アウトランダー シーズン5 #6 我は燃えず輝く

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「アウトランダー シーズン5」は、毎週月曜日に新エピソード更新 全12話です。
シーズン1~4も視聴できます♪

 

#6 我は燃えず輝く Better to Marry than Burn あらすじ

ジョカスタとイネスの結婚式がリヴァー・ランで開かれることに。多くの招待客が集まる。
ジェイミーはその席でトライオン総督から、恩赦を与えた本当の理由を聞くことに。
ブリアナとロジャーは、リッジに襲いかかってきた天災と対峙する。

まとめ

リヴァー・ランで

ジョカスタの気持ち

ジョカスタはイネスとの結婚を決めたが、イネスを愛してはいなかった。
執事のユリシーズは、奥様の幸せを願っていると言うが、「幸せは関係ない。イネスなら安らぎをもたらしてくれるでしょう」とジョカスタ。

 

遺産相続

ジョカスタはジェレマイアに遺産相続させることを決め、弁護士フォーブスとジェイミー立ち合いの元、書類にサインした。

招待客

多くの招待客がリヴァー・ランにやってきてきた。
「マータフが叔母の隣にいるべきだ」と呟くジェイミーに、「マータフが選んだことよ」とクレア。

ジョン・グレイ卿、トライオン総督夫妻もやってきた。
ジェイミーはトライオンに、”世直し団”に与えた恩赦は賢明で慈悲深い”決断だったと称賛を伝えるが、トライオンは、「そうではない。集会を禁じる法案ができた。暴徒は共謀できず、過去の暴動を遡って起訴する」と言う。

ワイリー

ワイリーがやってきた。
それに気づいたクレアが、「厄介な人がやってきた」とイヤがる素振りを見せると、総督夫人は、「パリから戻って来た。賭け事で財産を失って借金があるらしい」と言う。

ワイリーを避けるクレアを尻目に近寄って来たワイリーは、「あなたが望むものは何でも手に入れる。私にはアイルランド人の船乗りのツテがある」と言う。
クレアはそれが、密輸業をやってるボネットのことではないか?と気づき、リッジで醸造したウィスキーを振る舞い、夫が醸造しているウィスキーをその方に売れないか?と打診する。
しかしワイリーは、「ボネットは気難しい男で、知らない者とは商売をしない」と言う。
「私が取引したいのはあなたとです」とクレア。
その言葉の意味を間違って理解したのかワイリーは、「次が私の番だ」とクレアを厩に連れて行き、名競走馬ルーカスを見せる。
「可愛い馬だわ」とクレアがルーカスを撫でていた時、いきなり後ろから抱きつき、首筋にキスをしてきたワイリー。クレアは必死に抵抗し、ワイリーを突き飛ばす。

そこへやってきたジェイミー。
ワイリーの首を締め上げるが、ワイリーは、「あの女が酒を飲ませ、私を誘惑した」と言う。
クレアはワイリーを殺しそうな勢いのジェイミーを止め、その場を納めた。

男のプライドと金

クレアは、【ワイリーは密輸業者ボネットを雇っており、借金で首の回らないワイリーに取引を持ちかければ、ボネットに会うチャンスがあるかも?と考えたが、もう味方にはならないだろう】とボネットと接触するための作戦を実行中だったと言う。それを聞きジェイミーは、ある作戦を実行する。

それはホイストの勝負だった。
「クレアとの一件をホイストの勝負でケリをつけよう」とワイリーに持ちかけるジェイミーは、「あんたが勝てば名誉は傷つかない。負ければルーカスを貰う」と言う。
しかしワイリーは小馬鹿にしたように笑い、「私はプライドか金かなら、金を選ぶ男だ。俺と勝負したいなら、それだけの価値のあるものを出せ」と言う。

ワイリーの要求は、”クレアの金の指輪”だった。(フランクとの結婚指輪)
事のいきさつを聞いたクレアは、「頭がどうかしたの?私に辱められたから復讐で言ってるのがわからないの?」と訴えるが、「俺が勝てばあの馬が手に入り、ボネットに復讐できる。俺を信じてくれ。あの男を葬るチャンスだ」とやる気満々のジェイミー。
「一体誰のための復讐?」と問うクレアに、「ブリーだ」とジェイミー。
「ブリーの名誉なの?それともあなたの名誉?この指輪がいるなら持って行けばいいわ。だけど、これも一緒に持って行って」、クレアはジェイミーとの銀の指輪も外し、渡す。

 

怒りをぶつけ合って

男のプライドを優先するジェイミーを理解できないクレアは怒っていたが、ジェイミーは、ワイリーとの勝負に勝ち、クレアの元へ戻って来た。
それでもクレアはジェイミーのした行動が許せず、「私よりボネットとワイリーへの憎しみを優先したことが許せない。ワイリーにスコットランド人のプライドを利用させたのよ?」と怒りをぶちまける。「それならキミはどうだ?結果を考えず、言ったりやったり。キミの時代とはちがう。キミは他の女性と違うが、女は女だ」とジェイミーが言い返した瞬間、クレアはジェイミーの頬を打った。
ふたりはそれをキッカケに、激しく愛を確かめ合う。

結局ジェイミーは、馬は良いからウィスキーを取引しようと持ちかけ、ボネットに紹介してもらうよう取り付けた。
「キミの言うとおり、ブリーのためじゃない。復讐するのは、娘を傷つけた怪物が死ぬところを見たいからだ」と言うジェイミーにクレアは、「約束して。ボネットにもう何も奪わせないで」と言う。ジェイミーはクレアの指にリングを返しながら、「キミの手から2つの指輪が離れることは二度とない。モ・ニアン・ダウン」と言うのだったー。

