MR.ROBOT/ミスター・ロボット 2 #12 パイソン 後編(最終話)

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海外ドラマMR.ROBOT/ミスター・ロボット

シーズン2の最終話です

ん~・・・・
頭がまぁまぁパニックな私。
めげずに見ます(笑)

「MR.ROBOT/ ミスター・ロボット」はここから視聴できます

主なキャスト

会社名 キャスト名 ■死亡
  エリオット・オルダーソン セキュリティ・エンジニア
天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている
亡くなった父ミスター・ロボットが幻覚で見え、会話し、コントロールされている
FBI捜査官 サンティアゴ ドミニクの上司
  ドミニク・ディピエッロ f・ソサエティ関与のサイバーテロ事件担当
Evil(悪魔)コープ
(世界最大のコングロマリット
フィリップ・プライス

CEO(最高経営責任者)

  アンジェラ・モス

元オールセーフ社社員
現EコープPRマネージャー

ダーク・アーミー   中国系ハッカー集団
首謀者はホワイトローズ
  ホワイトローズ
(チャン国家安全部長)
ダークアーミーの首謀者
  シスコ ダークアーミーの一員
ダーリーンの元カレ
f・ソサエティ ダーリーン エリオットの妹
ダークアーミーとコンタクトを取れる
  モブリー
■ロメロ
トレントン

 

#12 パイソン 後編 pyth0n-pt2.p7z あらすじ

突然現れたタイレルに連れて行かれた場所は、”アジト”だった。
計画は第2段階の準備が整ったとハイテンションで言うタイレル。しかしエリオットには、まったく記憶がない。

 

まとめ

リアルと幻想の狭間 ①

アジト

タイレルがエリオットを連れて来たのは古いビルだった。
ビルのエレベーター前には、警備員らしき人物が。

(ダークアーミーが背後にいるのか?何をしてるんだ?)
エリオットはこれが現実なのか?と疑いを持ち始めていたー。

「ここはダークアーミーが手配したのか?」と聞くエリオットにタイレルは、「彼らはパートナーなんだ。当然だろ。ボクらは隠れる場所が必要だった」と言う。
「隠れる?世界一のお尋ね者のクセにウロウロしてるじゃないか」とエリオットは指摘するが、タイレルは怪訝な顔をし、「ほんとうに忘れてしまってるみたいだな。十分に話し合っただろ。エリオット、聞かせてくれ、キミは本当にやれるのか?リスクを冒してここまで連れて来たのにその状態では不安だ」と言う。
それには答えずエリオットは、ジョアンナがキミを探していたと言うが、「これが俺の役目だ」とタイレル。

記憶がない

最近電力供給が不安定になっているアメリカ。
アジトには、無停電電源装置まであった。
タイレルはパソコンでエリオットに成果を見せ、「どうだ?」とご満悦な様子。

(これは何の計画だ?ミスター・ロボット、タイレル、ダークアーミー、ホワイトローズが共謀してる。最悪なのは皆が俺をこの計画のリーダーだと考えてることだ。なのに俺は何もわからない・・・)

エリオットの動揺など気づかないタイレルは、「実行の時が来た」と意気込む。

建物の設計図、無停電電源装置の制御ファームウエアであることは分かったが、それ以上何もわからないエリオット。
(どう動くべきなんだ。タイレルに聞くべきか・・)エリオットは迷うが、そもそもカレは何者なんだ?と疑問を持ち始める。
(エリオット自身が銃殺したとミスター・ロボットから聞かされたから)

窓から様子を見ていたタイレルは、「こっちに来て見て見ろ」と言い出す。
Eコープのトラックが数台停まり、何やら向かいの大きなビルに運び込んでいる。
「あの建物に確実に記録書類が集まってる。71施設中、17は終わってる。来月中には全施設のものが届く」とタイレル。
エリオットはそれが、(データベース再構築のため)と気づく。

「マルウェアを実行したら・・・」と話すタイレル。
「マルウェア?何のことだ?」エリオットは驚き、聞くが、タイレルは、「キミの秀逸な計画のことだろ。ハッキングで・・・」と話し始めた時-・・・・すべてを思い出したエリオット。

すべての記録書類がビルに集まったあと、エリオットはそれらをビルごと爆破する計画だったのだ。
悪魔コープをハッキングし、バックドアへのアクセスを植えた(フェムトセル利用)。

 

