アウトランダー 7 #15 血の辞任状(相関図あり)

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# 15 血の辞任状 Written in My Own Heart’s Blood あらすじ

アメリカ革命は転機となるモンマスの戦いを迎える。ジョン・グレイ卿とイアンは大陸軍のスパイ、リチャードソンの策略により捕虜にされたウィリアムを救うべく馬を駆る。一方ブリアナは大きな決断をする。

相関図

まとめ

1739年 スコットランド

真実を知ったバック

1739年にタイムスリップしたのは、石を通るとき、父を思ったからだと気付いたロジャーは、息子ジェミーはこの時代にいないと確信する。
そんな中、「お前の父も息子もそして曽祖父のオレも時の旅人だ。それならオレの父親もそうかも知れない」と言い出すバック。真実を知っているロジャーはためらうが、「母親が時の旅人だ。キミが会ったゲイリス・ダンカンが母親で、父親はドゥーガル・マッケンジーだ。義母(クレア)が2人と知り合いですべてを知ってる」と告げる。バックは、「あの夫殺しの魔女がオレの母親?なんで今まで黙ってたんだ」とロジャーを責めるが、「時の流れが変わったらボクたちは消えるかも知れない」とロジャー。だがバックは、「だったら自分の父親も放っておくべきだった」と言い、両親に会うと言い出す。

ロジャーは、「それはダメだ。2人と話すのは無謀すぎる」とバックを引き止めるが、「オレたちがジェミーを捜してここに来なければ、父と母は出会わず、オレは生まれず、お前も生まれていないだろ」と言い出す。
ロジャーはバックに謝罪し、「試したいことがある」と頼む。

ロジャーが妙な格好をした男を捜していると聞き、ゲイリス宅にいるロジャーに、「何か関係があるかも知れない」と見せたのが、父が落とした19世紀の軍隊認識票だった。そのときドゥーガルはゲイリスに一目惚れしたらしい(そのエピソードはココ
ラリーブロッホ

ロジャーが試したかったのは、1739年から20世紀のブリー宛に手紙を書き、届けることだった。
ロジャーは書斎の机の引き出しに、ブリー宛の手紙を、「届いてくれ」と願いを込めて入れる。

バックも、「二度と会えないなら思いを少しでも伝えたった」と治療してくれたゲイリス・ダンカン宛に感謝の手紙を書いた。

バックの決意

改めて、「一緒に旅をしてくれたことに感謝してる。あんたはいい人だ」と言うロジャーにバックは、「そんなことはない。妻にひどいことをした」と話し始める。

モーラグに恋をしたバック。だがモーラグはドナルドが好きだったと言う。ある日、ドナルドに失恋、泣いているモーラグを慰めたことがきっかけとなり結婚。だがモーラグの心の中にはずっとドナルドがいたと言う。バックは故郷を離れノースキャロライナに移住したが、うまくはいなかなったと言う。結局、アラマンスの戦いのあとにスコットランドへと戻ったと言う。

「彼女にはオレが戻らない方が幸せだ。オレが死んだと諦めれば、彼女は新しい人生を始めることができる。だからオレがブリアナに事情を説明に戻る。あんたはオレの子孫だ。オレの血でオレの息子だ」と言う。

20世紀のブリアナ

ロジャーを捜して時を旅する覚悟を決めたブリアナは、すれ違いでロジャーが戻って来たときのために書斎で手紙を書くが、ひょんなことから書斎の机の引き出しをあけることに。そこには「ブリーへ」と書かれた手紙が!
「1739年 ラリーブロッホ」日付のある手紙を読み、「どうなってるの、これ」とブリアナ。

そのとき

時を旅するためにクレイグ・ナ・デューンへとやって来たブリアナは、ジェミー、マンディにそれぞれの宝石を握らせると、「パパを思えばきっと会える」と言うが、突然マンディが、「ダディ」と叫び石に向かって走って行ってしまう。ブリアナとジェミーはマンディを追いかけるが・・・

 

ウィリアムの救出

スポッツウッドのドイツ兵の野営地へとやって来たイアンとジョン。
「何者だ」と警戒するドイツ兵にイアンは、「モホークの偵察兵でイングランド軍の味方だ。リチャードソン大尉の指令で拘束したイングランド軍大尉を引き渡して欲しい」と言い、ジョンも、「捕虜を渡せば十分な報酬が支払われる」と言う。連れて来られたウィリアムはひどい状態だった。

ファン・シュネルはカネを要求するが、ふたりが支払わないため、「指令はウソだな。捕虜を殺せ」と命じてしまう。ジョンは兵士を撃ち、イアンも対抗、隊を全滅させる。
イアンはファン・シュネルの首にナイフをあてがうが、レイチェルとの約束を守るため、「生かしてやる」と解放するが、ファン・シュネルは、「後悔するときが来るぞ。モホークめ」と吐き捨てる。

