ラスト・キングダム 2 # 4 (相関図)

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海外ドラマラスト・キングダム

4話は、ウートレッドとラグナルが父ラグナルの敵を討つまでを描いています。

 

#4  あらすじ

アルフレッド王に忠誠を誓ったウートレッドは、アルフレッドの命令でシークフリード&エーリク兄弟を討伐するためノーサンブリアへと向かうことに。アルフレッドはウートレッドに、グスレット王を殺害せず、カレを北の王とするよう言う。またアルフレッドは、甥エゼルウォルドにウートレッドと帯同するよう言い、「このチャンスを有効に使え」と言い含める。
一方、捕虜を解放されたラグナルとブリーダは、復讐のためにダンホルムへと向かうことを決めるが、ウートレッドは、グスレット王の兵を加え、共にキャルタンに父の敵を討とうと提案する・・・。

相関図

まとめ

ウィンチェスター ウェセックス王国

アルフレッド王の命令

シークフリード&エーリク兄弟が台頭、混乱するノーサンブリアの政情を安定させるため、アルフレッド王は兄弟を討伐し、グスレッド王の権威を回復させるようウートレッドに命じる。またアルフレッドは、グスレッド王に復讐せぬよう言い含める。

出発前、ウートレッドはジゼラとの結婚式をベオッカに執り行ってもらう。

解放されたラグナル、ブリーダ

ラグナルとブリーダは解放された。

ラグナルが解放されたのは、ウートレッドがアルフレッド王に忠誠を誓ったから
アルフレッド王はイードレッド修道院長殺害の罪を一行の責任者としてラグナルに取らせるとしたが、ウートレッドが忠誠を誓えば、聖職者殺害の罪を免責にし、ラグナルを捕虜から解放すると条件を出した。ウートレッドはアルフレッドの条件を呑んだのだった。

ウートレッドはダンホルムへ向かう兄ラグナルに、「一緒に行く」と言うが、ラグナルはウートレッドがアルフレッド王に忠誠を誓ったことが理解できず、「その理由を聞かせろ」と言う。
だがウートレッドは、「オレなりのワケがある」と言い真実を隠し、「グスレッドには恨みがあるが、今は敢えてアルフレッドの命令に従う。それはキャルタンを倒して俺達の妹を救い出すためだ。そのためなら何でもする」と言う。ラグナルは、釈然としないまま、「キャルタンはオレの剣で殺す」と言い、行動を共にすることに。

ウートレッドは、グスレッド王には手出ししないとアルフレッド王に誓っている
アルフレッド王と甥エゼルウォルド

アルフレッド王は甥エゼルウォルドを呼ぶと、ウートレッドと共にノーサンブリアへ帯同するよう命じる。もちろんエゼルウォルドは、「私は役に立つとは思えない」と帯同を渋るが、アルフレッドは、「お前の役目は、グスレッドにウェセックスへの恩と義務を自覚させることだ。このチャンスを有効に使え」と言うと、”王座の象徴”を手渡す。

アルフレッドの策略

ウートレッドは、ベオッカ、エゼルウォルド、ステアパ、ヒルド、フィナンそしてラグナルと共にウィンチェスターを出発した。

オダは、「ウートレッドがウェセックスに戻るとは思えない。シークフリード&エーリク兄弟を倒したら、キャルタンの復讐に向かうハズだ」と意見するが、アルフレッドは、「カレは戦士でヴァイキング、腰を据えたりはしない。万がイチ、カレがノーサンブリア全域を乗っ取ろうとした時は、ステアパが命令どおりウートレッドを殺す」と言う。

 

ロイディス(現リーズ)

まず最初にウートレッドが向かったのはロイディスだった。
ベオッカは、「グスレットを助けることが使命だ」と言い聞かせるが、「復讐も同時にやる」とウートレッド。

広間にはブリーダが集めたデーンの仲間がキャルタンを倒すために集まっていた。

ブリーダは、「腰抜けグスレットのために同胞(シークフリード&エーリク)と戦う気はない。ラグナルの敵討ちのために集まってくれた仲間に腰抜けの王のために戦えと言えない」と言う。
それはもっともな意見だった。するとフィナンが、「オレたちだけで兄弟を殺させる。ヤツらは砦の中にいるわけじゃない。野営だ。寝込みを襲い、殺せばいいんだ」といい出す。

