政治まで関わるラスプーチン、役立たずのニコライ2世
#4 第一次世界大戦 War あらすじ
第一次世界大戦が勃発、ニコライ2世は戦地へと赴く。アレクサンドラ皇后が政治に関わりはじめたことでラスプーチンは政治にも口出しをはじめ、民衆の不満が高まる。
相関図
まとめ
1925年ベルリン:アナスタシアと名乗る少女
ピーターは皇帝一家の子守だった妻シュラをアナスタシアを名乗る少女を会わせることに。
シュラはアナスタシアには足に先天的に奇形があり本人も気にしていた言うと、少女の足をチェックする。少女の左足は先天性外反母趾だった。

滅亡へと突き進むロシア
疎まれるラスプーチン
1924年、ラスプーチンは最高権力者の1人となり、富と名声を手に入れるが、上流階級は皇帝夫妻への影響を嫌悪、教会は一介の農民が最強の聖人であることを認めず、皆がカレの死を望みはじめる。
そんな中、故郷シベリアに凱旋帰郷したラスプーチンは、「偽預言者!強姦魔!」と叫ぶ女性(キオーニャ・グセヴァ)に腹を刺されてしまう。

その頃、ロシアはオーストリア・ハンガリー帝国及びドイツ同盟国ドイツと戦争の危機となる。
シベリアの自宅で療養していたラスプーチンは戦争をするべきではないとの考えを皇室へ送る。
戦争へ
オーストリアがドイツの支援でベオグラード(セルビア)を砲撃。この状況にニコライは開戦の決断を迫られる。戦争に消極的で決断できないニコライに、「攻撃に備えるべき」と陸軍大尉ニコラーシャ。ニコライは動員命令を出すが、そこへ、「ラスプーチンは戦争をするなと言ってる」とやって来たのはアレクサンドラ皇后。

ニコライは、「すでに戦時だ。大臣たちの助言を受けての私の決定だ」と言うが、アレクサンドラは、「ドイツは私の母国、ラスプーチンは・・」と意見するが、ニコライは、「カレは政治家ではない。助言を受けるのは違う。これは人生最大の挑戦なんだ。私を支えてくれ」と言う。
ドイツとオーストリアの宣戦布告にニコライは、「敵との和解はない。神は我らと共にある」とスピーチ。第一次世界大戦へと突き進む。

ニコラーシャの助言
ニコライはニコラーシャを最高司令官に任命した。
戦地へ赴くニコラーシャは、「ラスプーチンには消えてもらえ。今は戦時下だ。人民の不満を招くことは避けるべきだ。国中がラスプーチンの退却を望んでる」と言うが、「キミには関係ない」とニコライ。

ラスプーチンの影
当初は皆、戦争を支持、団結していた。
アレクサンドラはいくつもの宮殿を病院に改築、皇家として貢献、娘4人も看護にあたったが、その裏でアレクサンドラの糸を引いていたのはラスプーチンだった。ラスプーチンは、「ニコラーシャは危険人物。最高司令官には皇帝がなるべき」とアレクサンドラをそそのかす。

戦況
東部前線は劣勢だった。なぜならロシア軍は経験不足だったからだ。兵士の大半は召集された農民で、戦う目的もわかっていなかった。
アレクサンドラ皇后と娘たちは野戦病院と化した宮殿で懸命に看護した。
ヤール・レストラン事件
1915年モスクワでラスプーチンは泥酔。女性たちと騒ぎ、自分の男性器を露出、皇后との関係や自分の影響力を自慢した。

ラスプーチンのこの行動で、アレクサンドラとの卑猥なウワサやイラストが世間に出回ることに。
アレクサンドラは、「すべてウソで、でっち上げだ」と主張するが、「世間はウワサを信じてる。ラスプーチンを遠ざけるしかない。大臣や最高司令官も同じ意見だ」とニコライ。だがアレクサンドラは、「息子はどうなる?戦争に勝っても後継者が死んだら意味がない。国の統治者はあなたよ。ニコラーシャはまるで皇帝のように振る舞ってる。去るべきはカレでラスプーチンではない。主導者とすて強い皇帝を人民にみせなさい」と言う。これはラスプーチンの意見だった。

