MR.ROBOT/ミスター・ロボット 1 #2   1かゼロか

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海外ドラマMR.ROBOT/ミスター・ロボット

1エピソードに散りばめられた内容量がかなり多いドラマですね
流し見をしたら、頭に残らない感じがする。

 

ミスター・ロボットはココから視聴できます

主なキャスト

会社名 キャスト名  
オールセーフ
(サイバー・セキュリティ会社)
エリオット・オルダーソン セキュリティ・エンジニア
天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている
  アンジェラ・モス エリオットの幼なじみ
  オリー・パーカー アンジェラの恋人
  ギデオン・ゴダード

CEO(最高経営責任者)

Evil(悪魔)コープ
(世界最大のコングロマリット
テリー・コルビー CTO(最高技術責任者)
  タイレル・ウェリック 技術担当上級副社長
f・ソサエティ ミスター・ロボット

リーダー
エリオットの接近してきた

 

ダーリーン
モブリー
ロメロ
トレントン

f・ソサエティのメンバー
エリオットの交友関係 シェイラ・ニコ 麻薬売人、隣人
ダーク・アーミー   中国系ハッカー集団
  クリスタ・ゴードン 精神科医
エリオットは定期的にセラピーを受けている

#2 1かゼロか ones-and-zer0es.mpeg  あらすじ

Evil(悪魔)コープのCTOコルビーが逮捕され、エリオットは ”f・ソサエティ”が動き出したことに興奮を覚える。が、エリオットは街でスーツの2人組に有無を言わさぬ形でクルマに乗せられ、ある高層ビルの一室に連れて行かれる。そこに居たのは、Eコープ技術担当上級副社長のタイレル・ウェリック。
タイレルはエリオットにある大きなオファーをするが・・・

 

まとめ

連れて行かれた場所は・・・

エリオットが通された部屋には10人を超えるスーツの男たち。その中に座っていたのは、タイレル・ウェリックだった。

「やぁ、エリオット」とタイレルの呼びかけをキッカケにして全員が着席する。
状況を理解出来ないエリオットにタイレルは、突然の無礼な行為を許してくれと言いながら、「キミに提案がある。Evilコープで働かないか?サイバー・セキュリティ部門を任せたい。公然と引き抜きはできないが、キミの意思で来れば、5年で億万長者になれる。どうかな?」とオファーする。

「少し考えてもいいですか?」

エリオットが言うと、タイレルは助言しようとした男たち(弁護士ら)を部屋から退出させ、エリオットとふたりだけの状況にした。

「私は近々CTOに任命される。ハッカーに感謝したいぐらいだ。この四半期が終わるまでにネットワークを改革し、セキュリティーを固める。すべて社内化し、外部の委託業者の契約は切る。だから、オールセーフ社は立ちゆかなくなるだろう。どうだ?返事は?」と促すタイレルにエリオットは、「今の場所で満足してる」と答えたー。

自宅までクルマで送られるエリオット。
スーツの男は、「気が変われば連絡を」とカードを渡すが、「見張ってるぞ」と言うのも忘れなかった。

 

監視されている

自宅に戻ったエリオットは、モルヒネを吸引し、早速、「タイレル・ウェリック」のハッキングをはじめるが、想像以上に簡単にハッキングできてしまい、フッと気づく・・・
(俺がハッキングすると予測してたのか?)と。

その瞬間、エリオットはパソコンを電源から抜き、スマホなどSIMカードは電子レンジで焼き、HDDはドリルで穴をあけ・・・すべての機器のデータを消去。
モルヒネを再び吸引してしまう(30ミリ超えていると思いながら)

 

事実

コルビーは逮捕されたが、ミスター・ロボットからの接触はないままの状況に、(俺は無意味にひとりの人間を破滅させたのかも知れない)と後悔を感じ始めたエリオットは、日常生活にもモルヒネが必要な状況になりつつあったー。

職場でギデオンに呼ばれたエリオットは、昇給を伝えられるが、「ナゼDATファイルのことを黙ってた?何か見つけていたなら会議の前に報告できただろ?」と問われる。
エリオットは、「確信がなかった」と言うが、「キミが根拠なく特定するワケがない。が、今後は、今まで以上に警戒してくれ。”f・ソサエティ”は危険だ」とギデオン。

(なぜギデオンが、”f・ソサエティ”を知ってるんだ?)

