面白いっ
あるあるな展開な気もしないではないけれど、それでも面白いわ
#9 現場検証
チェ部長の計らいで自宅へ入ることができたジョンウは、ある記憶を思い出し、それを材料に控訴審で闘う。
一方、ソンギュはジョンウに指導を受け、弁護士なしで裁判に臨む。
相関図
まとめ
現場検証
ジョンウの現場検証が行われることになった。
地検に来たジョンウに駆け寄りハグしたチェ部長は、「何か思い出すだろう、思い出せよ」と背中を押す。
現場検証にはウネも立ち会った。
手錠なしでクルマを降り、自宅に入ったジョンウは、走馬灯のように日常を思い出し、「ジスとハヨンに会いたい・・・」と泣き崩れるが、「時間がない」と容赦のないジュニョク。
結局何も思い出せず検証は終了。ジョンウは部屋を出ようとするが、その時、逮捕された時のことが蘇り、ビデオカメラのメモリーカードをどこかに隠したことを思い出す。だがそれをどこに隠したのかまったくわからないジョンウ。
床に転がっているビデオカメラに気づいたジョンウはそれを再生、何かを見たあと、メモリーカードを抜いて、どこかに隠した
地検
ミノに買収された次官はジョンウに、「お前のことを心配してたんだ。家へ戻れて良かった」とさぞ心配していた様子を見せ、さりげなくマイクをONする。
その動作でジョンウは、マジックミラーの向こう側にいる何者かに会話を聞かせたいのだと感づくが、何者かが誰かがわからない。
次官は衝突事故に遭ったドンユンについて、「科捜研からの帰りに事故に遭った。カレが科捜研に行った理由に心あたりはあるか?」と訊くが、ジョンウには心当たりはなかった。
マジックミラーの先でジョンウを見ていたのは、チャ・ミノだった。
まったくない記憶
エレベーターに乗ろうとしたミノは、先に乗っていたジョンウと鉢合わせになる。だがジョンウはミノを見ても何も反応を示さず、本当にミノを忘れているらしい。
ミノはジョンウの記憶から自分が消えてることを目の当たりし、ほくそ笑む。
ジョンウ
思い出した記憶
ジョンウと屋上作業をするシン・チョルシクは、看守の隙きを見て、「次のワードを知りたくないか?」と交渉をはじめるが、ジョンウはシン・チョルシクの胸ポケットのメモを見つける。
それはジョンウのキーワードで、3つ目は、「熱帯魚」。
最初は意味がわからなかったジョンウだったが、そこへ弁護士接見の呼び出しがかかる。
ジョンウはウネに、水槽の中にビデオカメラのメモリーカードがあるはずだ。それを見つけてくれと頼む。
ウネはジョンウの自宅水槽からメモリーカードを発見する。
最近のミノ
フェンシングの余興で無様な姿を見せて以来、父の態度は冷たくなっていた。その上、社長室に行くと、隠し部屋(会社関係者の詳細を壁に貼ってある部屋)に妻ヨニの姿が。
「ここで何をしてるんだ?」と問うミノにヨニは、「ここはソノさんの休憩の場所だった。心配しないで。私もバレて欲しくない。私の息子がチャミョンを継ぐまでね」と駆け引きに出る。
そこへ刑務所長から電話が入る。
所長は、「頻繁にジョンウの弁護士が接見に来ている。控訴審も近いので懲罰房に入れましょうか?」とお伺いを立てるが、ジョンウが自分のことを一切覚えていないことに自信をつけたミノは、「そのままで。あとは私が」と返事する。
同房の仲間たち
明日のジョンウの控訴審、ソンギュの裁判の日を前にパンジャンは豆腐を差し出し、ジョンウとソンギュに齧らせると、「もうここへ戻らなくていいぞ」と言う。パンジャンはわざわざ調達係に豆腐を頼んでいたのだ。
ミリャンもジョンウの手を握り、「だいじょうぶだ」と励ます。
ソンギュの裁判
ソンギュは弁護士なしで裁判に臨むことに。
これまで、ジョンウから裁判のススメ方を習い、練習してきたソンギュ。「オレにできるかな・・」と不安がるがソンギュの手を握り、「妹を守ったんだ。お前ならやれる」とジョンウは励ましてきた。
検察はソンギュに、”公務執行妨害罪での処罰”を求刑するが、ソンギュは、「ミランダ警告受けていません。よって不法逮捕に対して抵抗した正当防衛を主張する」と言いきる。
結審は明日わかることに。
パク・ジョンウの控訴審
裁判を前にウネは、スーツケースからはハヨンのDNAは出なかったことを伝え、メモリーチップをジョンウに渡すが、「オレには弁論はできない。もしオレが犯人だったら無罪を主張する自分が許せない」と言い、ウネに委ねる。
控訴審
ウネは、「被告人は一度も公訴事実を認めていません。すべてが検察の推測。公訴事実を否認し、無罪を主張します。検察は殺人及び遺体遺棄の立証に失敗した」と主張、”メモリーチップ”を証拠品として提出する。
それは、襲撃された直後にジス本人が録画ボタンを押して録画した映像で、まだかすかに息のあるジスの姿と、倒れているジスの頭の上をまたいでいく黒い革靴の足元が写っていた。
見るに堪えない壮絶な状況に、泣き崩れるジスの母。
ウネは、「自宅で妻を殺害した被疑者が靴を履いているのは変です。逮捕時、リビングに足跡は残っていなかった。逃げもせず、妻のそばにいた被告人が足跡を拭くとは思えない。この靴の人物が真犯人では?」訴えるが、ジュニョクは、「真犯人がいる可能性はある。だが記憶を失う前に被告人は自白している」とジョンウの自白映像を公開する。
「そうだオレが殺した。ジスを殺しハヨンは旅行カバンに入れて埋めた」と自白している映像だった。
ジュニョクは、「自白で減刑されるのを避けるため公開しなかったが、記憶喪失を理由に犯行を否認する悪質な手口を許すことができず公開した」と言う。
この自白映像が決定打となりジョンウは再び死刑判決を受ける。
それをニュースで見ていたミノは、満足そうだ。
そこへキム・ソクから電話が。
キム・ソクは、ミノから捜せと言われた男が刑務所にいると言う。
思わぬ告白
ジスとハヨンを殺したのが自分だったと思い知ったジョンウは、その事実に耐えられず、同房者たちが寝静まるのを待ち、パンジャンが用意してくれた豆腐のビニール袋を使い、首を吊ろうとする。
その時、「なんで死ぬの?兄さんじゃない。ボクがやったんだ」と声が。
ソンギュだった。
ハヨンが好きな歌を口ずさみ、この告白がウソではないと教えるソンギュにジョンウは、「お前は誰だ?誰なんだ?」と迫る。
感想
ジュニョクの検察としての捜査はどうなんだろ。
自白に頼りすぎてはいないかな?
で、ここに来て突然のソンギュの告白。
見てる私たちはミノが裏で手引してることを知っているし、ソンギュはミノに雇われたようだけど、ソンギュは最初から知ってたのかな?
今回も刑務所、出所の場面で必ず登場する”豆腐”が今回も登場しました。
「豆腐のように真っ白な心で生まれ変わり人生をやり直す」が由来だそうです。
ソンギュの告白が次のエピソードのキーになるんでしょうね。
コメント