ハンドメイズ・テイル /ファイナル・シーズン#3 献身(相関図付)

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このエピソードではジャニーンのエピソードもあり

# 3 献身 Devotion あらすじ

ジューンは中間地帯で立ち往生している夫ルークとモイラを助け出すためにマークと国境線へ。再会を果たすふたり。一方セリーナを広告塔にし、新ベツレヘム計画を進めるローレンスは、各国の要人を集め、ギレアドが改革に着手していることをアピールする。そこで力を発揮するセリーナ。
リディアはローレンスの命令で”目(eyes)”に連れ去られたジャニーンを見つけ出すが・・・

相関図

まとめ

ローレンスの野望

諸外国の要人が新ベツレヘムへと到着、ローレンスは、各国が難民に手を焼いている今、ギレアドが安全な国だと理解してもらい、協力を得ようと考えており、「今が勝負だ。何としても成功させてくれ」とニックに指示する。

そこへドイツの外交官シュトラウスがやって来た。ローレンスはプレゼンに遅れないようにとニックに言いおくと、セリーナを迎えに向かうが、シュトラウスがニックに伝えたのは、「ジューン・オズボーンがマイル票17にいる」と言う伝言だった。

ルークとモイラの救出

”過激派の司令官暗殺計画”を実行中のメーデーに加わったルークとモイラは4日前、荷物の受取任務に出たが、ギレアドの偵察隊が現れ、動けなくなってしまったと言う。マークはニックに連絡を取ったが応答はなく、万策尽きた状態だった。

アジトを出発するジューンに、「今日、新ベツレヘムに外国の要人が集まる。ニックが電話に出ないのはそのせいだろう。だがキミが行けばカレは来る。ローレンスはセリーナを探し出しギレアドの広告塔として連れ戻した。今は王族のような扱いを受けてる」とマーク。ジューンは列車から飛び降りたセリーナとノアが無事だったことに安堵するが、王族のような扱いと聞き、「驚きはしない、セリーナらしい」と言う。

マイル票17

再会

大事なプレゼンがあったにも関わらず、迷わずマイル票17へとやって来たニック。
ふたりは再会に抱き合う。

ニックはニコールも元気で母ホリーとも再会できたと知り安堵するが、ジューンから、「モイラとルークが中立地帯で動けなくなってる。ゾーン7のウォーターパークにいるふたりを助け出したい」と言われ、「いつもより警備が厳重だ。力を貸したいが怪しまれる。マークに他の手を」と断る。だがジューンは、「他に手はない。でもあなたが危険なのはわかってる。私がやる」と引かないので、「キミが行くのは論外だ。オレが連れ戻す」と任務を引き受けることに。ジューンはニックの反対を押し切り動向することに。

ウォーターパークの売店へと向かいながら、ジューンは司令官でありながらアメリカに協力しているニックを心配するが、「キミが轢かれケガをしたと聞いて病院へ行きたくて協力した。会いたかったんだ、どうしても」と。その経緯を聞き、ニックの深い愛に心を震わせるジューン。

ジューンとニックは警戒しながら目的地を目指すが、空からはヘリ、パーク内にはパトロールのクルマが!
この状況にニックは、「諦めたほうがいい、危険過ぎる。売店にいると限らない」と言うが、「ふたりを捜して救い出す」と引かないジューン。ニックはたまらず、「オレはキミのために来た。キミを思うだけでローズに気づかれるのに」と苦しい立場を口にするが、「あなたは帰った方がいい。奥さんがいて赤ちゃんも生まれる。未来があって十分に幸せ」とジューン。だがニックは、「そう思うか?オレはすべてを失う覚悟でここに来た。キミがルークを選んだからだ」と言う。その言葉に、「私はあなたを愛してた。でもルークは私を待っててくれた。愛してる。ふたりは私の一部、救い出したい」とジューン。ニックは、「キミを愛するのはとてもツライ。でもキミはオレのかけがえのない人だ。何度も失ったけど」と言い、「私はここにいる。あのふたりを助けたい」と言うジューンにニックは、「わかった」と応える。