驚くエリオットにギデオンは、「キミが知らないなんて。”f・ソサエティ”は、サイバー攻撃の際、膨大なデータを盗んだらしい。コルビーを解放しないとそれを流出させると今朝、ビデオ声明が出たぞ」と言って動画を見せる。

 

ビデオ声明

Edevlコープ、我々は貴様らの行為を監視した結果、死ぬべきだと判断した。我々は残虐な集団だ。妥協も許さず容赦もない。だが慈悲の心もある。先日の攻撃は最終警告だ。要求に従えば許してやってもいい。

1,我らの指導者コルビーを牢獄から解放せよ
2,借金地獄から世界の人々を解放せよ
3,組織を解体し、全資産を慈善事業に寄付せよ

交渉はしない。要求を飲まなければ、待つのは死だ。警告だ。

接触

(こんなの聞いてない。データ流出も、コルビーの解放も。”f・ソサエティ”を断たないとマズイ・・)
焦るエリオットが自宅に帰ると、何者かがシャワーを使っていた

ダーリーンだ。

理解のできない状況の中、エリオットは隣人のシェイラにフリッパー(犬)を預け、ダーリーンと出かける。
住所を知ってたことも、侵入方法もダーリーンは、のらりくらり自分の話で誤魔化し質問をスルーする。

ダーリーンと地下鉄に乗って、降りてホームを歩きながらエリオットは、(”f・ソサエティ”との関係を断たなきゃ。ギデオンに正直に話そう)と考えはじめていた時、突然、ダーリーンに、閉まりかけた地下鉄に押し込まれる。
驚くエリオットの目には、その様子に慌てる2人組のスーツの男が映った。

(ダーリーンは俺が尾行されてることに気づいてたのか?タイレルに気づかれたらどうなる?ヤバい、俺には殺されるか刑務所行きかの筋書きしかない)とエリオット。

しかし結局迷いながらも、コニーアイランドの例のゲームセンターに辿り着く。
扉を開けながらダーリーンはエリオットに、「特大のことをやろう」と言う。

エリオットは”f・ソサエティ”のメンバーから、見事だった、鮮やかだったと称賛の言葉と拍手で迎えられる。
そこにはミスター・ロボットもいた。
ミスター・ロボットはエリオットに、「次のステージに進む。オールバニの天然ガス工場を爆破するぞ」と言い出す。

”f・ソサエティ”の計画

【”オールバニの天然ガス工場”の爆破】
エリオットは”f・ソサエティの狙いが隣の”スティール・マウンテン”と見抜く。

 

スティール・マウンテン
大手企業がこぞって利用しているオフラインのデータ管理施設で、Evil(悪魔)コープも利用している

 

エリオットは、「相手は警戒してる。タイレル・ウェリックは気づいてる」と言うが、「ヤツも会社の犬に過ぎない。じきにデータが流出して大混乱になる。コルビーの解放で世間の目はヤツに向いてる」とミスター・ロボット。

天然ガス工場のPLCをハッキングしてガスの圧力を上げ、爆発させる】この計画をエリオットに任せると言う。
「従業員や近隣の住民も死ぬ」エリオットは言うが、「警報で知らせばいい。戦争に犠牲は付きものだ」とミスター・ロボット。

カレの計画は、
1,パイプラインを爆破
2,ダーリーンのワームが国内のデータセンターを攻撃
3,中国のデータセンターは、ダーク・アーミーが担当

「あり得ない。ダーク・アーミーが関与するワケがない」とエリオットは言うが、「受けるさ。そして最後が、”スティール・マウンテン”。ハッカーの壁だ。オフラインで保管されてるデータの破壊方法は、爆破だ」と言う。

「殺しはごめんだ」
エリオットは立ち去ろうとするが、「教えてくれ、お前は1かゼロどっちだ?Yes か Noか、やるかやらないか。人生にはグレイゾーンはあるが、結局どっちかだ。ここを出て行けば、やらない。その時は二度と戻るな。出て行けばもうこの計画とは無関係。ゼロになる。残って世界を変えるならYesだ。お前は1になる。これはおまえの問題だ。あの会社がお前の親父を殺し、親父も何も抵抗しなかった。それはゼロだったからだ。今のお前のようにな!」と言い放つ。
「Fuck you」エリオットはゲームセンターを出る。

「また消えるの?」と聞くダーリーンに、「人殺しはしない。俺は抜ける」とエリオット。
ダーリーンは去って行くエリオットの背中に、「無関係に戻れると思う?てを出さなくたって共犯だよ」と言うのだった。

 

シェイラ

(”f・ソサエティ”を通報すれば、俺も共犯になってしまう。クソッ)ジレンマに悩むエリオット。

 

売人フェルナンド・ベラ

シェイラの部屋にフリッパーを迎えに行ったエリオットは、ドアは開いていることを不審に思い、「シェイラ!」と名前を呼んで部屋に入るが、部屋には男が座っていた。

執拗にシェイラを誘っていた売人フェルナンド・ベラだった。
シェイラは風呂に入っていると言うが、様子を確認したいとエリオット。するとベラは、「ここに座れ。彼女は俺が世話した。すぐに出てくる。待ってろ」と高圧的に言う。
仕方なく座るエリオット。

もちろんエリオットはフェルナンドのこともハッキング済み。
クスリの売人でクソ野郎。銃と弾薬を用意しており、確証はないが、誰かを葬るつもりのようだった。
エリオットは通報することもできたが、売人がいなくなると、シェイラも困るし、エリオット自身も困るため、今は放置しているー。

