主な登場人物
キャスト名 | 説明 |
---|---|
ショーン・マーフィー | サヴァン症候群で自閉症 外科医を目指す3年目のレジデント |
アーロン・グラスマン | 少年だった頃からショーンを支え続けてきた。 しかし脳腫瘍を患い、オペ、ケモを受け、シーズン2より院長に復帰。 恋人デビーとは良い関係 |
ニール・メレンデス | 外科医 |
クレア・ブラウン | ショーンと同期 |
マーカス・アンドリュース | 元院長で外科部長 しかし、職を追われた |
オードリー・リム | 新外科部長となる メレンデスと同期で現在交際中 |
モーガン・レズニック | 研修医 |
アレックス・パク | 研修医 |
カーリー | 病理医長 ショーンの告白を受け、付き合うことに |
リア | ショーンのルームメイト |
#2 傷だらけの英雄 Dects あらすじ
カーリーとの悲惨なデートを引きずるショーンに、グラスマンやリアはアドバイスするが、ショーンはカーリーとの関係に悩む。
ERには、左顔面を欠損するほどの大ケガを負ったジョシュが搬送されてくる。
まとめ
現在の状況
ショーン
カーリーとの”悲惨なデート”以降、家に閉じこもっているショーンにリアは、カーリーが好きなら向き合うべきだと言うが、「ボクは皆とは違うんだ!」と取り付く島もないショーン。
病院で会っても、ナゼが無視をするショーンにカーリーは、「気まずそうだけどデートは本当に楽しかったわ。またぜひデートしたい」と言うが、「ボクは楽しくなかった。2度としたくない」とショーンは言ってしまう。
クレア
精神疾患とドラッグ、お酒に問題を抱えるクレアの母親は、隣人と揉め事を起こしアパートを放り出されてしまい、真夜中にクレア宅に転がり込んで来た。
新しいアパートを探すまでココにいさせて欲しいと言う母を受け入れられないクレアは、「1週間で出て行って!」と言う。
ジョシュ、30才 ① 左顔面損傷
左顔面粉砕骨折、筋組織およの皮膚欠損でERに運び込まれたジョシュは、痴漢を撃退した時、スケボーで犯人に顔面を殴られたと言う。
アンドリュース、クレア、ショーンが担当するが、そのケガはあまりにも酷かった。
執刀したアンドリュースは、下顎骨の粉砕が酷すぎて修復は不可能と判断。「ワイヤーで固定するしかない。もうカレは会話も食事も2度とできない」と言う。
その事実を告げられたジョシュは、「いつまで?」と聞くが、「一生です」とショーン。
それでもジョシュは取り乱すどころか、文字で「ちょうどダイエットしなきゃと思っていた」とジョークを書く。
ワイヤー固定術が始まった。
一生、話すことも、口から食事を取ることも出来なくなる現実にクレアは、「善人ばかりが損をする」と嘆くが、「それが社会だ」とアンドリュース。ショーンは、「人が他人のために行動することは妙なことです。あなたもそうした。あなたはボクを守った。その結果、院長でなく指導医です」と言う。
アンドリュースはショーンの言葉で、「もっと良い方法があるハズだ。考えよう」と手術を止める。
症例検討
アレックスとモーガンも加わり、症例検討会が行われたが、案は出てこず、解散となる。
自宅に帰ってもショーンは、「2万448個をシュミレーションするまで諦めない」と必死に治療法を探る。それを見たリアは、「カーリーとのデートはたった1回で諦めたのに」と言う。
ショーンとカーリー
突然カーリーがショーンの自宅にやって来た。
ショーンはドア越しに、「顎口腔欠損の治療法を見つけなければならないんだ」と言って、会えない口実を伝えるが、「あなたは私が好きなハズよ。ちゃんと話しましょう。それが礼儀よ」と言われ、ドアを開ける。
「デートは楽しかったわ。あなたは良い人だし正直な人よ。だけど、あなたの気持ちがわからないし、自分の気持ちもわからない。だから話しをしましょう」
カーリーのその言葉でショーンはふたりで公園を歩く。
カーリーは、「妹アンディも自閉症なの。デートしたのはアンディを理解するためだったのかも?違うと思うけど。要するに私も自分を理解できない。この先、ふたりに何が起こるかわからない。でも一回のディナーでは答えはでないと思う」と言う。
ジョシュ ② 斬新な手術方法
カーリーとの会話の中にヒントを見つけたショーンは、真夜中にも関わらずアンドリュース宅のドアを叩き、「方法が分かった!」と叫ぶ。
翌朝、アンドリュースはショーンと一緒にリムに会い、名案だと実験的手術について説明するが、リムは「前例がない。危険過ぎる」と却下する。
「リスクは分かっているが、従来どおりの治療では、ジョシュは会話も食事を食べることも一生できない」と訴えるアンドリュースを見てリムは、「なぜジョシュにそんなに固執するの?」と問うが、アンドリュースはそれには答えず、「せめてジョシュに提案だけさせて欲しい」と食い下がる。
リムは、「話せばジョシュは、”する”と言うわ。いつも勝てるワケじゃない。引くべき時もある」と言うのだった。
ジョシュの選んだこと
