シーズン1も、今回のエピソードを含めて2話。
強盗事件が発生してから60時間を経過したところです~。
相関図
#12 あらすじ
秘密裏の脱出計画を進めるアルトゥーロはモニカを連れ出すため彼女を捜しに行くが、そこで見たのは・・・。
ラケルとのデート中、銃口を向けられ、自宅を見せるよう求められたサルバドルを演じる教授は、ラケルに従い自宅ビルへと案内する。
その頃ラケルと決裂してしまったアンヘルは後悔の最中にいた。
まとめ
ラケルとサルバドル(教授)
デート中、ラケルから銃口を向けられ、自宅を見せるよう迫られた教授はラケルに従う。
サルバの自宅ビルはアンヘルの言葉どおり故障車やカバーがかかったものが散乱していた。
ラケルはすべてのカバーを外しチェックするが犯罪に結びつきそうなものは見つからなかった。
教授は別部屋を用意し、ラケルを案内した。つまりアンヘルが訪ねた部屋ではない。
ラケルは銃口を向け、家を見せるよう迫ったことを謝罪すると、「この先あなたを疑ったりしない」と言いキスをする。
サルバもそのキスに応え、ふたりは愛し合う。
アンヘルの行動
同じ頃、ラケルとの決裂を後悔しまくっているアンヘルは運転しながら飲酒し、ラケルに何度も電話をしては留守電に気持ちをぶちまける。
心から愛を訴えたかと思うと、罵詈雑言を浴びせ支離滅裂だ。
その時、鑑識のピラールから、【パトカーに残っていた指紋とスプーンの指紋が一致】と連絡が入った。
【カフェでラケルに近づいて来た男、サルバトル・マルティンこそが造幣局に立てこもる強盗犯を裏で操っている人物】である確信を得たアンヘルはラケルに電話をするが、ラケルはサルバとの熱いデート中で電話に出ない。
メッセージを入れようとするが、留守録がいっぱいで残せない上、とうとうケータイの電源も数%に・・・。
焦ったアンヘルは酔いもあってハンドル操作を誤り、単独自動車事故を起こしてしまう。
造幣局内で
アルトゥーロの脱出計画
脱出計画を秘密裏に進めているアルトゥーロ。
しかし脱出計画を仲間に知らせたいと言うパブロに、「計画をぶち壊す気か?まずは3人で実行する。他の者はあとだ」と言い出す。
アルトゥーロは計画を手伝わせたパブロと自分、そしてモニカだけで脱出するつもりだったのだ。
アルトゥーロはどうやって倉庫へ行けば良いかと聞くパブロを、「自分で考えろ」と突き放すと、「今からヘルシンキを使ってモニカを迎えに行く。そこでヤツを殺す」と隠し持ったハサミを見せ、「モニカが心配で会いたい」と頼みヘルシンキのOKをもらう。
○ ボイラー室
ボイラー室で監禁、両手拘束されている警備員11人と警官4人は、ハシントがアルトゥーロの協力(実際はパブロだが)で入手した武器で、拘束を解くと、食事配給に来たオスロを鉄パイプで襲撃し脱出を開始する。
ヘルシンキに頼み第2金庫へやって来たアルトゥーロが見たのは、デンバーと愛し合っている最中のモニカだった。
アルトゥーロはモニカがデンバーに強姦されたと思いたかったが、それは違った。
怒りで頭に血が上ったアルトゥーロは、(デンバーを殺す)ために「ふたりで話したい」と金庫内でふたりになると、デンバーの背中にハサミをブッ刺した。
が・・・そんなものでビクともしないデンバーはアルトゥーロの胸ぐらを掴む。
その途端、「すまなかった。助けてくれ。殴らないでくれ」とアルトゥーロは懇願するが、怒りに火が点いたデンバーを止めることができない。
するとアルトゥーロは、「16人の人質が今、逃走をはじめてる。トラックヤードだ」と情報をバラした。
デンバーは仲間に人質が逃走していると報告。
ベルリンはトーキョーとナイロビに脱出を阻止するよう指示し、教授に電話するが教授は電話に出ない。
入れ違いでアジトに戻った教授は、ボイラー室から武器を持って脱出する人質の姿をモニターで確認、すぐさま電話するが、その対処に向かったベルリンが電話に出ることはできるワケもなかった。