ウィリアムの手枷足枷をはずし、「息子よ、無事で良かった」と言うジョンに、「彼らは脱走兵だった。必死で抵抗したんだ」とウィリアム。ジョンは、すべてはリチャードソンの陰謀であり、政治の駒として伯爵家の人間であるウィリアムを利用しようとしたと説明。
ジョンとウィリアムはイアンに心からの礼を言い、ここで別れることに。

自分が何者なのか

ニュージャージーの野営地に父ジョンと戻ったウィリアムは、信頼していたリチャードソン大尉の裏切り、馬丁のスコットランド人が父であることに、「外見や品位なんてもうどうでもいい」と酒を煽り、真実を隠し続けていた父ジョンを責めるが、「私にも重い秘密だった。だが今も昔もお前にとって最善の道を選んでいる」とジョン。

だがウィリアムは、「誠実さが一番の美徳だとあなたは言った。ボクに話す時間は十分にあったはずだ。自分の名前に誇りを持て、名声こそがすべてだと言ったのに、ボクは一体何者なんだ」とウィリアム。ジョンは、「私の息子だ。そしてカレが父親で幸運だった」と言うが、「馬丁だ」と吐き捨てるウィリアム。ジョンは、「ジェームズ・フレイザーは高潔で勇敢な男だ。スコットランドの反乱者だが優れた剣士だ。カレほどの男はいない」と言う。それでもウィリアムは、「反乱者だ。私は決して国に背きはしない」と言いきるが、「軽々しく言うな。物事はそう単純ではない」とジョン。だが納得できないウィリアムはテントを出てしまう。

アラベラ(ジェーン)に起こったこと

自分のテントに戻ったウィリアムを待っていたのはアラベラ(ジェーン)の妹フランシスだった。
「私たちを守ると言ったのに、どこにいたの」と泣いて怒るフランシスは、娼館の客であるジェンキンス少佐がアラベラを見て、「ハークネスを殺したのはジェーンだ」と証言、ジェーンは逮捕、連行されたと言う。

イアンの決断

ファン・シュネル大佐を解放したものの、その後襲撃し、「確かに逃がしたら後悔した」と始末する。

きっと慈悲で助けたアーチ・バグに長期間恨まれ、愛するレイチェルに危険が及んだことを思い出し、決して慈悲深いことが良いことではないと考えたのだろう

 

1778年6月28日(Sunday)モンマスの戦い

クレアは戦場へ向かうジェイミーを、「愛している」と言って送り出し、ジェイミーは、「今日死ぬ気はない。約束する」と大隊を率いて戦場へと向かう。

軍医レッキー

クレアはハンターとテネント教会を野戦病院にする準備をするが、「命が危険に瀕する時に女の手に任せるなどできない」とクレアを否定し、手伝いを拒否する軍医レッキー。ハンターは、クレアが如何に優秀な外科医であるかを説明するが、まったく取り合わないため、「議論している暇はない。私は外でトリアージする」とテントへと向かうクレア。

レイチェルへの言葉

戦場では大砲や銃撃の音が鳴り響いていた。
クレアは不安げな様子のレイチェルに、「私は死を恐れてはいないけど、怖いのはジェイミーが無茶をして命を落とすこと」と言うが、「イアンは命を奪うことをためらい殺されるかも知れない。そうなれば私のせい。信仰は守れても私は独り残されることになる」とレイチェル。クレアは、「みんな不安を抱えてる。それぞれが心に信じていることをやるしかない」と言う。

クレアの実力

続々と負傷兵が運ばれる中、呼吸困難に苦しむ兵士を見たクレアは教会へと運び込むと、「開放性気胸よ、今すぐ処置がいる」と言うが、「勝手なことをするな、私の指示をあおげ」とレッキー。だがクレアはレッキーを無視し、胸部をカットするとチューブを入れる。一気に呼吸苦から開放された兵士。
レッキーは火傷治療の指示をするが、「カレは重傷だから感染症を防ぐ必要がある」とその指示に従わないクレア。レッキーは、「私に逆らうのか?フィラデルフィアの医大を出ている」と言うが、「立派な経歴だけど間違っている」と言いきる。

【モンマスの戦いとは】
アメリカ独立戦争中、ニュージャージーのモンマス郡での大陸軍とイギリス軍の戦いのこと。
アメリカ植民地北部では最後の戦い。
チャールズ・リー将軍が攻撃隊指揮を任されたが、イングランド軍の攻撃にリー将軍は全軍退却を命じ、部隊は混乱に陥った。ワシントンは自ら指揮を執り、反撃。イングランド軍クリントンは部隊に戦闘中止を命じた。
※ リー将軍はその後軍法会議に掛けられて有罪に。1年間部隊指揮から外された
退避命令

