮辱した。許すわけにはいかない」とOKしない。そこでナチョは、ジミーだけを解放すると言う条件でトゥコと話をつけた。
ジミーは解放されたが、・・・・ジミーはラースとカルを見捨てることができなかった。
ジミーはどうやって始末しようかと目をギラつかせるトゥコに、「ふたりにも母親がいる。苦労してふたりを育てた・・・」と出まかせの作り話で心情に訴え、「罪に見合う罰を与えるのはどうだ?」と提案する。
もちろんサイコパスなトゥコは、(目をを潰す、両手両足をもぎ取るなど)など残虐なことを言うが、ジミーはそれを【ひとりに付き1本の足を骨折させること】で交渉を成立させた。
トゥコはラース&カルをしっかり痛め付け、ジミーはふたりを病院へ運んだー。
心を入れ替えて
日常生活に戻っても、トゥコとの一件が忘れられないジミーは心を入れ替え、公選弁護人の仕事を真面目にコツコツこなすことに。
そんなある日、ジミーの事務所にナチョ・ヴァルガやって来た。
突然、「あんたがベッツィ・ケトルマンから奪おうとしてた150万ドルを代わりに奪ってやる。仲介料として10万でいいだろ?」と言い出すナチョ。
ジミーは、「顧客にしようと画策しただけでカネを強奪する気じゃない。私は弁護士だ。犯罪者じゃない。それに二度と罪は犯さない」と言うが、「トゥコから命を助けてやった」とナチョ。
ジミーは、「弁護士としてキミの力になる」と言うが、ナチョは電話番号を渡すと、「腹を極めたら連絡しろ」と言う。
感想
「ブレイキング・バッド」の時も話しましたが、私は原題重視タイプです。
今回のエピソードは、「Mijo」。
スペイン語で(ミーホー)と発音するようで、英語圏で我が息子(娘)を呼ぶ時の「my son, my baby」的意味のようです。
良く出来たStoryでしたねー。
個人的には、心を入れ替え、公選弁護人として一生懸命に働くシーンを安いカップコーヒーと対比させたりするシーンが好きでした。
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