MR.ROBOT/ミスター・ロボット 2 #9 イニット5

シーズン２の冒頭から理解できなかったところが明らかに。

主なキャスト

#9 イニット５　init_5.fve　あらすじ

実は、エリオットは刑務所に収監されていたのだった。
早期釈放されたエリオットを迎えに来たのはダーリーン。
ダーリーンは、トレントンとモーブリーが失踪したこと、計画は第二段階が始まったとダークアーミーが話していると伝えると、ふたりに何があったかを調べ、第２段階についても聞く必要があると言って、ダークアーミーとの連絡役シュンに会いたいと言い出すエリオット。
一方危機管理部門マネージャーとなったアンジェラは、上司グリーンのパスワードを盗み出し、フリント水質汚染訴訟に関する資料を盗み出し・・・。

まとめ

過去

真実

実はエリオットは自宅で逮捕されていた。
容疑は、【コンピューター不正使用及び銃窃盗】。

エリオットは罪状認否ですべての罪を認めたため、【ハッキング、不正アクセス及び第４級重窃盗罪（フリッパーを奪った罪）】で18ヶ月の禁固刑が言い渡され、刑務所に収監される。

ローンスターは刑務官、所長はレイ、そして友だちのレオンは刑務所で出会ったのだった。

レオンから、「ルーティンを決めろ。朝、おしゃべりして、昼からバスケを見る。教会には自助グループもあるし、欲しいものがあったら何でも手に入れてやる」と刑務所生活をレクチャーされたエリオットは、それを守って刑務所生活を送る。

（現在）

釈放

そしてエリオットは86日間で早期釈放となった。
ダーリーンはエリオットを迎えた。

「ダークアーミーとの仲介者（シスコ）のチャットを見たら、”フェムトセルを使って第２段階を始める”と書いてた。トレントンとモーブリーとは音信不通。トレントンの親は捜索願を出した。ダークアーミーが証拠隠滅を始めたのかも」と言うダーリーンにエリオットは、「証拠隠滅を考えてるなら俺を釈放しない。仲介者に会わせろ」と言う。

ダークアーミーとの接触

エリオット、シスコ、ダーリーン

シスコはダークアーミーとのチャットの内容や、ダーリーンの写真送付も、良かれと思ってやったことで、ダーリーンを窮地に立たせるためではないと説明するが、納得できないダーリーン。

エリオットは、「モーブリーとトレントンを捜そう。何があったのか調べないと。ダークアーミーの上層部との連絡係シュンをハッキングする」と言い出す。
「絡んでると知られたら俺は終わりだ」シスコはそう言いながらもシュンの電話番号を渡す。

ダークアーミー、シュンのハッキング

（ｆ・ソサエティにとって、5/9サイバー攻撃の目的は、世界を変えるためだったが、ダークアーミーの本当の目的はわからないまま）
改めて気づいたエリオットは、ポンフォンを使ってシュンをハッキングする。

そして、「シュンに会わせてくれ。第２段階について直接聞きたい。仮に何も聞き出せなくても、そのことを上に報告するだろ？今はそれで十分だ」と言い出す。
当然シスコは、「限度を知らないのか？何の躊躇もなく人を殺すヤツらだぞ？」と反対するが、エリオットは、「ミスター・ロボットが会う、つまり俺だ。任せろ」と言う。

シュンと対面

シュンに会うためシスコと共に地下鉄で移動するエリオット。

シュンと会ったエリオットは、「ホワイトローズに、俺が第２段階について聞きたがってると伝えろ」と言うがシュンは一言も発さず、去る。

ダーリーン

エリオットとシスコが戻って来た。
ダーリーンはシスコに、スーザンの家に”ｆ・ソサエティの声明録画ビデオ”を忘れて来ていると言う。
シスコは、「あれから１ヶ月だぞ？全部回収して消去しただろ？」と言うが、「ビデオには私の顔が映ってるの」とダーリーン。
仕方なくシスコが向かうことに。

疲れたからアパートへ帰ると言うエリオットにダーリーンは、「監視されているし、盗聴もされてる。気をつけて」と言い、エリオットはアパートへ向かう。

シュンのハッキングを続けていたダーリーンは、シュンがホワイトローズとの会話を盗聴する。
「エリオットに会いました。第２段階とは何かと聞かれた」とシュン。
ホワイトローズは、「妙だな、ヤツの提案なのに。仲間のことは聞いて来たか？待て。ケータイを渡せ、ヤツは天才だ」
音声はそこで切れたー。
その内容に衝撃を受けるダーリーン。