 

ジョカスタ

 

1746年スコットランド ジョカスタの過去

カローデンの戦いに負けた夜、ジョカスタの夫ヘクターは、「持てる物を持ち、アメリカに行こう」と言い、妻ジョカスタと娘モーナと共に馬車でカローデンを離れるが、道中、赤軍服(竜騎兵)2名に出くわし、鑑札を受けなければならなくなる。
馬車から降ろされたジョカスタたち。しかし竜騎兵は、ヘクターが隠し持っていた”フランスの金塊”を見つけ出し、ヘクターが反逆者ジャコバイトだと気づく。
ヘクターが銃を構えると、剣を抜く竜騎兵ら。
しかし不運にもヘクターが撃った銃弾は、モーナを撃ち殺してしまった。
ヘクターは、泣き崩れるジョカスタを馬車に押し込み、その場を去る。
モーナと竜騎兵2名を荒野に残したまま・・・。
その後、ジョカスタの娘、長女と次女は焼き殺された

マータフの覚悟と別れ

夜遅く、ユリシーズが部屋に通したのは、マータフだった。
”結婚のギフト”を渡しに来たマータフにジョカスタは、トライオンが来ているのに危険だと身を案じる。
マータフはジョカスタに”マッケンジーの紋章”をプレゼントする。よろこぶジョカスタ。

するとマータフは突然、「待っていてくれ」と言い出す。
「今更何を言うの?求婚されたと言った時、あなたは幸せになってくれと言った」とジョカスタは言うが、それでもマータフは、イネスとの結婚を止めて欲しいと言う。
しかしジョカスタは、余生は、穏やかな人と暮らしたいと、マータフを待てないと言う。

ジョカスタはカローデンから逃げるようにアメリカに来た過去を話し、「30年もの間、モーナの命を奪った金で、裕福に暮らしてきた。視力を失ったのは罰なの。ヘクターはあなたのようにジャコバイトの大義を信じていた。だけどそのせいで、私はすべてを失った。あなたは、すべてを失っても信念を貫く男。私は誓った。二度とそんな人を愛さないと」そう言ってマータフに紋章を返した。

「ジョカスタ、愛している。世界が変わっても、俺の愛は変わらない。もっと早く伝える勇気が俺にあれば・・」マータフは小机に返された紋章を置き、去った。
残されたジョカスタは泣き崩れるー。

 

エピソード題にもなっている【我は燃えず輝く】は、マッケンジー一族の標語のようです。
ゲール語では、「ルセオ・ノン・ウロ(Luceo Non Uro)」。
これは歴史的にもマッケンジークラウンの標語として大切にされているようです。

 

翌朝

ジェイミーを呼んだトライオンは、「暴徒はひとりも出頭していない。戦争するしかないようだ。ウォデル将軍に軍用品を送った。キミも2週間以内に民兵を集め、ヒルズバラへ来てくれ」と命令を下した。

一方、弁護士のフォーブスは町でボネットと会い、「キミの息子がリヴァー・ランの主となった」と伝える。

フレイザーズ・リッジで

問題発生

大量発生したバッタがリッジの畑を荒らし始めた。
この状況に焦った小作人たちは、「今、フレイザーの畑を燃やせば被害は少なくて済む」と言い出す。
しかしロジャーは、「恐怖に怯え、身を守ろうとしているのは分かるが、畑を燃やしても、バッタの大群はまた来る。風向きが変われば皆の家が火事になる」と冷静になるよう促す。
「それなら何か策があるのか?」と小作人のリンジーはロジャーに聞くが、名案が浮かばないロジャー。
そんなロジャーに小作人らは、「大佐がいれば頼れるのに」とあからさまにロジャーを軽視する態度を見せる。

歴史を紐解いて

ロジャーは子どもの頃、父親代わりの神父に、アメリカ西部でバッタが大襲来した時、煙を使って畑を守ったと言う物語を聞かせてもらったことを思い出し、「畑の周りで木々を燃やし、煙で追い払おう。畑を覆うほどの煙を焚くんだ」と言う。
ロジャーは糞便と油を混ぜ ”いぶし壺”をいくつも作り、ブリアナはシーツで畑を囲み、煙が充満するよう準備した。

バッタの大群の襲来

バッタ追い払い作戦が実行された。
その時、空を覆うほどのバッタがリッジ向かって飛んで来た。

ロジャー、ブリアナ、そしてリッジの仲間は力を合わせ、バッタを撃退した。
マメには被害が出たが、トウモロコシは無事だった。

リンジーは、「バカげた方法だと思ったが、あんたのおかげで冬が越せる。ありがとう大尉」とロジャーに感謝を示した。

 

感想

ジェイミーとクレアのラブシーンは、どうしてこんな美しいんでしょ(笑)
相変わらずこのふたりは本当にステキなカップル。

今回は教授大尉(ロジャー)が知識で活躍しましたね!
シーズン5では、ロジャーがいることにより、ジェイミーとの対比を感じることがあります。
ジェイミーにはカリスマ性があること、剣術に優れ、頭が良いこと・・・どれをとっても多くの人から好かれる要素だらけなんだなぁと思うのです。

ずっとシングルを貫いてきたマータフ。ジョカスタとの愛を成就させて欲しかったけど、マータフは、ほんとうにスコットランド戦士。ジャコバイトの大義を信じ、今は、同郷の仲間のために、”世直し団”として正義を貫こうとしてます。
そういう男なんですよね、マータフ。
だから、ジョカスタの選択は、安らぎを求めるのなら、正しいのだと思います。

全12話の半分が終わりました。
シーズン5で、アメリカ独立戦争まで話しが進むんでしょうか・・・?

 

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