 

シークフリード&エーリクの野営地

エゼルウォルドの知恵

森の中で野営する兄弟を偵察するウートレッドたち。
だが、どれが兄弟のテントかわからず、襲撃はむずかしいと思われた。
するとエゼルウォルドが、「タフル(チェスのようなボードゲーム)だ。王はかならず中央に陣取る。あそこが兄弟のテントだ」と指をさす。

その真実味のある指摘にウートレッドは、襲撃を決めるが、オレも行くとラグナル。
ウートレッドは、「これはアルフレッドの任務だ。ラグナルは関係ない。もしオレが捕まっても何もするな。兄さんは復讐と妹のことだけ考えてくれ」と言うと、同行すると名乗り出たフィナン、ステアパの3人で向かう。

討伐

見張りの戦士を殺し、シークフリードのものだと思われるテントに侵入したウートレッド。だがシークフリードに襲われてしまう。ウートレッドも反撃、シークフリードの右手を斬り落とすが、既にテントの周囲には兄弟の戦士が取り囲んでいた。

首に短剣をあてがわれている兄を見て、「殺すな、望みはなんだ?」と弟エーリク。ウートレッドは、「船一隻でノーサンブリアを去れ!二度と来るな!」と迫り、エーリクはその条件を飲むと約した。

 

ダンホルム(現ダラム)

鉄壁の砦

ウートレッドとラグナルが、兵50人を連れて”ロイディス”にいるとの情報を得たキャルタンは、「ヤツらはグスレット王の兵と合流する気だ。戦いの準備をしろ」と指示するが、スヴェンは、「兵が増える前に、今、討つべきだ」と進言、だがキャルタンは、「どんな大軍でもこの砦には侵入できん、ヤツらは門の前で死ぬ」と言いきる。

 

エフォウィック(現ヨーク)

グスレット王との再会

ウートレッドはエフォウィックへと入った。
生きて戻ってきたことに動揺するグスレット王にウートレッドはシークフリードの右手を投げると、「兄弟のことはもう心配はない。見返りに軍勢を貸してくれ。お前がオレとハリグにしたことは決して許さない」と抑えきれない怒りを向ける。

だがグスレットは、「兄弟は本当に死んだのか?首を持って来たなら信じたが、この手がヤツのものだと言う証拠がない」と言い出す。今度はラグナルが堪えきれず、「黙らないとお前の首を取るぞ。弟に従え!さもなくばエフォウィックも軍勢もいただく。オレたちに着くか、敵になるか選べ!」と迫る。

アルフレッドの企み

アルフレッド王の任務を終えたウートレッドは、「アルフレッドはノーサンブリアに来たこともない。ダンホルムはラグナルのものだ」と主張するが、エゼルウォルドは、「陛下がこの地に来ないのは必要ないからだ。陛下はオレたちの動きを見越している。ダンホルムを落とさない限りエフォウィックの安泰はない。だからウートレッドが復讐することに目を瞑るんだ。陛下はひとつのイングランドと言う夢を抱いている。だからこそ北方はグスレットひとりが治めることを望んでいる。キミは陛下の家臣、これが命令だ」と言う。

グスレット王の本音

「私は授かった地位をキミに奪われるのが怖かった」と本心を口にするグスレットにウートレッドは、「オレはあなたに忠誠を誓った。だがあなたはオレを奴隷にした」と言うが、グスレットは謝るどころか、「殺す約束だったはキミの命を助けたんだ」と言い訳しはじめる・・・グスレットの頬を叩くウートレッド。
ようやくグスレットは、「友を裏切った」と認めると、妹ジゼラのことを聞く。
「妻になった」と言う返事にグスレットは、「アルフレッド王に、私の命令でダンホルムへ行ったと手紙を書く。いつかキミが私を許してくれる日が来ることを願う」と言うのだった。

 