イングランド軍小隊がテネント教会に向かっているのが見え、救護所に退避命令が出た。
レッキーは、「敵がこっちに向かってる。ハンターには本営へ向かうよう命じた。キミも退避しろ」と言うが、「ここの患者を動かすことはできない」とクレア。レイチェルは、「あなたを残して行けない」と言うが、「お兄さんを助けてあげて」と退避を促し治療を続けるクレア。レッキーは、「強情な女だ。退避しないならせめて教会の中に入れ、キミは優秀な外科医だ」と言うが、「患者を見殺しにはしない」とクレア。レッキーは、「幸運を祈る、ドクター・フレイザー」と言うと教会内へと入ってしまう。

その頃、退却しているイングランド軍小隊がテネント教会へ向かっているとの報告を受けたジェイミーは、すぐさま教会へと向かうことに。

教会に向かっていたのは退却中のイングランド兵士だった。彼らはクレアと負傷兵に対し、「国王陛下万歳、反乱軍のクソども、地獄へ堕ちろ」など暴言を浴びせるが、そこへビクスビー中尉がケガを負ってやって来た。
ビクスビーは教会内に避難するべきだと言うが、「患者を置いては行けないし、敵も野戦病院には手出しはしない」とクレア。手当を受けながらビクスビーは、「准将は近くまで来ています。撤退を命じたリー少将はワシントン将軍の怒りを買い任を解かれた。ワシントン将軍はフレイザー准将を呼び、ふたりで尾根沿いで命令を出し、我々は全力で戦った。だからイングランド軍が退却している。このままなら勝てます」と言う。

そこへジェイミーが部隊の一部を連れて戻ってきた。
しかし大陸軍の兵士たちが退却中のイングランド軍に対し、「さっさと去れ、クズともめ」などと暴言を浴びせ、ツバを吐いたことから、銃撃が始まってしまう。ジェイミーはすぐさま、「撃つな!」と兵士に命じるが、すでにクレアは撃たれていた。

撃たれたクレア

ジェイミーはクレアを抱えレッキー医師に治療を頼むが、腹部からの大量出血に、「弾の入った場所が深すぎる。できることはない。本営には救える命がある」とクレアを置き去りにして去ってしまう。「この人でなし!」と叫ぶジェイミー。

そこへ兵士ウィーランが、「すぐさま随行しろ」と言うリー少将の伝令を伝えにやって来た。ジェイミーは、「断る」と言うが、「これは命令です。任務放棄で銃殺刑になります」とウィーラン。
するとジェイミーはウィーランに服を脱ぐよう命じると、ウィーランの背中にクレアの血で「任を辞す J.フレイザー」と記すと、「リー少将に見せろ」とウィーランを送り出すと、ビクスビー中尉に、本営にいるデンゼル・ハンター医師を呼んで来るよう頼む。

程なくしてハンターとレイチェルが駆けつけてきた。
薄れる意識の中で、「弾は肝臓にある、かなり出血した」とクレア。レイチェルが滋養効果があるとラファイエット侯爵からチーズを預かったと聞くと、「青カビはペニシリンよ、術後に湿布薬を」と言い、「オレを置いて行くな、死なないでくれ」と言うジェイミーに、「死なない」と言うとクレアはハンターに身を委ねる。
ハンターはメスを握ると、「ジェイミー、祈って」と言う・・・

感想

アウトランダー シーズン7も次が最終話。
エピソードのはじめにクレアのナレーションで、シーズン1からこれまでの、死にまつわるいろんな場面が映し出されました。カローデンの戦い、ジャック・ランダルとの決着、ボネット、マータフ・・・懐かしいと言うか一緒に人生を歩んできたような気持ちになりました。だからこそ、クレアが撃たれるなんて・・・です。
クレアは死なないと思いますが、激動の時代、クレアとジェイミーがこれまで越えてきた人生を思う時間でした。

いつのときもクレアは、「愛している」と言って戦場にジェイミーを送り出してきた。すごいなぁと思います。
ジェイミーが出陣するシーンを私も何度も見てきたけれど、毎回、切なくなりますもんね。

11年続いたアウトランダーは、シーズン8(全10話)がファイナルシーズンとアナウンス済みで、2024年中に撮影は終了。この感じだと今秋アメリカなどでは放送開始ではないかと。
トータル全101話になるそうです。
そうかぁ11年も見てきたのかーと言う思い。
最初はCATVで見ていたドラマも、いつの頃からかhuluやNetflixで視聴するのが当たり前に。この11年、いろんなことが変わったなと思う。コロナ感染もあったしね。

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