アウトランダー　シーズン6 #7 棒と石（相関図あり）

アウトランダー　シーズン6は毎週火曜日新エピソード配信。全８話。シーズン1～５も配信中　

#7 棒と石　Sticks and Stones あらすじ
相関図
まとめ
感想

#7 棒と石　Sticks and Stones あらすじ

悪意に満ちた噂がリッジに広まり始まる中、クレアはライオネル・ブラウンの亡霊に苦しめられる。
そんな中、リジーの驚くべき事実が発覚する。

相関図

まとめ

殺されたマルヴァ

フレイザー家の畑で首を斬られ死んでいたマルヴァを発見したクレアは、赤ん坊を助けようとしたが、それも叶わなかった。

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マルヴァの父トム・クリスティーと兄アランが呼ばれた。
アランは、「何か見たはずだ」とクレアに食ってかかるが、「私がマルヴァを見つけた時、犯人はもういなかったし、死んでいた。何も見てない」とクレア。

トムは、娼婦のように父親が分からぬ子を身ごもった娘を墓地に葬ることは許されないと、「森へ埋める」と言うが、「オレが許さん。リッジの墓地に葬る」とジェイミー。
もちろんトムは、赤ん坊はジェイミーの落とし子だと責めるが、「私の子ではない。だがロジャーに葬儀を頼む」とジェイミー。マルヴァは、クレアが整えることに。

ライオネル・ブラウンの幻覚

クレアはマルヴァを処置しようとするが、またもPTSDの発作に襲われる。
ライオネルの声が聞こえ、手が震え、何もできなくなったクレアはお酒に逃げるが、それではライオネルは消えず、エーテルに逃げてしまうクレア。

駆け巡るウワサ

【序章】
マルヴァは集会所で、「悪魔は存在する。甘い言葉で誘惑され、貞節を失った。信じていた人に裏切られた」とジェイミー・フレイザーに凌辱され妊娠させられたと告白、「私生児を産むことになるが、優しくして欲しい」と住民に頼んでいた。

クロンビー

トムから話しを聞いたクロンビーがフレイザー家にやって来た。
使用人のバグ夫人は、「これから住民たちには何と説明したら良いのか教えてください。マルヴァは集会所でもフレイザーさんの子どもを身ごもっていると告白していた。心底憎んでもおかしくない」と言い、クロンビーは、ウワサ（マルヴァを孕ませたのはジェイミー）を完全に信じているらしい。

ヘンダーソン

次にやって来たのはヘンダーソン。

ヘンダーソンはマルヴァと過去に関係を持っていた

「イアンから異端審問のような扱いをされた。何の権利があるんです？リッジの皆が聞きたがってる。あんたと奥さんのことを。喉を切る前に赤ん坊を取り出したって本当ですか？あなたはクロンビーさんを脅し、今度は私も脅す気ですが？イアンはもっと近くの人間を調べるべきだ」と言い放つ。

推測

ロジャーは、「リッジの住民が犯人とは思えない」と言うが、「誰も除外はできない」とジェイミー。
怪しいと思われた”罪喰い人”はイアンが、無惨な遺体を見つけたのだが、「ひとつおかしな点があった。片方の手の指がなくなってたんだ」と言う。それを聞きブリアナは、「この間見つけた”愛のまじない”と関係あるかも」と言うが、「それは状況証拠に過ぎない。手段や動機、チャンスがあったのは誰かを見つけないと」とロジャー。
「私よ、それが全部揃ってる」と現れたのは、部屋で休んでいたクレアだった。

「キミはやってない。なぜそんなことを言うんだ？」と言うジェイミーにクレアは、「マルヴァが家に歩いてくるのを見た。話したくなかったからエーテルを吸った。悪夢を見たの。マルヴァを夢で脅した。現実にやったかも知れない」と言う。
ジェイミーは、「住民がどう思おうと関係ない。犯人を探し出す」と言う。

リジー

リジーとビアズリー兄弟

「リジーは妊娠してる。父親はビアズリー兄弟のどちらかだ。だけどマルヴァが未婚で身ごもったから殺されたってウワサがあるから、ふたりに伝えようと思った」と打ち明ける。

