今週FOXでは20話「分かれ道」を放送
#21 リスク Risk あらすじ
病院のすぐ近くで医師が撃たれ、ER封鎖に見舞われるチャスティン。
デヴォンとAJは、ポッドキャスターのジミー・ミラーを担当するが・・・。
相関図
まとめ
デヴォンとリーラ
リーラと別れを決め、部屋を出たデヴォンはコンラッドを頼る。
「幸せそうに見えたのに」と言うコンラッドに、「触れなかっただけで問題はあった」とデヴォン。
コンラッドは、「いつでも力になる」と言う。
患者ジミー・ミラー 1
ポッドキャスター
長年特発性肺繊維症(IPF)で苦しんでいるジミーは、ちょっと名前の知れたポッドキャスター。
デヴォンはジミーを肺移植の待機リストに載せることに。
だがAJは患者がジミーだとわかると、「注目を浴びるために流行りのものすべてに反対する男だ。政府、グルテン、今は反ワクチン派を唱えてる」と言い出す。
待機リストに載る条件
AJとデヴォンは、”肺移植待機リストに載るためには予防接種をしていることが条件”と言い、その必要性を説明するが、ジミーは、「反ワクチンは私の主義だ。絶対に予防接種はしない」と言い切り、妻ローラに至っては、「ジミーは例外でしょ」と言う始末。
ケイド
このエピソードの続き
翌朝、ケイドは辞表を出した。
「ここに残り、気を緩めた瞬間に殺される」と言うケイドの気持ちを受け入れたコンラッド。
コンラッドは、行き先さえ言えないと言うケイドをハグする。
病院玄関まで見送り、FBIの護衛が追従するのを確認したコンラッドがERへ戻ろうとした時、銃撃音が!
ケイドが銃撃されたのだ。
コンラッドはすぐさま救助に向かうが、ケイドは、「私、死ぬの・・ひとりはイヤ。手を握って・・」と言うと意識を失ってしまう。
FBIのガルシアは、ERを閉鎖、職員全員のIDチェックと待合室の患者を病院外に出すよう指示する。
ER
左胸と腹部を撃たれ、出血性ショック状態の中、「血液・・血液が・・・」とつぶやくケイド。
コンラッドは、「大丈夫だ。必ず助ける」と約束、ケイドは意識を失ってしまう。
駆けつけたヴォスから、ケイドの問題を隠しておくつもりなのかと聞かれたコンラッドは、銃撃事件に動揺するアーヴィングやデヴォン、ビリーに、「ケイドはマフィアから報復された」と言い、事情を公表する。
特殊な血液型
輸血と挿管が行われたが、ケイドの容態は良くなるどころか拒絶反応を起こしてしまう。
すぐにも脾臓摘出が必要だったが、「失血が多すぎる。輸血なしではオペできない」とベル。
問い合わせた結果、ケイドは、Rh null型と言う特殊は血液型とわかり、近隣州にRh null型の輸血はなかった。
「輸血が届くまで放っておくことはできない。リスクを取ろう」と言うベルの案で、まず脾臓摘出を行い、開腹状態のままICUへ移し、輸血が届くのを待ってオペを再開する方法を取ることに。
ベルは助手に入ったリーラに、「輸血はできないから出血は最小限に留めよう。失敗はできない」と言い聞かせ、オペを開始する。
しかし切開した途端に腹部から血液が溢れ出してしまう。
そんな中ベルは脾臓を摘出すると、損傷している腸の一部を切除。腸を吻合しないままケイドをICUへと移動させ、輸血が届くのを待つことに。
ビリーとデヴォンはRh nullの血液を捜して奔走するが、近隣州はおろか東海岸エリアでさえなく、途方に暮れる。しかしデヴォンはシアトル在住のケイドの父サリヴァンに連絡を取り、同じ血液型だと確認し、アトランタに呼んだと言う。しかし父親の到着は16時間後だった。
これではケイドが失血してしまうとコンラッド。その時ビリーが、「Rh null型と分かってるケイドは自分の血液を保管してるはず」とひらめく。
