シーズン20は残り4話。
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# 6 The Marathon Continues あらすじ(大変なことは続く)
リンクとベルトランはVIPの娘ミスティを担当することに。
ベイリーはインターンの身体を気遣い”ウェルネスキット”を配布するが・・・。
漁船で3発撃たれたドリアンは回復に向かっているが長い入院生活に疲弊していた。
相関図
まとめ
ミスティ・バレンタイン 15才
シュミットの志望動機
フェローシップを小児外科で受けたいシュミットはベルトランに口添えを頼むが、シュミットの志望理由(子どもの扱いが上手いとウェーバー医師に勧められた。小児外科は需要が高い)を聞き、「悪いけどできない」とベルトラン。
治療方針とキャサリン・フォックスのプレッシャー
2年前交通事故で膝上切断となったミスティが、脚の断端と義肢をつなぐソケットの激痛で入院してきた。
長距離サイクリストで、”センチュリーライド”に出場するため日々練習してきたが、激痛で自転車に乗ることもできないと言う。
実はミスティの両親は(アンソニー、シャノン)はグレイ+スローン病院に多額の寄付をしてくれる支援者。
リンクは、「再度断端形成術をする。フィット感が良くなって痛みもなくなるはずだ」と言うがミスティは、「大会に出られる?今は教室を移動するだけでも義肢が外れるし幻肢痛もある」と納得できない様子を見せる。
キャサリンはリンクとベルトランに対し、「ここはフォックス財団の病院、一流の医師が働いてる。さっきのオペがベストなの?ミスティはVIPよ、寄付金が入って来なくなって困るのは医師たち。もう一度治療を考えなおして」と発破をかける。
最先端の治療
リンクは骨直結義肢を提案し、「21才以上だったらまずこのオペを勧めていた。ミスティは15才だが骨格上は大人だ。このオペならミスティの夢を叶えられる」と言うが、「15才、まだ子どもよ。そのオペを否定はしないけど、実績が大人だけ2件じゃ押せない」とベルトラン。だがリンクは、「オレはアスリートを診てきた。ミスティの情熱は本物だ。彼女の人生はこれからなのに夢を諦めろと言えない」と言う。ベルトランはミスティと両親が同意するならと言う条件で承諾する。
リンクから手術の説明を受けたミスティは、「迷ってる。どう思う?」とベルトランに意見を求めるが、「最悪ね、15才なら恋や友だちのことで悩むべきなのにあなたはどっちの手術を受ければ教室移動が楽になるかで迷ってる。何もかも酷い」とベルトラン。その言葉に、「マジで最悪。前みたいに歩いてジャンプし痛みを感じずに自転車に乗りたい。それが叶う可能性があるなら・・・」と言うミスティに、「答えが出たわね」とベルトラン。
思わぬ誤算と説得
オペは順調に進むが、切断下肢の骨とインプラントがマッチしない。「もう少し足を切断するしかない」と言うリンクに、「両親に脚をもっと失うなんて言えない」とベルトラン。リンクは、「オレのプランだ。両親の同意を取ってくる」と言う。
キャサリンが立ち会う中リンクから説明を受けた両親は、「足を再び切断するなら最初の治療に戻して欲しい」と言うが、「それでは数ヶ月したらまた痛みが出る。望まない処置であることはわかる。難しい判断だがやり通す価値はある」と説得するリンク。その言葉に父親アンソニーは、「やってくれ」と決断する。
シュミットはリンクの指導でインプラントを埋め込み、手術は無事終了した。
リンクから、足を更に切断してインプラントを固定させたと説明を受けたミスティだったが、またサイクリストに戻れると聞き、「自転車に乗ることを諦めてた。ほんとうにうれしい」と言い、よろこぶ娘を見て両親はキャサリンに寄付の約束をするのだった。
小児外科医と言うもの
