とうとう最終話
12/28(水)~ ”Disney+”で配信が始まった二宮正明氏原作コミック「ガンニバル」ドラマver.
海外ドラマが好きな私が、”これは面白い”と思ったので、このサイトらしく相関図で紹介します
#7 約束 (シーズン最終話)
後藤家の本家を見張る大悟は岩男に見つかり暴行を受け、後藤家の親族の前に連れ出されるが、村長である後藤清が連れて来た諸辺署所長により救出されるが・・・。
相関図
まとめ
絶体絶命
捕まった大悟
岩男に殴られた大悟は、意識を失い、後藤家本家に運び込まれた。
大悟は水をかけられ意識を取り戻すが、目の前には後藤家の親族が立ちはだかり、両手を縛られ、拘束された状態だった。
恵介に、「何を企んでんだ?」と言われ、「監禁されている子どもを解放してくれ。供花村では死産が多すぎる。その死産には助産師の後藤銀が関わってる。子どもはどっかで生きてるんだろ?すべてを後藤銀のせいにすれば、罪は減刑される」と大悟は言うが、後藤直矢は、「何を言うとんのじゃ!」と大悟の椅子を蹴り倒す。その瞬間、大悟はすばやく石を拾い、縄をこすり切りながら、「祭りで子どもが殺されるんだろ?お前らのやってること近いうちにバレるぞ。オレは子どもを救えればそれでいい。この件から手を引く。決着をつけたい」と交渉、「それなら決着をつけたらぁ」とカマで攻撃してきた男を交わし、逆に男の首にカマをあてがう。
大悟に猟銃を向ける後藤家の男たち。
大悟は、「その反応は図星だったか。恵介、コイツらがオレを殺したら今度こそ本格的に捜査が始まるぞ」と言うが、恵介は黙ったままだ。
その時、扉を叩く者が。
やって来たのは後藤清(恵介の父)で、諸辺警察署所長を連れてやってきたのだ。
所長は大悟に、直矢を解放しろと言うと、「先に不法侵入したのはカレだ。だから暴行は目を瞑りましょう」と言うと、大悟を連れ出す。
恵介は父に、「どういうことだ?」と気色ばむが、「駐在が殺したらどうなるか良く考えろ。祭りの前の揉め事は避けろ、冷静になれ。お前はもう後藤家の当主なんだぞ」と清。
岩男
一方岩男は大悟から、「祭りの最中に子どもが殺されると密告電話があった。お前らの中に裏切りもんがいるんじゃないのか?」と言われ、後藤家の裏切り者をあぶり出そうと動き出した。
子どもの世話を任された洋介が、子どもを連れて逃げようとしていたその時、岩男が牢へやって来て、「駐在に密告したんはお前だろ。お前は狩野とも仲が良かった。お前の手引で狩野はここにたどり着けたんじゃないのか?」と殴りつけると、牢に洋介を押し込み、鍵をかけ監禁してしまう。
恵介 vs 岩男
宴会で盛り上がる後藤家の面々。
そこへやって来た岩男は、「浮かれてる場合か?警戒せえ。駐在が持ってる情報は、密告されたもんじゃ。裏切りもんがいる。ワシは洋介が怪しいと思ってるが、他にも怪しいもんはいる。逃げた家畜のガキか、恵介の母親か。洋介もあの女の息子だしな」と岩男。
「お前、ワシを疑ってんのか?」と一触即発になるが、真がそれを止めた。
捜査班
極秘捜査
納得できないまま諸辺警察所へと連れてこられた大悟に所長は県警本部の刑事5人を紹介する。
実は県警も供花村で子どもの死産が多いこと、食人が行われていると言う情報から極秘捜査をしていたのだ。
金丸刑事は、大悟が中村監察医に調査を頼んだ指は狩野のものであり、何者かの唾液が付着していたことから、「狩野さんは誰かに食われたと考えるのが妥当だろう」と言い、千堂刑事は、「狩野の遺体にはいくつかの同一人物の歯型がついていた」と言う。
大悟は、「後藤家が”あの人”と呼び、隠している人物がいる。この額の傷はその男につけられた。2mを越える大男で、事件の確信はその男にあると思う」と言うが、後藤家の家系図には、”あの人”らしき人物がいない。本来、後藤銀の死後、当主は銀の娘藍が継ぐはずだったが、18年前に失踪していた。
大悟の推理
大悟は、失踪中の後藤藍こそ顔を食われた京介を祭りの日に供花村から抱いて逃げた人物ではないかと推測、京介について刑事らに説明、それに加え、子どもの監禁場所を見つけ出すために、岩男に後藤家の中に密告者がいるとカマをかけたこと、それによって動くだろう岩男を見張るように頼んだ協力者の存在を明かす。
その時、宇多田から子どもの監禁場所がわかったと連絡が入った。
大悟はすぐに向かおうとするが、「いい加減、単独行動は止めなさい!」と所長。
所長は、「祭りの日の朝、供花村の人々は来乃神神社に集まる習わしがある。その時を狙って子どもたちを救出しよう。SITを出動させたい」と言う。
金丸と大悟はSIT出動を掛け合い、椎名と新垣は後藤家の調査を続け、菊田は失踪した後藤藍の行方を調べ、千堂は阿川の家族の保護に向かうよう指示する。
協力依頼
証拠があればSITを出動させられるとわかった大悟は京介に協力を頼むことに。
衛星電話に出た京介に大悟は、「状況が変わった。県警本部が動いてる。子どもたちの監禁場所も特定できた。出てきてすべてを話して欲しい。そうすればSITを出動させられる。子どもたちを救出できるかはあんたにかかってる」と協力を頼む。
