ドラマも大詰め。
失速することなく15話まで来ました。
韓国ドラマ「怪物」は、全16話配信済み。
以下のVODで視聴できます
#15 離す
父親の衝撃な発言を聞いてしまったジュウォンは、大きな決断をする。
ドンシク、ジファらは、イ・チャンジンの動きに警戒する。
相関図
まとめ
父親の真実
この事実にジュウォンは、ゴルフクラブを握りしめ雨の中を向かっていく。だがその時、イ・チャンジンが、「息子さんにすべてを知られたら息子さんを殺すんですか?あなたの覚悟を聞きたい」と言う。
ギファンは、「お前ごとき偉そうに」と返すがイ・チャンジンは声を荒げ、「息子さんたちが探ってるのにあなたはイ・ドンシクを昇進までさせた。その結果聴聞会は台無しだ。これもすべてあなたのせいだ。21年前、あの娘を轢き殺さなければこんなことにはならなかった!」と言うが、ギファンは、「あれはミスだった。小さなミスだ。二度とミスはしない。ジュウォンは母親に似て弱く、愚かだ。危険分子ではない」と言い切る。
そして、「イ・ドンシクに邪魔されないかと心配だ」と言うイ・チャンジンに、「私は捕まらない」と断言する。
イ・チャンジンは、「ト議員がカン・ジンムクから何をどれだけ聞いたかが問題です。鑑定書を処分した以外にト議員が隠していることがあるかも知れない。探って欲しい」と言って去っていった。
ジュウォンは、ひとりになったギファンが、「全員消すべきだな」とつぶやくのも聞いたー。
地獄へ
ドンシクはジュウォンの連絡を待ち続けていた。
そこへずぶ濡れでやって来たジュウォン。
「とにかく家に」と言うドンシクにジュウォンは盗聴録音を聞かせる。
その真実に走り出そうとするドンシクを止めたジュウォンは、「ボクが捕まえます。今は何もできない。この録音は盗聴したものだから証拠能力がない。公表してもイ・チャンジンに罪を被せるだけだ。ボクが餌になり罠を仕掛ける。ボクが怪物になって父を抱きかかえ、最も高い場所から一緒に地獄へ堕ちます。そうやって謝罪します。それが最高の復讐です。もしボクができなかったら、この録音を公表してください。あなたはこれ以上手を出さないで。ボクが地獄へ行きます」と言いきる。
ジョンジェと母
イ・チャンジンと対峙してから1週間。
母ト・ヘウォンが市長選に出馬すると知りジョンジェは、「出馬するべきじゃない。ほんとうなら自首するべきことだ」と批判するが、「誰のためにやったと思ってるの?それを隠すために必死で生きてきた。幼いあなたは気が弱かった。それに腹を立て鹿牧場に何度も閉じ込めた。あなたが鹿人間の絵を描いて、おかしくなったのは私のせいだと思って努力してきたけど、もう止める。母親の役割は果たした」と言うと、秘書を使ってジョンジェを精神病院へと措置入院させてしまう。
介護施設の母を見舞うドンシクは、「オレが必ず捕まえる。約束する」とユヨン事件の犯人逮捕を誓う。その時、もうほとんどクリアでない母から、「ドンシク、ご飯を食べなさい」と言われたドンシクは、ジュウォンを思い、食事に誘う。
「明日、聴聞会なので今夜ソウルへ戻り、父に会う」と言うジュウォンに、「たくさん食べろ、腹を満たしてから地獄に行かないと」と言う。
父と息子
人事聴聞会のやり直しを明日に控えるギファンの元へと帰ってきたジュウォン。
「1週間もどこへ行ってた?」と言うギファンにジュウォンは、盗聴した録音を聞かせる。
怒りに震え、拳でスマホを叩き割ったギファンはジュウォンの胸ぐらを掴むが、「録音は他にも保存してる」とジュウォン。
「望みは何だ?」と聞くギファンに、「ボクの望みは父さんの長官就任ですよ。ボクが引きずり下ろすとでも?息子ですよ、父さん。父さんの次はボクが長官になるんだ。だから父さんを手伝います。消すべき人と縁を切ってボクの手を取ってください」とジュウォン。
ギファンはジュウォンを見つめ、その後頷くとジュウォンと握手を交わす。
だが録音データを処分するよう言うギファンにジュウォンは、「監査調査係に復職させてくれたら消去しましょう」と条件をつける。ギファンはジュウォンを監査調査係に復職させた。
イ・チャンジン
駆け引き
ギファンの人事聴聞会が始まった。
ギファンは、7日前に逮捕された息子の復職について厳しい追求を受けるが、そつなく答えていく。
それを一緒に見ていたイ・チャンジンとト・ヘウォン。
ト・ヘウォンは、「あなたはこの間、カン・ジンムクから私の大切な秘密を聞いたって言ってたけどそれはウソよ、聞いていたらわからないハズがない。何の話をしてるかわからないでしょ?」と笑う。