軍隊を指揮するニコライ2世
ニコライは前線へ赴き、司令官として軍を指揮する決断をする。
皇太后(ニコライの母)は、「皇帝が前線などに行くものではない。皇后とラスプーチンがあなたを焚き付けている」と首都に残るよう説得するが、ニコライは軍隊と共にと前線へ向かうことに。
アレクサンドラは、「戦争に集中して。家のことは私に任せて」とニコライを送り出す。だがその隣にはラスプーチンが。これで世界大戦時下、政府は皇后とラスプーチンの影響下に置かれることに。


最悪の政治手腕
アレクサンドラは元ドイツの小国出身。ロシアでは不人気だった上、強い精神安定剤を服用しており、政治など務まるはずがなかった。
一方、その存在を疎まれて毒を盛られたラスプーチンは、「大臣たちに嫌われ暗殺されかけた。ここには居られない」とシベリアへ戻ると言うが、アレクサンドラは、「行かないで。何でもする」と大臣を全員解雇、ラスプーチンを守れる内務大臣を据えてしまう。
その上、アレクサンドラは毎日のようにニコライに、「あなたがすべきことがわかるのはラスプーチンだけ。助言を聞いて」と手紙を送り続けた。
不能な軍司令官ニコライ
息子を導く皇太后
戦況は更に悪化、ドイツ軍の勢いに100万人の兵を失う。ロシア軍は領土を失いながら大撤退、ニコライは不能さを露呈する。
息子を心配した皇太后は前線を訪れるが、アレクサンドラからの戦争戦略指示の手紙を見つけると、「坊主が妻経由で軍を指揮したり国を統治するなどあってはならない。彼らは梅毒の薬中毒男を内務大臣にした。実権を取り戻しなさい。ラスプーチンを解任するのです。このままでは王位を失う」と説得する。

アレクサンドラを操るラスプーチン
夫から内務大臣を変えると言う手紙を受け取ったアレクサンドラは、それが皇太后の手引とすぐ見抜く。
ラスプーチンは、「皇帝を正しい決定に導かなければ。あなたの愛で説得して」と指示。

アレクサンドラは前線へと赴くと、「会いたかった。あなたが必要」と甘い言葉をささやき、関係すると、「私を信用して」とラスプーチンが選んだ内務大臣を解雇しないでと頼む。

1916年
何百人の兵士が死亡し領土の多くをドイツが占領、戦況は最悪だった。
軍隊での皇帝の評判は崩壊、政権と君主への信頼はほぼ消滅。それと同時に皇后アレクサンドラが故意にロシアの戦争努力を弱めている、母国ドイツのスパイだとのウワサまで流れ始める。
姉エリザヴェータの進言
町で、「外国人排斥」の暴力を受けた皇后の姉(亡きセルゲイ大公の妻)は妹アレクサンドラを訪ね、「あなたはラスプーチンに操られている。王朝を崩壊に向かわせてる。カレに血友病は治せない。治療法はない。ラスプーチンを追放して」と説得するが、姉の進言を無視するアレクサンドラ。

ラスプーチンの暗殺
1916年にはロシア全体が反ラスプーチンに。皇族フェリックス・ユスポス皇子は、ロシア政府と皇妃を操る怪僧ラスプーチンを追放するため仲間と協力、暗殺を画策する。フェリックスはラスプーチンに相談に乗って欲しいとコンタクトを取り、モイカ宮殿に招待する。
皇族一族。フェリックスの妻イリナはニコライ2世の姪。フェリックスはバイセクシャルで派手な性生活をしていたが高い知性を持っている男
暗殺に加わったのは、スホーチン、ラゾベルト、パブロビッチ、プリシケビッチ

フェリックスたちは食事に毒物、ワインに青酸カリを混入、ラスプーチンに勧める。ラスプーチンは少し警戒した様子を見せたものの、青酸カリ入りワインを飲む・・が、死ぬどころか苦しみもせずゲップをする程度。ついにはワインをラッパ飲みするが、ラスプーチンは死ななかった。
もう「銃殺しかない」と覚悟を決めたフェリックスはラスプーチンを撃ち抜く。

銃声で待機していた仲間が駆けつけた。だがラスプーチンは彼らの前で喚き声をあげると走り出し外へと出て行ってしまう。ラスプーチンは苦しみながらも生きていた。フェリックスはトドメを刺そうとするが銃爪が引けず・・・プリシケヴィチが撃つ・・・・

感想
ラスプーチンのことをもっと知りたかったけど、暗殺されてしまいました。
このままエピソードは、「イパチョフ館」へと突入するのだと思います。




コメント