グレイズ・アナトミー9 #13 汚れた血

グレイズ・アナトミー
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今週のあらすじ・・・・

医療管理アドバイザー、ケイヒルによる病院の経営改善策が実施される。翌日はERが閉鎖される予定で、すでに改装も決定済み。そんな中、チェーンソー事故で首に裂傷を負った作業員が搬送されてくる。一方、クリスティーナとリアはスケートボードで車に衝突した少年リッチを担当。彼は大動脈断裂で重篤な状態だったが、宗教上の事情により輸血を行えないことが分かり……。


 

医療業界にいるので、宗教上の理由で輸血が行えないと言うケースに出会った経験があります。 クリスティーナが担当したスケボの最中にクルマに衝突したリッチのケースはまさしくソレ。”エホバの証人”を宗教とする彼らは、輸血することができません。輸血すれば救える命。けれど、輸血をすることは神への冒涜である彼らにとっては、輸血以外の方法で助からない時は死をも受け入れる決意が出来ていると言うことなのでしょう。 私も若い頃は、命あってこそと言う思いが強く、インターンのリアのように歯がゆい思いを持っていましたが、今では自分の信じるものを最優先にする気持ちを理解できなくもありません。クリスティーナは経験も経て、アテンディングとして成長した姿を感じれたエピソードでした。  

病院改革の一環として、「ヘルニアの修復術を統一する」目的で講習を受けるリチャード、ベイリー、メレディス。現在、技術を統一したり、手順を統一することで、医療水準を合わせ、効率化する傾向にあるのは日本もグレイズ・・・の世界も同じよう。 だけど、これにはメリット、デメリットがあると思うのです。 難しい問題です ER存続のためにデレクとエイプリルは奮闘しますが、その努力もケイヒルに簡単に一蹴されます。 実はもう病院は身売りが決まっていて、資産価値を高めるためにER閉鎖は決定事項だったのです。 病院の状況はますます悪くなるばかり・・・これからどうなるんでしょうか?  

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