レジデント 型破りな天才研修医 4 #5,6(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

huluでのFOX配信が終了
CATVで視聴でレビューを続けています。
現在、レジデントを見ることができるVODは【dTV】のみです。
CATV視聴の場合、FOXにて毎週金曜22時~新エピソードを放送中。

#5 夕暮れ前 HOME BEFORE DARK あらすじ

数百ドルの赤字を抱えたレッドロックは、チャスティン・パーク記念病院を売却、病院は閉鎖に。
搬出作業が進む中、コンラッドは父マーシャルを頼り、病院の継続に奮闘する。
そんな中、事件が発生してしまう。
一方、昏睡から目覚めないケイン。

 

相関図

まとめ

売却されたチャスティン

コンラッド

数百ドルの赤字を抱えたレッドロックはチャスティン・パーク記念病院を売却、マンションに変わることに。
コンラッドは投資会社を経営している父マーシャルに、「チャスティン閉鎖で数千人のスタッフが失業状態だ。アトランタ市民にはここが必要なんだ。投資家に呼びかけ買い戻して欲しい」と打診するが、「私には投資の余力がない」と父。
コンラッドはマーシャルに、ニックの妊娠を報告、幸せをふたりで噛みしめる。

チャスティンの現状

器材の搬出作業が進む中、ほとんどの患者が転院を済ませ、残る患者はあと数人。
そのひとりがケインだ。
ようやく昏睡から目覚めたケインだったが、呼吸器を外そうと暴れたため、ヴォスは仕方なく鎮静をかけて眠らせる。ケインはまだ自発呼吸できないのだ。

多くのスタッフは職を失ったが、ミーナは研修を続けるためにボストンのマサチューセッツ総合病院へ移動することに。オースティンはアトランタ総合病院で勤務することに決まる。
「全米屈指の病院で研修が決まったキミが誇らしい。だがボストンとアトランタ。オレたちはどうなるんだろうな」と言うオースティンにミーナは、一緒にボストンに行かないかと誘う。

一方のアトランタ総合病院はチャスティンが閉鎖になったため、10時間待ちの激混み状態になっていた。

ヘンリー

同じく、心臓移植の待機患者だったヘンリーは、年齢と病歴から待機リストを外され、チャスティンが閉鎖になった今、カレの移転先はホスピスしかないとデヴォンから説明を受けたヘンリーは、オースティンの診察を受けたいと言う。
しかしオースティンも心臓壁の動静脈瘤を取り除くことは困難と判断、ヘンリーはホスピスへ移転することに。

 

事件発生

ニック

器材等の搬出作業が進む中、ニックはコンラッドと共に妊婦健診を受ける。
妊娠は順調で、次回からはアトランタ総合病院で診察を受けることに。
念のため、ニックは血液検査を受ける

ニックの血液は異常値が確認されたが、引っ越しのため、誰もそれに気づかず
刺されたミーナとニック

「頭が割れそうに痛いんだ。診察して欲しい」と閉鎖中のERで騒ぐ男に気づいたニックとミーナ。
「医者だろ?何とかしてくれ!」と大声をあげる男の様子から、警察に電話しようとしたミーナ。
しかし男は、「警察は呼ぶな」と叫ぶと、隠し持っていたナイフでミーナの腕に斬りつけた。
咄嗟にミーナを庇ったニックは男に脇腹を刺されてしまう。男はそのまま逃走。

大量出血のニックをすぐさまERに運び、片づけられた器材を戻してニックを救おうとする仲間たち。
アーヴィングとデヴォンは、「ここはボクたちに任せて」とコンラッドを気遣う。

危険な状態

搬出作業が続いていた病院には薬剤も足らず、輸血保有もゼロ。
このままでは失血死するため、緊急オペをすることに。
すぐさま麻酔科医やオペ室看護師ジェシカも駆けつける。
ベルとオースティンにより手術が始まる。それを見守るコンラッド。

両家の父親も呼ばれた。
ニックの妊娠を知らなかったカイルは、妊娠を知ると膝から崩れ落ち、「娘と孫を同時に失うのか・・」と動揺するが、マーシャルは、「皆が努力してくれてる。私たちは子どもたちのために強くいよう」と励ます。

