シーズン1の最終話では、尚州に地鳴りがするほどの化け物が襲ってきたと思われたところで終了~。
イヤイヤ、イヤイヤ、これはない
と言う苛立ちさえも消してくれる、最高に面白いエピソード1
エピソード2は、チョ・ハクチュと対峙する世子
エピソード3は、民を守ろうとする世子、そして持ち去られたものを追いかけることに
![](https://nagidrama.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/04/kingdom_korean-1-e1619515850767.jpg)
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用語
エピソード1
相関図
まとめ
朝鮮軍は倭国軍に攻め入られ苦戦を強いられていた。何があっても慶尚、尚州を死守しなければならない状況下、チョ・ハクチュはイ・スンヒ医員から、死んだ者が”生死草”で生き返ると人間を貪る化け物に変わる(ただし、亡くなってすぐの死者のみ)と聞く。
死闘
日が昇った。
夜に供えて陣地の撤収をはじめた時、地鳴りと呻き声が近づき・・想像を絶する化け物が全速力で襲撃して来た。化け物は、数、威力共に凄まじく、大砲を使っても退治できず、防壁陣地を捨て逃げるしかなくなる。
化け物はとうとう尚州邑城門前まで到達してしまった。
城門を開けることも出来ず、縄ハシゴで城壁を登ろうとしていた者たちは化け物の餌食に・・。
安炫(アンヒョン)の案で古い水路から城内へ戻る道を選んだ世子たち。
しかし追いかけてくる化け物。
結局、化け物に噛まれた安炫(アンヒョン)の側近が身を挺し、世子たちは城内に戻ることができた。
疑心暗鬼
安炫(アンヒョン)の部下は、「症状が変化してる。人を食らうだけで伝染したり昼に暴れることはなかった。チョ大監は何かを隠してる。3年前の行いに対して天罰が下った」と後悔するかのような発言をする。
それを聞いた安炫(アンヒョン)は、「私は後悔はしていない。我々は3年前、慶尚と尚州を救った。あの時に戻ってもまた同じことをする」と言い切る。
それを聞いていたムヨンは、「安炫(アンヒョン)大監はこの疫病について詳しく知ってる。チョ大監も関わっているらしい。信用できない。逃げましょう」と勧めるが、「内禁衛(ネグミ)は私の動きを把握してる。お前のせいではないのか?その上、師匠と私の仲を裂くのか」とムヨンを疑う世子。
ムヨンは身重の妻を都に置いてまで同行している私を疑うのですか?と反論する。
尚州邑城は化け物に包囲され、四六時中呻き声が聞こえる。
そして城内の食料も底を尽きかけていた。
このままでは、餓死するか、化け物に食われるかしか道はないー。
世子はチョ・ハクチュを断罪し、飢えと疫病から民を救い、新しい世を築くと決意。中央軍がいる聞慶(ムンギョン)城郭へ向かうと言う。
安炫(アンヒョン)は先鋭部隊を結成、ムヨン、ヨンシンを加え、水路から暗闇の中、出発する。
ソビとボムバル
日が昇ったのに化け物は動きを止めようとしない。
ソビは、化け物の活動は気温に関係するのだと気づく。
化け物に行く手を阻まれたソビとボムパルは、尚州邑城に戻ることを諦め、山越えで中央軍がいる聞慶(ムンギョン)峠へ向かうことに。
聞慶(ムンギョン)峠の城郭へ着いたボムパルはチョ大監に、庇護して欲しいと頼む。
チョ大監はボムパルと同行して来たソビがイ・スンヒ医員の弟子で、生死草について知識があると知ると、ソビを漢陽に連れて行くと言う。
チョ・ハクチュはソビの生死草の知識を利用するつもりらしい。
漢陽
漢陽の町は疫病のウワサで持ちきりだった。
そんな中、御営庁の大将はピョンバン大監に、出産直後の女性3体と赤子3体の遺体をチョ氏の別荘”ネソンジェ”近くで発見したと報告する。
感想
1話目、めっちゃ面白かった
●シーズン1 #4
●シーズン2 #1
この2つのエピソードは秀逸です~。
シーズン2に入っていきなり化け物との戦い。
そして次はチョ・ハクチュとの戦い?展開が早いっ。
漢陽での王妃の策略も同時に描かれるんでしょうね。
男児が生まれるまで、ネソンジェの悪夢は続くのかな
エピソード2
相関図
まとめ
聞慶(ムンギョン)峠、中央軍陣地
