アウトランダー シーズン3 #8 ウソの代償

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故郷ラリーブロッホへ戻って来たクレアとジェイミー
#8は内容が濃かったです 

#8 ウソの代償 First Wife あらすじ

印刷屋を火事で焼失、パーシヴァルの手下、隻眼の男に扇動運動の冊子を盗み出されたジェイミーは、ラリーブロッホへと戻り、ジェニーたちと暮らす覚悟を決めるが、クレアが戻ってきたことに納得ができないジェニー。

相関図

まとめ

ラリーブロッホ

姉ジェニーと義兄イアン

ヤング・イアンと共にラリーブロッホへ戻って来たジェイミーとクレア。だがジェニーの反応は予想以上に冷たく、義兄イアンもヤング・イアンがジェイミーといることを隠していたことに怒っていた。

両親から勝手な行動を咎められ、「家の手伝いよりもカネを稼ぎたい。ボクには商才がある。火事になる前はブランデー樽を20本も売った」と話してしまったヤング・イアン。それを聞きジェニーは、「密輸のことは知ってたけどイアンを手伝わせるとは聞いてない。火事で店が焼けたから迷子を連れて帰ってきたわけね。20年も経ってるのに何も変わってないかのようにここに戻ってきた」とクレアに嫌味をぶつける。
ジェイミーは、「商売は順調で仕送りもしていた。それにイアンを息子のように扱ってた」と言うが、その言葉に今度は義兄が、「ならお前が父親としてムチ打ちの罰を与えろ」と言い出す。ジェイミーは、「ムチ以外の罰し方もある」と肥やし燃料を作らせる罰を与えることに。

臭く汚い仕事に文句たらたらのヤング・イアン。それを見つめる義兄にジェイミーは改めて嘘をついたことを謝罪するが、イアンは、「あの子はお前を慕ってる」と言う。

ジェニーの長男ジェームズはジョーンと結婚、4児(ヘンリー、マシュー、キャロライン、ベンジャミン)の父親に。クレアが取り上げたマーガレット(マギー)も2児の男の子(アンガス、アンソニー)の母親になっていた。
姉と弟

ジェイミーは、息子を愛するあまり手放そうとしないジェニーに、「農場で暮らす16才の少年の気持ちがわかる。もうあの子は子どもじゃない。自由を与えるべきだ」と言うが、「あんたに説教されるとはね。重婚の大罪を犯しているのは誰?」と返すジェニー。ジェイミーは改めてクレアが死んだと思っていた理由を話すが、ジェニーは、「あなたが赤軍服に連れて行かれた時、クレアはあなたの帰りを待ち続け、自ら助けに行った。クレアはそういう女性よ」とジェイミーの話との齟齬を指摘する。

迷い

ジェニーの態度にクレアは、「彼女は納得しない。本当のことを話さなきゃジェニーの壁は崩れない。彼女は信頼する相手には優しいけど心を閉ざすと冷淡になる」と言うが、「ジェニーはここしか知らない。キミが他の時代から来たなんて信じるわけがない。今後も揉めることは覚悟するしかない」とジェイミー。

 

ジェイミーの告白

シルキーアイランドの秘密

ジェイミーは、「まだ時々キミがいることが信じられない。1度だけキミを捜したことがあるんだ」と話し始める。

ジェイミーがアーツミュア刑務所の囚人だった時、イングランド軍は”ダンカン・カー”を保護したが、ダンカンは病気だった。死期が近づいたダンカンはゲール語とフランス語のうわ言を言ったため、ジェイミーが通訳することに。そのときダンカンは、「シルキーアイランドに財宝がある。財宝を守っているのはラ・ダム・ブランシュ(白い魔女)だ」と言ったのだった。(詳細はココ

ダンカンの話から、(クレアがシルキーアイランドにいるのかも)と思ったジェイミーは、荒れた冬の海を泳いで渡ると、クレアの名前を呼んだが、そこにクレアはいなかった。だがそこにはダンカンの話どおり、マッケンジーの紋章が描かれた岩が!その岩を除けると財宝の入った鉄箱が!中には古い硬貨や宝石が詰まっていたがその宝箱を持ち出すことができず島に置いたまま、大きなサファイアを1つ持ち帰り刑務所所長に渡したと言う。

重婚の事実

ジェイミーも自分を求めていたと知り、同じ気持ちだったとクレア。その言葉にジェイミーは、「キミにずっと言いたかったことがある。複雑なんだ・・」と話し始めたその時、「パパ!」とドアを開けた二人の少女。その後ろにはリアリーが!

