DARK ダーク 1 #10 アルファにしてオメガ(最終話)

海外ドラマ
海外ドラマDARK(ダーク)

イヤ~、面白過ぎて、難解過ぎて、(どうなるねん?)って気になってほぼイッキ見
謎だらけ!
早くシーズン2を観たい

今回のエピソードは
●老人ヘルゲがワープしていたのは、1986年だった
●マッツが突然現れたワケが少しだけ明らかに。
●現在を正すために過去を変えようとするウルリッヒ、老人ヘルゲ、そしてヨナス
●そして謎の男の正体がわかる!

登場人物まとめ

”DARK ダーク” シーズン1 登場人物まとめ
シーズン1の登場人物まとめエピソードごとに加筆、修正していますなお、加筆、修正した箇所は、黄色アンダーラインを引いてます。時間軸が3つになりました(1953、1986、2019)考えた末、家族ごとに分けることにしました。カーンヴァルト家19

修正

ウルリッヒの弟で、1986年に失踪した少年は、「マッツ」でした
これまで、すべて「マッソ」と書いてきてて、もう今更修正するのが面倒なので、すいません、ここで修正と言うことで

なお、ピーター・ドップラーは、ピーターなのかペーターなのか問題が浮上。
ドイツ語ではペーターになるのかも?英語読み”ピーター”で私のブログはまとめます。ご了承ください。

 

#10 アルファにしてオメガ Alpha and Omega あらすじ

2019年、ミッケルが行方不明になった日。ピーターの目の前で信じられないことが起こる。
1953年、ウルリッヒは幼いヘルゲを殺し、未来を変えたつもりだったが、警官エゴンに逮捕され、建設現場で2つ少年の遺体が消えていないと知り、衝撃を受ける。
1968年、老人のヘルゲは2019年からタイムトラベルし、ある人物に接触する

 

まとめ

 

2019年11月4日、夜

ミッケル失踪のとき

ピーターは男娼バーナデッテを求める気持ちを抑えるため、山小屋の地下室へ行き、自分を戒め、聖書の言葉を唱えるが、その時、突然まばゆい光と共に、時空の境目が現れ出した。
驚くピーターの目の前で、その境目から少年が落下してきた。

ピーターは必死で蘇生を試みるが、少年は生き返らなかった。
少年の衣服を探ると、身分証が見つかる。
ピーターは、その事実に愕然とする。少年は、マッツ・ニールセンだったのだ。

ピーターはトロンテ(マッツの父親)に電話し、山小屋へと呼ぶ。
変わり果てた遺体のマッツを見たトロンテは、「あり得ない。こんなことが・・・」と泣き崩れる。
その時、地下室へとやって来たクラウディアは、「トロンテ、ピーター。詳しい説明はあとよ。まずはマッツをあるべき場所へと戻す。時間がない」と言う。

2019年11月12日

行方不明のヘルゲ

施設を抜け出したままヘルゲは帰って来なかった。

 

ヨナス

過去を聞く

また悪夢で目が覚めたヨナス。
ヨナスは祖母イネスを訪ね、父ミハエルが未来から来たことを知っていたのか?と尋ねる。
「知っていた。出会った時、ミハエルは子どもで混乱してた。ツラい体験からの現実逃避か妄想だと思っていたが、カレは、”未来から来た”と言っていた」と言い、ミハエルの遺書を見せるイネス。
遺書を見たヨナスは、「おかしい、燃やしたのにナゼここにあるの?」と混乱する。

ヨナスはイネスに、すべてを知っててなぜ父親の自殺を止めなかったのかと責めるが、「知らなかった」とイネス。
ヨナスは、「ミッケルを救えたのに。ボクの祖父(ウルリッヒ)とママが浮気し、ボクは伯母(マルタ)とキスをした。狂ってる。誰も悪くない。ボクだけが違う」と苦しみを吐露する。
イネスは、「出来事には理由がある、たとえ異常でも奇妙でも。過去は過去。あなたはこの時代に生きてる。未来は分からない」と言うが、ヨナスは、「ボクは元どおりにしたい」と言う。

親友との決別

ヨナスのことが分からなくなったマルタは、バルトッシュにすべてを話してしまう。

バルトッシュは登校してきたヨナスを待ち伏せし、「お前を庇ってきたのに、そのオレを出し抜くなんて恩知らずだ。人の女に手を出すクズだ。親父と一緒だな」と罵倒する。
その言葉に殴りかかったヨナス。
取っ組み合いのケンカをマルタが止めるが、バルトッシュは、「二度と来るな!どっか行け」と決別する。

決意

ヨナスは母親をハグし、「もう大丈夫だよ。忘れ物を取りに学校へ行く、心配しないで」と言うと、家を出て、洞窟へと向かう。
ヨナスは、”元通りにする”ため、タイムトラベルを決行する

 

ピーターとトロンテ

山小屋の地下室にいるピーターとトロンテ。
ピーターは、シャルロッテがかなり調べあげていると心配を口にするが、トロンテは、「あと数時間で終わる。マッツが蘇る。この8年間、彼女の予言は全部当たった。ここに書かれている」とある本を指さす。