アンドリュースはクレア、ショーンと共に、「これは実験的な手術だ。かなり危険だし、死のリスクも高い」とハッキリ示すが、ジョシュの答えは、「やる」だった。
ジョシュは手術に耐え、予定通り手術は終わる。
ジョシュは話せるようになった。
オリヴィアがお見舞いにやってきた。ジョシュが痴漢から助けた女性だ。
「ナゼ見ず知らずの私を助けてくれたの?」と聞くオリヴィアにジョシュは、「わからない。でも助けたかったんだ」とー。
赤ちゃんと両親、リムとメレンデス
嘔吐が続き、苦しむ赤ちゃんを連れて両親は、「全然良くなったように思えない。苦しむ我が子を見ていられない」と訴える。
その赤ちゃんは肥厚性幽門狭窄症で、先日メレンデスが執刀したのだったが、容態は回復していなかった。
メレンデスは検査し、必要ならもう一度手術をすると説明するが、結局両親は、「執刀医を変えて欲しい」とリムに申し出る。
リムはその事実を伝えるが、「オペは失敗していない」とメレンデス。
リムはメレンデスを信じ、「メレンデス先生は全米屈指の素晴らしい外科医です」と両親に説明するが、両親は、「私たちは他の医師に執刀してもらいたい」と言う。
リムが、自分が執刀すると約束すると、外科部長の執刀に喜び、安堵の表情まで浮かべる両親。
メレンデスとリム
デートを楽しむふたりだが、どうしても話しは赤ちゃんのことになる。
「デート中は止めましょう」とリムが言っても、どうしても納得できないメレンデスは、リムに文句を言ってしまう。
腸重積
リムの執刀でオペが始まったが、術中赤ちゃんに腸重積が起こってることがわかる。
「症状はひとつでも、病気は2つだったのね。あなたはミスをしていないわ。開腹オペをしましよう。執刀はあなたよ」リムはメレンデスに執刀医を譲った。
厳しい状況の中、ふたりは赤ちゃんを助けた。
モーガンとアレックス
”研修医の中で1番に執刀する”ことに固執するモーガンにアレックスは何かと横やりを入れる。すると負けず嫌いのモーガンはそれにイチイチ反応し、リムにプレゼントを渡したり、自分をアピールする。
そんなモーガンにリムは、「これ以上、自分を売り込もうとしたり、おべっかを使うなら、執刀の順番を最後にする」とハッキリ言うが、「私がここまでするのは、本気だからです。最初の執刀医になるためなら、どんなことも厭わない」とモーガンが言い切る。
それを受けてリムは研修医を集め、執刀する1番はクレア・ブラウンと宣言した。
クレアが選ばれたことをよろこぶアレックスを見てモーガンは、「色々仕掛けてたのは私を負けさせるためだったのね?そんなに私のことがキライなの?」と聞く。アレックスは、「キミがチーフレジデントになるのがイヤなだけだ。最悪のボスになるだろ」と言う。
グラスマン
院長として戻って来たグラスマンは、条件どおり「無料クリニック」を開業し、準備にいそしむ。
デビーとも良い関係が続いている。
カーリーとの”悲惨なデート”で落ち込むショーンにグラスマンは、「落ち着いたら、またデートに誘え」とアドバイスするが、デビーは、今、ショーンの背中を押すときだと言い、「愛を諦めちゃダメだ」と言う。
1日の終わりに・・・
アンドリュース
アンドリュースはショーンに、「リムから何故ジョシュにこだわるのか?と聞かれた。”怒り”のせいだった。キミを助けるために自分を犠牲にし、職を追われ、指導医に成り下がった。自分をバカだと思ったし、代償が大きすぎた。キミのこと、世の中を恨んでた。だが今日、その甲斐が合ったとキミが思わせてくれた。人生で価値のあるものには大抵代償がつきものなんだよ、ショーン」と思いを伝えた。
クレア
自宅に帰ったクレアは、(クスリやお酒をやらない)などの条件を出し、「もう少し調子が良くなるまでここに居ていい」と母に提案した。
ショーンとカーリー
グラスマンはショーンに「愛を諦めるな。愛と言うのは素晴らしい。理にかなうとか関係ないんだ。彼女と一緒にいるだけで幸せだ。愛に理屈なんて必要ない。ただ一緒にいたいと言う気持ちだけだ」と言う。
カーリーとの関係に悩むショーンにクレアは、「私が今までにした最高のデートは、ソファーでポテチを一緒に食べたこと、それで十分」と言う。
「ここにカウチはある?」
ショーンはポテトチップスを持って病理室へ入る。
カーリーが首を振るとショーンは床に座り、ポテチの袋を開けた。
カーリーはショーンの隣に座るのだった。
感想
アンドリュース先生がすっかり良い人ですよね~。
人助けをしたのに、一生話せず、食べれない人生を30代から生きるなんて理不尽過ぎます。ジョシュの実験的オペが上手くいって良かったな~と心から思う。
個人的に、モーガンとアレックスのけん制し合う感じがあんまり見てて好きじゃないな
なんとなくシンドイ。
海外ドラマでは、”上昇志向の強い、自信家の女性”がよく出て来ます。このドラマではその役柄がモーガン。元々人種が違うからかな?そういうのが不快に感じるんですよね。
日本人ですから、「能ある鷹は爪を隠す」が好きです(笑)
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