1日ミスティの治療でベルトランと仕事をしたシュミットは、「先生はボクが気に入らないんですか。ボクはすべて上手くやったのに褒めてくれない」と言うが、「お墨付きを求めるのは甘えよ、しくじった時はどうするの?何を支えにする?小児外科への情熱が支えになる。まず情熱を見せて」とベルトラン。
ベルトランの気持ち
シュミットに厳しく当たったベルトランだが、生後3ヶ月の赤ん坊を助けることができなかったことに落ち込む。
それに気づいたアメリアはベルトランに寄り添う。
ミカ
苛立ち
タリンの指示で重症患者の担当から外されたミカは怒りが収まらずタリンを避け続けていたが、避けられている理由がわからないタリンから説明を求められ、「あなたが私の学ぶ機会を奪ったから」と怒りをぶつけてしまう。
囚人ヒメネス
制限エリアでテディの助手を務めるミカは受刑者であり患者のヒメネスの罪状を気にするが、「私たちに罪状は関係ない。この患者の病室は他とは違う。備品の数は少なく家具はすべて固定されている」とテディ。
1年以上前から咳がはじまり、最近は背中の痛みがあり痩せてきていると言うヒメネスは、肺結核を疑われ搬送されて来たが、胸部X線の結果、結核ではないことが判明、テディは至急CT撮影を指示する。
検査の準備中ヒメネスは、「長いこと塀の中にいると世間からは置いてけぼりだ。今もシアトルの公立高校には、”レモンベリーコーヒーケーキ”があるのかな。さっきレントゲンを見たあんたの顔を見たよ、オレは相当悪いんだな」と言う。
CTの結果ヒメネスは肺腺癌で、多臓器に転移していることがわかる。
「身体中に転移してる。オペは無理ね。痛み止めと咳止めを処方してあとは刑務所に任せる」と言うテディに、「送り返すんですか?病人ですよ?1年以上苦しんで検査さえしてもらえなかった」とミカ。
ヒメネスに病状を説明、「治療をすれば時間を稼ぐことはできるけど、効果より苦痛の方が大きくなるかも知れない」と真実を伝えたテディにヒメネスは、【治療をしない】選択をする。
「息苦しくなる夜が何度もあった。オレの訴えを聞いてくれと言っても何もしてもらえなかった。17才で刑務所に入った。見た目はイカツイが怖がりなんだ。夜はベッドで祈ってた。刺されたり殴られたりして死にませんようにとな、それがこんな死に方になるとはな」と言う。
ミカの思い
ミカはヒメネスを何もせず刑務所に戻すことに納得できず、臨床試験はできないかと提案するが、「彼は治療を拒否した」とテディ。だがミカは、「制度が彼を見捨てたように私たちも同じことをするんですか?できることはあるはず」と食い下がるが、「彼の苦痛を放置された。もっと早く診察を受けていればこうなならなかった。でも今、私たちができるのは、彼の苦痛を和らげるだけ」とテディ。
涙
テディとウィンストンはヒメネスを護送車まで送ると、「薬は処方した。刑務官にも病状を伝えた。温情措置による釈放申請に必要な書類も書いた」と言う。その時、「待って!渡したいものが」と走り込んできたミカ。
ミカがヒメネスに手渡したのはレモンベリーコーヒーケーキだった。
「高校以来だ。ありがとう。じっくり味わうよ」と言うと護送車で刑務所へと戻って行くヒメネスを見送るミカの目には涙が・・・。
ヒメネスを助けらなかった現実に落ち込むミカに、「仕事の割振りをあなただけ特別にはできない」とヘルム。だがミカは、「どうでもいい。ひとりにして」とヘルムを遠ざけてしまう。
指導医ベイリーとシモーヌ、クワン
ウェルネスキット
インターン指導医のベイリーは、「患者の健康を守るように自分の健康、精神にも気を配るべき」とウェルネス・キットを配布。
エディを説得するため心の内を吐露したクワンは、「ベイリーにオレのことをチクったな?」とシモーヌを疑うが、「チクったりしてない」とシモーヌ。