ルークとモイラの救出

建物に身を隠すモイラとルーク。憎しみに支配されているルークは司令官暗殺のことしか頭になく、逃げ出す方法すら考えようとせず、「この計画は絶対に失敗できない。”オレが失敗した”とジューンが知るようなことはごめんだ」と言う。妻の心を繋ぎ止めたくて仕方ないルークにモイラは、「証明する必要なんかない。あんたは最高の男だよ、ジューンにもそう話す」と言うが、

その時、建物のドアを開ける音が!身を隠したふたりに聞こえたのは、「ルーク、モイラ」と名前を呼ぶジューンの声が!ジューンはモイラとルークを見つけ出したのだ。

ジューンはニックをふたりに紹介、ニックは、「急いでここを出よう」とふたりを導くが、もう少しのところで守護者たちに見つかってしまう。ニックはジューンたちを先に行かせると司令官として対応するが、程なくして2発の銃声が!

ニックは警備隊に、「反逆行為は記録に残さなければなりません、規則です」と言われ殺害したのだ。
別れ

マークは3人が無事に戻ってきたことに安堵するが、「連絡を無視するな」と忠告、「上級司令官の目があって自由に動けない」と言うニックに、「約束を守らなければあんたの正体をバラす」と脅しをかけるが、「明かせば手駒が減るだけだ」とニック。
別れの時、殺害した守護者たちのことを心配するジューンに、「何とかする。ニコールの元へ戻れ。どうか無事で。いい人生を」とニック。「こんな別れの儀式はイヤ」と言うジューンにニックは、「また今度」と言い、それぞれの方向へと帰って行くのだったー・・

ローレンス司令官とセリーナ

神の御名において世界を癒やすことこそが自分の使命と確信、ギレアドの再建に尽力する決意で新ベツレヘムへとやって来たセリーナをローレンスは、「親善大使セリーナ・ジョイ・ウォーターフォードは知性と美貌を兼ね備えた唯一の戦士だ」と持ち上げるが、ローレンスの信仰心を疑っているセリーナは、「私は神と共ににここに来たけど、あなたは神と共にここにいない。なぜここを作ったの?あなたを突き動かすものは何?」と追求するが、「神か、亡き妻か、私の罪の意識だ。我々が国を壊した。だから再建するんだ。イカれてると思うがそれを信仰と呼ぶなら私は信じている。キミと私で成し遂げられる」とローレンス。セリーナは聖書の一節を引用し、協力する気持ちを示した。

新ベツレヘムで

ローレンスは各国の要人に、「ギレアドは進化している。保守的な神権政治を改革することに成功した。他国が失敗する中、一滴の血も流さず自由化を実現した」と説明するが、「ここは監獄同然では?」、「ギレアド難民はカナダにとって大きな負担だが、だからと言って自国民を傷つけ処刑し続ける国に送還することは良心が許さない」、「女性の人権侵害問題がある」との声があがるが、それを論破したのはセリーナ。
「私もそれを懸念していたが、私自身がその当事者になってしまった。ギレアドが弾圧を始めた時、私はアイデンティティも声もすべて失った。無力感に苛まれた私は周囲の人々に権力を振りかざした。私は一生かけて罪を償うつもりです。神がお許しくださるかはわからない。でも神は私に挑戦するチャンスを与えここ(新ベツレヘム)に導いてくださった。ここでは女性の権利が認められている。だから私も戻った。それにギレアド政策のおかげで私は息子を授かれた。ギレアドは水や空気を浄化、女性が妊娠でき、子どもは元気に育ってる。皆さんの国で実現できていないことができてる。この新ベツレヘムが機能し、繁栄することを世界が求めている」と言うと息子のノアを抱き上げる。可愛いノアを見て、抱かせて欲しいと女性要人。

セリーナは、ギレアドの出生率は倍増、ほぼすべての先進国を大幅に上回ってると説明すると、ニックの妻で妊娠中のローズを紹介、「素晴らしい」と声があがる中、ここぞとばかり、「赤ん坊の誕生はギレアドの恵み、これが新ベツレヘムの約束です」とアピールするローレンスに要人たちは、「難民の安全が保証されるなら自主的な帰国は提案できる。ただし国連の監視下の条件付きなら」と認めることに。