クレアを見るなり鬼の形相で、「あなたは死んでるはず。どうしてこんな仕打ちのするの、ジェイミー」と言うリアリーに、「パパ、ママ、喧嘩は止めて」と小さな娘。「パパ?」と驚くクレアにリアリーは、「聞いてないの?カレは今、私の夫よ。この不貞のクソ女、地獄に堕ちればいい」と叫ぶ。
クレアはただ呆然とする。

 

衝撃の事実

嫉妬からクレアを魔女裁判で殺そうとしたリアリーとジェイミーが結婚していた事実はあまりにも衝撃的で、屈辱だった。クレアは耐えきれずラリーブロッホを去ろうとするが、「説明させてくれ。一緒に暮らしてはいない。リアリーとの結婚は間違いだったんだ。あの娘たちはオレの子じゃない」とクレアを引き止めるジェイミー。

マーサリーとジョアンはリアリーの連れ子(夫は死亡)
リアリーは2人の男と結婚したものの、幸せになれなかった。そしてジェイミーとも温かな家庭を築けず別居生活が続いていた。

「リアリーを愛していない。キミを失うのが怖くて話せなかった。二度と失いたくない。キミが欲しくて他のことはどうでも良かった。名誉も家族も命すらも捨てられる。オレを置いていったキミのために」とジェイミー。今度は、その言葉に、「あなたを置いていった?私が置いていったと言うの?帰れと言ったのはあなたよ、私はあなたと一緒に死ぬ覚悟だった。それなのに責めるの?」とクレア。クレアは、「この20年間、どんなに苦しんだか。抜け殻のまま生きる日々がどんなものか知ってるのか」と言うジェイミーに、「知ってるわ。私も同じ思いで生きてきた。フランクとの暮らしが幸せだったと思う?」と言い返し、ふたりは貪るように関係を持とうとするが、そんなふたりに、「止めなさい、喧嘩して盛って」と水をかけたジェニー。

 

確執

ジェニーとクレア

別居しているリアリーたちを屋敷に呼んだのはジェニーだった。
ジェニーはリアリーを呼んだ理由を、「弟の妻だから」と言うが、「妻は私よ」とクレア。するとジェニーは、「じゃあどうしてジェイミーを探さなかったの?ここに戻るのにどうして20年もかかったの?」と反論。クレアは、「カレが死んだと思ってたからだ」と言うが、「確かにジェイミーは長いこと死んだも同然だった。やっと立ち直ったのにあなたが戻って来て災難続き。あなたといると弟のためにならない。また家族になりたいって?あの頃のまま受け入れられると思ったの?」とジェニー。
クレアはジェニーを納得させるために、真実に近い話(アメリカで生きて行くために結婚、子どもはできず夫は亡くなった。だがクレアはジェイミーを忘れたことがなかった。だからジェイミーのお墓に行き、思いを伝えようとしたがジェイミーが生きているとわかった)を告白する。その告白にジェニーは、「今の話はウソじゃないと思う。でも目を見ればまだ何か隠していることはわかる。でもまたあなたを信じられるか、信じたいのかさえもわからない。脚を折った馬は安楽死させる。元に戻らないから。私たちと同じ」と言う。

イアンの言葉

イアンは、「ジェイミーとリアリーとの間に愛がないことはキミも知ってるだろ?なのにキミはリアリーを呼び、わざと盛大に波風を立ててる。キミはジェイミーが再び幸せになるようにと毎日祈っていたのに、今になってキミが邪魔してる」と指摘するが、「これが幸せかしら?」とジェニー。

 

リアリー

翌朝、ラリーブロッホを出ようとするクレアを、「この20年を取り消すことはできないが、人生を生き直したい」と引き止めるジェイミー。だがクレアは、「”オレには真実だけを話せ。オレも同じことを約束する”そう言ったのはあなた。秘密はあってもウソはダメ。戻って来るべきじゃなかった」と立ち去ろうとする。ジェイミーは、「オレが愛したのはキミだけだ」と言うが、そこへ現れたのはリアリーだった。「それが真実なのね、あなたをその女には渡さない。あなたは私のものよ、問題があっても私たちは夫婦よ」と銃を向けると発砲してしまう。撃たれたのはクレアを庇ったジェイミーだった。

