フィアー・ザ・ウォーキング・デッド7 #11 オフェリア（相関図付）

今回はモーガンの仲間、ルシアナ、ウェス、ダニエルが中心のエピソード

#11 オフェリア Ofelia あらすじ
相関図
まとめ
感想

#11 オフェリア Ofelia あらすじ

現実と妄想の世界を行き来し、記憶が曖昧なダニエルに献身的に尽くすルシアナ。
ある日、勝手に潜水艦を抜け出したダニエルは、「オフェリア（娘）が呼んでいる」と言い出し・・・・

相関図

まとめ

潜水艦

ダニエルの状態

現実と妄想の世界が混乱し、記憶力が落ちて行くダニエルを献身的に世話をするルシアナ。
しかしダニエルは、オフェリア（娘）が生きていると思うことがあるようで、その都度ルシアナは、「オフェリアはいない」とダニエルを納得させていた。
そんな中、ダニエルがいなくなってしまった。
モーガン、サラ、シェリーはドワイトが見つけた武器を調達するため向かわなければならないため、ルシアナとウェスがダニエルを探すことに。

ダニエルの妄想と現実

ルシアナとウェスは、ガスマスクを着け、無線機を持って歩き回るダニエルを見つける。
「何をしてるの？」と聞くルシアナにダニエルは、「オフェリアが私に何かを伝えようとしてる。オフェリアはボートにいるんだ」と言い出す。

ルシアナは、オフェリアは何年も前にメキシコで死んだと説明するが、ダニエルは、「生きてる。昨日会った。ルシアナ、キミは間違ってる。邪魔するな」と一歩も引かない。
ルシアナは、妄想の中に入ってしまったダニエルを引き戻そうと必死に説明するが、「キミは娘じゃない。キミが孤独なのには同情するが、キミは娘の代わりにはなれん」とダニエル。
それはあまりにも酷い言葉だった。

その時、何者かの気配が・・・。
３人は気づかない間に、ストーカーズに囲まれていたのだ。

ストーカーズ

アジトで

３人はストーカーズのアジトに連行されたが、メンバーを見てすぐに、”ホールディング”の仲間だと気づいた。
しかし状況がわかっているのか、いないのか、ダニエルは、「彼らを倒せる。オレは元工作員だ。修羅場をくぐってきた。彼らなんて怖くない」と言い出す。

ダニエルは、エルサルバドルの元工作員。”黒い影”と呼ばれる殺し屋で、96人を殺した過去あり
（シーズン３ー４話目「100」でそのエピソードあり）

アーノルドは、ひとりずつ面談すると言うが、そんな状況でも、「オフェリアを探す」と言い続けるダニエル。
ルシアナが解放して欲しいと交渉する中、すばやくアーノルドの銃を奪ったダニエルは、アーノルドに銃口を向けると、「娘を探したい。解放しろ」と迫る。

ストーカーズが３人に銃を構える一触即発の状況の中、アーノルドは仲間に銃を下ろさせると、ダニエルに向かい、「撃ってみろ」とアーノルド。
躊躇することなくダニエルは銃爪を引いたが、銃には弾が入っていなかった。
それでもダニエルは、「ほら、倒せたただろ」と口が減らない。

そんなダニエルにアーノルドは、「無線で計画を話すのは止めた方がいいぞ。話しは聞いた。武器はどこにある」と迫る。

アーノルドがルシアナたちを連行したのは、ドワイトが見つけた武器の在り処を知るためだったのだ。

妄想に取り憑かれて

ウェスがアーノルドに連れて行かれ、ルシアナとダニエルは部屋に監禁された。

するとダニエルは、「ここにオフェリアがいる。あのアビゲイル号だ」と言い出す。
「それは違う。オフェリアはここにはいない。彼女は死んでる」
ルシアナは必死に説明するが、ダニエルは、「いるんだ。オフェリアは死んでない。武器の場所を教えて娘を取り返す」と言うと、ルシアナが止めるのも聞かず、「リーダーと取引したい」とストーカーズと交渉をはじめてしまう。

その頃ウェスは鉄のケージに入れられ、ウォーカーの群れの上に吊るされていた。
「武器の場所を吐け」と迫られても、「オレは仲間を裏切らない」とウェス。

そこへ、「ジジィが取引したいらしい」とセージがダニエルとルシアナを連れてやって来た。
ダニエルは、「武器の場所を教える代わりに、ウェスをケージから出し、アビゲイル号の中にいる娘を返せ」と言い出す。
アーノルドは理解不能の取引に、「何を言ってるのかわからん」と言うが、「しらばっくれるな！娘を返せ！」とアーノルドに掴みかかるダニエル。
アビゲイル号の中にオフェリアがいるワケがなかったが、アーノルドはそれを逆手に取り、「船に娘がいる」と言い出す。
ルシアナは、「やめて。カレは混乱してる」と止めに入るが、「やっぱりな、言っただろ。娘に会わせるんだ」とそれを信じ切ったダニエルは、アーノルドに武器の場所の座標を教えてしまう。
アーノルドは仲間の半分を、座標の場所へと送ることに。

