グッド・ドクター 3 #17 修復の方法

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リアに振られたショーンだけど、落ち込むどころか、何とかしようと必死です

#17 修復の方法 Fixation あらすじ

リアに振られたショーンだが、これまでたくさんの試練を乗り越えて医者になった。リアとの事も快傑できると前向きに動き出すが・・・。
サボテンのトゲが刺さり敗血症になったウェスが救急ヘリで搬送されてくる。
ショーンは、診断名がつかない病気で苦しんでいるアリスを診察する。

 

まとめ

ヘリで救急搬送されたウェス ①

山キャンプで、サボテンのトゲが刺さり、敗血症を起こしたウェスが、ヘリで搬送されて来た。

一緒にキャンプをしていた少年5人もヘリで病院へ着く。
ウェスは、「経験者による非行少年更生プログラム」の指導者として、彼らの面倒をみていると言う。
しかしウェスは、感染による大動脈弁閉鎖不全となり、緊急手術を受けることに。

アレックスの息子ケラン

ウェスのオペ中、アレックスはリムの呼び出しを受ける。
ケランが大麻を吸引していたところを警備員に見つかったのだった。
「ナゼ自分を大切にしない?喘息持ちなんだぞ!」と苛立つアレックス。

クルマでケランを送ろうとしたアレックスの前で、ケランはパニック発作を起こす。
大麻吸引した理由も、それで楽になるからだった。

パニック障害に苦しんでいると知ったアレックスは、「不安障害の専門家のセラピーを受けよう」と提案するが、「父さんはオレのことを他人に任せるつもりなんだな」と言い出す。
アレックスは、そうじゃない。他人の方が話しやすいこともあるだろうと言うが、「父さんはいつも病院にいて忙しそうだ。父さんが聞きたいのは、ボクが元気だよって言葉だろ?だから、ボクは元気だって言うんだ」と言うのだった。

 

ウェス ②

心配の多い少年たち

心臓手術を終えたウェスは病室で休んでいた。
そこへリムはマックスを伴ってやって来た。
実はマックスは、ケランと一緒に大麻を吸引していたのだ。
「ちゃんと謝罪しなさい」とウェスはマックスに注意するが、ウェスの容態が悪くなる。

腎不全、心不全

感染はウェスの腎臓まで不全にさせてしまった。
移植待機リストに入ったウェスは、移植までを透析で繋ぐことに。
「親族からの生体腎移植が望ましい」と言うモーガンにウェスは、「オレは心臓も肝臓も悪い。その上、依存症で刑務所にも入った男だ。誰も助けてくれない」と言う。
しかしその直後、ウェスは心臓を押さえて苦しみ、意識を失う。
心臓マッサージを始めるモーガン。

とうとうウェスは心不全まで起こしてしまう。
透析が心臓に負担をかけるため、残された治療は腎移植だけだった。

ドナー

「ウェスは死ぬのか?」
モーガンに話しかけてきたのはマックスは、「オレ、カルテを見たんだ。オレの腎臓が適合してた。オレはウェスに腎臓をやる」と言い出す。

リムはマックスを呼び、アンドリュース、モーガン、アレックスと話し合う。
リムは、「あなたの申し出を検討した。寛大で称賛に値する決断だけど、生体ドナーは18才からなの。あなたにとってこれが最善とは思えない」と言うが、「ボクは法的には成人だ。だからボクの意思で決められる」とマックス。

ドナーとなる危険性を説明されてもマックスは、「オレは耐えられる。覚悟の上だ。これまでウェスは、クズだったオレのために本当によくやってくれたんだ。ボクが更正できたのはカレのおかげだ。ウェスを死なせるワケにはいかない」と言う。

マックスの気持ちを聞いたアンドリュース、アレックス、モーガンは、マックスをドナーにすることに賛成するが、リムは反対し、決断した。

リムの決断、ウェスの決断

「マックスの腎臓が適合したの。だけど移植を許可できない」そう告げるリムに、ウェスの安堵の表情は一転する。
リムは許可できない理由を説明するが、「分かってる。先生の判断は正しい。オレはヤツらを助ける立場だ。逆じゃない」とウェス。
ウェスはリムに、「ひとつ頼みがある」と言う・・・。

ウェスがリムに頼んだこと

教会にいるマックスの隣に座ったリムは、「残念な報告がある。ウェスの抗体が、あなたの腎臓を拒絶するから移植はできない」と言う。
「ウソだ。オレは何ひとつちゃんと出来ない・・」
泣き崩れるマックスの肩を抱き、「あなたは誠意を尽くした。ウェスはあなたを誇りに思ってる」と伝えた。

 

アリス

歩けず、身体がだるく、めまい、頭痛、吐き気を訴えるアリスは、娘を出産直後の5年前から、これらの症状に苦しめられており、これまで17の病院を受診したが、病名がわからないと言う。
これまでの医療記録が入ったHDDを渡され、ワクワクするショーン。

症例検討

メレンデス、クレア、ショーンはアリスの症例を検討する。
「”低髄液圧症候群”の可能性が高い」とショーン。
それを確認するために、腰椎穿刺し、生食液を注入することに。

しかしアリスの容態が急変する。
「何か見落としてる・・・何か・・・」とショーン。

夫の気持ち、アリスの気持ち

クレアとショーンの処置で症状が改善したアリス。
しかしこれで、”低髄液圧症候群”の病名は消えた。

そこへやって来た夫のオーウェンと娘のルビー。
アリスは、オーウェンに内緒で受診、入院していたのだった。

「複数の医師から、”特発性自律神経障害”と診断を受けた。それを受け入れ、治療を続けよう」と言うオーウェンに、「処方された薬を飲んだって座ってるのがやっとなのよ?怖い夢を見たルビーを抱っこしてやることもできないのよ」と言うアリスに、「ルビーの側にいて、見守ることこそ大切なことだ。キミはないものを求めて幸せを逃してる」と言う。