エリオットの目の前でクスリをやりながら、色々話すベラの様子はおかしかった。
クスリを散々やったあと、フェルナンドは銃をチラつかせながら、「あいつは俺のオンナだ。一線を越えるな」と言って出て行った。

シェイラは風呂の中で眠っていたが、その顔には殴られた跡があった。

 

シェイラの選択

シェイラはフェルナンドにレイプされたが、「何も覚えてない」と言う。エリオットは、「縁を切れ。俺のは良いから他を探せ」と言い、警察に行こうと言うが、「ムリよ。ベラは分け前を多くくれるから儲かるの」とシェイラ。「またやられるぞ」と言うエリオットにシェイラは、「あんたは関わらないで。できることなんてない。選択肢なんてないの」と言うのだったー。

闇に葬る

(ミスター・ロボットが言うとおり、選択肢がすべてなのかも。ベラが消えればクスリは手に入らない。モルヒネが切れれば抑えてた苦痛が噴き出す。他の売人を捜すにも禁断症状用のクスリはない。クスリを断つか、ベラを残すか・・・)葛藤するエリオットだったが、答えは出ていた。
”レイプ”を許すことはできないと。

エリオットは警察に、匿名通報し、ベラら売人が逮捕された。

 

セラピーで

クリスタのセラピーを受けるエリオットは、「人生をコントロールできてない。人のためになると思ってある計画に乗ったが間違いだと気づいた。何をしても無意味だ。何もしない方がいいんだ。」と自暴自棄の様子を見せる。
クリスタは、「同じようなことを前にも話したわ。お父様の時よ。何があったの?目の下にクマ、怒鳴って苛ついてる。ひと月で以前のあなたに戻りつつある。話してくれないと助けられない」と言うが、エリオットは、「黙れ!」と言ってしまう。

 

結局・・・

エリオットは自らコニーアイランドへ行き、ミスター・ロボットと会う。
「爆破せずにデータを潰せる方法がある」と言うエリオットに、「お前は一度出て行ったんだ。出て行ったら無関係だと言ったハズだ」とミスター・ロボット。
それでも「いい作戦だ」と言うエリオットに、「戻してやるにしてもタダじゃムリだ。借りを返してもらう。父親のことを話せ」とミスター・ロボット。
エリオットは話しはじめるー。

 

エリオットの父親

エリオットにとって父親は親友同然だった。
Evileコープの腕利きエンジニアだった父親は、ある日、突然解雇される。
そしてある日、白血病だが誰にも、特にお袋には言うなと言われたと言う。しかし、病状は数ヶ月でドンドン進んだ。ひとりで抱えられなくなったエリオットは、母親に話してしまう。
それを知った父親は怒鳴り散らした。エリオットは抱きしめて謝ろうとしたが、父親はエリオットを思いきり押し返し、その弾みで窓から落下し、腕を骨折したエリオット。父親はそれ以降、口を利かず、無視し続けたと言う。

 

話しを聞き終えたミスター・ロボットは、「肉親を亡くした悲しみは分かる」とエリオットを慰めるが、「正しいと思わないか?突き落とした。お前がしたことは、それに値しないか?信頼を裏切った」と言ったと同時に、エリオットを柵から下へ突き落とした。
「契約とは神聖なものなんだ」ミスター・ロボットはそう言ってその場を立ち去る。

 

侵入成功

オリーは街角で、「俺を自主製作CDを聞いて、SNSに”いいね”してくれ!」とCDを配る男から、CD-ROMを受け取る。
「2曲目がお勧めだ」と言われ、パソコンに入れるが、音楽が再生されることはなかった。

CDを配っていた男は、自分のパソコンからオリーの部屋の中を見ていた。
【侵入成功】と誰かにメッセージを送る男(中国語)
オリーは、CD-ROMから、ウィルスを仕込まれたのだった。

 

感想

情報量がかなり多いドラマです

1話目から、スーツの男に見張られてると感じてたエリオットですが、その時からタイレルが見張りを指示してたんでしょうかね~?
その辺りが曖昧ですが、境界線が曖昧って言うのもこのドラマの魅力ですよね。

エリオットは自分が大切に思うものには、とことん優しいし献身的ですよね。
アンジェラやシェイラとか。
アホなオリー(IT企業に働いてる割に知識はふつーでアホ)のPCに入り込んだウィルスに、ウェブカメラを乗っ取られましたけど・・・狙われたのはオリー?アンジェラ?それとも、オールセーフ社を通してEvileコープが狙いなのかな?
中国ハッカーのようですね。

無意味にひとを殺したくないエリオットが考えた作戦ってどんなでしょう?
エリオットは”f・ソサエティ”の仲間入りをするんでしょうか・・?

 

 

 

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