※ 記事を訂正、加筆しています
エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています
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今回出てくる用語集
地域名前 物の名前 | 人物 ■は死亡 | 説明 |
---|---|---|
リヴァーラン城 | タリー家の居城 キャトリンの実家 |
|
エドミュア・タリー | キャトリンの弟 ロブの叔父 |
|
ブリンデン・タリー | ホスター・タリーの弟 キャトリンの叔父 ”漆黒の魚”の異名を持つ |
|
リヴァーラン周辺 | ロック | ボルトン家 傭兵のリーダー |
壁の向こう | マンス・レイダー | 野人のリーダー 野人の王と異名を持つ |
トアマンド | 野人 | |
オレル | 野人 狼潜り(ヴォーグ)ができる |
|
クラスターの砦 | ジリ | クラスターの妻のひとり |
アスタポア | クラズニス | 奴隷商人 ”穢なき軍団(アンサーリード)”の親方 |
ミッサンディ | 通訳 |
#3 処罰の道 あらすじ
リヴァーラン城で父ホスター・タリーの葬儀に参列したロブとキャトリン。ロブは叔父エドミュアの失態を知り、苛立ちを隠せない。
ジョンは野人と共に「最初の人々の拳」に着くが、そこには殺された鴉(クロウ)に死体が1つもなかった。マンス・レイダーは大きな決断をする。
王都でがタイウィン公を王の手として向かえ、小評議会(スモール・カウンシル)が開かれる。そこでティリオンは思いもかけない役職を命じられる。
そして、ボルトン家の傭兵に捕まったブライエニーとジェイミー。
ジェイミーはロックに交渉するのだが・・・
まとめ & 感想
リヴァーラン城
キャトリンの父ホスター・タリーの葬儀は、棺船を川に流してクライマックスを迎える。
キャトリンの弟エドミュアが火矢を放ち、船に火を点けようとするが、何回やっても船に火矢が届かず参列者もシラけはじめる。
ホスターの弟ブリンデン・タリーは、しびれを切らしエドミュアから弓を奪って一発で点火した。
ストーンミルの戦いに勝利したと自慢気に話すエドミュア。
しかしそれは、ロブの指示を聞かず、勝手な戦い方をし、208人もの兵士を失っていた。
エドミュアは、ラニスターの人質を2人捕ったと自慢するが、ロブは、妹ふたり(サンサ、アリア)と、タイウィン公の兄弟のひ孫、少年ふたりとは和平交渉にもならない。戦いの真意も理解せず価値のない人質を捕り、多くの兵士を失ったと言い、「今日まで辛抱して攻撃を待てば分かったものを・・」と言うのだった。
キャトリンは叔父ブリンデン・タリーと父の思い出を話し、ブランとリコンを思い涙する。
ブリンデンは、「ふたりを諦めるな。そしてロブのために強い母であれ」と励ますのだった。
赤の王城(レッドキープ)
王の手となったタイウィン公を含めた初の小評議会(スモール・カウンシル)が開かれた。
タイウィンがいるだけで緊張感が増し、座る位置にさえ皆が神経を使う。
タイウィンは、「2万人の北部人がジェイミーの逃亡を知っていると言うのに、数週間経ってもナゼ足取りが掴めないんだ?どこよりも多くのスパイを抱えているんだぞ?努力が足りん!」と諜報係のヴァリスを叱責。
ヴァリスは恐縮しながら、ロブ・スタークはリヴァーラン城で祖父の葬儀に参列しており、ハレンの巨城はルース・ボルトンが指揮し、称号はないが実質上の主に見えると報告。
タイウィンは、ハレンの巨城の新しい城主であるベイリッシュに、ライサ・アリンとの結婚を勧める。
(婚姻すれば、ロブ・スタークは叔母まで敵に回し、谷間(ヴェイル)を得られるため)
幼なじみのライサは自分に気があると自信満々のベイリッシュ。
タイウィンは、今すぐ高巣(アイリー)城へ向かえと言う。