プレゼンを成功して

プレゼンは成功、ローレンスは上機嫌で、「入居希望者が押し寄せ家が足りなくなるかも知れない。候補地は用意している」と言い、セリーナも、「帰国を望む同胞がいるなら迎え入れる義務がある」と言うが、「まだ政府は新ベツレヘムの拡大を受け入れる段階にない」と牽制するウォーレン。

結局重要な外交の場に姿を見せなかったニックについてウォーレンは、「ニックはどうしたんだ?」と訝しがるが、「私が仕事を頼んだ。交易ルートのことでニックに行ってもらう必要があった」とすかさずアシストするローレンス。セリーナもウォーレンに自宅に送って欲しいと頼み、解散となる。

リディアとジャニーン

ジャニーンが送致された場所
【ジャニーンのエピソード】
ジャニーンがジョセフ・パットナム司令官の侍女オブジョセフだった時、娘アンジェラを出産。アンジェラは司令官妻ナオミの娘として育てられることに。だが権力争いで負けたパットナム司令官は殺されてしまう。未亡人となったナオミはローレンス司令官と再婚。リディアおばは、愛弟子ジャニーンが娘アンジェラの側で穏やかに過ごせるようにとローレンス夫妻の侍女として仕えさせて欲しいと交渉。ナオミは拒否するが説得され迎えることに。だがナオミから、”オブジョセフ”と名前を呼ばれたジャニーンは、「それは私の名前じゃない。友だちみたいに話さないで。あなたは最低の人間」と罵ってしまう。リディアは謝罪するよう言うが、ジャニーンはそれを拒否。ローレンスの命令でジャニーンは猿ぐつわをはめられ”目(eyes)”に連行されてしまう。

ミリアムおばからジャニーンの居場所を聞き、やって来たリディアが眼にしたのは、派手なメイクとセクシーなドレスを着たジャニーンだった。

リディアは、「なんて格好をしてるの。あなたを放っておけない。ここから救い出す」と言うが、「何もしないで!あなたが来るとろくなことにならない。コロニー送りじゃないだけツイてる」とジャニーン。リディアは、「あなたは赤ん坊を生んだ。相応の待遇を約束されてるはず」と言うが、「そんなのウソだったのよ」とジャニーン。リディアは、「神に祈りましょう。力を合わせれば解決できる」と言うが、ジャニーンは、「私を助けたいなら忘れて」と言う

ジャニーンは店で、”キティ”と呼ばれているらしい
リディアおばの直談判

帰宅したローレンスを待っていたのはリディアだった。
リディアは、「ジャニーンの居場所がわかりました。彼女にちゃんと謝罪させる。私も一緒に償う。どんな罰でも受ける。どうかもう一度チャンスを与えて欲しい」と頼むが、「もう関わる気はない。チャンスは与えた。あの子は下品で恩知らずなアバズレ、もうたくさん」とナオミ。
リディアは、「ジャニーンをあんな堕落の巣窟に置いておけない。絶対に認められない」と言うが、「コロニーよりマシだ。汚れた元侍女など妻に娶るものもいない」とローレンス。その言葉にリディアは、「あの娘たちは神聖な奉仕をした。ジャニーンはあなたたちの美しい子どもを生んだ。擁護するべきだ」と言うが、「ナオミはセリーナとは違う。ギレアドに戻ったセリーナは驚くほど進化していた。ジャニーンは終わった。あなたの手にかかった瞬間から終わってたんだ。わかるだろ。自分のためにも忘れろ」とこれ以上関わるなと言われてしまう。

感想

今回のエピソード、個人的には好きです。
ジューンとニックの再会シーン、良かった。音楽もマッチしててめっちゃ切なくなってしまった。
ニックのジューンへの愛情が溢れてて・・ほんと切ない。なんでルークを選んだのよぉと思ってしまう(ダメです)
セリーナは新ベツレヘム計画の広告塔となって生き生きしてますね。もう権力を振り回す側にならないで欲しいけど・・・。

ちなみに、シーズン1から「ハンドメイズ・テイル」を見直そうかなと思ってます。
とりあえずシーズン1の1話目を加筆していますのでよければ読んでください。

 

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