もちろんイ・チャンジンも、「さぁどっちでしょうね?」と誤魔化すが・・・・
イ・チャンジンがほんとうに知っているかも不明。
未遂
チョン・チョルムンから、「明日会おう」とメールを受け取ったイ・チャンジンは、ギファンの指示どおり、チョンを始末することに。
背後からゴルフクラブで殴りかかろうとするが、チョン・チョルムンを張り込んでいたドンシクによって阻止されてしまう。
何だかんだと言い訳し、イ・チャンジンはその場から逃げようとするが、そこへ、「ソウル庁までお連れします」とジュウォンがやって来た。
「どういうことだ?」と言うイ・チャンジンに耳打ちするように、「父に長官になってもらいたいんです。だから発言には気をつけてください」とジュウォン。
イ・チャンジンの証言
ドンシクとジュウォンのマウントの取り合いのあと、調書がはじまった。
それを見たイ・チャンジンは、2人のペースに飲まれまい身構える。
2月5日の22時~0時 (ナム・サンベの死亡日)、11月10日 4~5時半 (カン・ジンムクの死亡日)のアリバイを聞かれたイ・チャンジンは、「家に居た」と証言するが、「ハン次長はその日どこにいたのかな」とカマをかけはじめ、「2000年10月15日、厳密に言うなら14日の夜のことを話したい」と言い出す。
ジュウォンが、「あなたの話しは必要ない」と止める中、イ・チャンジンは・・・
自分とト・ヘウォンが飲んでいる席にやって来たハン・ギファンは、再開発事業で妻の実家、オイル建設を落札するよう請託。その後イ・チャンジンはギファンを自宅まで送った。だがト・ヘウォンは飲酒運転でユヨンをひき逃げしたのかも?ト・ヘウォンから買った鹿牧場にカン・ジンムクが殺した女性遺体が多数埋められていたのも疑問がある。
今、ト・ヘウォンは息子を精神病院に入院させて監禁してる
どうやらイ・チャンジンはト・ヘウォンを切り捨てる作戦に変えたらしい。
予感
チョン・チョルムンを張り込んでいるジファとドス。
「署長室から出てこない」言う連絡でドンシクとジュウォンはムンジュ署に駆けつけるが、チョン署長は上機嫌で、「次官のおかげでソウル庁情報課に異動になった」と言う。
ドスはチョン署長を自宅まで送り届ける。
クォン・ヒョクから電話がかかって来た。だがジュウォンのケータイ充電がなく、通話の途中で切れてしまう。ジュウォンはドンシクにスマホを借り、ヒョクからジョンジェの居場所(ムンジュ郊外のソウォン病院)を聞くが、ちょうどその時、大統領府からギファンの長官就任決定の知らせが入った。喜びに湧くギファンと支援者たち。電話を切ったジュウォンはフクザツな感情に。
そこへ1通のメールが届く。チョン・チョルムンからで、”話しがあるからひとりで来てくれ”とドンシクを呼び出すメールだった。
(イヤな予感)を感じたジュウォンは、ドンシクのケータイをポケットにしまうと、チョンからのメールのことを伏せたまま、「ジョンジェさんのところへ行ってください。父が長官に任命され、呼ばれたので家へ行きます」と言うと、慌てた様子でクルマを発進させるが、その様子に違和感を感じたドンシクは、ジュウォンの後を追う。
ドス刑事に送られ自宅へと帰ってきたチョン・チョルムン。
ジファとドスはチョン宅を張り込む。
そこへジュウォンがやって来て、「チョン署長の様子を見てくる」とチョン宅へと入って行く。
ジュウォンの様子に何かを感じたジファとドスがチョン宅に入ろうとしていた時、遅れてドンシクがやって来た。
ジファからジュウォンの様子を聞き、塀を乗り越え侵入しようとするドンシク。
その時玄関から出てきたジュウォン。
「チョン署長は亡くなった・・・」と言うジュウォンの両手は血に染まっていたー。
感想
今回のエピソードは全体をとおしてジュウォン演じるヨ・ジングの凄さ際立ってた。
モンスター俳優シン・ハギュンを食うぐらいの勢いだった。25才?でこのレベルの演技ができるなんて、本当にすごいと思う。
それに加えて愛らしくてイケメン(これは個人の感想)
前半はドンシクの狂気や怪物要素を見せられ、今はドンシクの人間の深さを感じる。シン・ハギュンもすごい俳優です。
脇を固める俳優陣もどの人をとっても見応えがあるし、イヤ~、韓国ドラマ、映画はそこがすごい。
とうとう次のエピソードが最終話。
どんな結末なのか、じっくり味わいたいと思います。
現時点で2023年に見たドラマのNO.1です
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