真夜中のミサ #2 詩編 (相関図あり)

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海外ドラマ真夜中のミサ

クロケット島に悲劇と奇跡が起こります

 

#2 詩編(しへん) Psalms あらすじ

嵐のあと、浜辺には大量の猫の死骸が打ち上げられる。
ポール司教は献身的な島に尽くそうとする。

 

相関図

まとめ

嵐の翌朝

浜辺には無数の猫の死骸が打ち上げられ、それを無数のカモメが突いていたー。
保安官のハッサンは感染症の可能性を考え、猫の死体を焼却しようとするが、町長のウェイドは、「過去にもムクドリの大群が落下して町を覆い尽くしたこともあった。焼却するのはちょっと乱暴だろう」と深刻には考えていない様子で、イスラム教徒であるハッサンに、「改宗しろってワケじゃないがミサに出て欲しい。地域の一員という姿勢を見せて欲しい」と無理なことを言う。
猫はアッパーズ島から流れついたと思われ、ウェイドは、「これは自然災害だ」と言うが、ハッサンは猫は首の骨が折れ全く血痕がないことを不審に思うのだった。

ハッサン父子は木、土に本土のモスクへ出かけいる

 

ポール・ヒル司祭

突然サラ宅を訪ねたポール司祭は、「プルーイット大司祭から、お元気だった頃のミルドレッドが熱心な信者だったと聞いたので」とベッドサイトでミルドレッドのためにミサを行う。

 

灰の水曜日(アッシュ・ウェンズディ)

灰の水曜日(アッシュ・ウェンズディ)とは、復活祭46日前の水曜日のことで、典礼暦年のひとつ

多くの信者が集まる中、ポール司祭は「灰の水曜日は自分の罪を悔い改める懺悔の始まりの日。額に十字は罪を悔い改める印です。罪は犯しても再び愛は生まれる。この島もです。悲劇に見舞われても人々は復活できる。主はありのままを見ている。これからも教会に来て下さい。あなた方は来るだけでいい。あとは神に委ねてください」と島民を鼓舞する。
母アニーは、儀式を避けようとするライリーに、「これは聖体拝領じゃなく祝福だから」と半ば強引に受けさせる。

クロック・ポット・ラック

島民が楽しみにしているフェスティバルが開かれた。
ジョーもパイク(犬)を連れてやってきた。
それを不満そうに見るスカボロー夫妻

ポール司祭とライリー

ベンチに座っているライリーに話しかけるポール司祭。
ライリーは、ずっと疑問に思っていることをポールにぶつける。
それは、嵐の夜に浜辺で見た帽子にコートを着たプルーイット司祭のことだった。
しかしポールは、嵐の前にカレと電話をしたが本土にいたと言い、「実はカレは当分戻って来れないだろう」と話す。

するとポール司祭は、「断酒会に出席することが仮釈放の条件だとお母さんから聴いた。だから島でも断酒会を始めようと思う。あそこにも断酒会が必要な人(ジョー)がいる。お酒を止めた人は手本になれる。キミは人の役に立てる」と言う。

ジョーが猟銃でリーザを撃ち、下半身が動かなくさせた
事件

島民が祭りを楽しむ中、突然、「パイク、パイク、ウソだろ?」とジョーの叫び声が聞こえた。
なんとパイクは血を吐き、死んだのだ。
「誰だ?誰がこんなことを・・・」と泣きながら訴えるジョーを見守る島民たち。

ジョーは、「毒を盛られた。間違いない。オレがキライでも構わない。オレがやったことを考えれば当然だ。でもパイクは何をした?」と島民たちに訴えるが、島民たちはただ黙って見守るだけだ。
大切な愛する愛犬を殺されたジョーの怒りは沸々とたぎっているようだったー。

 

保安官ハッサンの推理

エリンは学校の用具室でキーンが薬品を手にしているのを見る。
キーン曰く、ネズミが大量に発生しているから家の周りに撒くつもりだと言う

対 キーン

キーンの行動を聴いたハッサンは学校に出向き、「パイクの死因は毒物だった。あなたはネズミを駆除するのに薬品を使ったと聴いた」と質問するが、「気をつけて扱ってる。私が原因だと言う確かな証拠はあるの?この倉庫には誰でも入れる、あなたもね」とキーン。

