よくわかる! サイバー、経済用語解説を加えた”まとめ”
見出しどおりの”まとめ”を目指します
「ミスター・ロボット」は、見るのを迷い続けていたドラマのひとつです。
その理由は、スバリサイバー・クライムものであること。
サイバー用語や経済用語に疎い私には設定がややツラい・・・。
主役のラミ・マリックがフレディ・マーキュリーを演じた時、(ボヘミアン・ラプソディ)その演技力に惹かれたので、見ようとも思ったんですが、勇気がね・・・、わからないから
だけど、皆が言うんですよね~、「シーズン4は秀逸」って。
そう聞いたら、見たくなりますよね~
今回ド素人でもわかるサイバー用語、経済用語解説を含めて、エピソード1をレビューしてみました。
中々上手にまとまってるんじゃないかと自画自賛してます。
ぜひ、読んでみて下さい
主なキャスト
会社名 | キャスト名 | |
オールセーフ (サイバー・セキュリティ会社) |
エリオット・オルダーソン | セキュリティ・エンジニア 天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている |
アンジェラ・モス | エリオットの幼なじみ | |
オリー・パーカー | アンジェラの恋人 | |
ギデオン・ゴダード |
CEO(最高経営責任者) |
|
Evilコープ (世界最大のコングロマリット) |
テリー・コルビー | CTO(最高技術責任者) |
タイレル・ウェリック | 技術担当上級副社長 | |
f・ソサエティ | ミスター・ロボット |
リーダー |
ダーリーン ロメロ |
||
エリオットの交友関係 | シェイラ・ニコ | 麻薬売人、隣人 |
専門用語
巨大複合企業のこと | |
ルートキット |
システムを完全に乗っ取るためのコード。 |
UNIX系OSシステム上で利用されるデスクトップ環境の種類 | |
DDoS攻撃 |
分散型サービス拒否攻撃 |
#1 やぁ、君 hellofriend.mov あらすじ
対人障害のエリオットは、昼間は”オールセーフ社”でセキュリティ・エンジニアとして働き、夜はハッキングを趣味とする孤独な青年。ある深夜、オールセーフ社の大口取引先で、世界的大企業“E(悪魔)コープ”のネットワークがサイバー攻撃を受けてしまう。幼なじみで同僚のアンジェリカに頼まれ、エリオットは懸命に対処にあたる。何とか重大な被害を出さず事態は収拾するが、攻撃されたサーバーを調べたエリオットは、”f・ソサエティ”と名乗るハッカーから、アクションを受ける・・・。
まとめ
エリオット
オールセーフ社のセキュリティ・エンジニアであるエリオットは、天才的能力の持ち主だが、社会に大きな不満を感じている。
コミュニティ障害を持つエリオットは定期的に精神科医クリスタ・ゴードンのセラピーを受けているが、時々頭の中の誰かと会話したり、淋しさに負けて部屋の隅で泣くことも。
そんな時エリオットは、30ミリのモルヒネを吸引し、心を落ち着かせていた。
ドラッグの調達は、隣人のシェイラから。シェイラとはセックスフレンドでもある。
天才ハッカーのエリオットには夜に活動する裏の顔がある。
今夜も児童ポルノをネット公開している男をハッキングし、その情報を警察に提供、逮捕に一役買った。
ハッカーの技術力で精神科医クリスタ、幼なじみで同僚のアンジェラとそれに関わる人たちもハッキングしている。アンジェラの恋人で同僚オリーが”ステラB”と浮気していることも知っており、アンジェラのことを心配している。
エリオットにとって幼なじみのアンジェラは特別の存在。彼女の頼みなら、エリオットは一生懸命助ける。
エリオットは最近、2人組のスーツの男に尾行されている(これは現実? or 妄想?)
世界一のコングロマリット Eコープ
世界一のコングロマリットであるEコープ社はオールセーフ社のクライアントだ。
CTOコルビーは部下を連れて視察にやって来た。
エリオットの技術力を見抜いた技術担当上級副社長タイレル・ウェリックは声をかけ、握手を求めた。
しかしエリオットは、世の中を牛耳ってる「Eコープ社」こそ、この世の”悪”だと思っている。
サイバー攻撃されたE・コープ
午前3時、アンジェラから電話を受けたエリオット。
「またEコープにハッキングが。DDoS攻撃を受けてる、助けて」と言われ会社へ向かう。
同僚のロイドが対処するが、ネットワークにまで侵入され最悪の状況だった。
エリオットは、「ルートキットが埋め込まれてる。再起動する度にウィルスを複製してクラッシュさせてる。対処するほどウィルスが拡散する。それがハッカーの狙いだ。解決するには全システムをオフラインにして、ウィルスを駆除してから再起動するしかない」と言う。
CEOのギデオンはエリオットを信じ、プライベートジェットでダラスにあるサーバーまで共に向かう。
サーバーは再起動中だったが、「再起動は中止です。ひとつ見落としたサーバーがある」とエリオット。
エリオットはわずかな時間でそのサーバー処理した。
(高度なサイバー攻撃を仕掛けてきた相手なら、何か残してる。無意味な攻撃はしない)エリオットは犯人の痕跡を捜し、感染したサーバーから、「f・ソサエティ」の名前を見つけた。
その瞬間、サイバー上でf・ソサエティから、「このまま放置しろ」とメッセージを受け取ったエリオット。
(ナゼ俺に頼んでる?)疑問を感じつつ、コンピューターをシャットダウンしようするが、エリオットはナゼかそうできない。エリオットは、自分だけがアクセスできるコードを打ち込んだ。
帰路でギデオンは、「ウチの売上の8割はEコープだ。契約解除されたら終わりだ」と嘆く。エリオットはギデオンに、「犯人は必ず見つけます」と言う。
エリオットに接触してきたのは・・・
ミスター・ロボット
サイバー攻撃を処理した後、帰宅するため早朝の地下鉄に乗っていたエリオットの目の前に、小汚い男が座り、「ここで降りるぞ。消去してないなら一緒についてこい」と言う。
突然のことに驚くエリオットだったが、それが、さっきのサイバー攻撃を意味していると気づいたエリオットは男について地下鉄を降りてしまう。
男は、ブルックリンのコニーアイランドへ行くが、着くまでは何も話せないと言う。
ゲームセンター跡地
連れて行かれたのはゲームセンター跡だった。
そこには、IT系コンピューター数台と、数人がいた。
「サイバー集団なら、会う必要などない」エリオットは男に言うが、男は、会わないと裏切られると持論を展開し、「活動はこの場所のみ。メンバー間の連絡なし。合格したらメンバー入り」と言う。
「それじゃ昨日の攻撃は、俺へのテストか?プロジェクトって何だ?」と聞くエリオットにミスター・ロボットは、「今日はここを見るだけだ」と話しを終わらせた。
何者なのか?