その時、ドアを叩く音が。
ドアを開けたダーリーンは・・・

シスコ

スーザンの家に侵入し、ビデオテープを見つけたシスコ。
しかし家の中には、誰かがいて、ソファーに何かがあった様子ー。

ダークアーミー、ホワイトローズ（チャン国家安全部長）

墓場で

ホワイトローズは、”レスター・ムーア”の墓の前にいた。

「レスターは飛行機事故で死んだのではなく、正確には墜落事故よ。私の計画を中止しようとしたからココへ入ることになった。また、同じことをすべき時が来そう」
そう言いながら、墓石にオシッコをかけるホワイトローズ。

チャン国家安全部長とCEOプライス

チャンの姿はアメリカにあった。

「あなたのペット化計画は予想以上の成果を上げた。彼女には驚いている。最終的には正しい選択をしてくれた」とチャンは言うが、「だが、せっかくの働きもすべてムダだ。中国での銃撃戦のせいで、救済措置法案が否決され、”ワシントン・タウンシップ”の施設が政府に接収される。今、必要なのは大量の現金。中国政府がEコープに資金援助を申し出れば、キミの施設を手放さずに済むし、私と大統領との交渉もやりやすくなる」と言う。
チャンは、「政府に掛け合うが、あそこを危険にさらせば・・・」と言いかけた時、プライスは言葉を重ね、「残るシナリオは、第三次世界大戦しかない。私にはカネがすべてだ。秩序なんて防御にならん。私は自分の勝利よりキミの敗北がみたい」そう言って立ち去る。

アンジェラ

情報を盗み出す

どうしても”ワシントン・タウンシップ”の情報を得たいアンジェラは、社員の目を盗み、担当者モニカのPCからジョセフ・グリーンのパスワードを入手、ログインして関係ファイルをUSBにコピーする。

原子力規制委員会

アンジェラはニュージャージー州にある原子力規制委員会へファイルとUSBを持ち込む。
担当のジェフは、「これは重大だ。汚染レベルは今でも基準値を超えてる。国民の健康と安全に対する重大な脅威だ。キミの匿名性は法で守られる。まずは弁護士をつけた方が良いと」と言うがアンジェラは、迅速に進めて欲しいと言う。
ジェフは、副局長に見せてくると部屋を出る。

長く待たされたあと、フェルプス副局長がやって来て、別室で話しを聞きたいと移動する。
移動中、アンジェラがニューヨークから来たことや、Eコープの社員であることなど話していない情報を知っていることに恐怖を感じたアンジェラは、資料とUSBを置いたまま、帰る。

アパートで

ドミニクは、「ギリシャ料理を持って来た」と突然やって来て、「ステキな部屋へ、手厚い待遇ね」とズカズカと部屋に入る。
アンジェラは、「彼らの指示ね？帰って」と言うがドミニクは、「オリバー・パーカーからCD-ROMのことを聞いた。彼はすぐに教えてくれたわ。２ヶ月前のことよ。それから、あなたをずっと監視してる。原子力規制委員会へのお出かけも知ってるわ。あなたが何かに怯えているのは明らか。まだ、ただの点だけど、いずれ誰かがあなたに辿り着く。本音を言うわ。次は監房に放り込む人間が来る。あなたの手札は私だけ。もがかず、身を任せたら生き延びられる」そう言って名刺を置いて帰って行く

ジョアンナの接触

エリオットは、アパートの前にタイレルのクルマが停まっているのを見て驚く。
窓から顔を出したのは、ジョアンナ。
「ハロー、オリー」と。

感想

ようやくハッキリしましたが、シーズン２の１話～８話まで、エリオットは刑務所にいたワケですね。
所長レイと刑務官ローンスターの犯罪については、エリオットの妄想なのかな？

そして、益々エリオットはミスター・ロボットに支配されている、イヤ、ヘルプしてもらってる状態になってますね。
エリオットは統合失調症なんでしょうね、きっと。
天才に多い病だし。

シスコがスーザンの家で見たもの？あったものは何？
シスコの家をノックし、開けたダーリーンが見たものは何？
ジョアンナがエリオットを待っていた理由は何？
そして、プライスとチャンの会話から、ワシントン・タウンシップは、中国の、イヤ、チャンの持ち物なのかな？と。
このあたりが今後わかるのかな？と思います。
しかしアンジェラはかなり追い詰められてるー。