何とか止血できたものの、大量出血で長時間意識がなかった為、脳の状態は目覚めるまで分からない。
ニックはICUに移されるが、詳しい検査をするにも検査医はもういない。
だが移転させるにもまだ不安定な状態だった。

自分を責めるミーナ

麻酔から一向に目覚めないニック。
コンラッドにもその原因が分からないが、搬出作業をほぼ終えたチャスティンで血液検査さえできない。

オースティンはミーナに、「コンラッドを連れ出すからエコーで胎児の状態を確認しろ」と言うが、「ニックは自分と子どもの命を省みず、私を助けようとしたせいでこんなことに。私のせいだ」と自分を責めるミーナ。

オースティンは、「キミまで失うことはできない」とボストンに一緒に行くことを決意。
「ビザのことは必ず何とかする」と励ます。

目覚めない原因

ニックが麻酔から目覚めない原因が分からないコンラッド。
デヴォンは、「一歩引いて考えるんです。夫ではなく医者として」とアドバイス。
ニックの左手の腱反射は遅いことから、午前中、血液検査をしていたことを思い出したコンラッド。
その結果から、”甲状腺機能低下”が原因と分かり、甲状腺ホルモン、ステロイドの投与でニックは目覚めた。

目覚めてニックが最初に発した言葉は、「赤ちゃんは?」。
コンラッドはエコーで確認する。
胎児心音が聞こえ、赤ん坊は無事だったー。

 

ケイン

昏睡から目覚めたケインは、やはり自発呼吸できなかったが、筆談できるまでに。
ニックの容体を聞いたケインは、「彼女を助けたい」と言い、ホスピスへ向かうヘンリーの容体を聞くと、「腫瘍

そんな中、ホスピスへ行くヘンリーの容体を聞いたケインは、心臓壁の動静脈瘤の血流を止めて、小さくしてはと提案。オースティンはミーナを助手にして、チャスティン最後のオペに挑み、見事成功する。

 

再始動とケイン

「チャスティンの元患者、現知事のランドールに救済を求めては?」と言うヴォスの提案で、マーシャルとベルはランドールを病院に呼ぶと、

郡がチャスティンを引き継ぎ、医療体制を安定させて欲しい。ただしレッドロックからタダ同然で買い取れるが、全借金(数百ドル)を背負うことになる。今後は、経営を医師たちが担う公立病院に再生。マイアミでも同じケースで大成功している。

と提案。
ランドールの行動力でチャスティン・パーク記念病院は公立病院として生まれ変わることに。
ミーナもチャスティンで研修を続けることになった。

そんな中、転院したケイン。
そこは、「長期リハビリセンター」で、ケインが無謀な手術をし、植物状態になった患者を転院させていたセンターだった。

 

感想

シーズン追う毎に、スタッフの関係が素敵で、患者第1の彼らの姿勢にリスペクトを感じるドラマですが、huluがFOXとの提携をやめたため、VODで見ることができるのは【dTV】のみと言う悲しい現状
これじゃファンも減ってしまうよね
せっかく良質なドラマなのに勿体ないと思う。

チャスティンが公立病院として生まれ変わることになり、良かったですね。
ケインは確かにいけ好かないヤツだけど、長期リハビリセンターに行かされたのは因果応報。
これでケインは終わりなの?
カレのスキルが勿体ないな。

 


#6 悔恨と再生 Requiems & Revivals あらすじ

チャスティン・パーク記念病院はアトランタ州知事の協力で【公立病院】として再スタートを切ることに。
しかし数名の医師が、「給料が見合わない」と言う理由で病院を去りはじめ・・・。
刺傷事件後、2週間。ニックの状態は良くなっていたが、ニックはPTSDになっただけでなく、胎児にも問題が発覚。ニックは親友のビリーを呼びたいと言うが、ビリーはコンラッドの因縁の相手だった。

 

相関図

まとめ

再スタートしたチャスティン・パーク公立病院

チャスティン・パークは公立病院として再スタートすることになったが、公立になったことで患者は急増したのに予算は大幅に削減されてしまった。
デヴォンは父のように不幸な患者を作りたくないと良い、オースティンもがでないように

