ハンドメイズ・テイル 5 #5 まやかし(相関図付)

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#5 まやかし fairytale あらすじ

ハンナの情報を求めて国境グループの元へ行くルークとジューン。
ウィーラー司令官夫妻の邸宅に身を寄せることになったセリーナは、ギレアドセンター再オープンに向けて動き出そうとするが・・・。

 

相関図

まとめ

セリーナ

ウィーラー邸

森の中の邸宅ウィーラー家で生活することになったセリーナ。
妻アラニスは、「あなたは強さや信仰心を神に認められた存在よ、私の務めは心ない人々からあなたを守ること」と言い、セリーナに尽くす。
そんな中、ウィーラー邸にギレアド信仰者の女性が集まった。
アラニスは、「私も長い間努力してきてる」と言うアビーに、「分かってる。みんなそう。でも夫人を見てると勇気が湧く。信じづけられる」と声をかける。
セリーナのおなかに触れながら、「素晴らしい奇跡にね、神の祝福よ。あなたは私たちの希望よ」と言う女性たちと幸せな気持ちに浸るセリーナ。

【セリーナの過去の記憶:1】
ギレアド軍がワシントンD.Cを制圧した頃、ナオミ・パットナムとセリーナは、「養子を迎えることなど想像もできない」と言いながら、孤児院を訪ねる。そこには親から引き離された子どもたちがたくさん収容されていた。ナオミは、「母親に適さない女性の元にこの子たちを置いておけない。彼らには良い家族が必要よ」と言うが、セリーナは、「侍女を置くよう勧められたらどうする?」と聞く。
「恐ろしい話しだわ」とナオミ。セリーナは頷き、「フレッドと努力すれば祝福がある」と言う。

ウィーラー邸にアメリカや政府を通す必要のないギリアド直通電話があると聞き、「助かる」と言うセリーナに、「夫はやり手なんです」とアラニス夫人。 だがアラニス夫人は、電話には出ないと言い、妻は夫に仕事に関わるべきじゃないと言う。

軋轢

セリーナは早速ジョセフ・ローレンス司令官に電話をするが、そこにはウォーレン・パットナムまでいた。
ローレンスからギレアドセンターでの騒動に言及されたセリーナは、「問題ない」と言うが、パットナムは、「ギレアドの評判を高めるがキミの役目、かなりの投資をしているのに役目を果たせてないのでは?」と批判的だ。
それに対してセリーナは、「難民の制御は難しい。問題はジューンとその夫。誰かが対処するべきよ。そしてギレアドセンターは、”生殖能力”をテーマに再開したいと思ってるー」と言い出す。
しかしパットナムは、セリーナが話している途中にも関わらず、「我々で検討する」と一方的に電話を切る。

ギレアドで

セリーナとの電話を切ったパットナムは、今度はローレンスが掲げた新構想”新しいベツレヘム”に対しても、「気に入らん。ギレアドを破滅させる気か?すべての反逆者、犯罪者、テロリストを呼び戻し、彼らを許すなど他の司令官も賛成せん。ギレアドは世界に媚びることも支援を必要もない」と大反対するが、「国境を閉鎖したままではこの国は死に至る。破滅する。築いてきたすべてが無になる」とローレンス。
しかしパットナムは小馬鹿にするような表情で首を傾げると、「見事な演説だが司令官たちの心を動かせるかは疑問だ。やってみればいいが」と言うのだった。

 

何かおかしい

セリーナが邸宅内を散歩していると、門に花束を持って女性がやって来た。それを見たセリーナは、「彼女と話がしたい。門を開けて」と言うが、エズラは、「不審者の可能性があります。それにウィーラー様から門を開けるなとキツく言われています」と言う。

【セリーナの過去の記憶:2】
ナオミ・パットナムが侍女契約をしたと聞き、セリーナも決意する。
リディアおばは、「これで神の恵みに一歩近づける」と言うと、侍女プロフィールを並べる。
セリーナは夫が目に留めたと言う侍女を外して、ひとりを選んだー。

ウィーラー司令官

部屋で神に祈りを捧げていると、ライアン・ウィーラー氏がやって来た。
セリーナはウィーラーの寛大な支援に感謝するが、ライアンは、「司令官と私が話し合った結果、”生殖能力センター”を開設することにしました」と報告する。
セリーナはよろこび、「センターに戻ってすぐに取りかかる」と言うが、「センターに戻ることはない。安心して任せてください。ベビーを優先して」と言うと、妊婦のためのサプリメントを渡し、「毎日1錠飲んで」と言う。
そこでセリーナは、「ここからでも指示を出せるようケータイ電話を用意して頂きたい」と要求するが、ライアンは、「それはセキュリティ上問題があるので応じかねる」と言う。