帰宅したエリオットは、「f・ソサエティ」について、ありとあらゆる形でネット検索するが、全く情報がなかった。分かったことはただひとつ。あの場所は以前、「ファン・ソサエティ」と言う名のゲームセンターだったと言うことだけ。
エリオットは、IPアドレスは掴んでいるから、それで警察に突き出せると考える。
しかし、ミスター・ロボットの狙いを知りたいエリオットは、翌日コニーアイランドへ行く。
ミスター・ロボットはエリオットを観覧車に乗せ、「お前が今日、ここに来たのは、世界がおかしいことを感じてるからだ。俺たちで仮想現実を止めるんだ。潰れるなんてあり得ないコングロマリットを1つ倒産させる」と言い出す。「世界を混乱させる気か?お断りだ」とエリオット。
「だがそのコングロマリットが、世界の消費者信用産業の7割を握ってる。データセンターを攻撃してバックアップを含むサーバーを初期化すれば借金はすべてチャラだ。歴史に残る大事件になる」とミスター・ロボット。
「Eコープを狙うために俺を選んだんだな」と言うエリオットにミスター・ロボットは、「明日、FBIとサイバー軍がこぞってお前の会社に集まる。お前はDATファイルを書き換え、コルビーのIPアドレスを書き足すんだ。それが世界市場最大の革命をスタートさせることになる」と言うのだった。
エリオットの決断と変化
エリオットはミスター・ロボットの提案に乗るか、乗らないかを迷った末、”f・ソサエティ”の情報をEコープに報告することに決める。
翌朝、FBI、ギデオン、担当のアンジェラそしてエリオットも立ち合い、状況報告が始まる。
EコープCEOコルビーは、手強いサイバーテロを止めたエリオットを「お手柄だ」と褒め、担当のアンジェラの説明にイチイチ文句をつけ、挙げ句にアンジェラを会議から排除した。
その高圧的で横柄なコルビーを見てエリオットの気持ちは変わる。
用意していた封書をカバンに戻し、「ルートキットに埋め込まれた中にIPアドレスを見つけた。解読すれば犯人も分かるはずです」と別の封書を渡した。(タイレル・ウェリックはエリオットの不審な動きに気づく)
19日経ったー。
しかし逮捕も革命も起きず、FBIにもコルビーにも動きはない。
それどころかコニーアイランドの ”f・ソサエティ”も消えた。
ハッカーの正義
精神科医クリスタの交際相手マイケル・ハンセンをハッキングしたエリオットは、ハンセンがいくつもの偽名を使っていることを知る。
エリオットはマイケル・ハンセンの前に現れ、ハッキングで得た情報(妻子がいるのに7人の浮気相手がいて、売春婦も買ってる)を示し、クリスタにすべてを話し、別れなければおまえの妻と未成年わいせつ罪で警察に通告すると言う。
エリオットはクリスタに事実を伝える約束と、ワンコ(フリッパー)を手に入れた。
動き出した正義
会議以来エリオットを避けているアンジェラ。
ちゃんと話しをしようと言うエリオットにアンジェラは、「屈辱だった。庇ったんだろうけど、二度と助けないで」と言う。エリオットは、「分かった」と言い、アンジェラを抱きしめた。
その時、コルビー逮捕のニュースが流れる。
3週間、何の動きもなかった「f・ソサエティ」が動き出したのだ
「始まった、始まった。ほんとうに始まったんだ」エリオットは興奮する。
その時、スーツの男たちに囲まれたエリオット。
男らは紳士的に、でも有無を言わさない状況でエリオットをクルマに乗せ、ある高層ビルの一室へと連れて行く。
大勢のスーツの男たちがざわめく部屋の中心にいるのはタイレル・ウェリック。
「やぁ、エリオット」とタイレルは声をかけた。
感想
エリオットはスーツの2組に尾行されているようでしたが、あれは妄想?それも現実で、タイレルの差し金でしょうか?
見終わって、この記事書くのに見直してわかったんですけど、冒頭からミスター・ロボットはエリオットに接触してるんですよね
IT専門用語が私の脳をややパニックにはさせますが、次を見たくさせる力はあります。
1話目の途中でイヤになるドラマもあるし、続きを見ようと思えないドラマもそこそこある中、そこはクリアしてるけど・・どうだろ?この先・・・と言う不安はややあり(笑)
ラミ・マレックの雰囲気が、NYの大都会の中で孤独に生きる(過去、恵まれなかったっぽい)青年エリオットとバッチリ合致してて、それは凄いなと思います。
ラミだからこそのエリオットって感じですね。
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