「父親のような不幸な患者がでないようにしないと」と言うデヴォンにオースティンも、「そんな事態は絶対に避けるぞ」と言うが、報酬減額に納得できない医師たちが次々と病院を去りはじめていた。

デヴォンの父親はコロナ感染し、公立病院で十分な処置を受けられず亡くなった
アーヴィングとの衝突

ERのリーダーを任されたアーヴィングは、あまりの患者の数と不十分な医療機器に困惑しながらも、「ひとりの診察時間を短くして大勢を診てくれ」と指示を出す。

デヴォンはヤケドでERへやって来た初老の男性カッツを担当したデヴォン。
聞けば火の消し忘れを何度も起こしていると言い、最近アルツハイマーの診断を受けたと言う。
デヴォンはカッツに”老人性水頭症”の可能性があると考え、検査をすることに。
しかしアーヴィングが勝手にカッツに帰宅指示を出してしまう。

デヴォンは帰ろうとするカッツを止め、腰椎穿刺をすることに。
当然アーヴィングは、「帰らせた患者に何をやってるんだ?念入りに診察するのはいいが、患者だらけの待合室をどうする?」と非難するが、デヴォンは、「正常圧水頭症ならこの処置で治る。誤診された患者を放っておけない。父がされたようなことはしない」とカッツの処置を強行、カッツの症状は改善された。

「判断を間違っていた」と認めるアーヴィングにデヴォンは、「公立病院になったことで私立じゃ来られない患者を診ることができる」と言い、アーヴィングと一緒に、スムーズに診察できるシステムを構築することに。

 

アンディ少年の両手の移植術

幼児期に敗血症となり両手とも手首から先を失ってしまったアンディ。
やっとドナーが現れたにも関わらず、形成外科医のラマスは、「こんな薄給では仕事はできない」と病院を去ってしまう。
移植術は5時間以内にしなければ、せっかくのドナー(両手)を失うことに。
しかし両手移植術にはハイスペックなスキルがある形成外科医が必要だった。
途方に暮れるヴォスに、「ひとりドクターを知ってる」とベル。
それはジェイク・ウォンのことだった

ベルから打診を受けたジェイクは執刀することを承諾。

ヴォスはランドール知事に、”院外医師のオペの許可”を申し出るが、「リスクは負えない」と却下されるが、「患者のために最後まで闘うのが私たちの使命だ」と引き下がらず、「問題が起きたらヴォスが責任を取るなら」と条件付で許可する。

ジェイク・ウォン

ベルから打診を受けたジェイクは執刀することを承諾。
チャスティンへとやって来た。

手術は4時間以内に動脈吻合して血流を再開しなければならない。
時間に追われながら、ジェイク、オースティン、ヴォスの3人で手術するが、ジェイクのスキルは高かった。

しかし右手に血流が流れない。
血栓が原因とわかり、すぐさま処置を施したヴォス。しかし動脈が短く結合は難しかった。ジェイクは静脈グラフトを使い見事に吻合、右手の血流を開通させた。

リハビリが必要だったが、指先を動かすことが出来、大喜びするアンディ。

オファー

ランドール知事は、「統率力もあり緊迫時も冷静なあなたは病院に必要な資質よ」とCEOを打診、ヴォスは受け入れる。

ヴォスは、手術に参加させてもらえたことに感謝するジェイクに、「チャスティンで一緒に働かないか?」とオファーする。
ジェイクはそのオファーを快く受ける。

しかしチャスティンにはベルがいる。
「ボクたちの関係はどうなる?」と聞くジェイクにベルは、「キミに従うよ。最高の形成外科医を迎えられてうれしい」と言うのだった。

 

ニックとコンラッド

刺傷事件から2週間ー。
病状は回復したもののPTSDに苦しむニック。
コンラッドは睡眠薬、抗うつ剤等を服用できないニック(妊娠中)に、セラピーを勧めるが、「それなら会いたい人はひとりよ」とニック。

