ハンドメイズ・テイル シーズン3 #12 犠牲

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毎週金曜新エピソード

 

エピソードタイトルどおり、Sacrifice(犠牲)だらけのエピソード。
セリーナとフレッド、ジューンとエレノア

 

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#12 犠牲 Sacrifice あらすじ

ギレアドでは司令官たちが、ウィンズロウとウォーターフォード夫妻が行方不明になったことで動揺する。
ジューンの計画は、順調に進みかけるが、思わぬ事態が起こってしまう。

カナダで拘束されたフレッドとセリーナ。フレッドは必死にセリーナを守ろうとするが・・・

 

まとめ & 感想

混乱する司令官たち

ローレンス家にクルマが数台やってくる。
ジューンは逮捕されることを覚悟し、ジョセフから渡された銃を構えるが、部屋へやってきたのはエレノア。

女中ベスを手伝うように言われたジューンが階下に降りると、司令官たちがカナダを攻撃するべきだと興奮して話し合っていた。
パットナム司令官は、ローレンスの理性と自制心が必要だといい、結論を迫るが、ローレンスは慎重に行動するべきと皆をたしなめ、考えさせてくれと皆を帰した。

女中のベスは、「昨夜のあなたには感心した。コレ(マフィン)が届いた。ビリーが話しに乗った。輸送機は1週間後」とジューンに告げる。

司令官たちが帰ったあとローレンスは、ウィンズロウは失踪扱いになっている。ウォーターフォード夫妻も、赤ちゃんを連れ戻しに行き、だまし討ちに遭ってトロント(カナダ)で拘束されていると言う。
ローレンスはジューンに輸送機がいつ飛ぶか?と聞き、「その日が待ち遠しいな。元気を出せ。フレッドたちは破滅でキミは殺人犯を免れた。」と言う。

脱出に向けて

スーパーマーケットへ行ったジューンはアルマに接触し、「決行は1週間後。日が暮れたら女中が子どもたちを連れて行き、司令官が輸送機まで送る」と告げる。
アルマは、「アマーストは遠い・・」と呟く。
アルマの息子ディランはアマーストにいるのだった。
ジューンは、「ディランの家に伝言を。あなたは母親よ、やるべきよ!」とアルマを励ます。

ジューンは女中リタとも再会。
ふたりで夫妻逮捕をよろこび合う。
リタは「計画を聞いたわ。私も協力する。あなたのアイディア?すっかりボスね」と言って、こっそりジューンの手を取り、「あなたを誇りに思うわ」と言う。

 

エレノア

ウィンズロウの妻オリヴィアが、パットナム夫人に付き添われ、ローンレス家を訪ねる。
オリヴィアは、「夫の手がかりはありませんか?他の司令官は政治のことばかり。ジョージを連れ戻して。女ひとりでは、6人の子ども育てるなんてできません。司令官、助けてください」と懇願する。
それを聞いたエレノアは、「私たちと来られない?空きがあるでしょ?子どもたちはみんな救ってあげましょう!」と言い出す。
それを必死で誤魔化すローレンス。

 

トロントで拘束されているウォーターフォード夫妻

裏切り

トロントで別々の部屋に拘束、軟禁されているウォーターフォード夫妻。
5分だけの約束で、セリーナはフレッドと面会する。
フレッドはセリーナを抱きしめ、キスをし、「大丈夫か?ケガは?キミは悪くない。救ってやる。キミだけはなんとしても守る」と心配し、思いやるが、セリーナは、「裁判で、自分が不利になることは絶対に言わないで。私の心配はしなくていい。自分がどうやって助かるかを考えて。私は大丈夫」と言う。
その言葉と表情で、フレッドは、セリーナが自分を裏切ったことに気づくー。
「あの娘のそばにいたいだけなの。私の気持ちを分かって!」と言うセリーナに、「よくも・・・。キミは自分の望みばかりだ。キミは母親であの娘が気の毒だ」とフレッド。
「あなたのために祈るわ」と言ってセリーナは部屋を出る。

 

ニコールとの再会

政府の呼び出しで、ルーク、モイラ、ニコールは施設にやってくる。
厳重なセキュリティを通り、ニコールはソーシャルワーカー立ち会いで、1時間セリーナと面会するのだった。

