ROME(ローマ)1 #3 ローマ入城前夜(相関図付)

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深く考えず行動するプッロの行動が歴史を作ったの

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#3 ローマ入城前夜 An Owl in a Thornbush あらすじ

ローマへの進軍するカエサルはヴォレヌスに偵察するよう命じるが、プッロの勝手な行動で、ローマ軍を襲撃してしまう。その報告を聞いたポンペイウスは、予想より早い進軍に、迎撃態勢が整わないと判断、ローマからの一時的な撤退を決断する。

相関図

まとめ

ヴォレヌスとプッロ

カエサルの命令

ヴォレヌスは、ローマまでの防御拠点を偵察すること、抵抗する市民に宣誓文を託し、元老院の扉に打ち付けつけるようカエサルから命令を受ける。

信心深い共和政信者ヴォレヌスは、ローマ進軍を神への冒涜と考えており、反逆者になってしまったことに苦しみながらも、カエサル軍第13軍団師長としての任務を続けている。
指示に従わないプッロ

ヴォレヌスはプッロと斥候数十人を引き連れローマへの進軍を開始する。
ローマまで45キロの地点で野営するローマ軍と遭遇したヴォレヌスは、「我々の任務は偵察。抵抗に遭うまで進軍する」と言うが、プッロは、「突撃しよう」と剣を抜くと斥候を鼓舞、馬を走らせ野営地を襲撃するが、突然のカエサル軍の襲撃に、戦争経験の少ないローマ兵はビビリ、戦うどころか逃げ去るー。

 

ローマ

迫るカエサル軍の脅威

カエサル軍がローマ45キロ地点まで進軍していると報告を受けた元老院の議員たちは、想像以上の進軍の速さに動揺する。
ポンペイウスも、このスピードなら2日後にはローマに攻め入られると計算、「ローマは攻めないだろう」と言うキケロに、「イヤ、攻めてくる。だがローマは3つの軍団しかなく新兵ばかりで戦争経験がない。今、私の軍隊をローマに呼び寄せているが残り2日で態勢を整えるのは無理だ。ひとまず南へ戦略的撤退をする」と言い出す。
その発言に驚き、カトーとキケロは、「ローマを捨てるのかっ!」「剣も抜かずにこのローマを失うのか!」と声を荒げるが、「態勢を整えなければ戦えない」とポンペイウス。

アティアの屋敷

”カエサルはローマの敵とみなす”と宣言されて以降、アティアの屋敷には物が投げ込まれ、嫌がらせを受け続けていた。ブルートゥスと母セルウィリアはアティアを訪ね、カエサル支持を表明するが、「カエサルがやっていることは重大な反逆行為。しかもたった1つの軍団では勝てない。自殺行為だ」と言う。しかしオクタヴィウスだけは、「ポンペイウスの方が劣勢だ」と意見する。

ローマを捨てる

町では広報者が、「執政官ポンペイウスがローマを離れ、貴族、騎士も同行する。ローマの留るものは敵とみなす」と告げる中、ポンペイウスは側近ドゥリオに”国庫の金塊”をカピトリヌスの金庫へ移動させるよう指示し、撤退を開始する。

ブルートゥスと母セルウィリアの決断

まさかポンペイウスと元老院がローマを見捨てるなどと思ってもいなかったブルートゥスは、「ローマに残れば反逆者になり、カエサルの愛人ゆえに酷い処罰を受けることになる。ローマを出るしかない」と母親を説得するが、セルウィリアはローマに残りカエサルを待つと決意、二度と会えない覚悟の上、息子に別れを告げる。

 

ローマに留まるアティア

援助を懇願する貴族たち

屋敷には、ローマに留まりたい者たちがアティアに匿って欲しいと懇願しにやって来ていた。しかし彼らの狙い(ローマにある財産を心配している)がわかっているアティアは5000デナリウスを要求したり、適当にあしらう。

グラヴィウス殺害指示

そんな中、オクタヴィアが屋敷を抜け出し離婚した夫グラヴィウスに会いに行っていると知ったアティアは奴隷にグラヴィウス殺害を命じる。
翌朝、アティアの屋敷の前に、グラヴィウスの死体が置かれた。
愛する元夫の無惨な姿にオクタヴィアは意識を失ってしまう。

オクタヴィアは母アティアの関与を疑うが、アティアは、「私は決してグラヴィウスの死には関わっていない」と言いきる。

 