その時、ショーンはアリスが暑くもないのに額に汗をかいているのに気づき、「これはもしかしたら副腎腫瘍かも知れない」と言い出す。

診断名

検査の結果アリスは、「両側副腎髄質過形成」とわかる。
「治療は両側の副腎摘出するしかありませんが、オペした場合、一生涯ステロイド剤の服用が必要となる。それにはかなり多くの副作用と闘う必要が出てきます」と説明するメレンデス。
クレアは、「オペしなくても人生を全うできる」とも説明するが、「取っちゃって。こんな惨めなままはイヤ」とアリス。
しかし夫オーウェンは、「摘出したら死ぬかも知れん。どうしてもオペすると言うならルビーとキミの元を去る」と言い出す。
絶句するアリスを見てショーンは、「奥さんを愛しているなら別れるべきじゃない。病気になったのは彼女のせいじゃない。良くなりたいと思ってるだけなのに、酷い仕打ちだ」と言ってしまう。

結局アリスは、「オーウェンとルビーを失えない」と言い、オペを断念する。

ショーンの提案

アリスの退院が決まる。
しかしショーンは、何かできるのでは?と考え、ある手術方法を考えつく。
それは、副腎皮質の随質過形成の部分だけを”ニキビ”を潰すように絞り出す方法だった。
不安を口にするオーウェンにメレンデスは、「前例がないオペだが安全だし期待できる」と言う。

メレンデスは、ショーンに髄膜腫の処置を任せた。
「キミの発案だから、キミが」と。

予定どおり手術は終わった。
メレンデスに促され、ベッドから降りたアリスは、何の症状も起こらないと喜び、念願だった娘を抱っこし、涙を流すー。

クレア

クレアは、ダッシュとの再会をよろこぶ。

ダッシュは亡くなったクレアの親友ケイの夫。
コチラを参照してください

ダッシュからデートの誘いを受けたクレアは、「返事に困ってしまった」とメレンデスに打ち明ける。
「本心はどうなんだ?」とメレンデス。
「わからない。ただ大切な人を傷つけたくない」と言うクレアに、「難しく考えることはない。ダッシュと再会した時のキミは輝いてた。キミは幸せになるべきだ」とクレアの背中を押すメレンデス。

クレアはダッシュと自宅デートを楽しむ。

 

リアと付き合うために

理解していないショーン

リアに振られたショーンを気に掛けるグラスマンだが、振られたショーンは、「ボクはリアと付き合うつもりだ。彼女はボクを愛してると言った。付き合えない理由もたくさん言ったけど、ボクはこれまでたくさんの試練を乗り越えて医者になったし友だちもできた」と恐ろしいほど前向きなショーン。
「ショーン、キミが頑張っても仕方がないんだ。これはリア自身の問題なんだ」とグラスマンは説明するが、ショーンはそう思っていない様子。

何とかしたいショーン

ショーンは症例検討している途中にも関わらずメレンデスに、「リム先生は友だちだったのに、どうやって自分に恋させたんですか?」と聞く始末。
ショーンは、「リアとの問題が解決できれば仕事に集中できる」と、とにかく前向きだ。

積極敵なショーン

ショーンは検査をクレアに頼み、昼休みの自宅へ戻り、「一刻を争う」とメールしてリアを呼び出す。

(何かあったのでは?)と心配しやって来たリアにショーンは、バラバラに並んだ缶詰や逆向けに取り付けたトイレットペーパーを見せ、「前のボクは固執してキミに迷惑がられらたけど、今のボクは、苦手なものでも受け入れられる。キミがムチャクチャでも、自分勝手でもボクは大丈夫」とアピールする。

「こんなことで仕事中に呼び出すなんて、やってることがメチャクチャよ」とリア。
「そうか・・・。それは良い指摘だ。夕方まで待つべきだった。じゃぁ病院へ戻る」とショーン。
リアはあきれ顔になる。

モーガンの意見

「ボクはリサーチしている。キミはワガママだし自分勝手だからキミの意見は参考になる」
ショーンはモーガンに意見を求める。
モーガンは、「リアが正しい。違う人を捜した方がいい。ありのままのあなたを愛してくれる人をね」と言うが、「みんなそう言うけど、一緒にいるべき相手は、自分を成長させてくれる人じゃないの?」とショーン。
「そうかもね。でもあなたは自閉症だってことを認めるべきなのよ」とモーガンは指摘する。

諦めないショーン

仕事終わりのリアをデートに誘うショーン。
「ショーン、もう断ったよね?」と言うリアに、「ボクは問題を解決するのが得意だ。今日も患者を窮地から助けた。キミはボクのチャンスをくれないと。ボクにはプランがある。ボクは問題を解決できる」とショーン。
一方的に気持ちを押しつけてくるショーンに、「そう言うところだよ、ショーン。あなたは自閉症。それは治らない。私たちは絶対に上手くいかない」とハッキリ拒絶を見せたリア。
ショーンは、何も言わず立ち去って行くー。

 

感想

あれだけカーリー、カーリーと言ってたショーンの頭の中は、すっかりリア、リア、リア。
ややそれに抵抗感のある私です。
ショーンってこんなに打たれ強かったっけか?
でも人の気持ちや、装った言葉から、本質を見抜くことはできないからね、ショーンは。
ほんとうにリアがショーンと付き合えないと思うのなら、ハッキリ言って正解だと思う。

クレアとメレンデスも本当に友だちだったんだねー。

 

 

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