ビリー・サットン

ニックが会いたかったのは、ビリーだった。
コンラッドはニックのためにビリ-を呼ぶが、3年前の事件で決裂したふたりは、最悪の再会をする。

【ビリー・サットンとコンラッドの関係】
脳神経外科レジデントのビリーは、3年前までチャスティンで勤務していた。
自信過剰だったビリーは、フェローの監督なしに勝手に執刀、患者を障害者にしてしまった。
その患者の担当医だったコンラッドは、ビリーの行為を上層部に報告、ビリーは病院を追われた。
そのことがキッカケで、コンラッドとは因縁の関係に。

ビリーはこの3年間、非営利団体やシリアで経験を積み、過去を悔やみ反省したと言うが、研修先は見つからず、まだまだ困難な状況にいる。

ビリーは、「気が進まない」と言うニックを説得し、車椅子で散歩に出るが、突然の腹痛がニックを襲う。

エコー検査の結果、羊水過多が判明。
胎児を心配し涙ぐむニックに、「原因を突き止める。産科医と相談してくる」とコンラッド。

ビリーは、ニックの病状について意見があると良い、「協力したいの」と言うが、「キミは担当医じゃないし、この病院のスタッフでもない。協力したいなら話相手に徹してくれ」とビリーの医療介入を絶対に許さないコンラッド。
「この子を失ったら、何もかも崩れていきそうで怖い」と不安を口にするニックにビリーは寄り添い、「支える」と約束する。

羊水過多

羊水過多の影響で胎児は貧血状態だった。
刺傷したことで大量出血、大量輸血したことが原因と考えられ、胎児輸血しか胎児を助ける術はないと産科医ギャビ。しかしそれはかなり危険を伴う処置だった。

コンラッドから説明を受けたニックは、「赤ちゃんに危険すぎる」と不安を隠せないが、「他に手段がないし、処理しなければ流産してしまう。激しい痛みを伴う処置だから麻酔をかけて受けよう」とコンラッド。
しかしニックは、「私は看護師よ、眠ってる間に赤ちゃんが死ぬのがイヤ」と麻酔を拒否する。
その時、「ニックの意思を尊重するべきよ」とビリーが言い出す。
その発言にコンラッドの怒りはMAXに達し、「キミは夫でも担当医でもない。もう帰ってくれ」とビリーを完全に拒絶する。

結局、麻酔をかけて胎児輸血に臨んだニック。
処置中、胎児の心拍数が不安定になるトラブルが起こったが予定の処置を終えた。

雪解け

ニックの処置が終わるのを待っていたビリーは、「無神経だった。あなたたちの問題に口を挟んだことは間違いだった」と非を認め、過去についても苦しみ、後悔していると話すと、立ち去ろうとするが、「ニックが悲しむ。会ってから行ってくれ」とコンラッド。

しかしニックは心拍数があがってしまう。
ビリーはこれまでの経験を使いニックの心拍数を正常に戻った。
するとコンラッドは、「ビリー、一緒に原因を探ろう」とコンラッド。
ふたりは甲状腺機能低下治療薬が原因と突き止め、見事に対処した。

その後、胎動を感じたニック。
コンラッドがエコーでチェックすると、赤ちゃんの心音もしっかり聞こえ、羊水も減っていた。
処置は成功、無事退院したニック。

 

感想

公立病院になったチャスティン。
一気に患者が押し寄せただけじゃなく、薄給に納得できず辞めていく医師も多数。
この困難な状況下でCEOを受け入れたヴォス。
今は、やる気満々の彼女だけど、これからが大変そうですね。

ベルは、継子ジェイクと一緒に働けることになり、これからカレとの関係も雪解けになれば良いけど。
以前のベルなら、難しかったけど、最近頼りになる良い医師ですからね!

ニックとコンラッドの悲しいストーリーはイヤなので、順調な妊娠が継続できて良かった。

ビリーの登場は今回キリなのかな?

個人的には、ケインのその後を描いて欲しいんだけど。
長期リハビリセンターに入れれたまま登場なしで終わらせないで欲しいなと思います。
できれば、脳外科医として復活して欲しいなー。あ、でも薄給の公務員医師はケインから拒否するかな。

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