ひさしぶりにカリーナ・デルーカが登場します
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#7 She Used to be Mine （彼女はかつてボクのものだった）
夫のケガでERにやって来たローレンだったが、子癇発作を起こしてしまい命の危険にさらされる。シモーヌは出産時死亡した母を思い出してしまう。
ドリアンと自分を重ねるルーカスは苛立ちをドリアンの友だちに向けてしまう。
相関図
まとめ
ルーカス
ドリアン・カルディナス
ストレス潰瘍からも回復したドリアンは一般病棟に移ることに。
そこへ大学の友だちジェイムスとヴィオナが面会にやって来た。
ドリアンは友だちとの会話を楽しむが、ヴィオナはドリアンの知らない編入生の話しをばかり。
そんな時、ストーマの漏れを見つけたドリアン。検査の結果、腸管皮膚ろうと判明、ドリアンは再び絶飲食でオペをすることに。
ルーカスの苛立ち
ルーカスはドリアンの状況をジェイムズとヴィオナに伝えるが、状況をわかっていないふたりは、「ドリアンが大好きなチキンを差し入れたい」と言い出す。
ルーカスは、「彼は食べられない。ドリアンは３発も撃たれた生死をさまよったんだ。いつ退院できるかわからず、孤独を感じているのに自分の知らない人の話しや卒業式の話をするなんて無神経だろ。見舞いになんて来るべきじゃなかったんだ」と怒鳴ってしまう。
ミカはルーカスを諌めるが、「キミだってボクを裏切った」とルーカス。ミカは、「あんたが出ていった。クワンを住まわせたのはシモーヌ。あんたは私の処置を盗んだ」と言う。
だがミカが真正面から意見することに、「こうやっていつも言い合いしてた」とルーカス。
ジリアンとカサンドラ
自動車事故で搬送されてきたのはジリアン（46）とカサンドラ（45）。
ジリアンのクルマでカーセックスを楽しんでいる時、クルマが坂道を転がり落ちて停車中のカサンドラのクルマに激突したのだと言う。
幸いジリアンもカサンドラも軽症だったが、ジリアンが頭痛を訴えたため検査することに。
そこへジリアンの夫アーロンがやって来た。妻が事故を起こしたと聞いてやって来たのだ。
ジリアンは、「頭痛があるだけ」と言うが、アーロンはカサンドラが気に食わないらしく、「カサンドラはキミに頼りすぎだ。弁護士を立てる。クルマは大破しキミはケガの治療が必要だ。こっちの過失じゃない」と言い出す。
オーウェンは検査を理由になんとかふたりの言い争いを止める。
ジリアンの気持ち、カサンドラの気持ち
CT検査を受けながら、「早くに結婚、仕事に子育てと忙しくしてきた。でもカサンドラとの出会いで人生が変わった」と言う。
一方カサンドラは、「ジリアンの魅了されてるの。彼女のセックスは最高。彼女は子どもが大学へ行くまで離婚しないだろうけれど、彼女と別れたくない」と言う。
疑惑と真実
CTの結果、問題がないと説明するオーウェンに、「それならなぜ頭痛があるんだ？そもそも事故の状況とケガの状態が合わないだろ」と言い出すアーロン。挙げ句に、「カサンドラに二度と子どもを任せるな」と言い出す。とうとう堪忍袋の緒が切れジリアンは、「浮気してたの！カーセックスしてた。カサンドラとそういう関係になって２年。他に質問は？」と大声をあげるが、その直後、「叫ぶと頭痛がマシだわ」と言い出す。
再度CT検査の結果、ジリアンはアーノルド・キアリ奇形とわかりオペを受けることに。
脳の小脳扁桃が脊柱管に落ち込み、大孔（脳と脊髄をつなぐ部分）が狭くなる病気
アーロンの気持ち
アーロンは帰ってはいなかった。
「手術は無事終わりジリアンはICUにいる」と伝えるオーウェンにアーロンは、「なぜこんなことになったのか。大きな喧嘩はしてない。夫婦の会話は減ってた。結婚20年目ならこんなものだろうと思ってた。でもきっと妻を失うのが怖くて何も聞けなかったのかも知れない」と悔やむ。
