もう~じれったいっ
#20 勝利宣言
ハヨンを拉致したミノは、ハヨンを助け出そうとするジョンウとの駆け引きを楽しむかのような行動を繰り返す。ジュニョクは再審を止めるためにミノから出された条件、ジスを殺した刃物を手に入れようとする
相関図
まとめ
勝利宣言
ハヨンを見つけ出し拉致したミノはジョンウに、「オレの勝ちだ、パク・ジョンウ検事。ハヨンを捜す競争はオレが勝った」と宣言。
ジョンウは湧き上がる怒りに震えながら、「娘に手を出したらお前も終わりだ」と言うが、既に警察はジョンウを追ってやって来ていた。
間一髪で警察の追跡から逃げ切ったジョンウは、何とかウネのクルマまで戻る。
ジョンウから、「ハヨンはチャ・ミノに連れ去られた。オレが来ることを知ったいた」と聞いたウネは悔しがり、「ソンギュさんのことは私に任せて」と言う。
ジョンウは、「何よりも最優先はハヨンを捜すこと」と言い、これ以上ウネを巻き込めないと、別行動する。
ミノとの対峙
帰宅途中、信号待ちをしていたミノのクルマに、後続車両が接触事故を起こす。裏金問題で疲れ切ってるミノは、「警察沙汰にせず話しをつけてくれ」と運転手に指示、運転手が話しをつけるためにクルマを降りる。
程なくしてクルマは動き出し、ミノは眠ってしまう。
だが運転手はミノを自宅に送り届けず、工場跡地へと連れて行き、眠っているミノを起こす。
ジョンウが運転手と入れ替わったのだ。
ジョンウはミノをクルマから引きずり出すと、暴行を加え、「ハヨンはどこだ?今すぐ電話してここへ連れてこさせろ」と言うが、「そんな脅しがオレに通じると思うか?」とミノ。
ジョンウはキム・ソクに電話すると、「ハヨンを連れて来い。チャ・ミノの命はない」と脅すが、ミノはキム・ソクに、「オレのことはどうでもいい。娘を殺せ!」と指示、「お前はオレを殺せない」と笑いはじめる。
それを見たチョルシクは、「イカれてる。オレが殺してやる」とハンマーを持ち出し襲いかかるが、それを止めたのはジョンウだった。
その時パトカーの音が近づいてきた。
それを聞き、「逃げよう」とチョルシク。
ジョンウは、「また逃げるのか」と言うミノにジョンウは、「ハヨンに指一本でも触れたらお前を殺す」と言うが、ミノは、「娘に会いたければまず刃物を持って来い」と言う。
ジョンウが去ったあと、運転手と合流、病院で手当を受けたミノは警察に通報すると言う運転手を止め、父ヨンウンにも報告しないよう口止めする。
ジュニョク
ジュニョクはソンギュがハヨンと潜伏していたモーテルの検証にやって来た。
部屋には血の跡が・・・。刺されたソンギュが手術中と聞きジュニョクは、術後の面会禁止を命じる。
そこへミノから電話が。
「パクの娘を見つけた。あとは刃物だけですよ」と催促するミノに、「これもあなたの仕業ですか?」とジュニョク。だがミノはそれには答えず、「今は再審の阻止が最優先です」と言う。
ジュニョクは事件記録を洗い直し、ジョンウが刃物を隠した場所は、(ムナン休憩所では?)と推測する。
ムナン休憩所
チョルシクがトイレに行っている間に、石碑の横から刃物を掘り出したジョンウ。
その時、「ジョンウ」と声が。カン・ジュニョクだった。
「何があったか全て知ってる。ジスを殺した犯人は、チャ・ソノ、いや、ミノだ。だが捜査に落ち度はなかった。お前の作った証拠は完璧だった。ナゼ、ハヨンが生きてるって言わなかった?」と言うジュニョクに、「ハヨンを助けるために犯人になったんだ。こんなお前を信じられると思うか?」とジョンウ。
その言葉にジュニョクは、「悪いな、ジョンウ。もう引き返せない」と再審し、事件を正すどころか、ジョンウを裏切ると言い切る。
その直後、チョルシクが後ろからジュニョクを殴り、倒れた隙きに刃物を持って逃げ去る。
刃物を手に入れたジョンウは電話するが、電話に出ないミノ。
ジョンウはミノと連絡を取るための方法を考えることに。
ソンギュ
一命を取り留めたソンギュ。
刑事から、「パク・ジョンウに刺されたのか?」と聞かれ、「はい」と頷いてしまう。
ミノ
知っていた父
弁護士から、「裏金問題の責任を代表に取らせる動きがある」と聞いたミノは、そんなことができる人間は父親しかいないと確信、「刑務所に入るのはイヤです。今回だけは意向に添えない。他の者に罪を被せればいい」と訴えるが、「内部告発者がいた。小手先で誤魔化すことは不可能だ。ソノ、お前を犠牲にしすべてが元に戻るならそうするべきだ。ミノは15年の刑期がイヤで自殺した。ミノの罪がすべて明らかになったら15年では済まん。それなのにたった数年でもイヤなのか?何があってもチャミョンだけは守れ」と父。
父親のその発言でミノは(父親はオレがミノだと分かっていたのだ)と知り、愕然とする。
ヨニの言葉
ミノは弁護士に、「カネはいくらでも払う」と逮捕を回避する方法を模索。
ヨニにも、「兄さんならどうする?」と問うが、ヨニは、「お義父さんはソノさんを売ったりはしない。お義父さんを捨てて。あなたも捨てられた」と言う。
検察
次官はジュニョクを呼び出し、ウォラ洞事件を一刻も早く終わらせるようせっつく。
次官はジョンウを助けたいようにしか見えないチェ部長に、「ヤツを助けたいなら辞職して弁護士になれ」と怒鳴りつけるが、「すべてを終えたら辞める覚悟です」とチェ部長。
そこへジュニョクのケータイにジョンウから電話がかかるー。
「ジョンウが自首する。カレが刃物を提出したら我々は終わりだ」と慌てた様子のジュニョクに、「私に任せてください」とミノ。
ジョンウの計画どおりミノから電話がかかった。
ミノはハヨンの声を聞かせると、取引場所を指定し、「二人だけだ」と条件をつけ会うことに。
ムンチ
脱獄囚のニュースを見たムンチは、自分の名前がないことを訝しがり、刑務所に電話をして探りを入れる。
思わぬ電話に刑務所長は、「お前は脱獄者に入ってない。早く戻れ。私のクビが飛ぶ」と言ってしまい、ムンチから条件を出されてしまう。
突然懲罰房から出されたパンジャン、ミリャン、ムロクが一般房に戻るとそこにはデリバリーが。
ムンチからの差し入れだった。
取引
ミノは取引現場にハヨンを連れてやって来た。
ハヨンを見て走り寄ろうとするジョンウに、「互いにゆっくりだ」とミノ。
だがミノは突然、「気が変わった」と言うとハヨンをクルマに押し込み逃走してしまう。
またも目の前でハヨンを連れ去られ、慟哭するジョンウ。
感想
じれったいっ。
ハヨンが可哀想だから早く何とかしてあげてっ!
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