ダニエルの作戦

３人は再び監禁された。
「妄想で仲間を危険に晒すな！」と責めるウェスに、「30キロ先のウソの座標を教えた。それがウソだとわかり、仲間が戻る前にここから出る」と言うと奪い取った武器を見せるダニエル。

元工作員の実力を遺憾なく発揮するダニエルにルシアナは、「ほんとうに上手くいくの？」と聞くが、ダニエルは、「記憶の問題は分かってるが、オフェリアのことを考えると、頭の霧が晴れ、クリアになるんだ」と言い、記憶の問題は娘に真実を話していないこと、ウソをついたことを謝っていないことが原因だから娘と話す必要があると言う。

オフェリアを探して

ダニエルは倒れたフリをしてセージを呼ぶと、ナイフで脅し、「アビゲイル号まで連れて行くんだ」と迫るが、「ここにあんたの娘はいない」とセージ。
しかしダニエルはセージの言葉を信じない。
ルシアナは、ここを出ようと言うウェスに、「ダニエルに真実を見せるしかない」と覚悟を決める。

４人はアビゲイル号に入るが、当然、そこにオフェリアがいるワケがなかった。
「アーノルドはいると言った！」と言うダニエルに、「武器の在り処を知るための作戦だ」とセージ。
ルシアナは、「真実を受け入れて。オフェリアはメキシコで死んだ。亡くなってる。あなたは彼女に謝りたくて、会えると思い込んだ。でもムリなの」とダニエルを説得するが、アーノルドに合わせてオフェリアがいるとウソをついたセージを許せないと、ダニエルはセージの首を斬って殺害してしまう。
そして、ルシアナとウェスがアビゲイル号が出れないように板を外すと、「アーノルドに償いをさせる！」と行ってしまう。

ダニエルの制裁

ダニエルはアーノルドに忍び寄り、刃物を突きつけてケージの中に入れると、「ウソをついた罰を受けろ」とケージをダウンさせはじめる。

「やめろ、やめてくれ！」と叫ぶアーノルドをただ見下ろすダニエル。
アーノルドはウォーカーの餌食に・・・。

そこへアビゲイル号から脱出したルシアナとウェスがやって来た。
ウェスは急いでケージを引き上げるが、死の間際のアーノルド。
アーノルドは、核爆発でできたクレーター（穴）に、放射能汚染された大量のウォーカーがいる。誰かがそこからウォーカーを逃してる。皆をタワーに避難させろ。他に場所はない」と言うと力尽きた。

ダニエルは、「オフェリアが生きているとウソを言ったことへの制裁を下した。だが妄想に囚われ、またキミを殺しかけた。私を置いて行ってくれ」と抜ける決意をするが、「私は理解してる。あなたはカレに操られたの」とルシアナ。
ルシアナの愛を感じたダニエルは、「今日からキミは家族だ」と涙する。

ストーカーズを仲間にして

リーダーを失ったストーカーズを前にルシアナは、「敵対するのは止めて、今は命を守るために協力し合おう。ストランドと戦ってタワーを奪えば、新たに始められる。一緒に来て欲しい」と協力を求める。
ストーカーズたちは、「テディも望んでいる」とそれを了承、モーガンたちと合流するために移動することに。

大きなウソ

しかしウェスは、ストーカーズを信用できるのか？と疑問を投げかけ、ダニエルも、タワーを奪うことは簡単じゃないと否定的だ。
ルシアナは、「だからこそストランドの考えが読めるあなたが必要なの」と言うが、ダニエルは、「オフェリアのことなら、頭がクリアになり集中できるが、それ以外は簡単なことも解決できない」と言う。

実際いつも混乱し、記憶力さえ曖昧なダニエルが、アビゲイル号にオフェリアがいると信じ込んだ途端、元工作員らしい洞察力、動き、大胆さでアーノルドと対峙し、ストーカーズを壊滅させた

ルシアナの中に【ある考え】が浮かぶ。
それに気づいたウェスは、「妙なことを考えるな」と忠告するが、「ストランドと戦うためには、この方法しかない」とルシアナ。
ウェスは怒って立ち去るが、ルシアナはダニエルに、「オフェリアがタワーにいるとアーノルドから聞いた」と言い出す。