グッド・ドクター 3 #19 大地震の日

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海外ドラマグッド・ドクター

シーズン3も、今回を入れて残り2話。
#19, #20は連続もので、サンノゼを襲った地震のエピソード。

#19 大地震の日 Hurt あらすじ

サンノゼで大地震が起きた。ガン研究のための慈善パーティーに参加していたメレンデス、グラスマン、リア。
しかしパーティー会場のブルワリーが地震により崩壊し、多数の負傷者が出る。
そしてリアは倒れた醸造タンクに阻まれ、閉じ込められてしまうー。

 

まとめ

ガン治療研究資金集めパーティー

メレンデスの元患者のマルタは、自分のブルワリー(ビール醸造所)を会場にして、がん研究のために慈善パーティーを開催する。
招かれたメレンデス、グラスマン、リア。
マルタの妻ノリーンは、「醸造所を案内する」と3人を醸造所へと連れて行くが、その時、大地震が発生した。

災害が起こって

天井は崩れ落ち、床が抜け、タンクが倒れた。

大きなケガはなく動けたメレンデス。
グラスマンも肩を脱臼したものの、自力で修復、ノリーンにもケガはなかったが、リアの姿は見当たらず、名前を呼んでも返事がない。
醸造タンクが倒れ閉じ込められてしまったのだった。

メレンデスとグラスマンは状況を確認するために会場に戻るが、あまりの惨状に絶句する。

惨劇の現場

医療チームの到着

負傷者40名以上の現場にリム、アレックス、クレア、ショーンら医療チームが到着する。

グラスマンは動ける軽傷者を含め、参加者を安全な場所へと移動させ、リムに、「中に40名ほど手当や診断は必要な参加者がいる」と報告、グラスマンに病院へ戻ってERを手伝うことに。

グラスマンからタンクが倒れてリアはまだ建物内にいると聞いたショーンは、止めるのも聞かず建物の中へと入っていく。

クレアはメレンデスを見つけるとメディカルチェックするが、「脇腹打撲だけだ」とメレンデス。

マルタ

マルタは梁の下敷きになり、挟まれていた。
メレンデスは応急処置をしてERへ搬送しようとするが、それを止めたショーン。
「ただの骨折じゃない。何かが脊髄を圧迫している。下手に動かせば首から下が麻痺して一生動かなくなるかも」とショーン。
その言葉でメレンデスはレントゲンを撮る。

実はマルタは、メレンデスが脊椎腫瘍をオペをした患者だった。
ショーンの見立てどおりマルタは、腫瘍除去術でC2(第2頚椎)を固定したネジが脊柱管を圧迫していた。
「このままじゃ麻痺してしまう」と悩むメレンデスにクレアは、この現場でオペするべきだと提案する。
クレアの言葉でオペを決意したメレンデス、マルタも承諾するが、妻のノリーンは手術に反対する。「あなたを失いたくない。手術を止めて。身体が動かなくても人生を分かち合える」とマルタを説得するが、マルタは、「あなたは私のすべてよ。一緒に闘って」とオペすること選ぶ。

ノリーンも手伝い、マルタのオペは進むが、出血が多く、「このままでは失血死してしまう。輸血がいる」とメレンデス。
オペ続行はムリかと思われた時、クレアがビールサーバーを利用し、マルタの出血した血を循環させてる(セルサーバー)方法を思いつく。
「凄いわ、なんてアイディアなの」と感動するノリーンに、「クレアは本当に素晴らしい」とメレンデス。
クレアの機転もあり、無事ネジを摘出。
マルタは麻酔から順調に覚め、手を握り返すことができた。

 

リアを助けるために

リアを探すショーンにリムは、「捜索は救助隊に任せてトリアージをして!」と言うが、ショーンの耳には入らない。

「リア、リア」と言うショーンの呼びかけに、「助けて」と言う声が聞こえた。
ショーンはリアを助けるために、制止を振り切り、安全が確保されてない奥へと向かう。

ショーンは這いつくばって奥へと進むが、余震が起こる。
「怖くない。ちっとも怖くない」と自分に言い聞かせるショーン。

その時、ショーンは弟スティーブの幻視を見る
スティーブは、「戻ってケガ人を助けるべきだ。リアを助けても愛してもらえない。リアは兄さんを愛してない。限界があると思われてる、事実だ。兄さんは彼女のヒーローにはなれない」と言う。
それでもショーンは、「助けて」と言う声がする方へ進む。

