ライアー 交錯する証言1 #2 暗闇

ライアー 交錯する証言
ライアー 交錯する証言

 

主な登場人物

キャスト名説明
ローラ・ニールソン高校教師
アンドリュー・アーラム外科医
ケイティの同僚
妻とは死別
息子ルーク
ケイティ・サトクリフローラの姉
リアム・サトクリフケイティの夫
トム・ベイリー警察官
ローラの元夫
ケイティと関係あり
ルーク・アーラムアンドリューの息子
ヴァネッサ・ハーモン刑事
ローリー・マクスウェル刑事
デニス・ウォルターズローラの元上司
マキーダルークの同級生
恋人

#2 暗闇 I Know You’re Lying あらすじ

「アンドリューにレイプされた。アンドリュー・アーラムはレイプ犯」と言う書き込みは、瞬く間に拡散された。しかし、警察の捜査は進んでいなかった。
警察から立証するには証拠が足らないと聞き、アンドリューを逮捕したいローラは、とんでもないことをはじめるー。

 

まとめ

SNSの投稿

仕事を終えたアンドリューはルークから電話を受ける。
「マズイよ、パパ。ニールソン先生が酷い書き込みをしてる。父さんがレイプしたって。どんどん拡散してる」と。
驚いたアンドリューがSNSを確認すると、「アーラムにレイプされた。カレはレイプ犯」とローラによって投稿されていた。

 

アンドリューからの電話

ローラはアンドリューの着信を受ける。
電話に出たローラは、「電話は禁止よ」と言うが、「よくもあんなデタラメを!ネットで人を中傷するなんて。ボクの人生だぞ。家族も見るんだぞ!」と怒りをぶつけた。
しかしローラも、「あんなことやっといて、私が黙ってると思ってるの?あなたはグラスを入れ替えたのよ!私のワインに何か入れた。そして終わったあとのグラスを食洗機に入れて洗って証拠隠滅した!」と責める。
「ちがう。キミがボクのグラスと間違って飲んだんだ。食器を洗ったのも気遣いだ」とアンドリュー。
しかしローラは、「いいえ違う。このまま罪を逃れるなんて許せない!」と言い放ち、一方的に電話を切った。

 

ケイティ

ケイティははトムに電話し、「ローラのことを調べてくれた?警察は動いてないみたい。あなただけが頼りよ。電話して。いいえ、やっぱり止めて。電話しないで。こんなの間違ってる。ごめんね」と留守番メッセージを残した。

トムもケイティの留守番電話に、「アンドリューのことで発見があったが、空振りかも。キミが恋しい」と残した。

 

翌朝

「拡散してるわよ。1万人がシェアしてる。警察はこれを知ってるの?」とケイティが聞くと、「どうでもいいわ。警察は私に非があるって態度だった。みんなカレの行為を知るべきよ」とローラ。
ケイティは、本名で投稿したこの公表はプライバシーが守れないと懸念するが、ローラは「私は恥じてない」と言い切る。
「心配なの。捜査に差し支えるかも知れない。あなたやカレにみんなが注目してる。過去も明らかにされるのよ」とケイティは忠告した。

 

ルークに真実を話したアンドリュー

アンドリューは包み隠さず、ローラとのことをルークに話し、母さんを亡くして初めての恋だった。無理矢理ではけしてなかったと言う。
「先生はナゼあれを投稿したんだろ?」とルーク。
「わからない。混乱し、動揺したのかも。そのうち治まる。最後には真実が明らかになる。信じてくれるよな?父さんはそんな人間じゃない」と言うアンドリューに、「うん、もちろん」とルークは答えた。

 

ローラの行動

突然ローラの元に、「ウソつき」とメッセージが届いた。
ローラが誰だと尋ねると、「わかってるはず」と返信が。

ローラは警察へ行き、担当刑事ハーモンとマクスウェルに捜査状況を知りたいと言う。
刑事らは、「証拠集めをしているところで、洗浄されたワイングラスからは何もみつからなかった」と言う。
「計画的だとしたら、クスリを手に入れたハズ。家宅捜索するべきでは?」とローラは言うが、「令状が要ります。令状を取るには理由が必要。あなたの言葉以外に証拠が。捜査には時間がかかります」とハーモン刑事は言う。
その言葉に、「理由はあるじゃないですかっ。時間がかかればカレが証拠隠滅してしまう!」感情的になるローラを見てマクスウェル刑事は、「カウンセラーに相談してみては?」と言う。
その言葉にローラの気持ちは逆なでされるが、ハーモン刑事は、「SNSの投稿は、本件に影響しかねない」と忠告した。

トムの行動

トムはハーモン刑事とマクスウェル刑事に「アンドリューの情報がある」と言う。
しかしハーモンは、「あなたは元カレよね」と釘を刺す。
それでも、「メアリー・アーラム。カレの妻は11年前に自殺した。エディンバラ警察に問い合わせたら、メアリーの死因はクスリの過剰摂取だった。前日、言い争いを聞いた者がいたし、メアリーの母も警察に相談していた。遺書はあったが、夫は怪しまれた。アーラムは匂う。ヤツを洗うべきでは?」とトムは言う。
それに対しマクスウェル刑事は、「お互い自分の職務を全うしよう。キミの仕事じゃない」と言う。

 

ふたりの精神状態

追い詰められるローラ

SNS上では、過去の記事や写真を使い、ローラを誹謗中傷する者が出始めていた。
「私に勝ち目はある?もう終わらせたいの」感情的になるローラにケイティは、仕事を休むべきだとアドバイスするが、「私が隠れる必要なんかない!」とローラ。