世子と先鋭部隊は聞慶峠中央軍陣地に侵入、安炫(アンヒョン)と兵士、ムヨン、ヨンシンは兵士を始末するが、「余りにも兵士が少なすぎる」とヨンシン。
その言葉に安炫(アンヒョン)は城郭に急ぐ・・・。
その頃、チョ・ハクチュと対峙するため城郭へ入った世子だったが、突然扉が閉まり閂(かんぬき:鍵)を掛けられてしまう。
閉じ込められた城郭にいたのは化け物となった父である王。
世子は王を、父を斬ることができない・・・
城郭に向かって駆け上がった安炫(アンヒョン)の前に立ちはだかったのはチョ・ハクチュ。
チョ・ハクチュは、王自らが世子を処断していると言い、安炫(アンヒョン)が罪を認めるなら命だけは助けると言う。
既にムヨン、ヨンシンらは大罪人ほう助の罪で捕縛されていた。
しかし安炫(アンヒョン)は、「貴様のせいで3年間地獄を味わった。二度と屈しない」と言うと、中央軍兵士らに向かい、「王は既に逝去されている。チョ・ハクチュが権力を守るために王を生き返らせ、人を食らう化け物に変えたのだ!王が亡くなった以上、国法に則り王位は世子が継承される」と言うと城郭に進み出した。
しかしチョ・ハクチュは、「安炫(アンヒョン)を撃て」と兵士に命じる。
当然躊躇する兵士。
チョ・ハクチュはひとりの兵士を斬り殺すと、「撃たねばお前も殺す」と鳥銃の兵士を脅す。
そして安炫(アンヒョン)は銃撃を受ける
それでも立ち上がり、閂(かんぬき)を開けた安炫(アンヒョン)が見たのは、王を斬首した世子だったー。
膝から崩れ落ち、「父上の首をハネました・・・」と呟く世子に安炫(アンヒョン)は、「世子様に非はございません。あなたはこの国の王なのです」と言うと這って近づき、世子の腕の中で息絶えた。
「王さま~」
チョ・ハクチュは絶叫すると、王の斬首を布で包み、それを掲げながら、「中央軍は王を殺めた大罪人とその一味を捕らえよ!」と命を下す。
王、逝去のあとで・・・
●ヨンシンたち
「敵はオレたちの襲撃を知ってた。内通者がいる」と安炫(アンヒョン)の兵士。
ヨンシンは明日、漢陽に搬送される時に脱獄し、チョを殺害しようと計画する。
●世子
ソビはケガの手当をするため、拘束中の世子の元へ行く。
そこで世子は地面に水で何やら伝言した。
真実を知らせるために
漢陽へ出発する時が来たー。
連行される隙をついて逃走したヨンシンと兵士たち。
ヨンシンは鳥銃でチョ・ハクチュを狙い、撃ち抜くー。
しかし弾はチョ・ハクチュの隣の側近を撃ち抜いてしまい、ヨンシンらは捕らわれてしまう。
その時、陣地から叫び声が・・・
化け物となった安炫(アンヒョン)が兵士らを襲い始め、チョ・ハクチュの左頬に噛みついたのだった。
漢陽
●ネソンジェの秘密
御営庁大将ミンがネソンジェ(チョ氏別荘)を内偵するとの情報を得た王妃は、すぐさま6台の輿を出発させる。
御輿とすれ違いにやって来た御営庁。
しかし予想に反し、何も怪しい点は見つからない。
その時ミン大将は、すれ違った御輿を思い出す。
追いかけさせた結果、3つ輿の中から女性の遺体と赤子の遺体が見つかった。
ミン大将から報告を受けたビョンバン大監。
その時、王逝去を知らせるラッパが漢陽に鳴り響いたー。
●王逝去の知らせ
チョ・ハクチュが聞慶峠から送った書簡は、「疾病を鎮めるために王は病を押して聞慶へ出向いた。疾病は食い止めたが王位を狙うチャン一味が王を斬首した」と記されていた。
大監らが国葬の準備を勧める中、ビョンバン大監は、「先に次期国王を決めるべき」と主張するが、他の大監らは、王妃の出産を待つべきだと言う。
そこへ王妃が産気づいたと報告が入った。
ビョンバン大監はミン大将を呼ぶと、「王妃が出産するまでに誰にも気づかれぬよう真相を暴け」と指示する。
感想
シーズン2に入って失速するどころか面白さ加速中
まさかゾンビがこんなに時代劇にマッチするなんて考えもしなかったよ~。
考えたら、アメリカ版のゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」は、原因が不明なんですよ。
主人公のリックが目覚めたら、街が一変してたと言うソリッド・シチュエーション。
でも本作は、原因がある。しかも分かっている。
このドラマの魅力は、そのゾンビ化する原因を、権力握るために利用しているチョ氏がいること。
そのチョ氏が想像していなかったパターンで安炫(アンヒョン)に頬を噛みちぎられた!
