アウトランダー 7 #11 父親の行先(相関図あり)

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ジェイミーを失ったクレアとジョン・グレイ卿

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#11 父親の行先 A Hundredweight of Stones あらすじ

ジョン・グレイ卿は、スパイ容疑で逮捕されると聞き、クレアを守るために結婚を決断する。だがジェイミーを亡くしたクレアの哀しみは癒えず、それはジョンも同じだった。ふたりは愛するジェイミーを失った哀しみを共に癒やす。一方、息子ジェミーを連れて時を越えたロブを捜すロジャーとバックは、ロジャーの父親捜しもすることに。そして現在、ラリーブロッホで息子とロジャーの無事を祈っていたブリーの前に現れたのはロブだった!

相関図

まとめ

1739年のスコットランド

バック(ロジャーの曽祖父)と時を旅しているロジャーは、ドゥーガル・マッケンジーから”お守り”を受け取るが、それは200年後、英国軍人に配布された認識票で、「J.W.マッケンジー」と名前が彫られていた。ロジャーはその認識票が消息不明の父ジェレマイア・マッケンジーのものだと確信、この時代にいるかも知れない父とロブに連れ去られたジェミーを捜す。

この時代にタイムスリップしたことに意味があるのではないかと考えたロジャーは、まずは認識票を持っていた旅商人から、「小作人が谷を彷徨っていた男から手に入れた」との情報を得る。

谷に向かっていたロジャーはその道中、軍服を着ている男を見つけるが、警戒され、その軍服をどこで手に入れたか聞くことができなかった。

20世紀のスコットランド

ロブ・キャメロンに連れ去られた息子ジェレマイアを連れ戻すため、時の旅人バック(本当はロジャーの曽祖父)と共に、クレイグ・ナ・デューンからワープした夫ロジャー。

娘アマンダとスコットランドに残ったものの、心配で仕方ないブリアナ。
だがそこへロブ・キャメロンが現れる。

驚くブリアナに、「金塊が欲しい。ジェミーに聞いてもしらばっくれる。だからあんたからオレに従うように言え。タイムスリップはしてないぜ」とロブ。

ロブはロジャーが邪魔で、クレイグ・ナ・デューンにジェミーのマフラーをわざと置き、時を旅したように細工をしたのだった。

「ジェミーはどこ?」と言うブリアナにロブは、「まずは言うことを聞け!」とナイフで脅すと、「あの子を説得して金の在処を聞き出せ。オレたち3人でアメリカへ行こう。金塊さえ見つかれば解放してやる。拒める立場じゃないぞ。誰も助けに来ない」とロブ。

だがブリアナは隙を突き、フライパンでロブを殴り気絶させる。

 

アメリカ、ペンシルベニア、フィラデルフィア

ジョン

このエピソードの続き。
反乱派のスパイ活動がバレ、逮捕されるクレアを助けるため、ジョンは結婚することに
クレアとの結婚

クレアは神父の前で結婚の誓いを立て、ジョンの結婚指輪を受け取る。
だがクレアは部屋に戻るなりその結婚指輪を外してしまう。

息子ウィリアム

結婚式に参列したウィリアムは、「どうして結婚したの?」と父ジョンに尋ねる。ジョンは、「妻イゾベルを亡くしてずい分経つからだ」と説明するが、「再婚を責めてるんじゃない。問題は相手です。夫人のことは好きだ。医師としてのスキルも認めてる。でも反乱派だ。父さんの名を汚してしまうし噂にもなる」とウィリアム。

「ジェームズ・フレイザーは大事な友だ。カレはこの世の何より彼女を愛していた。だから彼女を守らねばならない」と言うが、「自分の名が汚れても?幸せを捨てても?ジェームズ・フレイザーは反乱派だ。国王に反旗を翻した人物だ。たとえ大切な友でもそこまでする恩はない」とウィリアム。だがジョンは、「私の名が傷つくことはないし、幸せと言う意味ではお前がいることで十分幸せだ」と言う。

深い、深い哀しみと苦しみ

哀しみのあまり自殺しようとするクレア。だがその時、クレアにジェイミーの声が聞こえた。

死などオレたちには些細なことだ。この肉体が滅んでも魂はキミのものだ。何も失われてはいない。変化するだけだ。キミが死ぬなんてそれだけは考えたくない

自殺を思いとどまったクレアは、慟哭する。
ジョンもまた愛するジェイミーを失った苦しみに耐えていた。

クレアの慟哭を聞きジョンは、「独りでカレを悼むのはやめる」とクレアと共にジェイミーへの思いをぶつける。
ふたりはひと晩中泣き叫んだ。

朝、クレアが目覚めると、隣にはジョンが。
「ひどい振る舞いだった。少なくとも紳士ではなかった」と謝るジョンに、「私も淑女の行為ではなかった。でも昨夜あなたが抱いたのは私じゃない。お互いわかってる」とクレア。ジョンもまた、「キミも私と愛を交わしたのではないだろ」と言う。