 

孤独

クレアは、「カレに近づかないで!」とリアリーをはねのけると、イアンたちの手を借りて未来から持参した手術道具でジェイミーを治療、ジェイミーの身体から弾を取り出す。

ほどなくして意識を取り戻したジェイミー。だが怒りが収まらず、「彼女と結婚した理由がわからない。ちゃんと説明して」とクレア。

【リアリーとの結婚のはなし】
長い牢獄生活のあと、ダンゼーニ一卿に仕え、ようやく故郷へと戻ってきたジェイミーだったが、すっかり様子が変わった故郷はジェイミーを癒やすどころか安らげず孤独を感じる場所になってしまったと言う。
そんなクリスマスの日、ラリーブロッホに一族が集まった。賑やかにクリスマスを祝う光景に、ジェイミーはますます孤独を深めたが、そんなジェイミーに、「一緒に踊りましょう」と笑顔で声をかけてきたのがリアリーの娘たちだった。
ふたりの夫を亡くした女と父親のいない子どもたち、何もない自分が彼女たちと生活することで、空虚感が埋まるのでは?と思ったジェイミーはジェニーの勧めもありリアリーと結婚。しかし、子どもたちとの関係は築けてもリアリーとは上手くいかず別居。ジェイミーはエディンバラで仕事をしていたと言う。

 

雪解け

ジェイミーは大丈夫だと伝えるクレアに、「リアリーとの結婚式であなたの幻を見た。あなたは二人の間に立ってた。あなたが何者なのか、出身地も家族も知らない。弟があなたの話を信じろと言ったからジャガイモを植えた。おかげでその冬を越せたけど、私はその理由を聞かなかった。弟が選んだ相手だからそれで良かった。でもあなたはほんとうのことを話すつもりじゃないとわかってる」とジェニー。クレアは、「ジェイミーを心から愛してる。そしてラリーブロッホ、あなたたち家族も。それだけは真実よ、だからもう一度私にチャンスを与えて」とクレアは頼む。

 

ネッド・ガウアン

ガウアンとの再会をよろこぶクレア。
ガウアンは、「クレアが戻ったことでリアリーとの婚姻は法的に無効になったが、リアリーはすでに判事に、”精神的苦痛と経済困難”を申し立ててる。とは言え、リアリーはジェイミーを撃った。ハイランドでは武器の所持は犯罪だ。銃がリアリーのものだと証明されれば彼女は有罪となり植民地に送られることになる」と言うが、それを聞いたジェイミーは、「リアリーの罪は問わない」と言い出す。クレアは、「彼女は罰せられるべきだ」と言うが、ジェイミーは、「父親がいないのに娘たちから母親まで奪えない」と言い、穏便に離婚を成立させるために、20ポンドの慰謝料と娘たちが嫁ぐまで1年10ポンドの仕送りを提示することに。

その法外な額にジェニーとイアンは、どうやって工面するのかと心配するが、「シルキー・アイランドにマッケンジーの財宝がある。それを使う」とジェイミー。
だが島まで泳いで渡ることはケガをしているジェイミーには不可能だった。するとそれを聞いていたイアンが、代わりに行くと言い出す。ジェニーは反対するがジェイミーは、「古い硬貨をジャレドに換金してもらうためにフランスへ行く。ヤング・イアンも連れて行きたい」と説得、ジェニーたちは巣立たせてやる時かも知れないと了承する。

 

シルキーアイランド

シルキーアイランドへ泳いで渡るヤング・イアンを見守っていたクレアとジェイミー。だがそこへ大きな帆船が姿を現した。

どうやらその帆船からボードに乗り換え、乗組員がシルキーアイランドへ向かっているらしい。
ジェイミーとクレアはヤング・イアンに危険を知らせようとするが、声が届くわけもなく、ヤング・イアンは男たちに捕まり、帆船へと連行されてしまう。ジェイミーとクレアはその様をただ見ていることしかできなかった。

感想

ラリーブロッホが好きなので、1話だけで終わってしまうのが残念です。
きっとジェイミーとクレアはイアンを追うことになるでしょう。
あの帆船は誰のもので、彼らもシルキーアイランドに財宝があるとわかってやって来たんでしょうか?
気になるところです。

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