すぐにゾンビ化するのかな?誰を襲うのかな?
漢陽なら娘の王妃・・・と言いたいところ、ここは遠く離れた聞慶峠。
王に続きチョも世子がトドメを刺すのかな?
エピソード3
相関図
まとめ
朝鮮軍は倭国軍に攻め入られ苦戦を強いられていた。チョ・ハクチュは安炫(アンヒョン)に”生死草”を見せると、その効力を説明し、寿望(スマン)村の病人を化け物に変えようと提案する。
しかし安炫(アンヒョン)は、国と民を守るために戦っているのに、自らの手で民を殺すなどできないと拒否し、その場を去ろうとするが、チョ・ハクチュは、「王室と国家を守るためなら何でもする」と言うと、木箱を開けた。
その瞬間、飛び出した化け物は安炫(アンヒョン)に襲いかかる!
が、化け物は鎖に繋がれており、辛うじて寸前で止まった。
安炫(アンヒョン)が腹を刺しても化け物は死なず、尚も噛みつこうとする。
チョ・ハクチュは、「じきに敵軍が攻めてくる。我が軍は500人のみ。民のために戦っていると言うなら尚州にいる多くの民を考えろ。彼らを救うためなら小さな犠牲に過ぎん。私とあなた、ふたりが目を瞑れば良いことだ」と言い切った。
そして寿望村の村人は政府軍に殺され、イ・スンヒ医員の手で化け物に変えられた。
安炫(アンヒョン)は寿望村の民に、「そなたの犠牲は忘れない。いつか恩に報いる」と誓う。
真実と世子
チョ・ハクチュは化け物安炫(アンヒョン)に頬を噛みちぎられ崩れ落ちた。
兵士らは化け物を倒そうと何度も斬りかかるが、ますます暴れる安炫(アンヒョン)。
その時、安炫(アンヒョン)の首を斬り落とし、「化け物を倒すには首を斬れ!」と叫んだのは世子だった。
「あり得ません。大監は死んだハズ・・」と驚き言葉を失う中央軍リ将軍。
世子は、安炫(アンヒョン)大監が化け物として生き返ったように、チョ・ハクチュが権力を守るために王を生死草で蘇らせ、化け物に変えたんだと言い、ソビは詳しい説明を付け加え、病床日誌を見せる。
そして世子は、「王位などどうでもいい。望むのは国を蝕むチョ一族を罰することだ。何が正しい道か見極める時だ。共に戦うか?」と中央軍に問う。
民に食料を届けるために
世子はまず、化け物に囲まれ身動きが出来ない”尚州邑城”に食料を届けると言う。
中央軍大将は、訓練を受けた兵士でも化け物の大群の中を城へ向かうことなど不可能だと言うが、荷物隊は水路を使って運び、大砲を使って外から援護する計画を立てる。
そして無事に城内に食料を運び入れた。
チョ・ハクチュの容体
チョ・ハクチュは死んでいなかった。
ボムパルは、伯父が化け物に変わらないと驚き、助けてやってくれと言う。
ソビは、噛まれて化け物になりだしたのは持律軒で人肉を食べてからだと言い、治療法を探し出し、疾病を根絶する方法を見つけると誓う。
しかしチョ・ハクチュは危篤状態で、体温が下がりはじめていた。
薬草を摘んでくると言うソビにボムパルは、「これは使えないか?」とある薬草を見せる。
それは、”蘇木”で、王妃がここ数ヶ月服用しているとボムパル。
ソビは、この薬草は妊婦に使えないため、王妃に何かあるのではと考え始めたその時、何もかが現れた。
連れ去られたチョ・ハクチュ
陣地に戻って来た世子に、「ムヨン氏が世子の命令だとチョ・ハクチュ大監を連れ去った」と報告が入る。
中央軍大将は後を追うのは厳しいのでは?と言うが世子は迷わず後を追う。
追跡に自信があると言うヨンシンも加わった。
ムヨンが進んだ進路を見つけたヨンシンは世子に聞く。