コルフィニウムへの道

元老院議員、貴族たちとコルフィニウムへと移動を始めたポンペイウス。
カトーは戻らないドゥリオに、「金がなければ軍団の給料、食料が賄えない」と心配するが、ポンペイウスは、「ドゥリオは私の右腕、失敗はせん」と言いきるが、既にドゥリオは部下9人の裏切りに遭い殺害され金塊を積んだ牛車ごと盗まれていた

 

ローマの異変

ローマに近づいても、ローマを守るはずの兵士が攻めて来ないことを不審に思うヴォレヌス。
プッロは兵士は逃げたのかも知れないと言うが、共和政信者であるヴォレヌスは、「共和国兵士は逃げない。これはきっと何かの作戦だろう」と訝る。だがその後、ローマから移動して来た牛荷車の男から、「ポンペイウスはカエサル軍の速さに負け、兵を集められず議員と一緒に南へ逃げた」と聞かされる。

だがポンペイウスの罠ではないかと疑っているヴォレヌスは、その男たちが農民のフリをしているのが兵士と見抜き、剣を抜くと全員を始末、ローマの入口門までに達する。
が、そこに門兵の姿はなかった
思わず、「ウソじゃなかったのか」と落胆を隠せないヴォレヌスにプッロは、「戻って積荷を確認しよう」と提案するが、ヴォレヌスは、「カエサルの指示どおり抵抗に遭うまで進む」と任務を全うする。

牛荷車の男たち(9人)は、共和国の兵士たち。ポンペイウスの右腕ドゥリオを殺害し、金塊を強奪した男たち。ポンペイウスの兵士のひとりはうまく逃げ切った

 

ヴォレヌスの決断

第13軍団はローマへと入るが、町は荒れ果て、もぬけの殻だった。
ヴォレヌスはカエサルの命令どおり元老院のドアにカエサルからの宣言書を打ち付けると、「任務は果たした。辞める」と言い出す。プッロは、「第13軍団(ヴォレヌスは軍団師長)を見捨てるのか?」と引き止めるが、ヴォレヌスはプッロに剣を預けると去ってしまう。

ヴォレヌスはローマの女神ウェヌスに、「妻ニオベの愛が欲しい」と血を捧げ自宅へ戻るが、そこにはニオベが待っていた。
ヴォレヌスはプッロのアドバイスに従い、ニオベに、「キレイだ」と言い、これまでの自分を反省し変わる、娘の息子に賭けて誓うと言う。ニオベはその言葉に、真実を告白しようとするが言えず・・・ヴォレヌスから、「過ぎたことだ、やり直そう」と言われ、受け入れる。

【プッロのアドバイス】
ヴォレヌスは、「女性には詳しい」と豪語するプッロに、妻とどう向き合うべきかを相談。
プッロはヴォレヌスに、四六時中キレイだと言い、ソフトに話し、セックスの秘技を教えた
【ニオベの真実】
夫が戦死したと思っていたニオベは恋愛し、妊娠、赤ん坊を生んだのだった。しかし、夫が生きていることがわかった今、ニオベは男と別れ、もう一度夫を愛そうと努力している。

 

牛車に戻ったプッロ

ヴォレヌスと別れ、女性を助けるために牛車まで戻ったプッロは倒れている女性を見つけると、手縄を切り、荷台を調べるが、木箱の中身が大量の金塊と知り、驚く。

その時カエサルがアンドレウスと軍を率いてやってくるのが見えた。
プッロは女性を荷台に乗せるとボロ布を被り、兵士であることを隠すと牛車を移動させはじめる。
それに気づかず、ローマへと向かうカエサルたち

 

感想

高倉健並に、「不器用ですから」のヴォレヌス。
プッロから女性の扱いを教わる姿がおかしかったけど、それだけピュアなんだろうなぁと。
ニオベも8年も戻って来ないで、なんなら戦死したと聞かされていたんだから、浮気と言うより、仕方がないことかと・・・。ヴォレヌス夫婦が幸せになればいいなぁ。でも、ほんとうに騎士を辞められるのかな。

ポンペイウスは新兵ばかりの軍ではローマを守りきれないと考え、ローマを捨てたワケだけど、それもこれも皆、プッロが絡んでいると言う~・・・なんかそういうものなのかも知れませんね、歴史って。

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