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#5 早すぎる再起 Untimely Resurrection あらすじ
サンドリンガム公爵のチャールズ王子への投資を阻止しようと計画した晩餐会で思わに騒動に。
それでもジャコバイトの運動を阻止しようとするジェイミーは、ヴェルサイユ宮殿で思わぬ人物と再会することに。
相関図
まとめ
晩餐会の騒動のあと
サン・ジェルマンの通報で、ジェイミー、マータフ、アレックスをはじめ数人がバスティーユに投獄された。
翌朝、デュヴェルネの口添いでジェイミー、マータフは釈放されたが、アレックスはメアリー暴行の罪で投獄されたまま。サンドリンガム公爵はアレックスを助けるどこか早々に解雇書面を送る無情な態度を見せる。
賊とその黒幕
思わぬ形で晩餐会は失敗に終わったが、一連の事件の黒幕がサン・ジェルマンではないかと疑っているジェイミーは、マータフに調査させることに。
だがクレアから、「賊は貴族のような言葉使いで服装も一流品だった。私を見て、”ラ・ダム・ブランシュ”と叫んで逃げた」と聞いたジェイミーは、娼婦を抱けとうるさいチャールズに、「妻が”ラ・ダム・ブランシュ(魔女)”だからできない」と話したことを思い出し、エリースの館に出入りしている関係者と推測する。
マータフ
エリースの館に出入りする客の中に、「レ・ディシプル」と呼ばれる貴族で構成された覆面集団があり、入団するために処女を襲う儀式があると調べ上げたマータフに、「サン・ジェルマンが黒幕なら、レ・ディシプルと繋がっている証拠が必要だ」とジェイミー。
マータフは、ジェイミーからクレアと赤ん坊、そしてメアリーの安全を任されたのに、守りきれなかったことを悔やみ、「自分が許せない。命に変えても黒幕と犯人を見つける」と決意する。
メアリーとアレックス
賊に襲われレイプされたメアリーを見舞うクレア。
「恥ずかしくてもう元の私に戻れない。妊娠しているかも」と思い悩むメアリーに、「あなたは何も悪くない。恥じることはない。賊は最後まで事を終わらせていない。だから妊娠はない」と説明するクレア。メアリーは安堵の表情を見せ、「襲われたせいで子爵との結婚話はなくなった。これでアックスと結婚できる。アレックスは優しくて素敵な人なの。私と結婚したいと言ってくれてる。この書面にアレックスの無実の証言と、襲撃の詳細を書いた。バスティーユへ届けて欲しい」と告発文を託す。
アレックス・ランダルとクレア
フランクに見せられた家系図では、メアリーはジャック・ランダルと結婚することになっていた。もしメアリーがアレックスが結婚するようなことがあれば、フランクの運命はどうなるのか・・・。一瞬、手紙の隠滅を考えたクレアだったが、悩んだ末、バスティーユに手紙を届けた。
無事に釈放されたアレックス・ランダルはクレアに感謝するが、苦しそうに咳き込む。
クレアは思わず、「メアリーは大切な友だちなの。重い病気のあなたと結婚してメアリーは幸せになれると思えない。しかもあなたはサンドリンガム公の秘書を解雇された。経済的にメアリーが苦しむのを見たくない」と言い、結婚するべきじゃないと説得してしまう。
アレックスは、「私の願いはメアリーが幸せになること。あなたの助言を考えてみます」と素直に受け取る。
ジャコバイトの反乱を阻止するために
新たな協力者
ジェイミーを訪ね、「1万ポンドを英貨幣で手にできるチャンスが巡ってきた。すでに父にも知らせた。キミの協力が必要だ」と言い出すチャールズ。
聞けば協力者は貿易商サン・ジェルマンで、マディラワインの仕入れの共同出資を持ちかけられたと言う。
すでにチャールズは銀行から借り入れて半分を出資、「あとはワイン商のキミが高値で売りさばいてくれればいい。そのカネを元手に私が氏族(クラン)を団結させ栄光へと導く」と言い、ビジネスの話しはジェイミーとサン・ジェルマンの間でやってくれと言い出す。
ジェイミーとサン・ジェルマン
エリースの館で向かい合ったジェイミーとサン・ジェルマン。