ジョアンナ

ケータイの発信地

彼女が訪ねた先は、スコット・ノールズの家。
ケータイの発信地はスコットの自宅だったのだ。

ケータイや赤ちゃんの玩具、胎児のエコー写真を送って来たのも、電話をかけてきていたのもすべてスコットだったのだ。
ジョアンナは、「権力者のあなたが、リスクを冒してまで私を苦しめる理由を聞かせて」と言う。

酒を浴びるように飲みながらスコットは、CTO就任が決まった日。妻シャノンから妊娠を告げられた。
人生最高の日になるハズだったのに・・と言い、「希望を持たせてから踏みにじることで同じ思いをさせたかったんだ。悪かった」と涙する。

ジョアンナは憐れみの表情でスコットに近づく。
スコットが、自分の気持ちを理解してもらえたのか・・・と思った瞬間、表情を変えたジョアンナは、「情けない、この役立たず。地獄に落ちろ。あんたの妻は妊婦のクセに私の夫とヤろうとした女よ。死んで良かったのよ、赤ん坊もね。浮気されるハズね、こんな弱い父親はお断りだわ」と罵倒する。怒りMAXになったスコットは我を忘れてジョアンナに殴りかかり、ボコボコにしてしまう。

ジョアンナの復讐

恋人デレクの元へ行ったジョアンナ。
当然のことながら、デレクはスコットに怒り心頭する。
そして、「キミのためなら何でもやる。やって欲しいことがあったら言ってくれ」と。
「もし本当に言ってくれてるなら、できることはひとつだけ」ジョアンはそう言うと、CTO就任パーティーの日、スコットを目撃し、(シャノンを殺したのはスコットと)証言しなおして欲しいと言う。
「虚偽証言は無理だ」と言うデレクに、「復讐してくれるんでしょ?私たちの復讐はそれよ。お願い」と。

FBI

ダイナー襲撃事件でダーリーンはケガなく助かったが、シスコは即死した

尋問

サンティアゴとドミニクから尋問を受けるダーリーンは、何を聞かれても、「黙秘権を行使する」と言う。

ドミニクは、ヴィンセントは命に別状はないが、議事堂の件で刑務所行きだと言い、「逮捕された仲間が、あなたをリーダーだと言ってる」と言うが、「私にリーダーなんてムリ」とダーリーン。
ドミニクは、「議事堂の件はどうでもいい。でもあなたの話しには”穴”がある。それを一緒にを埋めたい」と言うが、「魂胆はわかってる。共感を見せてつけ込む気でしょうけど、私からは何も引き出せない」とダーリーン。

ドミニクは、「これはシスコの部屋で見つけた」とビデオデッキやマスクなどを並べる。
それは、ダーリーンのカバンの中身だった。
「指紋、DNAは分析中。f・ソサエティの声明ビデオに使われたかどうかはすぐに分かる。あなたのDNAが検出されるかも知れないわね」とドミニク。
それでもダーリーンは、惚ける。

「ならこれでどう?」
そう言ってドミニクが見せたのは薬莢だった。
「ザンダー・ジョーンズと肉体関係があったみたいね。カレの銃が盗まれた。そして面白いことに、コニーアイランドのゲーセンで、これを見つけたの。まだ話す気にならない?」と追い詰めていく。

勝負に出るドミニク

「あの娘を攻略すればトップに行き着く。秘密作戦だったけど、試す価値がある」
ドミニクはサンティアゴに秘密作戦を実行したいと申し出る。
サンティアゴは、「ダメだ、3ヶ月も練った計画だ」と許可しないが、ドミニクは、「手がかりは潰され、参考人を3人も失った。私、彼女が分かる。同類だから。私任せて欲しい。やるなら今よ」と主張し、許可を得る。

ドミニクはダーリーンに、「この事件のために6332人動員されてる。これ以上の難事件はもうないと思う。ここまで突き止められたのは私に人生がないから。他に考えることがないの。最終報告書がどんなものであれ、私たちふたりは歴史的大事件の当事者になるわ。その気があるなら見せたいものがある。ついて来て」と促す。

ダーリーンはドミニクに連れられ、ある部屋へ入る。
「リスクの高い作戦だったけど、チャンスは1度だから。手当たり次第逮捕してたら中心に辿り着かない。こういう重大な事件では、本人に悟られたら終わりよ。だから手出しをせず待ってた。”パイソン戦法”。絶好のチャンスを伏せて待つの」