人質の脱出
パブロはハシントたちと合流したが、アルトゥーロは時間になっても現れず、彼らはアルトゥーロを諦め、脱出口のトラックヤードへたどり着く。
しかし扉にはプラスチック爆弾が仕掛けられていた。
ハシントは台車を扉に突っ込ませ爆弾で扉を爆破した。
突然の爆破に騒然となる造幣局周辺
ほどなくしてそこから赤のジャンプスーツを着たものたちが数十人走り出て来た。
それを確認したスアレスは、彼らが人質であることを確認すると、安全に確保するよう指示する。
16人の人質は脱出に成功した(パブロ含む)
その状況を教授はただモニター上で見ることしかできなかった
警察との死闘
●警察 人質の安全を確認したスアレスは次に、特殊部隊の造幣局突入の指示を出す。
■強盗グループ デンバーたちは爆破された扉の封鎖作業を開始
●警察 それに気づいたスアレスは、銃撃で封鎖扉を吹き飛ばせと指示。特殊部隊の銃撃がはじまる。
■強盗グループ ヘルシンキが撃たれてしまった。
強盗団は、(警察を銃撃するしかない)と判断、反撃に転じる。
●警察 突然の襲撃を受けても特殊部隊は怯まずシールドを使い突進。
■強盗グループ (このままじゃ警察に侵入される!)と皆が諦めかけた時、
トーキョーがブローニング重機関銃で連射をはじめた。
●警察 その威力はハンパなく、特殊部隊は後退せざるを得ない。
■強盗グループ 強盗団はその瞬間を逃さず、扉を鉄板で封鎖した。
撃たれたヘルシンキは防弾チョッキのおかげでケガなく済んだが、オスロは亡くなってしまった。
ラケル
サルバドル(教授)との甘い時間を過ごしたラケルは余韻に浸りながらいつものカフェへ。
カフェのテレビで、造幣局のバックヤードが爆破され人質が脱出したこと、事件担当のアンヘル警部補が自動車事故で重体と知る。
アンヘルの容体
ラケルは病院へ。
アンヘルは一命を取り留めたものの予断を許さない状態だった。
アンヘルの妻カルメンは、「カレはあなたに16回も発信してた。何があったの?」と聞くが、「私は電話に出てない」としか答えられないラケル。
それでもカルメンは、自殺するかのような単独事故を仕事が原因とは思えないと言い、「カレがあなたを忘れるまで7年も待った」と言うのだったー。
感想
サルバドルを演じる教授は、ラケルに工場を見せることが狙いだったんだねー。
そうとはさすがに気づかなかった。
現場を見て、”問題ない”とラケルが思えば、よりサルバ(教授)を信じることになりますもんね。
ただラケルが見た工場は、アンヘルが訪ねたビルとは違う別部屋。
そこがさすがですね。
しかしそう計画は上手くいくものではない
アンヘルが持ち出したスプーンの指紋がパトカーのものと一致しました。
これは教授の想定外でしょう。
その上、16人もの人質が脱出に成功したこと、バックヤードの扉が爆破されたことも想定外のハズ。
アンヘルのメガネのツルに仕込んだ盗聴器も自動車事故で使い物にならなくなったでしょう。
これで捜査本部の情報を聞き出すことはできなくなりました。
唯一助かったのは、アンヘルが重体であることかな。
強盗事件を裏で操ってるのはサルバドルだアンヘルは気づきましたもんね。
しかもまだ丸3日経ってないんですよね?この話し。
そう考えると、ラケルとサルバだってまだ知り合って3日も経ってない。しかもデートは1回だけで、「もう堅苦しい関係は要らない」って展開早すぎ~(笑)
あ、アルトゥーロ、マジ、クズ。
モニカもほんとうにこんな男が好きだったことを情けなく思ってるだろうな。
自分はほとんど動かず、人を動かす最低なヤツな上、最後は命乞いで仲間を売ると言う最低さ。
もちろん、デンバーの惚れるモニカもアホだけど。
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