しかしティリオンは、王都の財政を担うベイリッシュの不在は支障があると言うと、タイウィンは「もっともだ」だと言い、ベイリッシュの後任をティリオンにするよう命令するのだった。
※ ベイリッシュは、「シーズン2 10話」でジョフリーよりハレンの巨城と土地、収入のすべてを与えられた
大蔵省になったティリオンは、ベイリッシュから帳簿を預かる。
その際、サーセイがティリオンの娼婦をロスと間違えた一件を持ち出し、探りを入れるが、ティリオンは本人に聞いてくれと言う。
帳簿を調べたティリオンは、王都はタイウィンに借金をしているだけじゃなく、ブレーヴォスの「鉄の銀行(アイアンバンク)」に多額の借金があることを知る。
ティリオンは自分の命を救ったポドリックに3人の娼婦を買い、楽しむように言い、ポドリックを娼館において帰るが、戻って来たポドリックは、「娼婦たちはみんな喜んでいました」と言ってティリオンにお金を返す。
お金を払わずに娼婦を抱いたことがないティリオンとブロンは、興味津々に詳細を聞くのだった。

壁の向こう 最初の人々の拳(フィスト)
マンス・レイダー率いる野人たちは、”最初の人々の拳(フィスト)”まで辿り着く。
マンスは、ホワイトウォーカーが殺し、切断した馬のパーツが渦巻き状に並べられているのを見て、「いつもながら芸術だ」と呟く。
ジョンはそこに冥夜の守人(ナイツウォッチ)の死体が1体もないことに気づく。
ナイツウォッチの隊は300人いたと言うジョン。
全員殺害されたか、それとも・・・
マンスは、精鋭のナイツウォッチは死んだだろう。彼らは北へ行く賭けには敗れた。モーモントが今、生きているにせよ、青い目の死体になっているにせよ、壁へ戻るには遠すぎると言う。
そしてトアマンドを呼び、オレルと20人を連れて ”壁に登れ” と指示。黒の城(カースル・ブラック)の守備を知っているジョンも加えるが、使えないと判断したら殺せと言うことも忘れない。
「とうとう戦うんだな」と目を輝かせるトアマンド。
マンスは、壁へ着いたら近くに潜伏しろ。時が来たら北で1番の火を焚いて合図すると言い、ここで二手に分かれることに。
壁の向こう クラスターの砦
一方のモーモント総師率いる生き残った約100人のナイツウォッチたちは、クラスターの砦まで戻って来た。
相変わらず傲慢無礼なクラスターだが、傷つき疲れ果てた彼らを見て、休ませ食事を与える。
ようやくありつけた食事中、ずっと女性の叫び声が聞こえ、クラスターは「布でも噛ませろ。ブタでも大人しく産む」と言う。
サムが声がする方へ行くと、以前「ここから助け出して欲しい」と言っていたジリが、まさに赤ちゃんを産み落とそうとしているところだった。
生まれた赤ちゃんの性別を気にするジリ・・・生まれたのは男の子だった
拷問を受けるシオンの運命
明け方になり、掃除をしていた男が現れて、シオンの拘束を解き、馬を与え「朝日に向かって走って。姉上が待っています」と告げた。
シオンは「鉄諸島の貴族にしてやる」と感謝の約束をして、馬を走らせた。
シオンが姉ヤーラを捜していると、いきなり矢が飛んできた。
3人の兵士が逃げるシオンを執拗に追いかけ、とうとう落馬させらる。
「逃げやがって!」兵士たちはそう言い、シオンを強姦しようとパンツをずらす・・・。
その危機を救ってくれたのは、またしてもあの掃除をしていた男だった。
男は、弓矢で兵士たち3人を始末。
兵士のひとりは「落とし子が生意気な・・・」と言って息絶えた。
男はシオンに手を差し伸べ、「お立ちを。家路は長い。冬が来ます」と言うのだった。
ドラゴンストーン城
スタニスは、行き先も言わず城を出ようとする ”紅の女メリサンドル”を引き留め、また息子を生んで、レンリーと同じようにジョフリーとロブ・スタークを亡き者にしてくれと言う。
しかしメリサンドルは、それは心身共に弱っている陛下の命に関わるからできないと拒否し、違う方法があると言い出す。