 

ジューンとルーク

決断

早朝、ジューンのケータイに電話がかかった。国境グループのリリーからで、”妻の学校”の情報を持っている守護者がやってくると言う。
ジューン、ルーク、モイラはハンナの情報を求めて国境グループを訪ねるが、「守護者は中立ゾーンから来れなくなった。捕まる危険は犯せない」と言う。

実は今、カナダでは難民が問題になっており、警備隊の国境取り締まりも厳しくなっているのだ。
リリーたちも拠点を移すことに。

すると、「オレが行く。ハンナの情報を手に入れるために」と言い出すルーク。
「ひとりで行かせられない」とジューンも同行することに。
リリーから合言葉(ベレー帽)と地図を受け取ったジューンとルークは出発する。

4話でセリーナに、「ハンナを取り戻したければ、危険を承知でギレアドに侵入するべきだった」と痛いところを突かれたルークは、今回の侵入を決断したのだろう。

守護者との合流ポイントについたジューンとルーク。
木の陰から出てきた守護者は合言葉を確認すると、「昼間だから外は危険だ。ついて来い」と言い出す。
予定外の展開にジューンたちは迷った末、ついて行くことに。

ゲームセンターの跡地へと2人を誘導し、物資を受け取った守護者は、「訓練中の妻、プラムは特別の学校に通う。お姫さま扱いだ。だがすぐに嫁がされる」と情報を教えるが、「嫁ぐ?娘はまだ12才だ」とルーク。だが守護者は、「それがこの国だ。プラムならまだ結婚はしてない。今は新体制だから謎は多い。かき集めた情報はここに入れた」とUSBを渡す。
受け取ったジューンとルークはすぐさま帰ろうとするが、「昼間に国境を越えるのは危険だ。日が暮れるまで待つなら国境まで送る」と言う守護者に従うことに。

守護者:ジェイデン

日暮れまでの時間をルークは守護者とボールングをして過ごすことに。
ジューンは音漏れを心配するが、「誰も何も言わない。みんなそれぞれ息抜きの場所がある」と気にする様子もない守護者。
守護者の名前はジェイデン。
いつも孤独な生活をしているジェイデンは、ルークとのボーリングが楽しいらしく、「昔は父さんとボーリングしてたような気がする。過去の記憶はボワッとしてて良く覚えてない」と言う。
どうやらジェイデンの記憶のほとんどはギレアド国らしい。
そしてジェイデンがギレアド政府を倒そうとしている理由は、「誰とでも自由に会いたいから。家族とも。そして好きなことをしたいから」だと言う。
ルークとジューンはこんな純粋な子がギレアドにいたことに驚く。

地雷、そして捕まる

夜になった。
ジェイデンはジューンとルークを国境まで送るが、その途中で地雷を踏んでしまう。
「どうすればいい?」と戸惑うジューンにジェイデンは、「心配ない、下がって」と言うが、次の瞬間、地雷が爆発しジェイデンが吹っ飛んでしまう。
ジューンとルークは駆け寄り、「すぐに手当をする」と言うが、「早く逃げて、逃げろ。頼むから逃げて」とジェイデン。しかしカレを残している訳がなかったー。

その時、爆発に気づいた守護者たちが、「ジェイデン!どうした?応答しろ」と集まって来た。
ジューンとルークは後ろ髪引かれる思いでジェイデンをその場に残し、必死で国境に向けて逃げるが、捕まり、引き離されてしまう。

 

感想

面白い展開になってきたん違う?これ~。
私のカンじゃセリーナは、侍女同然の立場だと思う。
アラニスは、ウォーターフォード夫人、尊敬してるとかなり尽くしてるけど、ライアンの様子を見て確信したわっ!セリーナが出産後、赤ん坊はあの夫婦の子どもだわ。
おぃおぃ~面白くなって来てない?

で、逆にギレアドの守護者に捕まってしまったルークとジューン。
マズイ状況やんね?これ。

残り5話。最終シーズンに向けてちょっと盛り上がりそうな予感がしてきたぞー!

 

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