ハンドメイズ・テイルシーズン2 #7 その後

ラケルとレアセンターの新ビルで起こった侍女の反乱、その後

#7 その後　After あらすじ
相関図
まとめ
感想

#7 その後　After あらすじ

”ラケルとレアセンター”の爆弾事件で多くの司令官と侍女が亡くなり、新しく司令官長に就任したクッシングは異分子を排除しようと必死になる。一方リトル・アメリカで爆弾事件を聞いたモイラは死亡した身元不明者リストから愛する恋人オデットを探し始める。

相関図

まとめ

爆破テロのあと

ギレアド

爆破テロによりプライスを含む司令官 26人、侍女 31人が犠牲となった。
テロ事件以降、”目（eyes）”のガザ入れが厳しくなり、町中の家の玄関に遺体が吊るされる状況に。

フレッドは一命を取り留めたが瀕死の重傷、プライス司令官長は死亡。クッシング司令官が警備部門を引き継ぐことに。

ニックは大物司令官プライスの後ろ盾を失ってしまった。
プライスとニックの関係についてはココを参照

コロニー

その頃コロニーにやって来た守護者からリストを受け取った”おば”が、数人を選び出し、クルマに乗るよう命じる。その中にはエミリーとジャニーンも含まれていた。

リトル・アメリカ

ギレアドでの爆弾テロ事件を聞き、家族の無事を心配する難民たちに、「多くの死傷者の中には民間人や侍女もいる」と伝える難民センターのレイチェル・タッピング。

だがルークは至って冷静で、「ジューンの無事を確かめないのか」と言うモイラに、「無事じゃない。でも生きている。そう信じてる」と言いきる。
モイラには戦争になる前、婚約者がいた。モイラはレイチェルに頼み身元不明者リストから婚約者”オデット”を捜そうとするが、リストにあるのは酷い遺体写真ばかりだった・・・

モイラはリストの中にオデットを見つけてしまう。オデットは死んでいた。

その後ギレアドの爆破事件で亡くなった人々の名前が公表された。その中にジューンの名前はなかった。
自爆テロを起こした侍女オブグレンの本名はミリー・フラン。

【モイラの過去】
代理母でお金を儲け、学費ローンを返済、新しい事業を立ち上げる夢を持っていたモイラは妊娠、無事出産する。割り切っていたものの赤ん坊を引き渡すのはツラかった。その後モイラは担当医だった
産婦人科医オデットと恋愛関係に。

思わぬ訪問者

葬儀から帰ったジューンを訪ねクッシング司令官がやって来た。
「子どもたちのために害を及ぼす反乱分子を探し出さねばならない」と言うクッシングに、「バディでしたがオブグレンのことはあまり良く知らない」とジューン。だがクッシングは、「キミの逃亡を助けたのは誰だ？誰が手引した？フレッドか」と言い出す。ジューンは、「意に反して誘拐されたのだ」と言うが、「ギレアドは危機敵状況だ。おとぎ話を信じる余裕はない。この家にテロリストがいるなら教えろ」と更に問い詰めるクッシング。その時、外で騒ぎが・・・

緊迫するギレアド情勢

騒ぎに気づき様子を見に出たクッシング。そのおかげでジューンは厳しい尋問を回避できたが、外では守護者が女中（マルタ）を撃ち殺してしまう事態に。

フレッド

フレッドの見舞いにやって来たジューンにセリーナは、「通りで守護者が女中（マルタ）を銃殺したって安全は守れない」と怒りをにじませると、「フレッド、赤ちゃんは元気よ」と声をかけ、フレッドにジューンのお腹を触らせる。ジューンは、「大きくなった」と微笑むフレッドに小さく頷く。

緊迫するギレアドの状況に、「通行証を見せようとしただけで何も悪いことをしていない女中（マルタ）が銃殺された」と動揺するジューンを抱きしめ、「大丈夫だ。もう終わった」とニック。
ジューンはニックに、「クッシングから逃亡を手引した相手を聞かれた。アイツは諦めない」と危険が迫っていることを告げるが、「キミのことはオレが守る」とニック。ふたりは求め合うようにキスする

ニックは運転手から守護者に昇進していた

ジューン警告とセリーナ

夜、病院から帰宅し、「早くフレッドが復帰しないとレイ・クッシングに全員殺されてしまう」とセリーナ。
セリーナはクッシング夫妻と以前から親しくしていると言い、「レイはあの頃から偉そうだった。今や政府高官、柄じゃない」と言う。
ジューンはセリーナがクッシングをよく思っていないと知り、「クッシングが私に会いにここに来た。私が誘拐されたと信じてない」と告げる。セリーナは、「質問には慎重に答えないと」と言うが、「オブグレンのせいでグレン・リーズ司令官は処刑され、妻も使用人も全員処刑された。クッシングは同じことをする。地下組織に通じてる家族すべて、赤ちゃんでも殺せる人物」と警告するジューン。セリーナは、「フレッドがそんなことをさせない」と言うが、ジューンは、「ここにはいない」と危機感を煽る。