過去、ジョンはジェイミーを愛していた。一度ジェイミーはジョンに身体を差し出したが、ジョンはそれを断っていた。

「身体が目当てじゃなかった。あの時は若かったからカレのすべてが欲しかった。そうでなければ意味がないと思っていた。断ったことを散々悔やんだが、同時に気高い行為だったと自負してる。もしカレと寝ていたら、大事なものが壊れただろう。結局、友情が最も価値のあるものだった」と言うジョンに、「ジェイミーもあなたとの友情を大切にしてた」とクレア。
ジョンは女性との関係は15年ぶりだったが、長い間、先住民マノケと関係を持っており、「カレとは親愛の情で結ばれてる」と言い、マノケを所有したいとは思わないと言う。ジョンはチャンスに感謝し、そのままを受け入れ、去られても捨てられたと思わないのだと言うのだった。

イアンとレイチェル

イアンはジェイミーのために塚を建て、「天国があるなら叔父が父とそこにいると信じたい」と祈りを捧げる。

イアンの告白とレイチェル

レイチェルに結婚していたと告白したイアンに、「あなたのすべてを知りたい」とレイチェル。
イアンは過去を話す。

モホーク族に捕まったロジャーの代わりに部族の一員となったイアンにとってエミリー(部族名ワヒオンハウエ)は心の支えだった。その後ふたりは結婚。子どもを授かるが早産で亡くしてしまう。その後もふたりは子どもを授かることができず、子どもができないイアンは村を追い出された。
その後何年もエミリーと会ってはいなかったが、最近、反乱軍上官からモホーク族に手紙を届ける指令を受け、部族を訪ねたイアンはエミリーと再会した。エミリーは再婚し、男の子がいた。その時イアンはエミリーから、その男の子がイアンの子だと教えられた。(別れた時、エミリーは妊娠していたのだ)イアンはその息子を諦めたくなかったが、エミリーの再婚相手は良い人物で、息子を大切に育ててくれていたため、息子を諦めたと言う。

「エミリーはボクを選んだ、感謝してる。でもボクは今、心の底からキミといたい。キミが同じ気持ちならうれしい」と言うイアンにレイチェルは、「愛している」とキスする。

クレアの思いとイアンとの別れ

クレアは少しずつ立ち直りつつあった。
クレアは訪ねてきたイアンの、「ジェイミーは父同然だった。ボクは父を2人も亡くした」と言う言葉にジェイミーを思いハグする。

イアンは今夜レイチェルと町を出てフォージ渓谷へ向かうと言い、「叔母さんが自分の時代に戻ってしまうのかもしれないと思い、別れを言いに来た」と言うが、クレアは、「実はもう未来が私の時代だと思えない。ジェイミーとここで人生を築いてきた。新しい国の誕生に関わりたかった。ジェイミーは志半ばで逝ったけど、私は見届けたい。ジェイミーとブリーと子どもたちとロジャーのために」と言う。イアンは、「それならうれしいよ。これ以上の別れはつらい。叔母さんは家族だ。この先もずっと」と言うのだった。

ジョンの甥ヘンリーについて

愛するふたり

ジョンと共にウッドコック夫人宅で療養中のヘンリーを訪ねるクレアとジョン。
ヘンリーはマーシーの献身的な看護のおかげで順調に回復しておりジョンは、「数週間で帰国できるよう父親に知らせよう」と言うが、「アメリカに残ること、マーシーと結婚することを父上に手紙で伝える。叔父さんに口添えして欲しい」とヘンリー。

だがジョンは、「口添えはしないしこの結婚は違法だ」と言い捨てる。マーシーは、「異なる人種の結婚を密かに行う教会もある」と言うが、「私の甥はアッシャー子爵であり、パードロー公爵の息子だ。密かな結婚などしない。イングランドに戻り、爵位と家名に対する務めを果たせ、許さない」と言うが、ヘンリーは、「愛する人への務めを果たします」と言いきる。

クレアの意見とジョンの思い

クレアは黙っていることができず、「人種差別する人だと思わなかった。マーシーは聡明で高潔でヘンリーの命の恩人よ」と言うが、「甥を重大な過ちから救いたいだけだ。問題は肌の色じゃない。彼女の亡き夫が反逆者だからだ」とジョン。クレアは、「ジェイミーも反逆者よ」と言うが、「立場が全然違う。息子が許しなく結婚すれば兄は激怒し、爵位も財産も剥奪する」と言う。クレアは、「それはヘンリーが決めることよ。あなただって愛のためにすべてを捧げたはず」と言うが、「思い遂げられず私は幸運だった。罪の愛に生きることがどういうことか知っている。秘密が暴かれる恐怖に怯えて暮らすんだ。ヘンリーたちが投獄やそれ以上のリスクを負う事態は避けねばならん」とジョンは言うのだった。