「半分は破れてるじゃないか、それを信じてるのか?何が起こるんだ?」
ピーターの問いにトロンテは、「今日を境にすべてが一新される」とトロンテは言うのだった。

予言をしたのはクラウディアと思われる。

シャルロッテ

シャルロッテは夫ピーターから、【1953年秋、少年ヘルゲが誘拐に遭ったこと】と聞き、新聞記事を確認する。
1953年11月10日、ヘルゲ・ドップラーは行方不明になっていた。
そして、「この男は児童殺害犯か?」との見出し記事に掲載されていたのは、「ウルリッヒ」。
言葉を失うシャルロッテ。

謎の男とタンハウス

タンハウスの時計店にやって来た謎の男は、「修理はできたか?」と聞く。
タンハウスは、自分の持っていた装置を並べ、「試作品と完成形のようだ。同じ装置だが、状態は異なっている」と説明する。

タンハウスはスマホを起動させ、「電磁パルスで装置が動く」と動かして見せる。
「過去が未来に影響を与えるだけじゃない。未来も過去に影響を与える。キミがこの完成形を持ち込まなければ、私はこれを作れなかった」とタンハウス。
謎の男は、Cs-137(セシウム)放射性同位体を装置に設置する。

タンハウスは、「セシウムの量が増大すれば、ブラックホールが発生する」と言う。
謎の男はその装置を持って店を出る。

 

1953年

逮捕されたウルリッヒ

連行されたウルリッヒは写真を撮られ、エゴンから、「ヘルゲを殺したのか?」と尋問されるが、「殺してない。救おうとした。きっとヘルゲは生きてる。オレが未来を変える。解放しろ!」と抵抗を見せたため、留置場へと入れられる。
ウルリッヒは自分を逮捕した警官がエゴン・ティーデマンと知り、因縁を感じざるを得ず、「酒浸りになったのは、奥さんに逃げられたあとか?」と暴言を吐くが・・・。

この時点でティーデマン夫妻はそこまで不仲ではない

その後、ヘルゲの居場所を吐かないウルリッヒは、警官に拷問まがいの暴行を受ける。

 

1986年

未来から来たヘルゲ

山小屋にやって来たヘルゲは、入口に座る老人に気づく。
老人は2019年のヘルゲだった。
未来のヘルゲは、「お前は利用されている。止めるんだ。ヤツは約束を守らない。この会話は2度目だ。ノアが言ってることは全部ウソだ。ヤツもお前も選ばれし者じゃない。ヤツこそ悪魔だ。始まりと終わりの日。同じ過ちを繰り返さないでくれ。やめるんだ」とヘルゲをハグしてまで必死に伝えるが、ヘルゲは恐ろしさのあまり逃げ出してしまう。

ノア

老人ヘルゲから【ノアが言ってることは全部ウソだ。止めるんだ】と説得されたヘルゲは、「神がいないなら、なぜこれをする必要があるのか」とノアに問う。

ノアはいつものように饒舌に、「苦悩がキミを作ったが、悩まなくて良いんだ」と説き伏せ、次のターゲットは、【ヨナス・カーヴァルトだ】と本を見て、指示した。

イネスの決断

ミッケルは、「児童保護サービス」へと移送されることになった。イネスはミッケルを引き取る決意をし、自宅へと連れて帰る。

 

 

【1986年11月12日】 タイムトラベルしたヨナス

タイムトラベル

洞窟を出たヨナスは森にいた少女(シャルロッテ)に、今日の日付を確認すると、「1986年11月12日」と。
ヨナスはミッケルを捜しに病院へと行くが、眠っているミッケルの横に座っていたのは、ブラックスーツの男:ノア。

「あなたは?」とヨナスが尋ねた瞬間、後ろからホルマリンを嗅がされ、ヨナスは意識を失う。
ヨナスを襲ったのは、ヘルゲだった。

青い子ども部屋

意識が戻ったヨナスは、子ども部屋のような場所にいた。
目の前には不気味な装置が・・・。

その時、部屋の小窓が開き、「心配はいらない」と声がした。
謎の男だった。
「なんでこんなことするんだ!」と怒るヨナスに謎の男は、「ボクじゃない。ノアがやった。その装置はタイムマシンの試作版でキミは実験台だ。この部屋の下には洞窟がある。エネルギーが増大すれば道が開けるが、まだ稼働は危うい」と言う。
「出してくれ!」ヨナスは頼むが、謎の男は、「できない」と。
そして謎の男は、「未来のヨナスがボクだ。つまりキミはボクの過去をなぞってる。この会話もキミの立場で経験してる」と言う。