ジェイミーは、「ここで会うことも、商売で手を組むことも本意ではない。手短に説明してくれ」と言うが、「安心しろ、私も手を組みたくない。記憶力が良いんだ。キミの妻のお陰でひどい目に遭ったことを忘れていない」とサン・ジェルマン。その言葉にジェイミーは、「ならば妻に毒を盛り、路地で襲いかかり友人を犯した。私も忘れない。黒幕を見つけたらただでは済まない」と言うが、サン・ジェルマンは、「キミの私生活など全く興味はない。私がワインを仕入れる。買い手を見つけたら連絡しろ。それだけだ」と言う。
クレアの計画
ジェイミーからワイン投資でカネを作る話しを聞いたクレアは、事業を失敗に終わらせるために、薬草でエセ天然痘事件を起こし、船荷を再び処分するしかないように仕向ける計画を言い出す。
ヴェルサイユ宮殿で
サンドリンガム公爵の馬選ぶを手伝いを頼まれたジェイミーは、クレアを連れてベルサイユ宮殿を訪れる。
サンドリンガムのチャールズ評
「晩餐会は意味があったよ、チャールズ王子の人となりを見定められた。カレは愚か者だ。だがキミは王子を助けている」と疑問を投げかけるサンドリンガム公に、「王子はそうだがカレの父親は真の王だ」とジェイミー。
思わぬ再会
アナリス(ジェイミーの幼なじみ)に誘われ庭を散歩するクレアの前に現れたのはジャック・ランダルだった。
言葉を失い、動揺するクレアに、「ジェイミーも一緒か」とランダル。クレアは、「帰りなさい、ジェイミーに殺されるわ」と言うが、「それはない。王の前で剣を抜けば死罪だ。この世の不条理が我々をまた引き合わせたな」と不敵に笑うランダル。
そこへルイ王がやって来た。クレアはランダルを”ただの知人”と紹介、イングランド人、特に兵士が好きでないらしいルイ王はランダルを適当にあしらう。
そこへジェイミーがやって来た。視線ひとつ合わさず挨拶を交わすふたり。
来仏した理由について、「弟の窮地を助けるため。秘書を解雇したサンドリンガム公爵に思いとどまっていただくため」と説明するランダルに、「ならば懇願すれば良い。ひざまずくのだ。ひざまずけ」とルイ王。その言葉に”今だ”と理解したランダルはひざまずくが、「今ではない、イングランド人は頭が堅い」とルイ王に笑われてしまう。屈辱を味わうランダル。
だがその後ジェイミーはランダルに決闘を申し込んでしまう。
復讐心とクレアの思い
マータフと決闘の準備に入るジェイミー。
そこへ、「ランダルはバスティーユに投獄された。決闘は中止よ」とクレア。
クレアは、「フランスでは決闘は違法よ、捕まれば終身刑か死刑になる。私と赤ん坊のことも考えて」と言うが、「この手でトドメを刺せるチャンスだぞ」と怒り出すジェイミー。
するとクレアは、「ランダルを殺してはダメ、フランクのためよ。今ランダルを殺せばフランクが生まれない。フランクはランダルの子孫、ランダルがメアリーと結婚した家系図を見た。罪のないフランクを殺すことはできない。決まった未来なの」と言うが、ジェイミーは、「オレは多くのことに耐えてきた。ヤツに何をされたか知っていてそれを言うならキミの手でオレを殺してくれ」とクレアに剣を握らせる。
だがクレアは、「1年、たった1年待ってくれればランダルを殺すことに私も手を貸す。あなたは私に借りがあるはずよ、2度も命を救った。そう言うしかあなたを止めることができない」と言う。
ジェイミーは、「オレを娼婦扱いした男だ。死さえ考えたことを知っていて復讐するなと言うならキミに借りを返す。きっかり1年だ」とクレアの懇願を受け入れたが、ジェイミーに触れようとするクレアを拒否した。
感想
クレアの言い分もわかるんですけどね。
でもクレイグ・ナ・デューンで石を通らず(ココ)ジェイミーの元へ戻り、ジェイミーと18世紀に生きることを決めたわけです。そして”歴史を変えよう”と壮大な計画を言い出し、ジャコバイト反乱阻止に動いている今、それを達成した時点で、未来は大きく変化する。そこでフランクのことを持ち出す?
ジェイミーの気持ちを考えたれよ!
ジェイミーは決闘に勝つ気だけど、負けることもあるわけで。
そう言う意味で、赤ん坊のために止めてほしいと言うのはわかるけど、フランクのためって、ど?
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