出勤した彼女を待っていたのは、生徒らの好奇の目だった。
同僚のブラヴィは、SNSの書き込みは勇気ある行動だと言うが、ローラは、「だけど何も変わらなかった。私は話題を提供しただけ。そのうち皆が飽きて、カレの生活は元通り。そしてカレはレイプを繰り返すのよ」と自暴自棄な言い方をする。
その様子にブラヴィは、「仕事を休めば?キミのクラスにカレの息子がいる。気まずいだろ?」と言うが、ローラは休もうとしない。

授業中、ローラのSNSを見てコソコソ話す生徒のスマホを取り上げるなど、ローラは集中できない。
しかもルークは、ローラをジッと見つめ続ける。
ルークの視線に耐えられなくなったローラは、「気分が悪い。代わりの先生を呼ぶ」と言って、途中で教室を出てしまう。

アンドリューの場合

SNSによって、アンドリューのレイプ事件は病院スタッフにも知られていた。
緊急手術で呼び出されたアンドリューだったが、スタッフの目が気になる。
しかも麻酔医はケイティだった。

難しいオペだったこともあり、手術中アンドリューは冷静さを欠いてしまい、険悪な空気の中で手術は無事終了する。
そんなアンドリューにケイティは、「帰った方がいいわ。罪悪感のせいね」と言う。

院長のチャーリーは、「現段階ではアンドリュー個人の問題だが、今後、起訴された場合は、話合うことになる」と伝えてきた。
アンドリューは、「今日は術中集中力を欠きました。許されることじゃない。しかし常に誰かに見られてる気がする。ケダモノだと見られてるんじゃないかと叫びたくなる。こんな状態で働くのは無責任だ。しばらく休みたい」と申し出る。
院長はアンドリューの休暇を許可した。

自宅に戻るアンドリュー

 

常軌を逸するローラ

早退したローラはケイティに電話をし、アンドリューが出勤していることを確認、アンドリューの自宅へと向かう。
ディナーの時、ローラはアンドリューが自宅のカギを隠している場所を話したのを覚えていたのだ。
ローラはそのカギで、アンドリュー宅に侵入する。

その時、2階から女性が下りて来た。
驚いたローラは身を隠し、見つからずに済む。

(誰?)

ローラは証拠になるようなもの(薬剤)を探しはじめる
そしてベッドの下から木箱に入った透明の液体を見つけ、元に戻した。

その時、アンドリューが自宅へと戻ってきた。
2階で物音がしたため、アンドリューは様子を見に行くが、その隙を狙いローラは上手く玄関から逃げた。

 

ローラの頼み

トムを呼び出したローラは、今から話すことは絶対に内緒にしてと念を押し、アンドリュー宅に侵入し、ベッドの下の木箱に透明の液体を見つけた。GHBだと思うと言う。
トムはローラの行動を注意するが、「おとなしくしてたって誰も助けてくれない」とローラ。
ローラは警察が家宅捜索して、その液体を発見したら裁判で証拠になると言い出す。
トムは令状がなければ家宅捜索はできないと言うが、「それなら理由を見つけて!家宅捜索して証拠を見つけて!」と懇願する。

トムは同僚刑事のナイジに頼みがあると言い、「ガサ入れしたい家がある。GHBを隠してる。ベッドの下だ。合法的に入手したネタじゃないが、確実だ。元カノがそいつにレイプされた。助けたいんだ」と言う。
「危ない橋は渡りたくない」と言うナイジを半ば脅し、トムはアンドリュー宅の家宅捜索を頼んだ。

家宅捜索

アンドリューの自宅は家宅捜索される。

 

刑事からの厳しい忠告

夜遅く、刑事はローラを訪ね、以下を報告。

・アンドリューが家宅捜査を受けた。
・匿名のタレ込みにより、家宅捜査をしたのは”麻薬捜査斑”
・アンドリューは警察署長に抗議した
・見つかったのはインスリンの液体(瓶が割れて移し替えた)

その上でハーモン刑事は、ローラがアーラムの自宅のカギの隠し場所を知ってる点を指摘。
もし、この件に元カレが関わっていたら、カレは職を失い兼ねないと厳しく忠告した。

液体がインスリンだったことに驚くローラにハーモン刑事は、「他の誰かがそれを見たら、他の何かに見えたかも。ニールソンさん、捜査はこちらに任せてください」と言い切った。

何をやっても裏目に出てしまう状況に、「もうわからない。ひとりじゃムリよ」とローラ。
ケイトは黙って抱きしめてやるのだった。

 

アンドリューにかかってきた電話

アンドリューの自宅に、”デニス・ウォルターズ”から電話がかかる。
デニスは、「ローラ・ニールソンの件で力になれると思う。彼女はこれが初めてじゃない。前にもこんなことをした。また犠牲者を出すのは許せない。会って話がしたい」と言う。
アンドリューはデニスと会う約束をする。
理解できないローラの行動に出口を見つけ、少し落ち着いたアンドリューは、寝室にイヤリングが落ちているのを見つけたー。
それは忍び込んだローラが落としたイヤリングだった。

 

感想

今のところ、明らかに分が悪いのはローラですね。
常軌を逸して不法侵入までやってしまいました
なんでSNSに投稿したのかなぁ@エエ年齢の大人なのに。
SNSでアンドリューを叩いたところで、世間の刃は簡単にローラの方に向くってこと、高校教師ならわかろうもの。
感情的な女性が苦手なので、私はローラがシンドイです

でもこの展開は、ローラを怪しいと思わせておいて、アンドリューがレイプしたと言う可能性ありですね。
まぁ少なくとも、ステキなレストランでディナーを楽しみ、ロマンテックな雰囲気になった大人のふたりが、その日のうちにセックスしちゃうことは違和感はないんですけどね

 

 

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