グレイ邸宅での舞踏会

夫ジョンと受け入れられないクレア

ある夜、クレアにドレスをプレゼントしたジョンは、「この屋敷で木曜の夜、舞踏会を開く。王党派の資金を集めをしなければならない。妻として出席してもらう」と言うが、「出ない。出たくない」と無下に拒否するクレア。ジョンはそれでも、「一緒にいる姿を見せる必要がある。急な結婚を訝しむ声に対処しなければならない」と説明するが、「そんな声、どうでもいい」とクレア。とうとうジョンは声を荒げ、「いい加減にしろ。愛も身体も求めないが、キミは私の妻だ。世間にどう思われようと2人で生き延びなければならない。我々にはお互いしかない。2人でいればカレ(ジェイミー)もここにいる」と言う。

クレアの覚悟

舞踏会当日、来賓をひとりで迎えるジョン卿。
そこへドレスアップしたクレアが登場する。指にはジョンとの結婚指輪をつけていた。クレアはジョンの妻としてホストを務めるが、来客の中には、クレアをスパイ容疑で逮捕すると警告したリチャードソン大尉もいた。

ウィリアムはペギー・チュー嬢からダンスを誘われるが、レイチェルに失恋したウィリアムはそんな気分ではないと断る。
リチャードソン大尉の正体

リチャードソンからダンスに誘われたクレア。何かの意図を感じながらも、仕方なく応じるクレアにリチャードソンは、「私は反乱派です。国王軍大尉でありながらアメリカのためにスパイをしてる。あなたも反乱派だ」と爆弾発言をする。

リチャードソンがジョン卿にクレア逮捕の警告したのは、ジョンがクレアを救うことを願ってのものだった。クレアが危険を犯してまで届けた手紙(ワシントン将軍宛)は、クレアの命を救うに値するほどの重要な手紙だった。

リチャードソンは、「まさかジョン卿が結婚と言う手を使うとは意表を突かれたが、おかげで反乱派は幸運な状況になった」と言う。

リチャードソンは、「勝利のカギは情報と政治。ジョン卿の妻の立場は我々の活動を支えられる」と言うと、クレアにスパイを頼み、「ジョンの兄パードロー公爵も要注意人物だ」と言うが、クレアは、「夫やカレの家族を裏切る気はありません。口止めは不要、秘密は守ります。あなたのやり方は賛成できないけれど、目指すところは同じです」とはっきり立場を見せる。

思わぬ帰還と真実

数日後。
ジョン卿の元には招待状が何通も届く。「気が進まないことは理解しているが、いくつかには顔を見せなければならない」とジョン。その時、「クレア」と言ってドアが突然開けられた。そこに立っていたのはジェイミー。

クレアは駆け寄ると抱きしめ、キスするが、「兵士がオレを追って近くまで来てるんだ」とジェイミー。

ジェイミーはエウテルペ号に乗り遅れたのだった

だが、「再会をぶち壊したくないが、キミの息子(ウィリアム)が帰って来てしまう」とジョン。ジェイミーは、「キミに会えてよかったジョン」と言い、クレアと屋敷を出ようとするが、時はすでに遅く、ドアの前にいたウィリアムはジェイミーの息子だと聞いていた。
「息子?あなたは誰なんだ?」と言われ、「ジェームズ・A.M.M・フレイザーだ」と名乗るジェイミーに、「ならボクは何者だ?」とウィリアム。覚悟を決めたジェイミーは、「洗礼名はジェームズ。オレから与えられる唯一の名前だった。すまない」と謝るが、「このクソッタレが。あんたの名前などいらない。あんたのものなど欲しくない。父さんも知っててウソをついてた。ふざけやがって」とジョンを責めるウィリアム。が、その時、屋敷に兵士が突入、「居たぞ!」とジェイミーを捕まえようとする。
ジェイミーは咄嗟にジョンに銃を向け、盾にして逃げる。

クレアはジェイミーの窮地の状況にも、なぜか笑みがこぼれるのだった。

感想

ジェイミー、やっぱり生きていた!
クレアとジェイミーの再会シーンはやっぱり素敵。
これだけ劇的なことが彼らを襲うから、ふたりは固い絆で結ばれているんでしょうね。
なんならクレアはジェイミーがジョンを銃で脅して人質に取ったと言う最悪の状況でさえ笑顔を見せました。ジェイミーが生きてさえいれば・・・ってことですよね。

ジョン卿はシーズン3ぐらいからずっと見てきた人ですね。
今、おさらいでシーズン1から見始めてますけど(現在シーズン2の真ん中あたり)細かなことを忘れているので、見直すのが楽しみです。

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