ダンホルムの襲撃

以前、ダンホルムの砦を偵察したウートレッドは、「東の壁に扉がある。湧泉に続く扉だ。そこが弱点だ」と言い、二手に分かれる作戦を提案。ラグナルはウートレッドの作戦を実行すると言い、「死ぬなよ、弟」とウートレッドを送り出す。

ウートレッド班(ヒルド、シトリック、ベオッカ、ステアパ、エゼルウォルド、フィナン)は朝、水を汲むために砦から出てきたところを襲撃、東の扉から砦に侵入する。
その頃、ラグナル班(ブリーダ、クラッパ、ロロ)は、盾で防御姿勢を取りながら北門に突撃をかける。
「北門に敵が襲来」の報告にキャルタンは、「門を守れ」と兵を北門に集める。
その頃、砦内に侵入したウートレッドたちは、戦士を次々と始末、それに気づいたキャルタンは中庭に降りて来るが、ステアパが北門を開場し、ラグナルの戦士たちがなだれ込んできた。

その兵数に、後退を指示するしかないキャルタン。
それを見たウートレッドは、「盾も構えろ、壁を作れ!」と指示、ひとつの塊になると、号令をかけ前進する。
キャルタンの兵はジリジリと後退させられる。

スヴェンの最期

砦の上にいたスヴェンは加勢するため階下に降りるが、そこで待っていたのはテューラと猟犬数頭。
「やれ」と言うテューラの命令で、数頭の猟犬がスヴェンを襲い、食い殺してしまう。

一騎打ち

息子の無惨な最期を見たキャルタンは、前に進み出ると、「ラグナル、オレと戦いたいか」と一騎打ちを仕掛けてくる。ラグナルは、「お前を殺す」と受けて立つ。

一騎打ちがはじまった。テューラを凌辱したと侮辱しながら向かってくるキャルタン。
激しい戦いだったが、ラグナルがキャルタンの右腕に剣を突きたて、勝負はつく。
「命乞いはしない、剣と共にヴァルハラへ行く、オレの剣を返せ」と言うキャルタンに、非情にも剣を渡すことなく、滅多刺しするラグナル。

だがラグナルのめった刺しが止まらない・・・積年の恨みにブレーキを失ったのか、慟哭しながら刺し続けるラグナルを、「もういい、終わった」と抱きしめるウートレッド。

テューラ

ウートレッドはテューラを見つけるが、テューラは再会をよろこぶどころか、「2人とも私を見捨てた。私を弄んだ男と同じよ、私の命の対価はあなたたちの命で償え!」と迫る。
それを制したのはベオッカだった。
ベオッカは、「やめなさい。お願いだ。キミを助けたい」と言うは、テューラは奇声をあげると犬舎へと戻ってしまう。

敵を討って・・・

我を失うほどにキャルタンを滅多刺しにしたラグナルは、「殺すだけじゃ足りない」と言うが、「だがもう終わった。敵を討ったんだ」とウートレッド。
「これからどうする、べバンバーグを攻めるのか」と言うラグナルにウートレッドの返事は、「ウェセックスへ戻る。戻らなければステアパがオレを殺すさ。今はただ安らぎが欲しい。妻に会いたい」とウートレッド。

ベオッカは、「ここはラグナルのものになった。もう隠れなくていい。ラグナルとウートレッドはずっとキミを捜してた。テューラ、よく耐えた、天賦の強さだ」とテューラを称える。その言葉にテューラは、幼い頃、スヴェンから守ってくれたウートレッドを思い出し、ようやく心を開く。

別れ

テューラはウィンチェスターへと向かうことを決める。
ウートレッドは兄ラグナル、ブリーダに別れを告げ、ウィンチェスターへと戻ることに。

 

感想

結局、すべてアルフレッド王がコントロールしていると言うことか・・・。
それを分かっていても、その駒として動くしかないのは、ウートレッドも甥エゼルウォルドも同じなのかも。

今回父ラグナルの敵を兄ラグナルと共に討ったことで、まずはひとつ目標は達成されました。
これからウートレッドは、ウェセックスでどんな役目に当たるんでしょう。
歴史知らないので、ふつーに楽しんでいます(笑)

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