レジデント 型破りな天才研修医 5 #4 新たな局面(相関図付)

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海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

ニックを亡くしたコンラッドが痛々しい

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#4 新たな局面 Now What? あらすじ

ニックを亡くしたコンラッドは、ニックが事故を起こした原因を探ろうと全力を注ぐが・・。
自分のルーツ、生みの母との関係に悩むトレバーは、話がしたいとAJ呼び出すが、思わぬ事に巻き込まれる。

 

相関図

まとめ

トレバーとAJ

警官と黒人

トレバーから、「会いたい」と呼び出されたAJ。
トレバーは、「あんたはオレが自暴自棄に陥ってるって言ったけど、そうは思わない」と反論するが、AJからいくつかの例を挙げられ、その可能性があることに気づく。
「あのひとによれば、父親は彼女より3才上のアメフトプレーヤーらしい」とトレバーが話している時、突然警官から、クルマを止めるよう言われる。

トレバーはスマホで録画しようとするが、AJは、「撮影するな。両手を見えるところに出し、質問には、はいかいいえだけだ」と言い聞かせ、車の登録証、運転免許証を出したにも関わらず、警官はふたりにクルマから降りるよう求める。

黒人をステレオタイプでしかみない警官に苛立ち、反抗的な態度をとるトレバー。AJは必死に諫めるが、ヒートアップするトレバーにとうとう警官は、「黙れ!」と銃を抜いてしまう・・・・その時、走ってきたバイクが警官を撥ね飛ばしてしまう。
AJは、「911に電話だ!」とトレバーに指示すると警官に駆け寄る。

気管を損傷し、血液で窒息しかけている警官を見てAJはトレバーの助けを得ながら、気道を確保。
チャスティンへと救急搬送する。

黒人である苦しみ

だが警官は心不全を起こしていたため、緊急オペすることに。

警官の救助をしたにも関わらず、事件当時の状況を聞く警官は、トレバーに執拗に質問を続けていた。中には侮辱的な発言まであり、苛立ちを募らせるトレバー。そこへ、「もう十分でしょう。質問があれば渡した電話番号にかけてください」とAJ。

サットンの苦しみ

警官を追い払ったAJは、「OPを見ていくか」とトレバーに声をかける。
だが、それを見ていたサットンは、「私たちがフクザツだと話したはず。親友を亡くして余裕もないの、煩わせないで」とAJに怒りを向けるが、「病院に連れて来る気はなかった。ただ、ここで学ぶことがあると思う」とAJ。だがサットンの怒りは収まらない。
「ナゼ怒るんだ?カレは素性を知りたがってる。自分の不幸な生い立ちには抗えないと思ってる。オレも同じだった」と言うが、サットンは、「深い入りし過ぎです。止めて」と言い切る。

医師であること

トレバーが見学する中、警官のオペを執刀するAJ。だが警官の病状は予想よりも重症で、AJは難しい術式を選ぶことに。AJはスタッフに的確に指示を出し、見事に難手術を終える。
黒人だと言うだけで執拗な職務質問をし、銃まで構えた警官を助けたAJにトレバーは、「そこまでやることないし、黒人医師に助けられたって警官が考え方を変えることはない」と言うが、「ここで大事なのは警官じゃない。オレ自身だ。聖人も罪人もオレのメスの下では平等だ。モラルの違いなんて関係ない。救いようのない世界でもオレは正しくありたい。キミはどうありたい?」と投げかける。

真実の告白

「あの子は隣人にレイプされてできた子なの。13才だった。父親を知りたがってるけどこんな答えをよろこぶと思う?あなたはいい人。でも何もしないで」とサットン。
AJは言葉を失う。

その夜、またオペ見学したいと言うトレバーに、「会うのは構わない。だが病院には近づくな」とAJ。「それは彼女に言われたんだ。オレが何をしたって言うんだよ」と苛つくトレバーにAJは、「お前は何も悪くない。ビリーの問題だ。彼女の心の傷にキミは巻き添えになっているだけだ。わかってやれ」と伝える。

師匠クレインプールと弟子のベル

現状

リーラは内視鏡下オペを学ぶため、その道の権威クレインプールの助手につくが、オペ中、クレインプールは常にズームアングルを要求。出血が起こった時、出血点を見つけようとズームアウトしたリーラに、「ズームにしろ、勝手なカメラワークにするな!」と怒鳴りつけ、出血点を見つけたリーラが止血しても、「勝手なカメラワークにするなら外で見てろ」と言い捨てる。