クワンは、「ご飯を食べてる時間もなくていつも自販機のポテチを食べてる。アパートの住人が3時まで音楽を爆音でかけるからぐっすり眠れない。最後に野菜を食ったのがいつかも思い出せない。でもそれはインターンだからだ」と言い、シモーヌも、「健康指導なんて意味ない。ベイリーがやるべきことは給料を上げたり勤務時間を減らすことよ」と言い意気投合するが、それをベイリーに聞かれてしまう。ベイリーは、「帰りなさい。私のプログラムを貶すなら他所の科へ移ってくれて結構」とふたりに帰宅を命じる。
互いのこと
帰宅させられたふたりはメレディスハウスで試験勉強するが、空腹のシモーヌはピザを頼もうと言い出す。
だがクワンは、「このキットを使おう」と料理をしはじめる。
シモーヌはクワンの手際の良さに驚くが、「母親が料理しているのを見てた。もう死んだけどな」とクワン。
シモーヌも、「母は私を生んで亡くなったから料理を習うこともできなかった」と打ち明ける。
互いのことを少し理解したふたり。
クワンは、「メディカル・スクールではキツかったが大変な思いをしたけど、オレは大丈夫だ」と言う。
ベイリー
インターンのことを思いやっても、感謝のひとつもなく文句ばかりの現状に、「私は本当に疲れてる。クリニックの運営者、研修の責任者、常勤の外科医で母親、ずっと寝不足なのにインターンがストレスを抱え燃え尽きないよう健康対策に取り組んだ。でもそのお返しはあからさまな侮辱よ」とぶちまけるベイリーのオーウェンは、「インターンに自分のための時間を作れと言うなら、キミから手本を示すべきだ。休んだのはいつだ?」と指摘されてしまう。
オーウェンの言葉で我が身を振り返ったベイリーは仕事を早退すると、「まずは自分のセルフケアをする」と湯船に湯をためリラックスタイムを取ることに。
ドリアン

疲弊
長い入院生活、自由に動かない身体、ミルク粥程度しか食べられず、常にモニター音が鳴り、コメディカルが頻繁に出入りして眠れない状況に疲弊しているドリアンは、「チーズバーガーが食べたい。退院したい。眠れない、もうウンザリだ。検査も治療もイヤだ」と言い出すが、ヘモグロビン値が低いため早急に検査が必要だった。
リチャードから、「治療が長引き無力感に襲われているんだろう。我慢強く対応するしかない。拒まれても何とか説得して再検査しろ」との指示を受けたルーカスはドリアンを説得するが、「どうなっても構わない」と断固拒否のドリアン。だがその直後、ドリアンは吐血してしまう。
駆けつけたリチャードにルーカスは、「血圧70台、SPO2 70台、挿管してください」と報告するが、リチャードはフリーズしてしまう。
リチャードは、「ウェーバー先生!」と叫ぶルーカスの声で我に返ると、「よくやった。私が引き継ぐ」と言い、内視鏡を使いストレス潰瘍からの出血を見つけると止血、ドリアンは一命を取り留める。
だが3週間経った今でも立ち直れないでいた。

ドリアンの本音
ルーカスから吐血し命の危険があったと聞かされ、「親が勧めるままに大学院に入ったけど、親の言いなりになるのがイヤで大学院を離れた。何かを得られるかもと漁船でバイトを始めたのに強盗に撃たれこのザマだ。ボクがバカだったんだ」とドリアン。ルーカスは、「参ってたんだよ、でも治療させてくれればきっと退院できる。乗り換えられる」と励ます。
ルーカス
シモーヌの曖昧な態度に距離をおいたものの好きな気持が止められず、メレディスハウスに戻ることにしたルーカスだったが、すでにルーカスの部屋にはクワンが・・・
感想
なんだかいつもルーカスって可哀想なんですよね。正直シモーヌは小悪魔要素がありますね。
ピュアなルーカスをこれ以上傷つけないでほしいな。
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