4ヶ月前のこと、そして現在のエピソードです。
#4 指紋 あらすじ
4か月前。事件はチャ・ミノ自殺で終結したが、どうしても納得できないジョンウは、上司に報告せずに、ミノの逮捕に向かうが・・・。
4ヶ月後、刑務所にいるジョンウは事件報告書を検証するが、何の記憶も蘇らず、自暴自棄になるー。
相関図
まとめ
ウォラ洞殺人事件 3日前
ジョンウの執念
チャ・ミノの自殺で事件は終結した。
だがどうしても納得できないジョンウはチャ・ミノの住民登録証(指紋)を入手、チャ・ソノ(ミノが成りすましている)の指紋鑑定をするため逮捕状を取り、向かう。
工場で顧客対応していたミノは、男からの連絡で工場内に身を潜めるが、ジョンウに追い詰められてしまう。「チャ・ミノ、諦めろ。これでお前が殺したのが何人目だ?兄を殺して成りすませば逃げられると思ったか。お前は終わりだ」と迫るジョンウ。
・・・・だが次の瞬間、チャ・ミノは高熱の鉄パイプを握って両手の指紋を潰すと、「パク・ジョンウ、オレは捕まらない」と笑うのだった。
ミノの執念
ソノに成りきったミノは、チャミヨングループの祝賀パーティーで来賓を迎えるが、そこにもジョンウの姿が・・・。どこまでも自分を追うジョンウを、「少し話しましょう」と呼び出したミノは、ジョンウの耳元で、「そうさ、オレはチャ・ミノだ。証明してみろ」と煽ると一転、「冗談ですよ。あなたが一番聞きたい言葉でしょ」と言う。
だがジョンウは立ち去ろうとするミノを止め、「”オレがチャ・ミノだ”と大声で言わせてやる」と。実はジョンウ、ボイスレコーダーでミノとの会話を録音していたのだ。
その後ジョンウは、「極秘発表する」とマスコミを呼ぶが、ジョンウは時間になっても現れない。会場がざわめきはじめたその時、”パク・ジョンウ検事妻子殺人で逮捕”のショッキングなニュースが飛び込む。
刑務所のジョンウ
ジスの浮気を知り逆上したジョンウが妻を殺害。その後ハヨンを窒息死させると、旅行カバンに入れて持ち出した
事件報告書、写真(ジス不倫現場写真)を何度読み、検証してもやっぱり何にも思い出せないジョンウは、頭を抱え、「家に帰らないと」と言う気持ちを固くしていくー。
チャ・ミノ
副社長のスキャンダルな死はあったものの、その後の処理が功を成したのか、チャミヨングループの株価、業績共に上り調子だった。
妻ヨニと雑誌インタビューを受けたミノは、夫婦仲を聞かれ、「ボクの気持ちは結婚前と変わってない」と答えるが、「時々別人と結婚している気になることがある」とヨニ。
ミノの隠れた努力
SBのチョ・スファン社長と面会があると聞くと、ミノは社長室の隠し部屋に入り、兄ソノと重要人物との写真や、これまでの交友関係、相手のプロフィールをおさらいするなど、ボロが出ないよう密かな努力をしていた。
届いた封書
そんなある日、ミノに封書が届く。
中身は兄ソノと映ってる写真1枚のみ。「誰の仕業だ?」と疑心暗鬼になるミノは、ジョンウの記憶が戻ったのか?と不安を覚える。
ソ・ウネ
オ・ジョンミン刑事
ウネはまず、担当刑事に会うことに。
「取調室で最初にパク検事が言ったのは、”ジスを殺しました”それだけでした。証拠も動機も十分。妻の浮気で殺したんですよ」とオ刑事。だがウネが現場検証映像を見せて欲しいと求めても、警察にはないとオ刑事。
現場検証映像
ウネは友だちに頼みこみ、密かに【ジョンウの現場検証映像】を入手し、検証するが、映像の中のパク検事に違和感を感じる。
カン・ジュニョク検事
カン検事を訪ね、国選弁護人であることを告げたウネは、「あなたはパク検事の親友なのに死刑を求刑するんですか?」と切り込む。
「親友だ、だがその前に検事だ」と言うジュニョクにウネは、「現場検証の被疑者は別人です。右利きの人間が、左利きのパク検事に似せようとぎこちない動きですぐにわかった。代役を立てて現場検証するなんて本当に友人のすることですか?」と問い詰める。
認めざるを得なくなったジュニョクは、「現場検証に日、ジョンウが記憶を失った。いつ戻るか保証がなかった。証拠は完璧で嫌疑の立証に問題はなかった」と言い訳するが、ウネは、「パク検事はそれを知りませんよね?カレがそれを納得するかはわからない」と言う。
ジョンウとの面会
ソ・ウネはジョンウと面会する。
やつれたジョンウに言葉を失うウネに、「ソ・ウネ弁護士ですね」とジョンウ。
ジョンウはウネを覚えていた。
ウネは、控訴審が近いこと、現場検証は偽造されたもので問題があることを挙げ、「このままでは死刑は免れない。弁護人として依頼して欲しい」と説得するが、ジョンウは、「記憶を戻してくれ。オレが求めていることはそれだ。本当にオレが妻子を殺したなら、何度でも死刑になる。死刑だけ逃れても何も変わらない」とウネを追い返してしまう。
「家に帰りたい」
ウネは刑務所を出るためのサインをしようとして、ジョンウに貸したボールペンの中身がなくなっていることに気づく。
すぐさま刑務官に、「3866が危険物を持っている。確認せよ」との連絡が入るが、それを聞いたジョンウは、刑務官を押し倒すと、「家に帰してくれ!」と走り出す・・・
ちょうどその頃、所長たちはチャ・ソノ(本当はミノ)を見送るために出口に向かっていた。
サイレンが鳴り所長たちがざわつきはじめた時、チャ・ミノにぶつかる囚人が!
ジョンウだった。
刑務官たちに囲まれたジョンウは、先端恐怖症のチャ・ミノの目にペン先を向けて、「出してくれ!」と主張するー。
感想
いまだにジョンウの記憶がない理由は明らかにされてませんが、間違いなくチャ・ミノと刑務所所長が関係していることは確かですね。
気になるのは、同房のイ・ソンギュの存在。
カレは何故、ジョンウを気にかけるのかな?
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