対 ジョー

ジョーのトレーラーハウスへやって来たハッサン。
そこにはボウルがいた。

ハッサンはボウルが売人だと分かっている様子

「キーンを調べたか?あの女は怪しい」と言うジョーにハッサンは、「何も知らないと主張した」と答えるが、ジョーは、「あれは事故じゃない。いつかあの女がオレに何かすると思ってた。アイツは石油会社との示談でこの島を瀕死状態にした」と言う。
そんなジョーに、「キミの読みは間違ってないだろう。キミは正しい」とハッサン。
ジョーは保安官の意外な反応に驚く。

ふたりだけの断酒会

ライリーは父親の漁を手伝いはじめ、努力を見せ始める-。

そんな中、”断酒会”を開いたポール司祭。
しかし参加者はライリーだけ。
「ふたりだから話したいことを話せばいい」とポールに言われライリーは、「島について話す」と言い出す。

【原油流出事故と公民館】
3年前、クロケット島近郊で起こったタンカー事故で原油が流出、その被害は酷く、漁師は漁ができなくなり島は多大な被害を被った。
石油会社は和解を申し入れて来たが、その補償額は非常に安いものだった。しかしヴェアリー・キーンは最初から島民に和解を勧め、和解が成立すると、「神に感謝すべき」と寄付を募り、その寄付で建てられたのが公民館だった。
そして漁師たちは、漁獲制限が必要と言う理由で、”漁場と漁の時期”を決められ、自由漁が出来なくなってしまったのだった。

「小さな村に大きな公民館が建った。だが、大半のお金はどこかへ消えた。それがカトリックだ」とライリー。

ライリーの話しから、カレの信仰が薄れていると気づいたポール司祭は、「キミは侍者だった。信仰がないとは思えない」と言うが、「断酒し回復する方法は信仰だけじゃない。酒に溺れていた当時のオレは、自分勝手で軽率だった。そして人を殺してしまった。すべての責任はオレにある。だけど、神がオレにそう仕向けたんだ。そう言う部分にオレは納得できない。世界中に不幸が溢れてる。なのに神はそれを助けようとはしない。ムリだ、信じられない。リーザのこともジョーのことも助けられない。苦難は神に贈り物だって?なんて残酷なんだ」と信仰を失った気持ちを吐露する。
黙って聞いていたポールは、「きっと神は、我々の行いを受け入れ、他の何かに変えてくださる。それだけは確かです」と言うのだった。

 

怪奇現象!?

夜、エリンが自宅にいると、屋根を何かが移動する音が聞こえた。
その後エリンが窓から外を覗くと、人影が・・・。

サラ宅でも、「窓の外に神父がいたの」と母ミルドレッドが大声をあげる。
サラは、「お父さんは15年前に死んだ」と言い聞かせるが、ミルドレッドはずっと、「あの顔は・・」と言い続ける。

夜、島を歩いていたボウルは空き家のドアが開いているのを不審に思い、「Hello?誰かいるのか?」と声をかけるが、「Hello?誰かいるのか?」と明るい声でオウム返しが戻って来た。
イタズラしているヤツを確認しようとボウルが空き家に入った途端、大きな何かに襲撃される。

 

教会で

奇跡

四句節第2日曜日、多くの島民が教会に集まった。
聖体拝領がはじまった。
するとポール司祭は、リーザに(歩いて聖体拝領を受けなさい)と言わんばかりの行動を取りはじめる。
当然、リーザの両親(スカボロー村長夫妻)や島民たちは困惑、残酷な行為だと声をあげるが、ポールは止めるようとしない。
すると突然リーザは車椅子から立ち上がり、そしてゆっくりと祭壇に向かって歩き出した!
その奇跡のような出来事に感動する島民たち。

リーザは祭壇にあがり、聖体拝領を受けた。

 

感想

時々現れる動きがすばしっこい何者か。
あと大きな翼を持つ生きもの?
なんかそれが挟まるたびに、(あぁオカルトか)と興ざめしちゃうけど・・・。
寂れた島の雰囲気も閉塞感をバシバシ感じて雰囲気は興味を引かれるドラマです。
ただ、ムリやり音響でビビらせたり、ライリーが殺してしまった少女の化け物も出てくるのは要らんけど~

で、便利屋のボウルがそれの餌食になった様子。

カトリックの行事もまったく分からないので調べて記述しています。

 

 

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