ビリーの予想どおりケイドは前の職場であるアトランタ総合病院に血液を保管していたが、届いた輸血は袋が破損しており、血液は使えないとわかる。
患者ジミー・ミラー 2
会見
病院前で会見したヴォスは、ERの再開と医師銃撃事件について説明するが、マスコミからの質問は何故か、「反ワクチン派のジミー・ミラーを見捨てるのか」「これは反ワクチン派への罰なのか」と言う質問ばかり。
実は肺移植の待機リストに載せることはできないと言われたジミー・ミラーが病室から、「移植のためにワクチンを無理強いされている犠牲者。チャスティン病院に見殺しにされる」と配信していたのだ。
真実
しかしその直後、咳重積発作を起こしてしまうジミー。
AJとデヴォンは妻ローラを部屋から出し、素早く処置するが、ジミーは、「ウソをついた。移植してくれ。ワクチンなら打ってる」と言い出す。
接種記録もあり肺移植の条件を満たしたジミーを肺移植待機リストに載せなければならなかったが、AJとデヴォンは、「予防接種済を隠して待機リストに載せれば、世間はジミーを特別扱いしたと騒ぎだす」と懸念する。
真実を知った妻ローズ
反ワクチン派はウソで、ジミーが予防接種を受けていたと知ったローラは、「息子は予防接種をしなかったせいで”はしか”にかかり肺炎になり死ぬところだった。私もコロナ感染で何週間も入院するハメになったのに自分だけ接種してたなんて!全世界に公表してやる!離婚よ!」と言うと病室を出て行ってしまう。
ジミーと言う男
ローラの投稿で、世間から”ウソつきジミー・ミラー”と叩かれているのに、「炎上はすぐに収まる。こう言う時は新しい敵を作るんだ」とジミー。どうやらジミーは妻ローラを悪役にするつもりらしい。
その上ジミーは、「反ワクチン派でも予防接種してる人はいる。ローラは慰謝料目当ての浮気女だ。皆オレを信じるさ」と強気だが、「残念ながらあなたはウチでは移植術を受けられない。チャスティンでは、”移植後1年間、支えてくれる配偶者及びパートナーがいるもの”と言う限定がついてる。あなたにはもういない」と言われ、「やってられない!転院する!」と悪態をつく。
ケイドを救うために
代用血液ヘモグロビン2.0
八方塞がりの状況にデヴォンは、”ヘモグロビン2.0”を使用してはどうかと提案する。
それはFDAも承認していない代用血液だったが、成功例もあることから、一か八かに賭けてみることに。
病院にヘモグロビン2.0が届いた。
一か八かの輸血は、血中酸素濃度が下がるなど問題は起きたものの、血圧が上昇、ベルは、「これならオペできる」とし、ケイドのオペを再開する。
コンラッドの気持ち
オペを見守るコンラッドに、「ケイドを好きなの?」とビリー。しかしコンラッドは、「NO」と答える。
「彼女はここを去るって分かっていたから恋愛関係にはならなかった。互いにバリアを張ってたんだ。オレのバリアはニックだ。ケイドじゃなくても前に進めない。もう大切な人を失いたくないし、ニックへの罪悪感もある。だから前に進めないんだ」と本音を打ち明けるコンラッド。
意識が戻ったケイド
オペは無事終わったが、術中出血が多かったことで脳損傷が懸念される中、ケイドは意識を取り戻した。
脳神経学的問題もなく、皆が安堵する中、ケイドの父イアン・サリヴァンがシアトルから到着した。
感想
今回のエピソードは割りと面白かった。
ケイドのパパは、なんかクセがありそう。次のエピソードが楽しみ。
コンラッドがビリーに、自分の恋愛観を語るところ、ツラかったな。
ニックを失い、ツラい気持ちはわかるけど、いつかコンラッドに幸せが来ますように・・・と願う。
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