それは、「光の王(ロード・オブ・ライト)」のために、スタニスと同じ血が流れる者を生け贄にする方法だった。
旗印なき兄弟団とアリア
結局、”旗印なき兄弟団”と行動を共にすることになったアリアたち。
自分は捕虜だと言うアリアにソロスは、拘束をしているワケでもないゲストだと言い、スタークの娘は狙われているから仲間で守ってやろってことだと言い、旅籠を出発する。
ホットパイは旅籠に残って仕事を手伝うことに。
捕らわれた2人
ボルトン家の傭兵に囚われてしまったブライエニーとジェイミー
夜になり、野宿する傭兵たちはブライエニーをレイプしようとする。
ジェイミーは、ブライエニーの抵抗する叫び声を無視しようとするが、そうすることができず・・・
傭兵のリーダー、ロックに、彼女はサファイア島のタース家の娘だ。彼女を生きたまま名誉を汚さず返せば、サファイアをもらえると持ちかける。
ロックはブライエニーへの暴行を止めさせた。
ロックは、「おまえの親父はお前を返せば黄金をくれるのか?」と聞く。
ジェイミーはチャンスとばかりに、黄金だけじゃなく土地も称号もだ。北はこの戦いには勝てない。賢いお前ならわかるだろ?勝つ側につく方がうま味があるぞとロックをそそのかすと、ロックは「反論できんな」と言う。
味を占めたジェイミーは、解放してくれとは言わない。鎖を外して欲しいと頼むと、ロックはジェイミーの鎖を外し、食事を勧める。
しかし、ロックは解放する気など一切なかった。
大木の切株まで連れて行き、髪を掴んで剣を目に当て、「誰よりも賢いつもりだろう。困った時はすぐ親父の名前を出すのか?親父の力では解決できない問題もあることを忘れるな!」と言い、剣を大きく振りかぶり、ジェイミーの手首を切り落とした
アスタポア
バリスタン・セルミーは、今夜アスタポアを発ち、ペントスとミアで傭兵を捜すと言い出す。
ジョラーは、デナーリスの軍隊にふさわしいのは「穢なき軍団(アンサーリード)」だと主張。彼らは命令以外のことはけしてしない。デナーリスが死を望む者にだけしか殺さないと言う。
デナーリスは奴隷商人親方のクラズニスに「すべての買う。訓練中の兵士も含めて」と言う。
その返事に、さすがの無礼なクラズニスも驚き、8千人いる軍隊を買えるワケがないと、言葉が通じないことを良いことに暴言を吐く。
デナーリスはドラゴン1頭と引き換えでどうだ?と言い出す。
驚いたジョラーとバリスタンはデナーリスを止めるが、デナーリスはふたりを無視して商談を進め、1番大きな1頭と、8千の穢れなき軍団、そして通訳の女性ミッサンディを交換することで商談が成立する。
デナーリスはジョラーとバリスタンに向かい、「今度人前で異を唱えたら解任するわ」と注意するのだった。
ロブの叔父エドミュア・タリーは使えない男なんですねぇ
赤の王城(レッドキープ)での小評議会(スモール・カウンシル)の座る席を巡るシーンが心理戦で面白かったな。
パワーバランスがあれでわかると言うものですね。
ホワイトウォーカーが死体で描く模様って何なんでしょうね?
シーズン1の1話目の冒頭にも同じようなシーンがありましたが、興味を引きます。
マンス・レイダーの命令で、ここで野人たちは二手に分かれることになりましたね。
シオンは誰に拷問されてるんでしょう?そしてシオンを何度も助ける人物が気になります(実は、彼の正体が分かるのは随分あとです)。
しかしシオンは可哀想な運命の子だなぁ
ジェイミーは、名だたる剣士だったのに、右手を失ってしまいましたね・・・。
これは彼にとってかなりショックなことだろうと思います。
アリアたち3人の旅は、ここでホットパイと別れることになりました。
デナーリスはドラゴン1頭と交換する形で8千の軍隊を手に入れました。
ドラゴン2頭で十分と思ったのか?
それとも何か企んでるのかも知れませんね
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