「なぜですか?裏切り者だと知っていたハズです」と。
世子は、「誰も失いたくない。だから信じたかったのだ」と言う。
ムヨン
その頃ムヨンは、馬車にチョ・ハクチュとソビを乗せ、ボムパルも一緒に漢陽に向かっていた。
ムヨンは身重の妻を楯にされ、別将ボミルから世子の動向を逐一報告するように強要されていたのだ。
馬車移動は病人には過酷すぎるとソビの助言で休憩することにしたムヨン。
そこでソビはムヨンに、「世子様の命令ではないのでは?理由はわかりませんが、世子様はあなたを誰よりも大切にされている」と言い、世子に伝えるべきことがあるとボムパルから預かった”蘇木”を見せると、流産した女性が使う薬草で妊婦が飲むことはあり得ない。王妃が飲んでいるのであれば、世子に伝えるべきことだと言う。
ムヨンは妻を預けたネソンジェに、たくさんの妊婦がいたことを思い出し、チョ・ハクチュに蘇木を見せ、「ネソンジェに臨月の妊婦を集めていたのはナゼか?何をするつもりだったのか?」と問うがチョ・ハクチュは何も答えない。
その時、政府軍がムヨンを襲撃する。
実はチョ・ハクチュからの指示でボムパルが呼んだ刺客だったのだ。
ムヨンはソビに、「必ず確かめてくれ」と頼む。
ムヨンは半死の身体を引きずりながら、それでも妻の元へ戻ろうとする
追いついた世子はムヨンを抱きかかえるが、ムヨンの命は尽きようとしていた。
ムヨンは中宮殿が何かを企んでいる。医女が知っている。ネソンジェには妻がいると言うと、「世子さま、お許し下さい。最後までお守りできずに」と言って息絶えた。
漢陽では
王妃出産の知らせを、今か、今かと待つ大監(高位官僚)たち。
しかしネソンジェに疑惑を持つビョンバン大監だけは、チョ・ハクチュが重病の王を聞慶峠へ連れて行った理由を気にしていた。
同じ頃、ビョンバン大監から指示を受け、御営庁のミン大将はネソンジェの尚宮を拷問し、真相を聞き出そうとするが、決して口を割らない。
そこへ、昨夜ネソンジェから出発した輿は6台だったとの情報が!(昨夜遺体を見つけた輿の数は3つ)
すぐさまミン大将は中宮殿に向かい3台の輿を発見するが、妊婦発見までには至らなかった。
結局、ミン大将は捕らわれた。
そして男児が誕生した。
感想
冒頭、3年前の回想シーンがありました。
これでヨンシンが抱えている問題が分かりましたね。
苦戦を強いられた尚州、慶尚を救った英雄と呼ばれた男、安炫(アンヒョン)大監の真実がコレだったワケです。
しかし安炫(アンヒョン)は、山に籠もり、寿望村の墓地に線香が供えるなど、後悔の3年を送りました。
チョ・ハクチュとは違います。
安炫(アンヒョン)の側近も、亡くなる寸前、ヨンシンに「すまなかった」と謝罪の言葉を口にしていたのは、この背景があったからなんでしょうね。
やはり裏切り者はムヨンでした。
ヨンシンが尋ねたように、世子も途中から気づいていた。だけどムヨンを責めなかったのは、ムヨンを愛していたし、信頼していたからでしょう。
ん~、ツラいな。
そしてムヨンの妻は男の子を産んだようです。
このままでは、確実に王妃の息子になります。
ムヨンとムヨンの妻の子が次期王ってことですね。
もうこうなると、血筋も何もあったもんじゃないです。
ここから一旦話しは、王妃との戦いですかね?
ゾンビはどうなるの?漢陽にまで達するのかな?
コメント
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