「安全を保証して欲しい」と言う京介に大悟は、約束すると言うと、「あんたを祭りから助けてくれた母親は後藤藍さんではないか?後藤家当主になるはずだった女性だ」と言う。
それを聞いた京介は、「母は生きてます。母はボクに名前をくれた。言葉も。ボクが人間であることを教えてくれた。ボクにとって母は一番大切な人です。だけどボクは、あの日のボクを救いたい。もし、母も一緒に行くと言ってくれればそちらへ行き、何でも話します。だから阿川さん、あとは頼みます」と電話を切る。
京介を助けた女
正体
「母さんは本当の息子じゃないボクを育ててくれた。後藤藍さん。母さん、後藤藍としての過去を警察に話して欲しい。信頼できる人がいる。ボクたちが証言すれば子どもたちを救える。お願いだよ」京介は藍に頼むが、藍は、「あなたは何もわかってない。私はそんな人間じゃない」と話し出すー。
奉納祭を控えたある日、後藤藍は銀から、「祭りが終わったら恵介と洋介に関わるのをやめろ。あとはワシが面倒をみる」と宣告される。当主に口ごたえするなど絶対に許されることではない後藤家。「私はどう生きれば良いかわからない」と言う藍に、「それなら死ぬるが良い」と銀。
恵介は子ども心に母親が祖母との関係に苦しんでいることに気づいていた。
奉納祭の夜。後藤家血族が後藤家の祭壇に集まり、”あの人”への捧げ物(子ども)をする。
鈴の音を聞いてやって来た”あの人”は、子どもの顔に噛みつく・・・次の瞬間、藍は、松明で”あの人”を燃やすと、皆がパニックになっている隙きに、生贄の子どもを抱いて逃げ出した。
残念ながら藍は、捕まってしまう。
「覚悟あってのことじゃろな?」と迫る銀に、「あなたが拾った命です。好きにしてください」と藍。
銀は、「ワシが殺す」と藍の額に銃を向ける
その時、「待てよ、ばぁちゃん。母ちゃんを殺すならワシも死ぬ。母ちゃんを逃してやってくれ」と恵介。銀は、藍が後藤家の秘密をしゃべると言うが、恵介は、「母ちゃんが村の秘密を守らんならワシは死ぬ。バァちゃんが母さんを逃さん場合もワシは死ぬ。ワシは母ちゃんを信じとる」と言う。
銀は、「おめえがまた歯向かったら藍を殺す、いいな」と言う約束で、藍を解放した。
藍の話しを聞いた京介は、もう大悟の電話に出ることができなくなり、衛星電話の電源を落とした。
宮司宗近
後藤家では岩男が密告者探しに躍起になる中、恵介は来乃神神社の宮司宗近から呼び出される。
「何の話だ?」と言う恵介に、「ワシらふたりで祭りを終わらせんか?かつて絶大な権力を持っていた後藤の当主、銀さんは亡くなり、神主のジィちゃんも亡くなりかけてる。今度はワシらの時代だ。協力すれば子どもらを解放できる」と宗近。
しかし恵介は、「どこからそんな話しを聞いた?駐在か?狩野か?まぁええ、聞かなかったことにする」と誤魔化し、去ろうとする。
宗近は恵介に猟銃を向けると、涙を流しながら、「ここで話しをつけたい」と言う。
だが宗近は簡単に恵介に猟銃を奪い取られてしまう。
宗近は、「なんで子どもを犠牲にし続けられるんじゃ?それは呪いだぞ」と必死に訴えるが、「そんなことは分かってる。だがオレはやらにゃいけんのじゃ」と恵介。
恵介の行動
恵介は洞窟へ行くと、牢から洋介を出す。
覚悟
金丸刑事
このまま子どもが食われるのを黙って見ているわけにはいかなかった。大悟は覚悟を決め、ひとり供花村へ向かう。
金丸はそれを窓から見ていたが、大悟を止めようともせず、逆に、「阿川はひとりで供花村に行きましたわ。まぁカレに任せておきましょうや。仮にカレが死ぬようなことがあれば、それこそ警察を動かすことができますから」と言う。
大悟
大悟は洞窟入口の鎖を持参した工具で切り、中に入るが、牢に子どもの姿がない。
その時大悟は、”あの人”に襲われる
そして・・・
迫る危険
千堂は刑事課の山下と共に有希とましろを保護するためにホテルにやって来た。
山伏は、「警察が保護すると聞いていた」と千堂と山下を部屋に入れるが、山下は突然、「ボクは山下ではありません。後藤です」と言うと銃を向け、発砲する。
感想
シーズン最終話と言う表記なので、シーズン1が終わったと言うことですよね?
だってまだ肝心なことは解決してない。イヤ、むしろ、新しい事実も出てきてる。
これで終わられたら、ここまで見てきたこっちに気持ちが収まらない
続きはコミックで読んで~なんて酷なことは言わないでくださいね!
イヤ~久しぶりにドキドキしながら見たドラマでした。
映像もキレイだったし面白かったな~。
どのひとも怪しくて、どのひとも信用できない。
どのひとが良い人で、どのひとが悪人なのかもわからない。
興味深いドラマでした。
「イカゲーム」があれだけヒットしたんですからね、それに匹敵、イヤ、それ以上だと思います。
シーズン2が楽しみです。
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