ジェイミーは、またリッジで噂になるのではと心配し、クレアがリジーと話しをすることに。
リジーは、自ら望んで２人と関係を持ったと言い、「おかしいことだと分かっているけれど、２人は別の人間だけど魂は１つなんです」と主張するが、「クロンビーが知ったら、”ふしだら”だと罵るだろうし、赤ん坊ができた以上、どっちか結婚するしかない。このまま３人で暮らすことはできない」とクレア。
それでもリジーは、「私たちは幸せなのに・・」と言う。

決断

ジェイミーからどちらを夫にするのかと決断を迫られたリジーは、「選ぶことはできない。ふたりとも愛してる。身体は２つでも彼らの魂は１つなんです」と言うが、「愛よりお腹の子が大切だ。２人の男と関係を結んだと知られれば、娼婦と言われかねない」と言い、”藁引き”で結論を出すよう言うジェイミー。

当たりを引き当てたのはケザイアだった。
ジェイミーは、「我々が証人となり正式ではないが結婚を認める。ジョサイアはリジーのお産が済むまでリッジに戻るな」と言う。

この時代、神父または牧師の許可がなければ正式結婚ではなかった

PTSD

クレアは毎日のようにライオネル・ブラウンの幻聴、幻覚に苦しめられていた。
ブリアナが過去の時代に来たことも、レイプされたこともクレアのせいで、リジーがビアズリー兄弟と関係を持っていることもクレアのせいだと言うライオネル・ブラウン。
クレアはたまらずエーテルに逃げてしまう。

マルヴァの葬儀

マルヴァの葬儀は集会場で開かれた。
リッジの住民の冷たい態度にジェイミーは、「噂に反応してはダメだ」とクレアを励まし参列する。
牧師として皆の前に立ったロジャーは、「主よ我々を裁くのはあなただけ、マルヴァの魂を委ねます」と唱え、棺を担ぐよう言うが、アランは、「断る」とジェイミーを拒否する。
クレアは赤ん坊の棺を抱き上げるが、「触るな！あんたのせいで妹と赤ん坊は死んだんだ。それなのにお前らは何事もなかったように幸せに暮らしやがって」と怒りを向けた。

ロジャーの決断

リッジの住民たちに頼られるたびに、（牧師こそこの世界での天職ではないか）と思い始めていたロジャー。
ロジャーは、「リッジの住民の力になりたい。イーデントンの長老会で学び、任命してもらいたい」とブリアナの相談する。
「あなたが任命されたら私たち家族はどうなるの？」と心配するブリアナにロジャーは、「夫であり父親が最優先だ」と言う。
ブリアナはロジャーのためにイーデントンに行くことを決める。

プロテスタントは牧師、カトリックは神父。
牧師は信仰を指導する者であり、聖職者ではなく教職者。よって結婚は奨励されている。
ブリアナはカトリック信者で、ロジャーとは教派が違う。

PTSDと闘う覚悟

PTSDに苦しむクレアはリジーから、マルヴァが殺された日、クレアは鍵をかけた部屋にいて、ノックしても出てこなかったと聞き、マルヴァ殺害に関わっていないことを知り、安堵する。
クレアはエーテルを止める決意をするが、やはりライオネル・ブラウンは消えず、（マルヴァを死に導いたのはお前だ）と責められ、パニック状態に。
それに気づいたジェイミー。
クレアはライオネル・ブラウンの幻覚が見え、追い払うためにエーテルを使っていると告白し、「すべて私が悪い。私が歴史を変えてしまった。私の身勝手が招いた。フランク、ブリアナ、ロジャーのこともすべて。私の中に闇がある。マルヴァを殺してはいないけど、どこかで居なくなれば良いと思っていた」と打ち明ける。ジェイミーは、「誰の心にも闇はある。痛みを伴ったとしてもキミの行動は多くをもたらした。キミがいなければオレたちの世界は塵と化す」と言うが、「ずっとこのままだったら、エーテルがなかったら耐えられない」とクレア。
ジェイミーは、「ウェントワースの後、オレは闇の中にいた。キミがオレの心を開いてくれた。今度はオレがその役目をする。一緒に立ち向かう」と抱きしめる。