クレイジー・エイトをどうするか・・と言うエピソード
#3 人間の成分 … And the Bag’s in the reiver あらすじ
ウォルターはクレイジー・エイトを始末するべきか、解放するべきかで苦悩する。
一方スカイラーは、ますますウォルターのことが理解できなくなる。
相関図
まとめ
ウォルターとジェシー
溶けた死体の処理
ウォルターとジェシーは、２時間かけてフッ化水素で溶けたエミリオの死体や浴槽、家屋の後始末をした。
クレイジー・エイトの言葉
未だにクレイジー・エイトを始末できないでいるウォルターは、地下室でクレイジー・エイトの汚物処理をするが、クレイジー・エイトから、「オレはくたばらないぞ。あんたのことは何でも知ってる。高校教師であることも、障害を抱えている息子がいることもな。あんたにオレは殺せない。あんたの相棒（ジェシー）は口が軽いし信用できない」と言われてしまう。
ウォルターはドラッグに逃げるジェシーに、「口が軽いにもほどがある」と怒りを顕にするが、ジェシーは、「コイントスで決めたんだ。早くクレイジー・エイトを始末しろ」と言い捨てクルマで出て行ってしまう。
ウォルターの苦悩とクレイジー・エイトの説得
どうしてもクレイジー・エイトを始末できないウォルターは、カレを殺害する理由を探しているうちに、夜になってしまった。
ウォルターは慌ててスカイラーに、洗車場のバイトで遅くなったと言い訳電話をするが、すでにスカイラーは洗車場のバイトを止めたことを問い合わせて知っており、「今日は帰って来なくていい」と電話を切ってしまう。
その時大声で、「腹が減った」叫ぶクレイジー・エイトの声が。
ウォルターはサンドウイッチを作り、地下室まで運ぶが、咳が止まらなくなり、クレイジー・エイトの目の前で意識を失い倒れてしまう。
程なくしてウォルターは意識を取り戻した。
「咳で倒れるヤツなんてはじめて見た」とクレイジー・エイトに、ウォルターは”肺がん”だと告白する。
ウォルターから作り直されたサンドウイッチを受け取ったクレイジー・エイトは、「あんたには殺しはできない。解放してくれればあんたを追わない。すべて忘れる」と交渉する。
すると、「キミを殺さずに済む理由を探してる。私を説得すれば解放する」と言い出すウォルター。
クレイジー・エイトは本名をドミンゴと言い、両親のことや学歴について話すと、「なぜジェシーや家族に病気のことを話さない？」と尋ねる。
「話そうにも心の準備ができてない」とウォルター。
すると、「メスを作るのはカネを残すためか。なら逃がせばすぐに小切手を切る。あんたは悪事に向いてない。今なら引き返せる。オレを逃がせ」とクレイジー・エイト。
その言葉にウォルターが涙を流し、クレイジー・エイトを解放する決心をするが、気づいてしまう。
割れた皿の破片が1つないことに！
カギを持って地下室へ戻ったウォルターに、「正しい選択だ」とクレイジー・エイト。
しかしウォルターは、「私がカギを外した途端、皿の破片で殺す気だろ」と言うとタイヤロックを渾身の力で引張、窒息死させると、「すまない、すまない。許してくれ。ほんとうに許してくれ」と崩れ落ちた。
ウォルターの家族
マリーの勘違い
一方、スカイラーは突然ウォルターのことがわからなくなり、動揺。妹マリーに、小説の題材だと理由を並べ、「マリファナを吸ったらどんな効果がある？」と聞く。
そんな姉を見たマリーは、Jr.がマリファナを吸っているのだと勘違い。DEAの夫ハンクに、ドラッグの恐ろしさをJr.に体験させてやってと頼む。
社会見学
ハンクはジュニアをジャンキーたちが住む通称クリスタル・パレスに連れて行くと、「最初はマリファナから始まり、行き着く先はメタンフェタミン。こんなふうになりたくないだろ」と酷い現実を見せる。
翌朝
DEAの捜査
荒野を現場検証したDEAは、キャンピングカーでメスを精製、荒野の火事は証拠隠滅ではなく事故と推測。
放置されていたクレイジー・エイトのクルマから”クリスタル・メス”、荒野からガスマスクが発見する
決意
翌朝、ジェシーが自宅に帰ると、そこにはウォルターの姿もクレイジー・エイトの姿もなかった。
その頃ウォルターは仕事を休み、自宅にいるスカイラーに、「大事な話がある」と言っていた。
感想
原題「… And the Bag’s in the reiver」。
これで、”人間の成分”と訳せるんだそうです。
直訳だと川の中のバッグの・・なのにびっくり。
このドラマの魅力は、どこにでもいる一般人が落ちていくさまを描いていることなんでしょうね。
コメント