ヴェラ

ショーンが見つけたのはリアではなかった。
それでもショーンは、「医師のマーフィーです。助けに来ました」と言う。

ヴェラは右肩と右足に鉄筋が刺さって動けない状態だった。
状態を確認したショーンはリムに、「右肩の鉄骨は抜けるが、足の鉄骨は後脛骨動脈を貫通している」と報告する。
リムは鉄骨を切断するチームを送ると言う。

救助隊を待つ間。ショーンはヴェラと雑談をし、隙をついてヴェラの右胸に刺さっていた鉄骨を抜いた。
驚くヴィラに、「こうした方が痛みが少なかったハズだ」とショーン。

「ここから生きて出られたら、前に進むべき。リアが居なくても大丈夫よ」
ヴェラがショーンに言うが、「ボクは先に進みたくない。リアと出会って初めて知ったことがたくさんある。運転したり、歌ったり、飲んだり、恋したり。彼女といる時の自分が、ボクのなりたい自分なんだ。リアはボクの人生を広げてくれる。でもボクはリアをそうできないんだ。もしそれができれば恋人になってくれたのに」と言う。

救助されたリアは、ショーンの話を無線で聞き、涙を流す

少年ケイシー

ショーンはカウンターの下敷きになっている客を発見する。
下敷きになっていたのはケイシー。
アレックスの息子と変わらない少年だったー。

母親を亡くし、父親とは確執があると言うケイシーを放っておけないアレックスは、ケイシーの側で、雑談をし励ますが、下敷きになっている下半身を確認したリムは、「脊椎離断しており、もう助けられない。父親到着まで3時間持たせるしかない」と言う。
現在、カウンターの重みで切断された大動脈は止血されている状態・・・つまりカウンターをどければ、失血死してしまうケイシーを、このまま見殺しにできないとアレックスは、「1%の確率でも、助けてやりたい!」とアレックス。
リムは、「わかった。やりましょう」と決断する。

ERを任されたアンドリュース

モーガン

両手を使えないモーガン

グラスマンの反対を押し切り、滑膜切除術を受けたモーガンは、この緊急事態に、「手伝います。トリアージならできる」と申し出るが、アンドリュースは、「まだオペして48時間だろ?キミの助けは必要としてない。ベッドに戻れ!」と拒否する。

ビッチの医者

病院に戻ってきたグラスマンはアンドリュースに、「ERは私とモーガンが仕切る。キミはオペに入れ」とアンドリュースに言う。
患者で溢れかえるER、選択の余地はなかった。
アンドリュースは仕方なくグラスマンの指示に従いオペへと入る。
グラスマンは、「絶対に手を使うな。ムリをしたら一生使えなくなるぞ」とモーガンに念を押す。

モーガンは看護師4人の前に立ち、「私をビッチと呼んでいいから、私の手の代わりに動いて欲しい」といつもの高圧的なモーガン節で頼み、ERを仕切ることに。

モーガンの下した判断

喘息症状と腰痛で運び込まれたタマラ。
喘息の処置をするも、容態は良くなるどころか腰痛が悪化していた。
看護師ペトリンガは、妊娠の可能性を指摘し、「それはない」と言うモーガンを無視し、エコー検査をする。その結果、子宮外妊娠が見つかる。

ほどなくして急変したタマラ、卵管が破裂したのだ。
モーガンはオペできる医者を捜し、手術室を駆け回るが誰もいなかった。
一刻の猶予もない状況にモーガンは、大きな決断をする。
自ら両手の包帯を外すし、オペをすること選択したのだー。

 

意識を失ったメレンデス

大きな余震が再び襲う。
メレンデスとクレアはマルタを守り、救急車に乗せた。
一安心したその瞬間、突然嘔吐し、意識を失って倒れたメレンデス。
「酸素を!」クレアの叫ぶ声が・・・

 

一刻を争う事態

余震の影響で地下の水道管が破損した。
ショーンとヴェラのいる地下室に水が溜まり始める。
「急いでください」とショーン。

 

感想

もうメレンデスとクレアは完全に互いを愛しているのに、上司と部下ですもんね
そう簡単に進めない。
それなのにメレンデスが意識を失いました。
地震でケガしたことが原因かな?
ん~・・イヤな予感がします。そう、降板の香り(涙)
母親の死を乗り越え、ようやく幸せを手に入れそうだったクレアなのに、ここでまた大切な人を失うのは辛すぎると思う。

結局、モーガンは速攻で両手の滑膜切除術を受けたようです。
術後48時間なんて・・そして患者を見捨てることができず、自らオペすることを選んだモーガン。
あぁ・・・これで外科医の道は断たれるかも。
モーガンはビッチだけど、医師としての使命感をちゃんと持ってる。

 

 

コメント

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