オーウェンの気持ち
心肺停止になったテディを目の当たりにしたオーウェンは、テディを失うことが怖くて何も話せなくなっていた。
だがアーロンの言葉でテディと向き合うことにしたオーウェンは、「毎日多忙だ。悩みをキミに話したくても負担になるんじゃないかと話せなくなってる」と気持ちをぶつけるが、「私は壊れたりしない。だから何でも話して欲しい」とテディ。ふたりは改めて互いが必要なのだと確認したのだった。
ウィンストンとリチャード
マギーから正式離婚したと聞いたリチャードは、最近ウィンストンが自分を避けているように感じていた。実際、一緒にオペをするはずだったのに、ウィンストンはテディと交代してしまった。
（ウィンストンは私を避けている）そう思ったリチャードは、「マギーから話しを聞いた。私はキミを応援しているし、息子のように思ってる。私を避ける必要はない」と言うが、ウィンストンは、避けているわけではないと言う。
シモーヌ
マイルズ＆ローレン夫妻
左手首を負傷した夫マイルズとERへとやって来たローレンだったが、「最近不規則に腹痛がある。妊娠39週目、前駆陣痛だと思う」と言うが、シモーヌは、「ご主人の処置を待つ間、産科を受診しては？」と勧める。
産科を受診した結果、子宮口が開いていることがわかった。ジョーは、「このまま入院してもらう」と言うが、その直後、ローレンは子癇発作を起こしてしまう。
命を助けるために
すぐさまローレンは帝王切開になる。
ベイビーは無事生まれたが、出血が止まらない。
出血が上腹部からだと気づいたカリーナは、「肝被膜下出血かも。ローレンは右上腹部の痛みはあった？」と聞くが、「子宮口が開いていたから陣痛だと思ってしまった」とジョー。
すぐさまベイリーが呼ばれた。
ジョーは、「「HELLP症候群かも知れない。肝被膜下血腫が破裂したのかも。検査結果が出てない」と説明、カリーナは出血が止まらない子宮を摘出する。
PTSD
ベイリーに呼ばれオペ室にやって来たシモーヌは、手術台にいるのがローレンで、大量出血していることに驚くが、心臓マッサージをしているベイリーから、「肝十二指腸間膜を捜して指で止血して」と指示を受ける。シモーヌが止血点を見つけた。出血が止まったためベイリー、ジョー、カリーナが処置する。
なんとかローレンは危機を脱したが、次の瞬間、ローレンが亡母に見えてしまい動揺、手術室を出てしまうシモーヌ。
指導者として
その夜ジョーの店でテキーラをあおるシモーヌを見つけたベイリーは放っておけず、家まで送ると温かい飲み物を用意してやる。
「私はローレンの異変に気づかなかった。母はグレイ＋スローンで私を出産する時に死んだ。母の異変を見逃した医師を恨んでいたけど私も同じだった」と自分を責めるが、ベイリーは、「あなたは教わったとおりのことをすべてやった。それは私たちも同じ。今日のような事態はあってはならない。だけど起こってしまうことがある。そのとき私たちは精一杯のことをするだけ。今日のことはあなたのせいじゃない」と言うと、ゆっくり休むよう言うのだった。
ジョーの後悔
ローレンは一命をとりとめたものの、回復するには時間が必要だった。
手術前の検査の結果は、”HELLP症候群”だった。
ジョーは、「私が検査を急がしていればこの事態は避けられたかも知れない。病気に気付けなかった」と悔やみ、一般外科を止め、産科医に専念することを決断する。
感想
ルーカスくん、なんか孤独。
シモーヌがクワンをメレディスハウスに呼んだ理由は何？
いろいろ気になりつつ、次回ですね
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