謎の男=未来のヨナス
つまり謎の男も、ヨナスが体験してきたことすべてを同じように体験しており、同じ道に囚わ何度も何度も繰り返しているらしい。

「そんなのウソだ!ここから出してくれ!」
ヨナスは涙を流しドアを叩くが、「気が触れたとボクも思った。だが、キミを解放すれば今のボクはない。過去が変われば未来も変わる。そうなれば穴を破壊できない」と男。
「ミッケルを返せ!ボクが元どおりにする!こんなの終わらせてやる!」ヨナスは言うが、「してるんだ。33年後もそう努力してる。だがミッケルは一部に過ぎない。ボクはすべてを見てきた。すまない」とヨナスを残し行ってしまう。

未来のヘルゲ、阻止する

11月13日(木)未明、ヘルゲは衝突事故に遭う。
血だらけのヘルゲが加害者のクルマの中を覗くと、運転していたのは、昼間、全力で自分を止めに来た老人(未来のヘルゲ)だった。
未来のヘルゲは、死亡する。

 

2019年

シャルロッテ

シャルロッテが検索した新聞には、”ヘルゲが、11月13日(木)未明に事故に遭った記事”まであった。
シャルロッテは、「ノア」に注目する。
その時、ピーターから、山小屋に来て欲しいSMSが届く。

結局、過去を変えようとしても、まったく変わっていないと言うことか?

ノアとバルトッシュ

バルトッシュは三度ノアと会う。

ノアは、「もうすぐすべてが始まる。大人のヨナスが穴を破壊する。だがそれが始まりだとカレは気づいていない。パラドックスだ。あの装置のセシウムは破壊するものではなく、起点を生み出すもの。大人のヨナスを救世主だと言ってるのはクラウディアのウソだ。誰もがチェスの駒に過ぎない。何者かに操られている。大きな目的のための手段の一部だ。ヨナス、ミッケル、他の子たちも、必然の一手。善と悪の果てなき闘いの駒。時間の旅に逆らおうとしる2つの集団、光と影。我々は光。勝利には犠牲が伴う。時空の輪の中では、どの行動も必ず繰り返されている。キミの祖母(クラウディア)は影の人間だ。彼女の言葉を信じてはならない。ヨナスは再び騙される。事態を変えようとするが彼女に操られている。時間とは無限体。勝利を掴むまで耐え抜け。機は必ず来る。苦しみも消える。できるな?」
と言うと、本を渡し、「時間だ」と言う。

【パラドックスとは】一見正しそうに思える理論のなかで明らかに成立しない条件を見つけたり、受け入れがたい結論になったりする状態のこと。

謎の男、未来のヨナス

未来のヨナスは、洞窟の奥へと進み、タイムトラベルの扉を開く。
そして装置を開くとスマホを起動させ装置を動かす。
装置はブラックホールを作り始めた。

 

過去、現在、未来が

その時、1953年、1986年、そして2019年も電気が点滅しはじめ、地鳴りと共に地面が揺れる。

時の割れ目

ヘルゲ少年(1953年)は山小屋の地下で電気の点滅と揺れを感じる。
すると、目の前に時空が開き始めた・・・

 

驚くヘルゲ。
それはヨナスのいる青い子ども部屋へと繋がった。
引きつけられるようにヨナスは、その空間に手を伸ばす。

ヘルゲも・・・そしてふたりの指が触れたかと思った瞬間!ヘルゲは青い子ども部屋にいた。

未来

一方のヨナスは、壁一面に相関図が貼られた部屋に飛ばされた。

以前クラウディアがいた部屋

 

ヨナスが外に出ると、そこは発電所が爆発したあとの世界だった。
雪?チリ?が舞う中、ヨナスは進む。

そこへ戦闘車で現れたグループ。
彼らは銃をヨナスに向ける。
ヨナスは両手をあげ無抵抗を示すが、彼らは、「未来へようこそ」と言うと、殴って意識を失わせた。

 

感想

理解できてるところと、まったくわからんところが混在しております。
それでも興味を惹くよね、このドラマ。
ドイツのドラマって初めてだけど、陰鬱な感じがイギリスものと似てて好み(笑)

エピソード題の、「アルファにしてオメガ」の意味は、すべて、永遠と言う意味合いですね。
ギリシャ文字の最初「α(アルファ)」~最後の文字「Ω(オメガ)」から作られた言葉です。

2019年で、トロンテが本に書いてあると言って示した本と、ノアがずっと持っている本(バルトッシュに渡したと思われる)は同じなのか違うのか。
と言うか、あれは何だろう?

ヨナスは未来へワープしたようですね。
33年周期説から考えて、2052年ってことかな。
私のいる世界が2021年なので、30年後ってこんな世界なんだろうか・・怖いな。

ヘルゲやウルリッヒが過去を変えようとしたけど、過去はそう簡単には変えられないと言うことですよね。
そして光と影の闘い。ノアは自分が光りだと言ってるけど、どう考えても影の方でしょうし、バルトッシュはナゼだかノアに飲み込まれてしまいましたね。
ヘルゲの変わりなのかしら。

とにかくシーズン1はこのドラマの序章に過ぎなかった感。
シーズン2、続けて見ていきます!

 

コメント

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