セリーナはモイラにあいさつし、「ニコールを連れ来てくれてありがとう」と言うが、モイラは、「ジューンの友だちです。ニコールはジューンの娘!」と言う。

モイラはソーシャルワーカーに、オムツやオモチャが入ってること話し、むずがった時は・・・と説明しようとするが、「私があやせば大丈夫」とセリーナ。
その言葉にムカついたモイラは、「何様のつもり?私の友人はあんたの夫にレイプされた。あんたのダンナは私もレイプしたんだ。私は酷いこともしてきたけど、あんたこそ ”性の反逆者”よ!」と言って部屋を出て行く。

セリーナはニコールを抱くが、ニコールがむずがり出す。
セリーナは、「だいじょうぶよ、あなたのママよ・・・」と言うが、ソーシャルワーカーから「赤ちゃんを混乱させる言葉は使わないで!」と注意される。

 

フレッドとルーク

フレッドは、「キミはセリーナの母性を政治問題に利用しようとした」とトウェロに言うが、「セリーナは他人に利用されるほど愚かじゃない。むしろ、これを申し開きのチャンスと考えてはどうか?世界中がギレアドがどういう国なのか聞きたがっています。」と言うが、「私は利用されたりはしない」とフレッド。

フレッドは、ルーク・バンコールが面会を希望してると聞き、会うことに。
ルークはフレッドについて調べ上げたと言い、「境遇が似ているし、信仰心があることも同じだ。だが、人の人生を壊した」と言う。
フレッドは、「キミは妻が戻ると信じて何年も無駄にしてる。だがキミの知るジューン・オズボーンはもう存在しない。ギレアドが変えた。私が変えたんだ」と言う。
ガマンできなくなったルークはフレッドを殴ってしまい、ガードマンに外へ連れ出されてしまう。

 

焦り

国境封鎖

ローレンスに電話が入る。
司令官の中には、いますぐ戦争を始めるべきだと言うものがいて、国境が封鎖される可能性があると言う。
ローレンスは「計画を早めろ」と言うが、ジューンはムリだと言う。

 

エレノアの行動

その時、エレノアが外出しようとする。
エレノアは、「子どもたちを脱出させるために動かなきゃ!」と言い、近所の子どもの親に話をしてくると言う。
ジューンは優しい言葉で止めるが、エレノアは聞こうとしない。
ジューンは、「エレノア!何もしてはダメなの わかった」強い口調で迫る。

ジョセフも「十分だろ」と仲裁に入り、「私の考えが足らなかった」とエレノアは言う。
ジョセフは「エレノア、キミはここギレアドを出てからの暮らしを考えてくれたらいいんだ」と言うが、エレノアは、「ほんとうにできるの?」と言う。

 

自殺

その夜、ジューンは夕食をエレノアの部屋まで持って行く。
声をかけても返事がないエレノア。
ジューンは、大量の薬を飲んで死にかけているエレノアを発見する。
ジューンは慌ててローレンスを呼ぼうとするが、立ち止まり、思い直す。
ジューンは迷った末、自殺を図ったエレノアの額にキスし、彼女をそのままにして自室へと引き上げた。

一睡もできないまま朝を迎えたジューン。
程なくして、女中シエナが死んでいるエレノアを見つける

 

葬儀

ローレンスは1本のワインを見せ、「これが今日のワインだ。エレノアが好きだった。特別な時にと取ってあった」と言う。
エレノアの様子を見に行かなかったことを後悔するローレンスにジューンは、「自分を責めてはダメです。彼女は優しい人だった」と言う。
ジョセフは、「国境封鎖は見送られた」とジューンに話す。

葬儀で、憔悴しきるローレンスの寄り添うジューン
ローレンスはジューンをずっと見つめる・・・・

 

 

やっぱセリーナは、ダンナをハメたんですね。
11話のカナダ軍に拘束される時、なんだか怪しかったもん。
でもあの時、フレッドは必死に「妻は何もしていない」って庇ってたのになぁ。
「ニコールと一緒にいたい」それだけで、フレッドをカナダに売ったセリーナは、ある意味1番恐ろしいわ
フレッドへの愛情はないってことよね?

ローレンスはジューンを疑ってるのかなぁ?
キッチンのシーンと、葬儀で、2回。
黙ってジューンをジロッと見るシーンがありました。
そのまなざしは、まるで疑ってる風。
気になるところですが・・・。

もうジューンは、子どもをギレアドから脱出させるため、ハンナを助けるためなら、手段選ばずのところまで来たようですね。
次回がシーズン3のラストエピソード。
きっと、子どもたちとの大脱出劇になるハズ!
期待しています

 

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