リーラの方法

「患者が亡くなっていたかも知れない」とクレインプールの危険性を訴えるリーラに、デヴォンは、「匿名で伝える方がいい」とアドバイス。
そこでリーラは喋らない方法で、ヴォスに、クレインプールの調査がいると伝える。

ベルの思い

ヴォスからクレインプールの状況を聞いたベルは、「あり得ない。体力はあるし、オレの元指導医だ」とスキルに問題があるワケがないと言うが、ヴォスは、オペを見学してくれるよう頼む。

ベルが見学する中、オペ開始早々から、「上級医の邪魔をしろと医学部で習ったのか?」と嫌味を言い、「目も耳も不自由なのか、出ていけ!」と怒鳴りつけるクレインプール。だがその直後、術野から出血、患者が危険な状態に!
見かねたベルがサポートに入るが、「オレを監視してるのか」と嫌味を言うクレインプール。ベルは出血点を見つけると、止血。「患者が失血死するところだった」と言うが、「勝手なことをしたな」と手術を放り出して出て行ってしまうクレインプール。

怒り心頭でベルの部屋にやって来たクレインプールは、「お前の手助けは要らなかった」と言い放つが、「適性検査の結果を見せて欲しい」と言うベルに、「偉そうに。友情のためにもこれ以上口出しをするな。今夜スカッシュコートで会おう。お前の鼻をへし折ってやる」とクレインプール。

ベルから現状を聞いたヴォスは、「このままオペを担当させるのは危険だけど、解雇も難しい」と悩む。

対決

その夜、スカッシュでベルを負かしてやろうと意気揚々のクレインプールだったは、ベルはボールを左右に振り、どんどん点数を加算する。
とうとうベルは、「この1年ずっと勝たせてあげてた。あなたは師匠だ。あなたは周辺視野が狭くなってる。見えないところボールを打てば勝てる。潮時だ。患者が危険だ。名誉を傷つける前に退いてくれ」と言ってしまう。
「趣味もなく離婚の慰謝料もある。どうしろって言うんだ?」と言うクレインプールにベルは、「わかりません。他に何か捜すしかない」とベル。

信頼

アーロン・クレインプールが退職した。
「ホッとはしたけど胸が痛む」と言うベルを、ヴォスはいたわる。
ベルは、「私が引退する時が来たら言ってくれ。私とって一番大事なのはキミの意見だ」と気持ちを伝える。

苦悩するコンラッド

原因を求めて

ニックが亡くなって2週間。ウィンスロップは毎朝事故現場に足を運ぶ息子コンラッドを心配するが、「警察は単独事故だと言ってる。何か医学的理由があるはずだ。答えはニックの医療記録にある」と、コンラッドは脳挫傷になるほどの事故を起こした原因を探ろうとするー。

デヴォンは調査にのめり込むコンラッドを心配するが、サットンは、「支えるしかない」と言う。
コンラッドは、「発作や脳梗塞を起こしていたかも知れない」と言うが、「脳に異常はなかった」とサットン。

次にニックの心電図異常(PVC)に注目したコンラッドは、ニックの母の既往歴から、【遺伝的心臓病】だろうと言い出す。デヴォンは、「そんな希少な疾患である可能性は低いし、今更確認できない」と理解させようとするが、ジジを検査し、遺伝性を確認するとコンラッド。
だが検査の結果、ジジは陰性、内科医は、ニックも違うだろうと診断を下した。
深い沼にはまっているコンラッドにデヴォンは、「この世はうれしいこともあるけど耐え難いこともある。そして大抵は説明がつかない。それで納得できませんか?」と問いかける。

ニックを送る

コンラッドは原因追求を諦める決断をし、真夜中に事故現場に立つ。
その時コンラッドは、道路脇の茂みにいるシカを見たー。

感想

コンラッドの苦しみが伝わり切なかったな。
事故の原因を捜す気持ち、分かる気がしました。ほんとうの答えはわからないままだけど、コンラッドが事故現場で見たシカが、もしかしたら答えなのかも。

サットンと息子トレバーの話しは、どこまで続くのかな。
サットンの気持ちも理解できるし、トレバーの苦しみもわかる。コレって答えはないですよね。

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