ドミニクの説明を聞きながらも顔は凍って行くダーリーン。
「ロメロの死で動揺したのよね、ダークアーミーを疑ったんじゃない?あれは事故だった。ダークアーミーとは関係ない」

ダーリーンは見せられたもの、それは5/9サイバー攻撃に関与している人物の相関図だった。

モーブリーが失踪してること、ダーリーンとエリオットが兄妹であること、そして、この事件の中心にいるのは、兄エリオットとタイレル・ウェリックになっていた。
彼らはかなり前からFBIに抱囲されていたのだった。
「何なの?これ」とダーリーン。

 

リアルと幻覚の狭間 ②

ミスター・ロボットと対峙するエリオット

計画を思い出したエリオットは、

・ナゼこんな計画をしているのか
・自分が銃殺したハズのタイレルが生きてる事実
・ホワイトローズを使って釈放させた理由

などをミスター・ロボットに問い詰めるが、「俺とお前は同じなんだ。俺を責めるのは自分を責めることになる」とミスター・ロボット。
まさに、エリオットは自問自答しているのだ。

ミスター・ロボットは、「計画を最後までやりきることが約束だ。徹底的にやならきゃ攻撃を仕掛けた意味がない」と言う。
それでもエリオットは、納得できない。

タイレルとの対峙するエリオット

エリオットが自問自答している間、タイレルは作業を続けていた。
「キミが言ったとおりファームウエアのハッキングをしてる」と言うタイレルに、「俺は何も知らない。ハッキングは中止だ。やれば大勢が死ぬ。マルウェアを削除してバックドアも閉じる」と言って作業を始め出す。
「何を言ってるんだ?ここまでの努力が水の泡だぞ。キミの計画なんだぞ?」
タイレルとミスター・ロボットはエリオットを止めようとするが、「俺はこんなことは望んでいない」とエリオット。

もうタイレルはワケが分からなかった。
銃を持ち出したタイレルは、涙を流しながら、「どうしたんだ。一緒に神になる運命を壊そうなんて。ワケがわからない」とエリオットに銃を向ける。

エリオットは驚くが、

ミスター・ロボットは、「おとなしくコイツに従うんだ」

と言うが、その言葉にエリオットは、ミスター・ロボットとタイレルは同じ、つまり幻覚なのでは?と思い始める。

「コンピューターから離れろ!」と銃を向けて言うタイレルにエリオットは、「断る。銃は持ってない。そもそもキミは存在しない。キミは撃たない、イヤ、撃てない。存在しないんだから。ここにいるのは俺だけだ。コントロールを取りもどす。真のコントロールを・・・」とその瞬間、タイレルはエリオットを撃ってしまう。
(信じられない)と言う表情を浮かべ、涙を流して倒れるエリオット。

エリオットを撃ってしまったタイレルは、「誰にも邪魔させるなってこの銃を渡された意味がわかった。望みどおりにした」と言う。

ミスター・ロボットも、「これがお前の知りたかった”徹底的”はこれだよ。誰にも邪魔はさせない。俺たちでも」と言う
繋がり

かかってきた電話に出たアンジェラ。
相手は無言だ。
だがアンジェラは、「アンジェラよ。タイレル聞こえる?話しは聞いてる。安全な回線だから大丈夫よ。エリオットと一緒?」と話す。
その言葉に、「あぁ」とタイレル。
「すぐに行くから目覚めるまで私以外は近づけないで」と言うアンジェラにタイレルはOKと言うが、かなり動揺しているようだ。
「あなたは悪くない」と言うアンジェラに、「カレを愛してるんだ」と涙声のタイレル。
アンジェラは、「私もよ」と言う。

 

感想

ふむ・・・。
タイレルは実在している(エリオットの幻覚じゃない)ことは確定ですよね。
生きてたのに、ナゼミスター・ロボットは、エリオットが銃殺したって言ったんだろう??
でも、エリオットの幻覚の数が増えるバージョンでなくて良かった
これ以上増えたらフクザツ過ぎる~(笑)

FBIを舐めちゃダメですね。
全容がわからないフリしつつ、ほぼ完璧に近く全容を把握してたんですね~。
あっぱれです。
そして、ほんとうの悪。悪の中心、トップを検挙するために、動かされてる雑魚には目を瞑って好きなように行動させてたってワケですか・・・。

最後のアンジェラの対応を見ていたら、完全にダークアーミー側の人間になったのか???
エリオットは死なないと思うのだけど。
第2段階、どうなるんですかね

 

コメント

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